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2023-12

十三夜の月見は鴨川で一杯 - 2023.10.30 Mon

十五夜は広沢池畔で見たが、片見月は縁起が悪いので、というより十三夜の月はことのほか美しいので、鴨川で一杯やりながら見ようと話がまとまる。


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ところが当日、雷、雨、、、おまけに雹まで降ってくるという荒れ模様。
無理かな〜と思いつつ、いやもしかして、、、と逡巡、19時あたりから空に月のお姿が!
これは決行!しかあるまい。


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あらかじめロケハンしていた鴨川べりのベンチへ。
あやしくも美しい?月見席のできあがり。


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キャンドルをともして、お菓子や軽食、お茶にお酒、持ち寄り、なぜか自然に役割分担できるチームワーク。

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月の満ち欠けを表現した干菓子など、今宵にびったりなお菓子も。


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ベンチも周りの道も草も雨で濡れているけれど、それがまたしっとりと芳気を放つ。
空には十五夜より美しい十三夜の月。


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私は香り高い橘花ジンを持参。
簡易涼炉でお湯をわかして、ホットジンにするとさらに香りが立つ。


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杯台に盃もあって、日本酒も一杯。


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かくして雨上がりのひととき、月のパワーもいただいて、お開きとなった。

京都に鴨川があってよかった。
いっしょに鴨茶・鴨酒してくれるお仲間がいれヨカッタ。



我が家の蓮日記2023 - 2023.07.31 Mon

毎年桜の頃に植え替えて3年目の我が家の蓮である。
薄紅シンプル系と白ゴージャス系であるが、一年目は薄紅がたくさん咲いて、白咲かず、2年目白初めて咲くも1つのみ、薄紅も少な目、そして3年目。

ちょっと欲張って大きな鉢に植え替えたところ、白は残念ながら枯れてしまった!薄紅はなんとか葉っぱは少ないながらも出しているので様子見、そして捨てようと思った白の蓮根、もったいないし、、、と小さい鉢に植えたのがすごく元気!スペアつくっといてヨカッタ、、、



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7月5日、最初の花芽を見つけた時は大喜び!
途中でダメになるときもあるので、毎日がんばれ、がんばれ、の声援を送る(^_^;


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7月13日、蓮の育つスピードはほんとに速い。1日違うだけでぐんと、育つ。つぼみ、ふっくら、ここまでくれば一安心。


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閑話休題
なぜかうちの露地にカブトムシが!
裏返ってジタバタしていたのをひっくり返してやったらどこかへ飛んでいった。飼育してるのが逃げたのか?野生のか?京都市内の町中にカブトムシがいるとは思わなんだ。


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7月16日、今にも咲くぞ咲くぞ、明日かな、、、



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翌日17日、前祭山鉾巡行の朝についに開花!
でもこの日は3〜4分咲きで夕方にはしぼむ。
(ベトナムで蓮の中にお茶を仕込むのは、このステージ)


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7月18日
さらに開く


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7月19日、最大に開花!
なかなかゴージャスである。



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7月20日散華
蓮の花の命は四日間なのである。いさぎよい。


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蓮の花弁は仏像を荘厳するものでもあり、掌のようでもある。


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そして 花托が大きくなって実ができる。
ありがたいことにそのあとすぐ次のつぼみが上がってきて、今日開花した。
そのあと続くかどうかはわからんが、とりあえず、今年も蓮が楽しめてよかった。来年の植え替えはまた色々考えないとなあ、、、


<おまけ>

川口美術さんで開催された故全日根さんの作品展で、いくつかの陶俑があった。


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人気が集中するので抽選ということで、この唐三彩の騎馬像を想起させるこちらにエントリー。どうしても欲しい、、、と言ったらしい方をだしぬいて、当ててしまいました(^_^;


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玄関にチョガッポと一緒に飾る。
我が家の蓮の枯葉といっしょに。


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SAKE spring〜みやこメッセ - 2023.07.14 Fri

京都にこんなに日本酒好きの飲んべえがいるとは思わなかった!


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ご近所のみやこメッセでSAKE springなる日本酒利き酒イベントがあるという情報を拾ってなにげにでかけたら、、、入場するのに長蛇の列!
この状態からあとからあとから入場者が増えてもうびっくり(゚Д゚)!



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このSAKE springというイベントは「日本酒の新しい可能性をひろげる」をコンセプトに各地でひらかれる利き酒イベントである。地方の小さな酒蔵などもとりあげていて、なかなか面白い企画をされている。


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まずは金券ゲットして、SAKE spring専用グラスを一つもらう。これに次々とブースをたずねて、お酒をいれてもらい利き酒しながらほろ酔いで会場をうろつく、、、という飲んべえにはなんて楽しいひととき!
ちなみにグラスの模様はなんとオオサンショウウオなんである。(丹羽優太氏デザイン)


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会場マップを片手に、日本各地の酒蔵、アテの店などチェックしながらうろつく。
なになに京都では吉田の松井酒造さんがでてるな。おお、奈良のお酒も滋賀のお酒もある。山口の獺祭もあるじゃーないか。私はたしなまないけれどビールコーナーもある。


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手始めに奈良の吉野のお酒「八咫烏」を〜。


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他にも魅力的なお酒が多々あって、目移りするわ酔いはまわってくるわ。
記憶に残っているのは、松井酒造の「瑠璃」(吉田神社節分祭の出店でおなじみ)、滋賀の北島酒造、名前にひかれて徳島の三芳菊酒造「猩々」、、、などなど。


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もちろんアテも食べとかないと酔いが早く回るので、沖縄の島らっきょう(久々〜)、塩焼きそば、酒粕ソーセージ、、、などもいただきつつ。


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福知山のバルにしむら〜のさんのでっかい鍋でのムール貝は迫力あり。


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ビアトラックを乗り入れたビールのお店もあり。


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それぞれのブースでお酒とアテを手に入れたら、このデスクで思い思いに立ち飲み食いをするのだが、後半もう空いてる場所がないほど混み混み。みんなのんべえねえ、、


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今年GWに旅した伊根のお酒、伊根満開のカクテルも嗜んで、、、


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なんか美味しかったこちらのヨーグルト酒!
丹後の熊野酒造さんのリキュール。


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ヨーグルトと日本酒のブレンド、これはおもいつかなかった組み合わせやわ。甘酒のようなでももっとさわやかな、そんな味でちょっとやみつきになりそう。


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ちょっとさすがに酔っ払ってきたので、酔い覚ましは、、、イチゴのソフトクリーム!(京都八幡市・おさぜん農園)イチゴお好きですか?と聞かれて、嫌いな人いるわけないじゃ〜ん(*^_^*)
最後のデザートまで、飲んべえの楽園でありました!






梅雨の晴れ間の鴨茶 - 2023.06.13 Tue

梅雨の晴れ間の、まだ蚊が出てくる前の絶妙な季節の鴨茶!(=鴨川でお茶をする)


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これをとにかくお披露目したかったのだ。コンパクトに箱に入って運べるこれは、、、


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組み立ててアルコールランプをセットすると野外の熱源になる。野点の熱源については、あれこれ試行錯誤、いろんな物を試してみたが、持ち運びやすさでこれが究極にたどりついた形。池半さんでもとめた。


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市川孝さんの煮茶器をセットして完成。


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朝の鴨茶はほんとに気持ちが良い。いつもの御所茶のメンバーなのだが、御所では火が使えないのでね。


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もちよりのお菓子で。これは鍵甚さんの白味噌水ようかん、山椒の粉を振って食べる。あ〜これは京都人の好きな味、行者餅の味だわ〜。


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朝からお酒も(^_^;


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抹茶に水出し冷えた中国茶、熱々のお湯でいれる中国茶(これには熱源が必要!)


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この前東京の展示の為のFさんプロデュースの茶箱もご持参。お茶碗に茶筅他、このように台にも蓋にもなる板をセット。セットはシンプルにミニマムに、でも材質にはこだわった一品。


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わ〜♪ 大垣(岐阜)の現地でしか買えない琥珀のお菓子、「みずのいろ」だ〜!


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これは色ごとに味も違うのがすてき。これは蜜柑の味の一枚。


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と、鴨茶でお茶遊びしていたら、鴨だけに鴨が来た?(^_^;


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ほんとうに京都に鴨川があってよかった。気持ちの良い朝のひととき。



鴨茶〜組み立て式コンパクト涼炉にて - 2023.05.15 Mon


バスケットに鴨茶道具一式入れて鴨川へ



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今回もとめたばかりのこれを使いたかった。
このコンパクトな箱に入っているのは、、、、


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これだっけ、、、これを組み立てると、、


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こんな感じになる。中にアルコールランプをセットすれば涼炉のできあがり。
池半さんでもとめた。


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市川孝さん作の煮茶器をセットしてお湯をわかす。ポットのお湯もいいけれど、例えば中国茶など熱々のお湯が望ましいときに、これが役立つ。


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茶籠よりよりいだしたる抹茶セットを展開。
クロスは水円舎からもとめたもの
茶碗は浅井慶一郎君の
茶籠はネットで買った古物


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あとは鴨川があれば完成

豊かな一人時間がしあわせ。



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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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