八幡・背割堤の桜 - 2014.04.06 Sun

これは昨年春、大山崎山荘の二階のテラスから見た八幡の背割り桜の眺望。(はるか遠景にみえている列の方)
遠景は美しいけれど、一度まぢかであの桜を見てみたいものだなあ。
、、、、というので今年はでかけましたよ、八幡まで〜\(^O^)/

京阪八幡市駅を降りて、歩くこと約10分。見えてきた!
木津川にかかる橋の上は強風で、小雨まじり。時折陽がさして、桜の列も日の当たったところだけ明るい色をしているでしょ?

ここは桂川、宇治川、木津川の三川が合流する一大スペクタクル地点。背割堤は大正時代に治水目的で木津川と宇治川の間に作られた堤なのです。

おお〜!ほぼ満開だ〜!

長さにして約1.4km、約250本の桜が植えられている。
実はこの堤、70年代までは松が植えられていたんですって。虫害のためソメイヨシノに植え替えられ現在のような名所になったというわけか。

では桜のトンネルの中にはいっていきましょう。

左手には今わたってきた木津川。

右手には宇治川。そのさらに向こうには桂川がながれているはず。

しかし圧倒的なボリュームだな。寒い1日ながらみなさん桜の下で宴会をされている。ふるえながら飲むビール、、、って(^_^;
これが散り始めたらどんな量の花吹雪になるのか想像しただけでわくわくする。(私は花吹雪の頃が一番好きなのだ)

時に私も花より団子、、、、八幡名物「走井餅」を花の下でいただく。羽二重にくるまれた漉し餡が上品でおいしい。
走井餅って大津のお菓子かと思っていたけれど、、、、。調べてみたらもとは大津が本家。八幡は分家らしいが、明治年間に大津の(直系)本家は廃業してしまったそうだ。
餅は刀を模してあるそうで、平安時代の刀鍛冶・三條小鍛冶宗近が走井で名剣を鍛えたという故事にちなむものらしい。

さて、せっかく八幡まで来たのだから、先日行った松花堂庭園の松花堂昭乗さんゆかりの男山石清水八幡宮にもよっていこう。八幡の駅からケーブルカーにのる。

石清水八幡宮って山の中なんだなあ。

本殿にお参り。
うんうん、この構図、写真で見たことがある〜(^◇^)

昭乗さんのいた泉坊はどこらへんにあったのだろうか。明治初頭の廃仏毀釈ですっかり当時の面影はないのだろうなあ。

八幡宮展望台からの背割り桜。
ちょうど大山崎山荘と反対の方向から眺めた構図になります。
桜一本一本はどことも同じくきれいだけれど、あのゆるやかにカーブを描いて同じ背丈で並ぶ並木にここの桜の価値があるので、、、
結論、、、、、やっぱり背割り桜は遠景の方がいいかも〜(^_^)b
忙中閑〜年の瀬の吉田山・茂庵 - 2013.12.29 Sun
年の瀬のあわただしい中ではありますが、せっかく仕事から解放されたのでどこぞへ行ってみようと思ったが、、、、、美術館とか軒並みもう年末休館だったのね〜。

なので近場の吉田山に久々に行ってみよう。吉田山登山ルートはたくさんあるけれど、うちから一番近いこの鳥居から。(重森三玲さんのお屋敷のならびです。)

登山、、、というほどの山ではありませんが、それなりにしんどい上り坂。寒波もきて寒いので、人っ子一人いない山道。これが市内なんですから(洛外ではありますが)京都って奥が深いでしょ?

吉田神社では新年の初詣というより2月の節分祭の準備がもう始まっているもよう。こちら節分の間だけ御開帳になる大元宮。旧暦では節分で年明けなので、吉田神社の節分祭では晦日蕎麦もでるんです。

かつてK大合格発表のおり、首尾良く合格し、ここまで上って高歌放吟せし「紅萌ゆる、、、(旧制三高寮歌)」の碑を通り過ぎて、、、、

落ち葉の絨毯の道を行く。ドングリ系の落葉はほんとうに芳香を発する。良い気分。

最初の頃はなんども見落とした茂庵への案内。

山の斜面にそって、この食堂棟と二棟の茶室が残る、大正時代の実業家であり数寄者であった谷川茂次郎の屋敷跡。今は眺めの良いランチもできるカフェです。

木造校舎のようにも見え、神社の社のようにも見える一風変わった建物ですな。長らく封鎖されていたらしい。学生の頃は吉田山にはよく登っていたのにこんな建物があるなんて知らなかったし。

年の瀬とはいえ中に入ると意外とたくさんのお客さんがおみえでした。なので全景は写真にとれず、これは以前来たときの画像です。やっぱり木造校舎みたいでしょ?

この窓は市街地が遙かにみわたせる特等席。

反対側も大文字を間近に仰げる特等席なんですけれどね。

コースターにも大文字
以前は作家物の陶器やガラス器などの展示もあったのですが、それはなくなったようです。
珈琲を一杯いただいて、少し茶室棟を散策。

こちら静閑亭。茶室としてお借りすることもできるそうです。

さらに下ったところにある田舎亭。この茶室の修復・プロデュースをしたのが、先日鴨川でお目にかかった鴨茶のS坊さんだと伺ったので、また違う観点から拝見する。

この月見台もS坊さんが作った物だとか。いいですね〜、、、ここで名月でも眺めながらお茶を一服したいものだわ。

さて、またカフェにもどって帰る道に、、、

苔むしたこの石は柱の礎石かなにかだったのでしょうか。とてもユニーク。あら、S坊さんにちょっと似てるかも(^o^)

またまた枯れ葉の道を佳い香りに包まれて下山。せわしない年の瀬の、ちょっと忙中閑ありのひとときでした。
いよいよおしつまってきましたねえ。

なので近場の吉田山に久々に行ってみよう。吉田山登山ルートはたくさんあるけれど、うちから一番近いこの鳥居から。(重森三玲さんのお屋敷のならびです。)

登山、、、というほどの山ではありませんが、それなりにしんどい上り坂。寒波もきて寒いので、人っ子一人いない山道。これが市内なんですから(洛外ではありますが)京都って奥が深いでしょ?

吉田神社では新年の初詣というより2月の節分祭の準備がもう始まっているもよう。こちら節分の間だけ御開帳になる大元宮。旧暦では節分で年明けなので、吉田神社の節分祭では晦日蕎麦もでるんです。

かつてK大合格発表のおり、首尾良く合格し、ここまで上って高歌放吟せし「紅萌ゆる、、、(旧制三高寮歌)」の碑を通り過ぎて、、、、

落ち葉の絨毯の道を行く。ドングリ系の落葉はほんとうに芳香を発する。良い気分。

最初の頃はなんども見落とした茂庵への案内。

山の斜面にそって、この食堂棟と二棟の茶室が残る、大正時代の実業家であり数寄者であった谷川茂次郎の屋敷跡。今は眺めの良いランチもできるカフェです。

木造校舎のようにも見え、神社の社のようにも見える一風変わった建物ですな。長らく封鎖されていたらしい。学生の頃は吉田山にはよく登っていたのにこんな建物があるなんて知らなかったし。

年の瀬とはいえ中に入ると意外とたくさんのお客さんがおみえでした。なので全景は写真にとれず、これは以前来たときの画像です。やっぱり木造校舎みたいでしょ?

この窓は市街地が遙かにみわたせる特等席。

反対側も大文字を間近に仰げる特等席なんですけれどね。

コースターにも大文字

以前は作家物の陶器やガラス器などの展示もあったのですが、それはなくなったようです。
珈琲を一杯いただいて、少し茶室棟を散策。

こちら静閑亭。茶室としてお借りすることもできるそうです。

さらに下ったところにある田舎亭。この茶室の修復・プロデュースをしたのが、先日鴨川でお目にかかった鴨茶のS坊さんだと伺ったので、また違う観点から拝見する。

この月見台もS坊さんが作った物だとか。いいですね〜、、、ここで名月でも眺めながらお茶を一服したいものだわ。

さて、またカフェにもどって帰る道に、、、

苔むしたこの石は柱の礎石かなにかだったのでしょうか。とてもユニーク。あら、S坊さんにちょっと似てるかも(^o^)

またまた枯れ葉の道を佳い香りに包まれて下山。せわしない年の瀬の、ちょっと忙中閑ありのひとときでした。
いよいよおしつまってきましたねえ。
初冬の京めぐり - 2013.12.10 Tue
めずらしく予定のない休日に一日かけて晩秋から初冬にうつりかわる京都を楽しむ。

紅葉が京都で一番遅いといわれる下鴨神社。

たしかにまだ紅葉が楽しめる。ほんとうは糺の森の静寂を味わいたかったのだけれど、この日は森の手作り市。

ついでだから市も楽しもう。カップを愛用しているところの亀仙工房さんも、イケメンの息子さんが手染め手ぬぐいの店をだしてはったので一枚お買い上げ。

泉川にそっての紅葉はほんとうに絵になる。




河合神社のわきの大銀杏も葉っぱの雨を降らせている。
さて下鴨神社に別れを告げてバスでむかったのは今出川浄福寺。西陣のまんなかの風情ある浄福寺通りを北上する。

石畳の道。
ここには織成館や長艸京繍工房など糸偏の仕事に関する施設が並んでいて、まさに西陣らしい雰囲気。

少し外れると焼けずの寺こと本隆寺の美しい土壁。本堂の瓦をふきかえるたび出た瓦を廃物利用しているという。
このお寺の北隣は小さいけれど花の寺とでもいいたいような、春は御衣黄桜が楽しめる雨宝院。

浄福寺通りの北のどんつきにあるあられ処宗禅さん。ここでちょっとむしやしない(軽食)をいただこう。

ここは織屋建ての町家なんだ。高い天井は光りを取り入れて糸繰りなどの仕事をしやすくするためのもの。これも西陣らしい。

梅昆布茶付きのおぜんざい、いただく。亀の形の生あられを善哉にひたしていただくと、これがまたおいしい!
サラダバーならぬおかきバーもついているのよ。

ちっちゃな宝船のかたちのあられは昆布茶にうかしていただく。これが善哉にまたよくあうのです。

実は宗禅さん、私が毎年参加している町家ショップらりいの参加店。スタンプ4つで景品もらえるのだが、ここのが一番豪華、という話を聞いたので4軒目に選んだの。このような豪華なあられセットをゲット!(^。^)v(15日までなのでまだのみなさん、急ぎましょう!)
寺之内通を西へ、千本通りをわたって千本釈迦堂(大報恩寺)へ。

この季節、大根炊きはかずかずあれど、ここの大根炊きは有名。、、、なので一度行ってみたかった!

春には見事な花を咲かせるおかめ桜でも有名。桜の頃はなんどか来ているけれど、今は銀杏の落ち葉がきれい。

かなり行列ありましたがなんとかゲット。こんな大きなお鍋がいくつも並んで大根を炊いているのですね〜。

う〜ん、、、ここのお出汁、いままで食べた大根炊きの中では一番かもしれない。お持ち帰りもできます。梵字を書いた生の大根そのままおもちかえりもあり。

ここからバスで堀川通りを北上。たどりついたのは鴨川べり。
川口美術で先日お目にかかった平成の売茶翁こと真茶坊さんが鴨茶(道行く人にお茶をふるまってくれる)中。手作りの芋きんとん、手づくねの信楽の豪快な茶碗でお茶をいただく。川風にお湯の温度がさがらないよう工夫した釜の助炭や、使い勝手の良さそうな茶箪笥、、、なにより真茶坊さんのおしゃべりと、とおりすがりの若者とのやりとりがおもしろく、、、、鴨茶はええなあ。
「茶銭は黄金百鎰より半文践までは、くれ次第、ただ のみも勝手、ただよりはまけもうさず」(売茶翁)
ただ飲みOK、お布施はいくらでも自由。(これから毎週日曜日にしはるそうですのでいかが?)

別れを告げてその足で植物園へ。ここはかくれた花見、紅葉狩りの名所。しかも人は少ないし。

花水木の赤い実。

フウ科の落ち葉が蓮池に沈んで、それこそまるで西陣織りの錦のよう。

すざましき蓮の枯れ葉が、まもなく来る冬の厳しさを予告しているよう。

森の小径を通り抜けて北山通りへ。

最終目的地、表千家北山会館。
前回きたときは少庵展はまだだった。そしてこの日は、、、、展示入れ替えでお目当ての「少庵召出状」、とうとうみることができなかった。(ちゃんと調べて行けよ〜)(>_<)ゞ

紅葉が京都で一番遅いといわれる下鴨神社。

たしかにまだ紅葉が楽しめる。ほんとうは糺の森の静寂を味わいたかったのだけれど、この日は森の手作り市。

ついでだから市も楽しもう。カップを愛用しているところの亀仙工房さんも、イケメンの息子さんが手染め手ぬぐいの店をだしてはったので一枚お買い上げ。

泉川にそっての紅葉はほんとうに絵になる。




河合神社のわきの大銀杏も葉っぱの雨を降らせている。
さて下鴨神社に別れを告げてバスでむかったのは今出川浄福寺。西陣のまんなかの風情ある浄福寺通りを北上する。

石畳の道。
ここには織成館や長艸京繍工房など糸偏の仕事に関する施設が並んでいて、まさに西陣らしい雰囲気。

少し外れると焼けずの寺こと本隆寺の美しい土壁。本堂の瓦をふきかえるたび出た瓦を廃物利用しているという。
このお寺の北隣は小さいけれど花の寺とでもいいたいような、春は御衣黄桜が楽しめる雨宝院。

浄福寺通りの北のどんつきにあるあられ処宗禅さん。ここでちょっとむしやしない(軽食)をいただこう。

ここは織屋建ての町家なんだ。高い天井は光りを取り入れて糸繰りなどの仕事をしやすくするためのもの。これも西陣らしい。

梅昆布茶付きのおぜんざい、いただく。亀の形の生あられを善哉にひたしていただくと、これがまたおいしい!
サラダバーならぬおかきバーもついているのよ。

ちっちゃな宝船のかたちのあられは昆布茶にうかしていただく。これが善哉にまたよくあうのです。

実は宗禅さん、私が毎年参加している町家ショップらりいの参加店。スタンプ4つで景品もらえるのだが、ここのが一番豪華、という話を聞いたので4軒目に選んだの。このような豪華なあられセットをゲット!(^。^)v(15日までなのでまだのみなさん、急ぎましょう!)
寺之内通を西へ、千本通りをわたって千本釈迦堂(大報恩寺)へ。

この季節、大根炊きはかずかずあれど、ここの大根炊きは有名。、、、なので一度行ってみたかった!

春には見事な花を咲かせるおかめ桜でも有名。桜の頃はなんどか来ているけれど、今は銀杏の落ち葉がきれい。

かなり行列ありましたがなんとかゲット。こんな大きなお鍋がいくつも並んで大根を炊いているのですね〜。

う〜ん、、、ここのお出汁、いままで食べた大根炊きの中では一番かもしれない。お持ち帰りもできます。梵字を書いた生の大根そのままおもちかえりもあり。

ここからバスで堀川通りを北上。たどりついたのは鴨川べり。
川口美術で先日お目にかかった平成の売茶翁こと真茶坊さんが鴨茶(道行く人にお茶をふるまってくれる)中。手作りの芋きんとん、手づくねの信楽の豪快な茶碗でお茶をいただく。川風にお湯の温度がさがらないよう工夫した釜の助炭や、使い勝手の良さそうな茶箪笥、、、なにより真茶坊さんのおしゃべりと、とおりすがりの若者とのやりとりがおもしろく、、、、鴨茶はええなあ。
「茶銭は黄金百鎰より半文践までは、くれ次第、ただ のみも勝手、ただよりはまけもうさず」(売茶翁)
ただ飲みOK、お布施はいくらでも自由。(これから毎週日曜日にしはるそうですのでいかが?)

別れを告げてその足で植物園へ。ここはかくれた花見、紅葉狩りの名所。しかも人は少ないし。

花水木の赤い実。

フウ科の落ち葉が蓮池に沈んで、それこそまるで西陣織りの錦のよう。

すざましき蓮の枯れ葉が、まもなく来る冬の厳しさを予告しているよう。

森の小径を通り抜けて北山通りへ。

最終目的地、表千家北山会館。
前回きたときは少庵展はまだだった。そしてこの日は、、、、展示入れ替えでお目当ての「少庵召出状」、とうとうみることができなかった。(ちゃんと調べて行けよ〜)(>_<)ゞ
永観堂紅葉夜景〜今年心に残った紅葉のことなど2013 - 2013.12.02 Mon
今年の秋はゆっくり紅葉を愛でるヒマもなかった、、、という印象。

それもさびしいので、せめて近場の名所をたずねてみん、、とて永観堂へ。紅葉の名所なので1週間ほど前のピーク時、このあたり足を踏み入れるのもはばかられるくらいの混雑だったらしい。

少し夜は冷えたのと、ピークはやや過ぎたとみえ、おすなおすなでなかったのは幸い。

はっきり紅葉狩り、、としてでかけたのは今年ここが最初で多分最後。
それでもあちこちかけずり回りながら、横目でちらっと眺める心に残るオータムリーフは町の随所にあったな。

車で北へ南へとりいそぎ走った川端通り。鴨川の東岸の紅葉はとてもすばらしかった。早くに色づいた桜から始まり、今出川から丸太町では鮮やかな銀杏。風が吹けば落ち葉がざ〜っと雨のようでおもわす歓声がでる。ゆっくり車を停めて見ることができないのが残念。

所用あって急ぎ足でかけぬけた黑谷さんから真如堂への墓場道には、毎年鮮血のような鮮やかな赤を見せる紅葉がある。墓場のど真ん中なので観光客はあまりこない内緒の(ってないしょになってないけど)名所。

朝夕(というか朝夜)通る岡崎の疏水べり、ここは両岸の桜の紅葉が美しく、美術館の北門脇の楓は毎年ことのほか赤い。美術館の東の散策道は両脇に背の高いモミジバフウの並木があって、落ち葉を踏みしめながら歩く道ではつい「第三の男」のテーマ曲が口をついてでてくる。

黑谷さんの北側の石段を登ると真っ赤なドウダンツツジの生垣が見事だった。
堀川〜紫明の銀杏もみごとだった。裏千家今日庵の門の外からうかがい見ることのできる宗旦銀杏もきれいに黄色になっていた。

南禅寺天授庵は毎年いっていたが、JR東海の「そうだ・京都・行こう」のポスターにもなったため、すごい混雑と聞いてあきらめた。(T_T) 近くて遠い、、、

結局今年も嵐山とか東福寺とか行けなかったなあ、、、。ずっと行けないままかも。最近これもJR東海で有名になった山科の毘沙門堂、ここはちょっと惹かれるんだ。今年は無理だけれど来年は行ってみたいような、、

我が家の紅葉は今年の夏の過酷な暑さで紅葉する前に枯れ葉になっちゃって、いまいち。だけど残った葉が懸命に紅葉しようとしている。
いつも思うのだが京都の紅葉は格別。町中いたるところでこんなに美しい紅葉が楽しめるところを他にしらない。町の雰囲気ある古い建物とのとりあわせもいいのかもしれない。
京都の紅葉は、今年はあかん、、といわれつつも蓋をあければけっこう佳い紅葉であったな。朝晩の冷え込みと京都盆地の湿気に乾杯!

最後になった永観堂、今年もライトアップも見事でありました。帰る頃にはもう閉門。また来年ゆっくり来ることができますように。

それもさびしいので、せめて近場の名所をたずねてみん、、とて永観堂へ。紅葉の名所なので1週間ほど前のピーク時、このあたり足を踏み入れるのもはばかられるくらいの混雑だったらしい。

少し夜は冷えたのと、ピークはやや過ぎたとみえ、おすなおすなでなかったのは幸い。

はっきり紅葉狩り、、としてでかけたのは今年ここが最初で多分最後。
それでもあちこちかけずり回りながら、横目でちらっと眺める心に残るオータムリーフは町の随所にあったな。

車で北へ南へとりいそぎ走った川端通り。鴨川の東岸の紅葉はとてもすばらしかった。早くに色づいた桜から始まり、今出川から丸太町では鮮やかな銀杏。風が吹けば落ち葉がざ〜っと雨のようでおもわす歓声がでる。ゆっくり車を停めて見ることができないのが残念。

所用あって急ぎ足でかけぬけた黑谷さんから真如堂への墓場道には、毎年鮮血のような鮮やかな赤を見せる紅葉がある。墓場のど真ん中なので観光客はあまりこない内緒の(ってないしょになってないけど)名所。

朝夕(というか朝夜)通る岡崎の疏水べり、ここは両岸の桜の紅葉が美しく、美術館の北門脇の楓は毎年ことのほか赤い。美術館の東の散策道は両脇に背の高いモミジバフウの並木があって、落ち葉を踏みしめながら歩く道ではつい「第三の男」のテーマ曲が口をついてでてくる。

黑谷さんの北側の石段を登ると真っ赤なドウダンツツジの生垣が見事だった。
堀川〜紫明の銀杏もみごとだった。裏千家今日庵の門の外からうかがい見ることのできる宗旦銀杏もきれいに黄色になっていた。

南禅寺天授庵は毎年いっていたが、JR東海の「そうだ・京都・行こう」のポスターにもなったため、すごい混雑と聞いてあきらめた。(T_T) 近くて遠い、、、

結局今年も嵐山とか東福寺とか行けなかったなあ、、、。ずっと行けないままかも。最近これもJR東海で有名になった山科の毘沙門堂、ここはちょっと惹かれるんだ。今年は無理だけれど来年は行ってみたいような、、

我が家の紅葉は今年の夏の過酷な暑さで紅葉する前に枯れ葉になっちゃって、いまいち。だけど残った葉が懸命に紅葉しようとしている。
いつも思うのだが京都の紅葉は格別。町中いたるところでこんなに美しい紅葉が楽しめるところを他にしらない。町の雰囲気ある古い建物とのとりあわせもいいのかもしれない。
京都の紅葉は、今年はあかん、、といわれつつも蓋をあければけっこう佳い紅葉であったな。朝晩の冷え込みと京都盆地の湿気に乾杯!

最後になった永観堂、今年もライトアップも見事でありました。帰る頃にはもう閉門。また来年ゆっくり来ることができますように。
昼は大アンティークフェア、夜はSAKE BAR - 2013.10.06 Sun
年に3〜4回、パルスプラザでひらかれる京都大アンティークフェア、京都移住前から通っていましたが、ここのところとんとご無沙汰。なので久々の参戦。

このように広うございますから、歩きやすい靴と荷物は少なめがおすすめ。

初日とあってようさんの人がおいでですが、最近は中国、韓国の方が多いようです。特にあちこちで中国語がとびかってましたね。

お店の扱う物はかなり多岐にわたっていて、ここにくることがなければ、これ、売れるの?と思うくらいコアな分野の商品もあるんです。まあ、私の場合、まず茶道具に目がいくんですが。
お稽古用の道具を安く仕入れるにはいいですよ。ちょっと良い物になるとガラスケースにいれられて、結構なお値段。目利きじゃないと、ちょっとこういうところで大枚はたくのは勇気がいります。

交渉次第で安い物でもけっこうまけてくれますが、そこはネイティブ関西人じゃない悲しさ。値切るのがへたなのよね〜、、、、

茶道具をざっとスキミングしたあとは、なんじゃ、これ??というような物を見て歩き。これが楽しい。↑なんじゃ?これ?、、、買う人いるんだろうか。

韓国の人が出してたお店に木俑(木の人形、かつて葬礼で棺に飾ったもの)発見!これ最近本国でも人気らしい。

これも誰が買うん???

なんだか古そうな、戦前の物っぽい仁丹みたいな丸薬。未開封。これ、、、口に入れる勇気のあるひと、いるかな?

わあ〜!!猫のてんこ盛り!いや、十一面観音か?

このごろは煎茶道具にもちょっと目がいってしまう。このハエたたきみたいなのは涼炉の火をおこす団扇みたいなもの。(多分)

ここは毎回一番すてきなディスプレーをみせてくれる下鴨のMASAさんのお店。拝見するのが楽しみなのだが、今回もすてき!さりげなくいけられた秋の花にもセンスがあります。

こちら岐阜の桐箱屋さん。特注オーダーも受けてくれるようですが、規定のものならすごくお安い。箱無し茶碗をいれるのに、これは覚えておくべきお店かも。(角長箱店)

ちなみにここでは真田紐がすごくお買い得なの。紐が切れてしまった、あるいは紛失した道具箱にも使えるし、プレゼントのリボン代わりにもおしゃれ。

こんな具合に。
まあそこそこの戦利品をゲットして帰宅。その後いろいろ野暮用をすませるために洛中をかけめぐり、しめくくりはこちらでお疲れさん!

四条烏丸のCOCON烏丸1Fアトリウムで、伏見酒造組合主催SAKEZO’S BAR 1日から開催中です。(12月9日まで)

伏見の17の蔵元のお酒がのめるんです。改まって飲むんじゃなくてちょいと一杯のスタンドあり、簡単な椅子席もあり、場所柄オフィス帰りの方達がふらっとよるのにちょうどいい感じ。女性のお一人様もけっこういらっしゃいます。

今夜は利き酒セットを。
この日のラインナップは豊祝の吟醸、鶴正宗純米吟醸、富翁純米酒。やっぱり純米酒が一番好きだな。

COCON烏丸にはたくさんのレストランがはいっているので、そこから調達するお酒のあても充実してます。私は一番人気の中華おつまみセット。(老香港酒家京都のもの)一気のみしたので、早くもほろ酔いになっていたところへこの日は蔵元デー、蔵元の方がサービスショットをまたもってきてくれたの。この日は神聖さん。ヤッタ!

ここでこの日の打ち上げは軽く四杯で締めました。
良き一日哉。

このように広うございますから、歩きやすい靴と荷物は少なめがおすすめ。

初日とあってようさんの人がおいでですが、最近は中国、韓国の方が多いようです。特にあちこちで中国語がとびかってましたね。

お店の扱う物はかなり多岐にわたっていて、ここにくることがなければ、これ、売れるの?と思うくらいコアな分野の商品もあるんです。まあ、私の場合、まず茶道具に目がいくんですが。
お稽古用の道具を安く仕入れるにはいいですよ。ちょっと良い物になるとガラスケースにいれられて、結構なお値段。目利きじゃないと、ちょっとこういうところで大枚はたくのは勇気がいります。

交渉次第で安い物でもけっこうまけてくれますが、そこはネイティブ関西人じゃない悲しさ。値切るのがへたなのよね〜、、、、

茶道具をざっとスキミングしたあとは、なんじゃ、これ??というような物を見て歩き。これが楽しい。↑なんじゃ?これ?、、、買う人いるんだろうか。

韓国の人が出してたお店に木俑(木の人形、かつて葬礼で棺に飾ったもの)発見!これ最近本国でも人気らしい。

これも誰が買うん???

なんだか古そうな、戦前の物っぽい仁丹みたいな丸薬。未開封。これ、、、口に入れる勇気のあるひと、いるかな?

わあ〜!!猫のてんこ盛り!いや、十一面観音か?

このごろは煎茶道具にもちょっと目がいってしまう。このハエたたきみたいなのは涼炉の火をおこす団扇みたいなもの。(多分)

ここは毎回一番すてきなディスプレーをみせてくれる下鴨のMASAさんのお店。拝見するのが楽しみなのだが、今回もすてき!さりげなくいけられた秋の花にもセンスがあります。

こちら岐阜の桐箱屋さん。特注オーダーも受けてくれるようですが、規定のものならすごくお安い。箱無し茶碗をいれるのに、これは覚えておくべきお店かも。(角長箱店)

ちなみにここでは真田紐がすごくお買い得なの。紐が切れてしまった、あるいは紛失した道具箱にも使えるし、プレゼントのリボン代わりにもおしゃれ。

こんな具合に。
まあそこそこの戦利品をゲットして帰宅。その後いろいろ野暮用をすませるために洛中をかけめぐり、しめくくりはこちらでお疲れさん!

四条烏丸のCOCON烏丸1Fアトリウムで、伏見酒造組合主催SAKEZO’S BAR 1日から開催中です。(12月9日まで)

伏見の17の蔵元のお酒がのめるんです。改まって飲むんじゃなくてちょいと一杯のスタンドあり、簡単な椅子席もあり、場所柄オフィス帰りの方達がふらっとよるのにちょうどいい感じ。女性のお一人様もけっこういらっしゃいます。

今夜は利き酒セットを。
この日のラインナップは豊祝の吟醸、鶴正宗純米吟醸、富翁純米酒。やっぱり純米酒が一番好きだな。

COCON烏丸にはたくさんのレストランがはいっているので、そこから調達するお酒のあても充実してます。私は一番人気の中華おつまみセット。(老香港酒家京都のもの)一気のみしたので、早くもほろ酔いになっていたところへこの日は蔵元デー、蔵元の方がサービスショットをまたもってきてくれたの。この日は神聖さん。ヤッタ!

ここでこの日の打ち上げは軽く四杯で締めました。
良き一日哉。