fc2ブログ
topimage

2023-03

蓮の植え替え2023〜BIGな鉢 - 2023.03.26 Sun

ソメイヨシノが咲く頃に蓮は植え替え、、というが今年は桜が早すぎてあわてた3年目の我が家の蓮である。


IMG_2774_2023032322501225f.jpeg


ご覧のように根が回りすぎて全体的に浮き上がり、土がこぼれるという状況で、そのせいかどうかワカランが昨年は薄紅色数個、白1つしか咲かなかった。葉っぱはすごく茂ったけれど。

一昨年は薄紅豊作、白咲かず、であったので昨年のゴージャズ八重咲き白はうれしかったなあ。今年こそ!豊作を祈って大きな鉢をネットで買ったところ、、、、思ったよりでかくてびびってしまった。(右上)


IMG_1324_20210827205752bef.jpeg


これは一昨年の薄紅


IMG_2465_20230323230456c45.jpeg


これが昨年のたった一輪の白である。


IMG_2777.jpeg


さて、まず薄紅さんから鉢をひっくり返す。
水面から見ると枯れた茎ばかりで生きているのかと心配だったが、蓮根はぷりぷりと生きが良い。
根は下へ下へともぐりこんでいくので、一番底が一番太くて新しい。



IMG_2778.jpeg


先端を切って、これにしよう。


IMG_2779_20230323225021ba9.jpeg


大鉢に投入。


IMG_2780.jpeg


白さんの方はもうすごい根の張りよう。


IMG_2781_2023032322501890a.jpeg


よさげなのが3本もとれたが、またわさわさ繁殖するのは目に見えているので、一本だけ選ぶ。


IMG_2783_20230323225015a9d.jpeg


土をかぶせて水をいれる。毎日いれかえるとあふれるくらいになるからとりあえずこのくらい。

、、、しかし、こんな重たいのどう動かせば〜〜〜(´・_・`)
はじめから下に台車をかませるとよい、と聞いたのはあとから。もっと早く教えてよ〜。

とりあえず、今年の開花は如何。



IMG_2784_2023032322501531f.jpeg


庭のすみで花をさかせたシラユキゲシが笑っておった。




御所の春〜近衛の糸桜など - 2023.03.24 Fri

ついこの前梅の話をしたところなのに、桃をすっとばして桜が咲く。
小雨が降る天気ではあったが、毎年御所で魁けに咲く近衛の糸桜(近衛邸跡〜近衛池のしだれ)開花の噂を聞いておちつかず。


IMG_2669_20230322001500f3c.jpeg


ムラサキ木蓮に迎えられ、


IMG_2716.jpeg


御所の入り口のお向かいにある白木蓮の見事な大木にも挨拶を。


IMG_2673.jpeg


近衛邸跡の入り口にたついつものトンネルをくぐって、


IMG_2677_202303220015067f9.jpeg


近衛池手前の散り椿


IMG_2700.jpeg


今年も見事な糸桜


IMG_2679_20230322001507f07.jpeg


近衛池にしだれかかる


IMG_2689.jpeg


雨のような花の枝


IMG_2707.jpeg


ひとつひとつの花は小さく可憐だ


IMG_2703_2023032200151565b.jpeg


なのに群れになると圧倒的な力でせまってくる


IMG_2708_20230322001517ec1.jpeg


ほとんど白だが、木によっては薄紅


IMG_2670.jpeg


おや、いつのまにこんなところに笹屋伊織のカフェが?!
昨年できたばかりの近衛邸跡休憩所だが、以前なにがあったかすでに覚えていない。(なにもないとこだったかな)


IMG_2712_2023032200151747d.jpeg


なるほど、中から桜を愛でながらお茶を飲めるわけか。だから大人気なのだな。


IMG_2713.jpeg


早速抹茶ソフトをテイクアウト

近衛邸跡は御所の北の方になるが、今度は南へむかって、先日御所茶をした出水の小川へ。


IMG_2732.jpeg


近衛をみたらこの出水の糸桜も見なければ。


IMG_2734_2023032200152694b.jpeg


花に香りはないが、なぜかむせかえるような匂い立つ桜。

今年も無事生き延びて愛でることができたことに感謝。



IMG_2720_202303220015231d3.jpeg


桃林では、すっとばされた桃がさかりを迎えている。梅林ではまだがんばっている梅もあって、このところ梅・桃・桜が同時に咲いているという現象がおきて、季節もなにもあったもんじゃない。もっとゆっくり季節の移り変わりを楽しみたいのに(^_^;



IMG_2741_202303220015278ca.jpeg


ユキヤナギも満開


IMG_2746.jpeg


そして例年4月後半に咲く里桜もそろそろつぼみが動き出していた。
ああ、花を追いかけるのに忙しい、、、これは幸せなことなのかな。



仕舞「山姥」キリ〜観世会館にて舞う - 2023.03.22 Wed



IMG_1419.jpeg


そもそも今年の能の社中の発表会、「山姥」キリ(最終部のクライマックス)を舞おうと思ったのは、この扇に魅せられたからである。
山姥扇、山姥にしか使われないのであるが、この意匠がなんとも好みで。月に叢雲、どこかおどろおどろしい雰囲気をたたえる。、、、というので自前で買ってしまった。これを持って舞うならやはり「山姥」であろうと。鬼女ものでキリはスピード感があり好きなんだな、これが。


IMG_2647.jpeg


数年前に一度習っていて、今年になってから再稽古を始めた。ゆっくりじと〜っという仕舞が苦手な私であるが、山姥はいい。修羅物みたいに男性っぽいわけではなく、でもキレが要求される。社中の人に、なんか楽しそうに舞ってるねと言われるくらいに好き。

「山姥」のあらすじはざっくり言うと山姥のまねをして評判をとった百ま山姥という女性の舞手が信濃の国の山を越えるときにホンモノの山姥にであい、一度舞ってみよといわれる。月待つ頃に山姥はほんとうの姿を見せ、そもそも山姥は、、、と邪正一如、煩悩即菩提、など禅の境地を語りつつおのれは煩悩の塵つもって山姥になった、と語りいずこともなく消えていくのだ。

山姥というとイメージ的にはおそろしい、人でも食らいそうな鬼女とおもわれるが、この山姥は違う。どういう存在なのかいまだよくわからないが、樵が疲れてやすんでいるとその重荷を背負って里まで送ってやったり、機織女の手伝いをしたり砧をうったり、なんだかいい人なのである。

山の精といおうか、縦横無尽に山また山に雲に身をかえ水に身をやつし移動するかっこいいばあさん、でも煩悩からはなれられぬ悲しさもただよわせる、、、そんな感じ。


IMG_2644_2023032100334374c.jpeg
(黒い着物でいきたかったので、模様はちょっとかわいらしいが黒の小紋に袴)


キリでは、春は桜をたずねて山巡りをし、秋は月影を訪ねて月見る方へと山巡り、冬は雪をさそって山巡りする様を描く。

  巡り巡りて 輪廻をはなれす 妄執の雲の 塵つもって山姥となれる
    鬼女がありさま 見るや見るやと 峰に翔り 谷に響きて いままで ここに、、


最後のクライマックス、急に速度が速くなって終わりをむかえる、このパート大好き♪


IMG_2653_20230321003345586.jpeg


というわけで、毎年この舞台に立つこと今年で8回目、先生の目は厳しいが、ようやく自分では初めて満足のいく舞ができた、、、つもりである(^_^;

せっかく山姥扇買ったので、来年は「山姥」クセにしようと思っている。



お雛様とお水取りの茶事 - 2023.03.20 Mon

二月堂修二会も終わってちょっと修二会ロスの日々。
修二会にまつわるあれこれと、月遅れのお雛様と、で茶事。


IMG_2550.jpeg


長いこと玄関に赤い実を投げ入れていたが、やはりもう芽吹き(芽吹きすぎておいつかない)の季節、ネコヤナギを投げ入れ。


IMG_2634.jpeg
(中田文花:「青衣の女人」)

鎌倉時代、修二会でお籠もりの僧が過去帳を読み上げていると「なぜ私の名前を読み落とした」と青い衣の女人が夢の如く現れる。とっさに「青衣の女人(しょうえのにょにん)」と読み上げると姿を消したという。かくして修二会オタクは期間中2日しかない過去帳読み上げの時の為に、この名前を聞き逃すまじ、と聴力をとぎすますのである。(私は未だ一度も成功していない)



IMG_2637.jpeg


待合はお雛様と同席していただく。


IMG_2458_20230318213558661.jpeg


今年も無事おでましいただいた。私の初節句のお雛様。道具や飾りはかなり散逸してしまっているが。


IMG_2463.jpeg


二月堂内を荘厳する和紙で作られた(練行衆が別火の間につくる)椿「糊こぼし」の造花。これはホンモノではないが、いつかお堂で行法を見守った煤にまみれたホンモノの糊こぼし、手に入れたいなあ。(ちなみに糊こぼし椿は二月堂向かいの開山堂にある椿の種類である)


IMG_2574_20230318213602413.jpeg


待合の軸は数年前に軸装した「牛玉札」
お籠もりの間の2日間だけ、練行衆の手によって刷られる。一人25枚しか刷ってはいけないという誓詞に署名するのだが、今年東大寺ミュージアムに室町時代から綿々と続くこの牛玉誓詞が展示されていたのでわざわざ見に行った。今年新入がおられたので、最後の行に署名されたはず。何年か後にそれも歴史の名前になる。



IMG_2606_20230318213649b4c.jpeg


露地の苔も芽?がでてきた。(あれは胞子?)


IMG_2621_20230318213657204.jpeg


朝方そうでもなかったのに昼過ぎにもう楓が緑の葉を開いているのに驚いた。今年は何もかも早い。気持ちが追いつかない。


IMG_2618_202303182136567da.jpeg


みほとけに花奉る、、、、柄香炉にいけたのは季節にまにあった我が家の卜半(月光椿)唐子咲きでこの花は開いた状態で茶花とされる。


DSC05205.jpeg


お雛様なので、恒例のちらし寿司


DSC05207.jpeg


水前寺海苔の端切れも使いよう(^_^;


DSC05209.jpeg


そしてやっぱり蛤しんじょう


IMG_2580_2023031821360585f.jpeg


最初の一献の酒器はお雛様道具に白酒を。


IMG_2599_2023031821360840a.jpeg


この修二会茶事にしか使えないけどお松明の竹でできた炉縁も。今年も出すことができてよかった。来てくださるお客様に御礼。修二会の予習をしてきてくださったのもうれしい♪


IMG_2603.jpeg


昔の化粧道具をお雛様の道具っぽく香合に。


IMG_2614_202303182136526d5.jpeg


主菓子は毎度おなじみ?みのり菓子さんにお願いした修二会のお松明。時折お松明の表面にはしる炎を赤いオレンジピールで表してくれた。



IMG_2598.jpeg


後座
お水取りの桶になぞらえた水指に、2月21日注連縄撒きでゲットした輪注連をかける。榊の葉だけは新しいものにかえた。この輪注連は練行衆をだされる塔頭の門に飾られたり、大きな灯籠の宝珠に引っかけられたりするもの。


IMG_2622_202303182137008b0.jpeg


蓋置はやはりこれでしょう。二月堂瓜灯籠。
ご自分で作陶もされるお正客さんの茶碗を見る目がきびしくてタジタジ(^_^;


IMG_2617_2023031821365643d.jpeg


亀廣保さんの有平糖が春の花畑である。


IMG_2613.jpeg


この器に、一見してわからない黒漆で描かれた燕が隠れていることを先刻ご承知のお客様でした(^_^;


IMG_2602.jpeg


さて、薄茶はせんだって三五夜さんより拝領した紅茶巾を使った。お雛様だからね。宗旦が東福門院の為に考案した口紅がついてもめだたない茶巾、私は以前一度よそで見たことがあるが、皆様初めてみたいで、これはやったぜ!の気分。



IMG_2624_20230318213700363.jpeg


釣釜、灯火で実物より少し割り増しに見える春宵二刻、本日も佳き時間でありました。


IMG_2577_202303182136054eb.jpeg


お土産は、自分の趣味を押しつけた感ありだが、小さなお松明の燃えさし。

今年の修二会の思い出をたどりながらこれを書いているとなんとも幸せでありました。



城南宮〜しだれ梅、、、は散って、椿が見頃 - 2023.03.18 Sat

伏見の城南宮へ。この前しだれ梅を久々に見に行こうとしたら、まだ早かったので油断してたわ。ここ数日の暖かいというより暑い日々に、、、


IMG_2465_202303150143548e6.jpeg


しだれ梅「おしまい」やがな〜(´Д`*)
この季節の早さによう追いついていかん。


IMG_2470.jpeg


しかし、そこは気をとりなおして名残の梅を愛でるとしよう。


IMG_2471_202303150143574d5.jpeg


葉っぱがでている木もあるが、それでもまだまだがんばっている。


IMG_2475.jpeg


薄紅色に少し緑がまじってしまうが、それでもまだまだ美しい。
盛りの頃は、ここ、夢みたいに淡い美しさなの。


IMG_2473.jpeg


なんとか花びらの絨毯も楽しめた。


IMG_2480.jpeg


舞妓ちゃんのびらびら簪のように


IMG_2486.jpeg


きりっとした紅梅のお嬢ちゃんももう散っているけど少し大きくなった。


IMG_2492.jpeg


淡い紅の中に一本だけ立っている紅梅なの。


IMG_2495.jpeg


こちらは柔らかい雨の如く

さて、苑内に何十種類もある椿は今まさに見頃


IMG_2506.jpeg


こちらが有名な散り椿、苔の絨毯に鮮やかな赤


IMG_2509_202303150144130b7.jpeg


これがねえ、枝垂れ梅を背景にすると尚映えるのだが、やはり少し遅すぎましたわ。


IMG_2516.jpeg


撮影条件を変えてなんとか、、、(^_^;


IMG_2512.jpeg


やはり椿は花ごとぼたりと落ちるのね。武士は嫌ったらしいが、なんとも潔いではないか。


IMG_2524.jpeg


ここ伏見の地はかつて白河院の離宮があり、多くの貴族達が別業を構えたなんとも雅な場所なのである。一方後白河院の承久の変や鳥羽伏見の戦い勃発の地でもある。そこに一輪落ちる椿


IMG_2549.jpeg


境内には植木市もあって梅や椿の苗木も。これだけ花を見た後なら欲しくなるが、もう植えるスペースもないので断念。


IMG_2534.jpeg


苑内に咲いている日光椿を見つけたので、


IMG_2560.jpeg


我が家の初咲きの月光椿(卜半)もあげておこう。
唐子咲き(おしべが花びらみたいに太い)で、茶室に開花した状態でいれることができる椿である。これが咲くと旧暦のお雛様だなあ、、、と毎年思う。



NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (13)
茶の湯 (374)
茶事(亭主) (79)
茶事(客) (165)
茶会(亭主) (15)
煎茶 (9)
京のグルメ&カフェ (91)
町家ウォッチング (10)
弘道館 (7)
岡崎暮らし (102)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (64)
京都めぐり2023 (9)
京都めぐり2022 (29)
京都めぐり2021 (30)
京都めぐり2020 (19)
コロナ緊急事態宣言下の京都2020 (12)
京都めぐり2019 (28)
京都めぐり2018 (20)
京都めぐり2017 (30)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (14)
美術館・博物館 (132)
奈良散歩 (118)
大阪散歩 (1)
着物 (7)
京の祭礼・伝統行事 (59)
祇園祭2022 (11)
祗園祭2021コロナ下 (5)
コロナ下の祇園会2020 (1)
祗園祭2019 (18)
祗園祭2018 (11)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2023 (10)
修二会2022 (8)
コロナ下の修二会2021 (6)
修二会2020 (5)
修二会2019 (3)
修二会2018 (4)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (9)
京都和菓子の会 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
パリ紀行2014 (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
古筆 (1)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
京都でお遊び (13)
ギャラリー (4)
暮らし (12)
中国茶 (45)
京都の歴史・文化について勉強 (3)
過去ブログ終了について (0)
猫 (1)
滋賀さんぽ (20)
オランダ・ベルギー紀行2018 (9)
ニュージーランド紀行2019 (9)
台北旅行2018 (3)
高野山 (2)
骨董・工芸品 (1)
東京散歩 (2)
諏訪紀行2021 (4)
金沢さんぽ (1)
御所朝茶 (4)
有田2022 (1)
熊野三山巡り (2)
兵庫さんぽ (1)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR