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2019-06

高島針江地区・生水(しょうず)の郷〜川端(カバタ)のある暮らし - 2019.06.17 Mon

(今日は画像が多いです、めったやたら、、、)


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湖西線で50分、もはや京都のベッドタウンと言ってもいい高島だが、新旭の駅に着く頃には電車には私の他、だれもいなかった、、、、(´・_・`)



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駅から1kmほど歩くと、各家をめぐる水路が見えてくる。
針江・霜降生水(しょうず)の里だ。

比良山系の豊富な地下水の湧水、これを家家に引き込んで、飲みもすれば顔も洗い、野菜も洗い、お鍋や食器も洗い、それをスカベンジャーたる鯉が水をきれいにし、汚染しない水を琵琶湖に流す、そんな川端(カバタ)の暮らしが今もいきている集落である。




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水道も引かれて便利になり、カバタを捨てる家も多かったと聞くが、2004年、NHKハイビジョン放送「里山・命巡る水辺」で針江地区の暮らしが紹介されてから、地域の人たちのカバタに対する意識がかわり、針江生水の郷委員会をたちあげ、この環境をまもる活動を始めた。




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(各家庭から流れるカバタからの水)


その番組は残念ながら見ていないのだが、昨年、一昨年と茶友が、ここで七夕の時期の茶会をひらいた。そのお誘いがあったのだが、これも残念ながら行けなかった。でも、その時初めて針江のカバタを知ったのであった。



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TVにでたことから、有名になったが、よその観光地のようによそもんが集団で集落に入ってくると、これはもう観光公害でもあるし、集落の人の暮らしもおびやかしかねない。
そこで、生水の郷委員会ではかならず地元のボランティアの人と一緒に巡るという方法をとった。これは賢い。



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集落の人ほとんどが氏子だという日吉神社、この前にある針江公民館の横に生水の郷委員会の窓口があって、ここでボランティアの地元農家のおばあさんガイドさんと合流する。
(カバタの見学申し込み方法はコチラ→

ちなみにここで鯉のエサ50円は購入ははげしくオススメする。



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公民館の隣は空き地になっていて、家はすでになくカバタだけが残されていた。
周りの緑は自生したクレソンである。水がきれいでないと生えない草だから、家はなくなっても生水はきれいな水を湧かせているのだ。



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カバタの構造はHPにもくわしいが、地面に10〜20mのパイプをたてる。(昔は竹だったそうだ)
するとそれだけでもうきれいな水はこんこんと湧いてくる。まずこれを壺池という一番きれいな水として溜めて使う。ここは飲用や野菜を洗う場所になる。その隣に壺池の水が流れ込む端池、ここには大きな鯉や金魚がいれられていて、ここで洗った食器などの食べ物のカスをきれいに食べてくれるのだ。そのきれいになった水が先ほどの家家の間を流れる水路に流され、やがて琵琶湖にかえっていくのだ。



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カバタだけでなく、この水路にもたくさんのニゴイが団体さんで待ち構えていて、縦横無尽に泳ぎ回り、水をさらにきれいにする。うちらが歩いているだけで、よってくるので、ここでエサを投入!すると楽しいのだが、私は買うのを忘れて、後悔。

鯉が入れない柵がある部分はカワニナがたくさん。(鯉ってカワニナ食べるんや)ということは、、、そう、蛍もたくさんいるらしい。(しかし夜はよう来んな、ここ)



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ここはかつては琵琶湖からの船着き場だったそうだ。(茶会はここでしたそうだよ)

写真では上手く撮れていないが、水はほんとうに透明できれい。水路では、ガイドさんは、ドジョウがあそこに、とか、鮎があそこにとか沢ガニとか、ほんまよく見つけはる。ご高齢と思われるのにウラヤマシイ視力のよさだ。




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カバタを巡るために集落を歩くと、焼杉の壁の家が多い。かつてはどこの家もそうだったが、京都でも失われつつあるこの焼杉壁、ここの人たちは意識して残そうとされているのだ。この町並みも財産である。




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この水路につきだしている部分が外カバタといわれる屋外にあるカバタ。



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この中はこのようになっている。
水温は井戸水といっしょで一年中変わらず13度くらいなのだそうだ。道理でひんやり涼しい。冬はきっとあたたかいのだろう。



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これが壺池。このお宅のカバタの水を試飲。
美味しい。なにか奥が深い味がする。



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もう一段池があって、こちらでは花をいれておいたり、野菜を冷やしたり。




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周りを囲むのが端池で、ご覧の通り大きなニゴイが泳ぐ。栄養がいいのでまるまる。



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スカベンジャーのおかげできれいになった水は外の水路へ。



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カバタの水が合成洗剤で汚染されないように、ひいては琵琶湖の環境を守るため、各家庭は粉石鹸をつかっている。
その他、上流の人は下流の人のために、特によごれた水は流さないよう、わきまえて集落の人間関係は信頼でむすばれるのだ。

ちなみに私も琵琶湖の水のため少しでも、、、ともう30年以上食器洗いは石鹸を使っている。(かつては廃油で自分で作ってた)



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かつては壺池まで上水を汲みにきていたが、最近はポンプで家の中に汲みあげる家も多い。飲料水になるので、水質検査は定期的に保健所が行っている。



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こちらは別のお宅のカバタ。
タッパーにいれたなにかを冷やしているところらしい。



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見えているザルは昔から農家の手作業で作られ、カバタで洗った野菜などをいれておくための大事な道具であったそうだ。



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端池の鯉
水の透明度がわかるだろうか。



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これはハヤかなんかだったか?この子らは小さいので外の水路から入ったり出たり。



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池の上の棚には野菜などを置いておくと天然の冷蔵庫になる。



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こちらでも味見。
お腹たぽたぽ
それにしても比良山系の地下水の量はすごい。どんだけ雪がふっているのだろう。

しかしかつて何回か水が湧かなくなった時もあったそうで、暖冬などで雪が降らなければちょっと危機的状況になりそうだ。



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環境指標植物で、水質の変化に敏感に反応するという梅花藻があちこちに繁殖しており、水温が一定のため、年中花を咲かせるという。



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水路があつまり琵琶湖へ流れ込む針江大川。
ここですら水の透明度は高い。



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それでも溜まってくる澱や茂りすぎた水藻など、年に四回、集落総出で川掃除をするのだ。



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ガイドさんにその時の写真をみせてもらった。
梅花藻は残し、それ以外の藻は琵琶湖に流さないように刈って、刈られた藻は乾かして堆肥にするという。ほんまのエコやわ。



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さすがに近年は洗濯機がない家はないが、かつてはここが洗濯場であり、井戸端会議ならぬ川端会議が開かれたという場所。



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だから、ゴメン、エサもってないんだってば、、、、



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祠の前のもう使われていない壺池だが、いまでも水は湧き続けている。



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そして空の色を映す。



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集落には豆腐屋と魚屋が一軒ずつあるくらいで、店らしい店はない。自販機も集落でたった一つである。そして朽ちかけた古い家も多い。ここは繊維工場の宿舎であったらしい。
高島はかつて繊維業がさかんな土地であったが、安い中国製品に駆逐され、今ではもうその面影はない。
しかし、都会から田舎の暮らしがしたいと移住してくる人もいて、案外集落には若い人が多いのだそうだ。



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集落で一軒の魚屋さんのカバタでは、めったにでてこないというオオサンショウウオがお出ましになっており、ラッキーであった。(いるのわかります?)



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魚屋さんでは、高島出身の(ちがう地区)姑がよく作っていた大豆と小エビの煮物とか売っていて懐かしい。それからご存じ鮒寿司!、、、実は私これ、苦手で、、、(^_^;



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ここでは水道水と地下水の飲み比べができるようになっていて、やはり水道水の平板さに比べて地下水の奥の深い味わいを確認。



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お!
沢ガニ発見!


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集落にある曹洞宗正伝地、菊の御紋があってなかなか格式の高いお寺である。



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ここにもカバタがあるわけだが、カバタ小屋がよそと違ってなんか暑い、、、
なぜならここでたっくさんの漬物が発酵しているからである。お寺さんで消費するぶんかなあ。発酵熱おそるべし。



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境内には近所の人も汲みに来る、という湧水があって、水量も多い。
またここでも試飲。(飲み過ぎてさすがに後でお腹がごろごろ、、、)



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この水が流れる水路には山葵まで生えていた!



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よくみれば、小さな梅花藻の花



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川だけでなく、どこのお家にもきれいな花が丹精されている。
育てるのがきむづかしいむつかしい花も繁殖して、水がいいとここまで違うのか。



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ここの集落の人たちは、カバタに感謝して、花を供えているという。そのために育てているというのもあるのだそうだ。さらにこの針江地区に注目があつまるから、よけいにきれいにしようと意識もされている。



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どこを歩いていても水の流れる音が聞こえる。
聞こえている限りなんだか安心できる水の郷。

人は便利さに流れるから、時代の波にこんな水の文化もいずれは押し流してしまうのでは、と危惧する。みんなが高い意識をもって維持し守っていかねば失われてしまう。消えてしまった他の暮らしの文化と同じように。(あ、京町家や京都の町並みを思い出してしまった)


最後に生水の郷委員会の窓口で売っていた本。
カバタだけでなく、大きく琵琶湖の生態系環境についても書かれていて意識高いです。



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ご夫婦で迎えていただいた茶事 - 2019.06.15 Sat

阪急電車沿線
このあたりは豪邸が多い。



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神戸でもなく大阪でもない「阪神間」、ここには独特のハイソサエティーな文化がある。
宝塚時代によく利用していたなじみの場所でとてもなつかしい。
この阪神間にあるHさんのお宅の茶事にお招きいただく。3月に雛の茶事に新婚二組さんとしてご夫婦でお招きしたお返しに(ほぼ強制的に(^_^;)



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こちらにお招きいただくのは何年ぶりかしら。つごう3,4回は来ているのだが、その頃はHさんは独身でいらした。お嫁さんを迎えはって、今日はなにやらお家全体がはなやいでいるように見えるのは気のせいではないと思う。

待合の掛け物が「華」だったので、華燭のことかな、と思ったが、今年華甲(還暦)を迎えられるということで。でも、ご自宅で咲いた華やかな芍薬を入れた花入はやっぱり髙砂手。めでたい!




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腰掛け待合いのこの猫シッポ蚊取り線香には燃える、、、いや萌える。

恒例の?座掃を持っての迎え付け、この姿にはもう慣れた。(最初はびっくりしたけど)
石州流鎮信派のお茶人さんであり、茶道の諸流派のお点前の比較研究などの御著書もあるご亭主である。



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本席は小間なのだが、相伴席ともいうべきとなりの三畳まで開け放っておられる。この三畳ははじめて拝見したが、ちゃんと掛物釘、無双釘、釣り釜の釘もある網代天井の茶室になっているのにびっくり。これは茶室として使ってもいい感じだ。



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なぜ開け放ったかというと、ご夫婦で点心をご相伴くださったから。
御連客のもう一組の(ほぼ)新婚さんといっしょに色々お話しできて楽しかった。
Hさんは、最初お目にかかった時はなんだかちょっと切れすぎてコワイという印象だったのだが、今こうして奥様とにこやかに並んでおられる姿はおだやかで、別人?みたい(^_^;



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今回煮物椀は奥様手作り、美味しゅうございました。

本席の軸は松永耳庵90才のもの、近代数寄者のひとりだが、95歳まで長生きされたそうだ。お互い90すぎても、元気でお茶ができたらいいね、と思う。

いつも言っているが、流派の違いは炭手前に一番顕著だと思う。久々に拝見した鎮信流の炭手前、風炉の灰は湿し灰で作って、乾かしてから使うとか、灰器の灰は風炉でも湿し灰とか、裏千家では月形を切るところに穴をあけるとか、ほんとうに流派のバリエーションが面白い。

特筆すべきは羽箒の研究に関して右に出るものがない当代一の下坂玉起さんからもらわれたという羽根。Hさんのご意見が参考になったということの御礼で、アオサギの羽根。飾羽根もついて美しかった。
「飛行機に衝突したアオサギ」という説明があって、こういう野鳥の羽根は捕ったものでないという説明がいるのだな、と納得。



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御菓子は宝塚時代よく行った、なつかしいお菓子屋さんのだった。ここの御菓子は造型も美しいのだ。銘が「令和」、だからおそらく梅と蘭。



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後座の花はコバノズイナ、撫子、フジウツギ
花入が備前の蹲なのだが、高校生の時にもとめられたという。なんという渋い高校生がいたものだ(^_^;

茶入が鎮信流流祖というべき肥前平戸藩主・松浦鎮信の箱がつく膳所で、釉薬のなだれが幾筋もあって、五月雨みたいやな〜と思ったらほんとうに銘が「五月雨」でびっくりした。
長次郎のムキ栗を思わせる四角い古唐津茶碗で濃茶をいただいた。
茶杓が幕末のお公家さんの手作り、珍しい。この方は画も書も歌もされる風流人であったようだ。
銘が「みかは水(御溝水)」、内裏の中に張り巡らされた溝を流れる水で、清涼殿の前の物が風情があった、、、らしい。さすがお公家さん。




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干菓子器に振り出しとして青磁の鴛鴦がでてきたので、やっぱり新婚さんやしね〜というと、深読みしずぎと言われた(^_^;

薄茶の御茶碗は、先だって私の茶事で彫三島他三島シリーズお出ししたので、お返しにかどうか、写しではあるが外花内花(印花が内と外にある。外にあるものは外花といって貴重)の彫三島を出してくださった。三島好きにはうれしい。
もうひとつが、阪神淡路大震災の時に粉々にわれた大樋をこまめに金繕いした茶碗。Hさんのお宅も被害がひどかったエリアであり、震災の経験を共有する身としては心にしみるものがある。よくぞ繕って残されたこと。
茶杓がお茶のお師匠様にちなむものであったのも、Hさんのお茶のルーツを感じさせて印象的であった。さらにこれからもお茶を通じて生きていく、という決意表明でもあったのですね。(お手紙より)

薄茶では奥様がお運びをされて、息の合ったところをみせてくださったし、お二人がとてもお似合いで、もう何年も連れ添った夫婦のようなおだやかなしっくり感があって、いいなと思う。
とにもかくにも、お幸せなのね、と私もうれしゅうございましたよ。






五月雨〜水の茶事2019 - 2019.06.12 Wed

3月以降、4月5月と茶事せずにいたが、さすがにちょっと茶事ロスでさびしい。
暑くなればクーラーのない我が茶室、いまのうちにとお客様をお招きした。




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玄関にはこの季節なにかと重宝な裏庭に(たのんでないのに)群生する十薬。



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汲み出しは暑いと想定して、前日からレモングラスハーブティーを水出ししていたが、、、、



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当日は朝から大雨!
気温も上がらない。水打ちしなくていいのはラッキーなのだが、、、、



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濡れ縁がこのありさまで、どこから席入りしていただくか思いつかず円座を抱えてうろうろ。
そう言えばいままで自宅茶事でこんな本格的な雨は初めてだわ。想定外で準備がいきとどいていない。



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いつもは使わない茶室へのショートカットの出口を使う準備をしたところ、ちょうど席入りの時に雨があがった、、、というのでまたまた急遽円座をかかえてうろうろ。
このうろたえた気持ちを引きずって茶事に突入してしまったのが反省点。



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待合は夏座敷
掛け物は「水月」、水に映った月の絵



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火入れの灰は、自慢するほどではないが(^_^;自分の中では上出来の方(当社比較)。



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枝折り戸をとめる藤蔓の輪っか、これはせんだってお邪魔した(光悦でお茶をのませていただいた)島原のM和尚様手作りを拝領、本日初使い。
いままでシュロ縄で作ってみたりしたが、具合がいまいちであった。しかし、これで枝折り戸周辺がひきしまった。



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初座
花入はこれも唐津やきもん祭に行った折、唐津のお店で入手した、有田出身の波佐見在住の作家さんのもの。これ、何焼と言ったらいいんだろう???
水の波紋みたいなところが気に入っている。紫陽花は家の裏庭の。



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唐津やきもん祭で拝見したM和尚様の李朝の火鉢を風炉にしたのに憧れて、似たような物、、似たような物、、、と探して(ほんものはなかなか手に入らない)多分、どこかのお寺の線香立てであったとおぼしき香炉を風炉に転用。これが本日のご馳走のつもり。

五徳が普通サイズなので、香炉との間に隙間がほとんどなく、灰匙が入る余地なく灰型に泣いた(一応丸灰)。釜はミニサイズの万代屋、敷板は韓屋(韓国の町家)の屋根瓦。
香合は、岩渕祐二さんに大覚寺舟遊び茶会の折に作ってもらった櫂香合。



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懐石
焼物でちょっと失敗、何年主婦やってんだろ、ほんま。



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夏野菜のマリネ、マイクロトマトというつぶつぶの小さいトマトが便利。
器は古伊万里、匙はイタリア製銀。



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食べられるホオズキです、と言ってお出ししたが、当然外の皮は剝いて食べられると思ったのに、皮ごと召し上がって、苦かった!といわれたのにはビックリ!
まさか皮ごと召し上がるとは想定外、、、(^_^;スミマセン、言っておくべきでした。

器は先日川口美術の(大ファンであるところの故)全日根さんのもの。
これを見ると謡曲「竹生島」を思い出す。(月海上に浮かんでは 兎も波を走るか、、、)



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主菓子は水をテーマにしたもの、と和菓子・青洋さんにお願いした。
銘はそのまま「水」 美しい錦玉で梅酒の味



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日が長く、中立のあとの後入りの時もまだまだ外は明るい。茶室の中はちょうどよい暗さ、掛け物は円相。その下に四角の盆を置いて、「水は方円の器に従う」を表してみたがどうだろう?
お正客さんが山荘流の方なので、流祖高谷宗範の「心は円なるを要す 行いは正なるを要す」の方円を表してみたが、ちょっとすべったか(^_^;



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今回デビューのものがもう一つ、お茶友、句会友のFちゃんが、アルスシムラ(志村ふくみさんの学校)卒業制作で作った着物の端布で作った古帛紗。着物もすてきだったが、この古帛紗も畳むと白の格子柄が出て、開くとこの茜色がすてきなのだ。すべて自然からもらった色。

濃茶茶碗は最近手に入れたその銘も「五月雨に水嵩まされる、、」の歌銘を持つ高麗。



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続き薄にて干菓子は、半夏生の時期だけ公開される建仁寺・両足院限定販売の、御菓子丸さんの「はんげしょうの宝珠」、中にピスタチオをいれる美しい半透明の琥珀。
青海波の和三盆はUCHUさん。



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薄器も水
薄茶の主茶碗に「映るとも月は思わず 映すとも水は思わぬ 大沢の池」の後水尾天皇の歌銘(小堀宗慶箱)がある高麗を使ったのは、待合掛けの「水月」にちなんで。

あんまり水にこだわったので、大雨になったのかしら、でもさいわい、茶事が終わるまで雨は降らずにもった。



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片付けが終わる頃、ふたたび大雨が降り出して、日ごろの行いの良さ(ウソ)を自覚したのである。

久々だったので、失敗はいろいろ恥ずかしくて言えないようなこともあったが、多職能のお客さん方とのお話しは楽しく、得ることも大きい。

これにて我が茶室は灼熱期にはいるので、しばしお休み、あ、朝茶事はやろうかな。





桐蔭席〜2019・6月 - 2019.06.10 Mon

東山の裾野に立つ桐蔭席


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だんだん翠が濃くなってきました。
曜日があわず参席できないことも多いけれど、本日も流儀のお勉強に。(なにしろ流儀のいい道具がたくさんでるのと、あまりに自分の流儀をしらないことに愕然として)

待合掛けがうれしいことに川喜多半泥子のユーモラスな蟇蛙の画に、
「まかりいでたる千歳山の蟇蛙」の画賛、これ、すごくよかった。
千歳山は半泥子の屋敷があったところだから、この蟇蛙は半泥子自身なんだろうな。

本席の軸は常叟消息。
いまだに自分の流儀の家元の名前を全部いえないので、あわてて調べる。
裏千家五代、先代の仙叟が金沢前田家に仕えたので、金沢で生まれたが、後に松山藩久松家に仕えた方。(前田家とも縁は切れていない)32才の若さで夭折されたので、残された消息は貴重と思われる。

うちでは葉っぱばかりでなかなか咲かない山芍薬のつぼみを入れた花入れの下の敷板が、品川東海寺(澤庵さんゆかりのお寺だね)の古材で、本日の席主さんがかつて東京でお住まいされた頃のご縁らしい。

末富さんのでっかい葛焼「岩漏る水」をいただいたあと、主茶碗はのんこうの赤楽、銘を「鳳翔」。
大宗匠がお好きな鳳凰だね。替え茶碗が均整のとれた白っぽい半使、三日月型の釉薬かけ残しがあって、銘を「白硅(尚磨くべし)」、私は祥瑞の御茶碗でいただいた。

棗が五代宗哲利休型中棗、蓋裏に認得斎の花押、今回この認得斎の花押を勉強しました。
宝珠型なのね。六閑斎のまるっとしているのもいっしょに覚えました。認得斎は10代、柏叟ともいうことも覚えよう。(すぐ忘れるような気もするが、、)

茶杓も認得斎で銘を「百木」、これは柏叟の柏をばらした銘だろうかと思う。(柏は栢とも書く)



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お席のあとは、席を変えて点心、これにお蕎麦がつきます。
このくらいの分量がよいですね。



光琳乾山忌茶会2019 - 2019.06.07 Fri

今年もMOA主催・奥嵯峨平安郷にて光琳乾山忌茶会



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しかし!
今年はどうしてこんなに待ち時間が長いのだ!?
、、、なぜならメインとなる濃茶席の席主が、まさに現代の「近代数寄者」ともいうべき潮田東洋庵(LIXIL会長)さんだからだ。例年の倍のお客さんが殺到したという。おそるべし!



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若干遅く到着したのもあるのだが、第一待合で1時間以上待たされたうえ、第二待合、第三待合、、終わるまでに都合3時間もかかった。



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(第一待合)


参席された方の中には各流派の家元も何人かいらして、いつもと雰囲気が違う。みんな気合い入ってる感じ。


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第二待合に通されるもここでも待つことしばし。



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毎年のことだが、ここは広沢池に面した待合なので、景色がよいので苦にならず。



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やっとたどりついた中の茶屋 濃茶席 潮田東洋庵

寄付には伝・夏珪(馬遠と同時代の南宋の画家)の団扇山水画、芸州浅野家その他伝来
主菓子をいただく中待合には抱一の蓮の画がかかり、またきらびやかな伝来を持つ炭道具が飾られる。藤組の釜敷きですら平瀬家伝来、木津宗詮箱(いずれも武者小路千家を支えた家)
青貝の香合の蟹がかわいかった。

御菓子は名古屋の半田松華堂の錦玉「若葉風」



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(第二待合から見る広沢池)


四畳半台目の小間、これが今回のメインやな。
まあ、博物館級の物がでるわでるわ。しかも!御茶碗席中の全員に触らせてくれるという太っ腹。名物を実際使った茶会をたびたびされているというお噂はかねがね。
潮田御大ご自身がでてこられて、お道具の説明を。



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(中の茶屋 濃茶席)


床に一山一寧墨蹟、白楽天新楽府(しんがふ) 

一山一寧は元からの渡来僧で、名前はしばしば聞くものの、どういう人かはっきりと知らなかった。渡来時、元のスパイと疑われ鎌倉幕府に監禁されたりいろ苦労した末、日本の臨済宗の興隆に一役かい、南禅寺で没した。

新楽府は、白楽天の50編など、楽府(歌謡)の形式を取る当時の政治社会を風諭した詩だそうだ。
墨蹟の内容は唐太宗(李世民)遺訓だそうだが、お客さんの中に席主以上にようしゃべる方がいらして、気がそれてしまってききそびれた。
しかし、白楽天と言えば長恨歌、長恨歌と言えば楊貴妃だから、蓮の花の茶を飲んでいた、、ということで抱一の蓮の花を待合にかけられたとか。深いわ〜。



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花入は鯱耳の砧青磁、花は大山蓮華であった。
雲龍釜は与次郎、鐶付きが耳兎、これかわいかった。

茶碗が若州酒井家伝来の瀬戸黒「小原女」
くっきりと底から立ち上がった側面、思ったより軽く、つやっつやの黒、手触り、口造りはゆるやかなカーブ。茶室に入った全員に、これを手に取らせてくださったのには感激である。
瀬戸黒は製法としては黒楽と同じだが、造型がかなり違う。同じ瀬戸黒に「小原木」という表千家所蔵のがあるが、これはよく似ているがもっと男性的、たしかに小原女の方が名前の通り女性的。

小原女を調べてみたら三井記念美術館所蔵となっているのを見つけた。これを個人蔵として手に入れはったんや。すごいの一言。



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茶杓が僖首座(きしゅそ)
宗旦の門人で茶杓の制作で知られる人らしい。利休の下削りの慶首座は有名だが、この人ははじめて知った。なかなか渋いところまでコレクションしてはる。

茶入が遠州所持、中興名物・浦井新兵衛(京都の唐物屋、「へうげもの」にも登場してたよ)作の「山雀(やまがら)」
瓢箪型、三日月型の黄色い筋が山雀の羽根みたいで可愛かった。
小堀十左衛門(遠州の四男)の挽家、箱(歌あり)



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もっとゆっくり潮田さんのお話を聞きたかったが、この大人数ではそれもかなうまい。
ほてった頭をクールダウンしに、点心席へ。
今年も点心は嵐山吉兆、せいろのご飯が美味しい。



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もう終わりかけだったので、上の茶屋のMOA席へ行く人が少なかったので、マイクロバス移動ではなく、はじめてこのカートにのせてもらったよ♪



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景色もよく見えるし最高に気持ちよい乗り心地。



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春の一般公開のときに美しい姿をみせてくれる枝垂れ桜も今は青々青。



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上の茶屋 MOA薄茶席

床に元暦校本万葉集断簡、やはり今年はやっぱり万葉集が大流行。
中回の上下に鳥の刺繍で、小袖の一部かと思われる感じですてき。





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一見古染付け?と思ったが、内側の模様がなんか変で、阿蘭陀ときいて納得、中国の青花をまねようとしつつもよく分からないため、変な絵になった、という感じの水指、水がたっぷり張られると涼しげでいい。



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茶碗が赤楽とは到底思えないくらい渋いグレーの左入、盥型。
面白かったのが、ゴブレット型で外側にはスカラップ模様、内側に同心円のぐるぐる、、、これは一体??と思ったら織部だった。へうげた織部だが、なかでもへうげ方がダントツ。
粟田焼の近江八景は、琵琶湖の波が美しく細かく描かれていた。



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御菓子は赤坂塩野の葛焼。これもでかい。



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毎年同じような写真になってしまうが、上の茶屋の前の広沢池の景色はやはり一番フォトジェニックなのだ。



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最後に時間切れかな、と思いつつあきらめかけた下の茶屋、名古屋美術青年会席、なんとか滑り込み。

次の間の寄付にある鈍翁の籤色紙、鈍翁が茶目っ気をだして、茶会の正客がいつもきまらないからくじ引きするための籤を作っておいた、というような内容。そうだ、大寄せもくじ引きにすれば正客バトルがなくなるのに。

本席の和漢四句が寛政の文化人のそろい踏み、松花堂、澤庵、江月、遠州、、となんてきらきらしい。この四人がいっしょに集って句会をしているところなんて、想像しただけでも豪華過ぎて。寛永サロンってほんま、いいなあ。

面白かったのが、光悦の消息の反古紙を貼り付けた金輪寺茶器。これはほしいと思うくらいよかった。

田中訥言(江戸後期の絵師)の茶杓は銘を「郭公」というが、銘を字で書かず、郭公の絵を共筒に描いているのも面白かった。

数茶碗がこの茶会のために誂えたという、瀬戸で活躍する陶芸家・深見文紀さんの「漫画織部」。
一見鳴海織部なんだが、紋様が漫画、茶碗の底ににっこり微笑むバニーガール、、、ってそんな感じ(^_^;

最後は駆け足になってしまったが、平安郷の景色とともにたくさんの名品、美術品を見させてもらってほんとうにうれしい楽しい一日であった。来年もまた行かなくちゃ。









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