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2023-12

有田陶器市2022 - 2022.05.07 Sat



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唐津からJRと松浦鉄道(平戸藩ゆかりの名前〜)を乗り継いで2時間弱、有田へ。いや〜初めてだわ、有田。


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駅の手すりがすでに有田焼なので感激。
さて、有田もコロナで2年お休みだった陶器市、今年久々の開催。


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唐津と比べるとかなり人が多いと思ったが、おそらくコロナ前はもっと多かったのだろうと思われる。

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さて、言わずと知れた日本最初に磁器が焼かれた有田、有田焼の発展とともに有田千軒といわれるほど栄えた内山地区約2kmの道の両側にびっしり店舗あり、出店あり、屋台ありの町並みを歩く。


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有田焼はもちろん、お隣の波佐見焼もあり。高級品の店もあれば、日常品に特化した店もあり。


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途中屋台で食事をしたり、あっちへぶら〜こっちへぶら〜とそぞろ歩く。


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それにしても店が多すぎ。とてもじゃないが全部まわることは不可能、好みの匂いのする方へ行き当たりばったり。


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行けども行けども店は途切れることなく、五条坂なんて目じゃないわ〜の多さについに焼物を見るのを放棄、町並みと建物ウォッチャーと化すことにした。


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なにせこのあたり、江戸時代からの建物と、明治〜昭和の建物が混在していて、見ていてこちらの方が焼物より飽きないのだ。


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というので、延々と建物の写真が続くよ(^_^;


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この町並みが実に楽しい。よくこれだけ現代に残ってくれた、というか建物ワンダーランドではないか。


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有田焼(伊万里焼)は秀吉が朝鮮から連れて帰った陶工の一人、李参平(日本名・金ヶ江三兵衛)が苦労の末、有田の泉山で白磁鉱を発見したのが起源と言われている。「李参平」の名前は後の学者がそうであろうと文献から推測した名前で、実は本名はわかっていないのだそうだ。


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李参平がいなければその後、伊万里の、景徳鎮にかわるヨーロッパ輸出の快進撃はなかったのだ。その陶祖ともいわれる彼の記念碑があると聞いて行ってみようと思ったが、、、え?あの山の上?ちょっとしんどいかも〜と断念(^_^;遠くから手をあわせておく。


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さて、道はまだまだ続く。有田での時間は3時間半をみていて、これで十分だろうとおもったが、なんのなんの、とても足りない。


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ので最後は駆け足になる。


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若い頃好きだった源右衛門窯の店はこちらか。独特のデザインで、同じ意匠のテーブルクロスなども作っていて一頃集めたものだった。


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これは明治くらいの建物だろうか。


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こちらは江戸時代かと思わせる今右衛門窯。今泉今右衛門は、鍋島藩の御用赤絵(色絵)師として活躍した人で、現在では14代目がご活躍中とか。ちなみにこのあたり赤絵区という。


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鍋島藩は主に伊万里の大川内地区が有名だが、その技術を絶対に外に出さないように、陶工や職人たちの出入りを厳しく監視していた。技術を持ち出そうとする物はお命頂戴というくらい、磁器の価値は高かったのである。


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これが今回一番お気に入りの町並みの写真。洋館和館とりまぜて時代もバラバラっぽいのに統一感の取れているこの感じ。
(かつては映り込んだ人の顔にぼかしをかけていたが、マスク生活のおかげでほぼそれもいらなくなった(^_^;)


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明治時代、パリ万博を経て、ヨーロッパへ輸出する磁器を作った香蘭社。


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その初代の次男が独立して作ったのが深川製磁KK。そのお屋敷である。そういえば深川製磁の湯飲みセット持ってるわ。絵付けが気に入って。


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さてそそられる町並みはまだまだ続くが、、、


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ちょっとはずれた陶山神社に登ってみると、有田の町並みがよく見える。写真には写っていないが、あちこちの家からレンガ造りの煙突が出ているのが印象的であった。


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裏通りのトンバイ塀。登り窯の廃用となった耐火レンガをトンバイといい、それでつくった壁のある家が続く。


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これもまた独特の風合いである。


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2kmの間いくつもの橋があって、端から見る景色は、表通りの人並みがウソのように豊かな緑が美しい。こんな山間に奇跡のような磁器の町が現在も稼働しているなんて、どうしてもっと早く有田に来なかったのかしら。

最後は時間との闘いで、来た2kmを小走りでまた戻る。電車の本数が圧倒的に少ないので、乗り遅れるとエライコッチャになるのである。


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さいわい電車に乗り遅れることもなく、有田からは博多へ、博多から新幹線。

今回の唐津〜有田の旅でゲットしたもの。小ぶりの古伊万里の蕎麦ちょこ、有田のコーヒーカップ(縁は銀彩)、有田の磁器ピアス。よく見たらみんなブルー系だわね〜。


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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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