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2017-08

袋帯の芯入れに挑戦 - 2017.02.19 Sun

ネットでお買い得だった袋帯未仕立て。はしっこは切りっぱなしで芯なし。
仕立てをお願いしてもいいのだけれど、それなりにかかるしね〜。、、、ということで自分で芯入れに挑戦することにした。テキストはネットであれこれ調べて。



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まず買ったのは三河帯芯。1200円。(もっと安いのもある)
ちなみに袋帯は未仕立ての状態ですでに袋状に縫ってあるので、これに帯芯を縫い付けていくだけなのだ。




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袋状の帯を腕つっこんでえいやっと全長裏にひっくりかえす。裏はこのように糸がたくさん出ている状態なので、指とか爪とかひっかけないように気をつけながら。




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帯芯の幅は実際の帯より幅広いので、帯に合わせてカットして、ひっくりかえした裏地にあてて、まずは数カ所を縫い留め。帯は長いのでこれもけっこう時間が掛かる。




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さて、本縫い。糸はゴールドの細いもの。

帯の裏と表をぬいあわせた縫い代の一方と芯を縫っていく。正式には千鳥掛けらしいが、自分の技術を考え、波縫いどめにした。このとき帯の表に糸が通ってしまうと台無しなので、指の感覚だけで縫い代と帯芯だけをすくって縫う。このあたりは長年パッチワーク&キルトで鍛えた腕だ!(^◇^;)




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全長縫い留め完了!




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これに腕をまたまたつっこんで、えいやっとひっくりかえす。




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あとは端っこの始末だけ。




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くけ縫いをして綴じた状態。
一日かるく重しをかけてならすと完成。




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こんな感じになる。

ただ、、、締めるときなかなか模様が合ってくれないのだ。風神雷神両方出すのはなかなかむつかしい。




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いちど締めてみたが、、、、う〜〜ん、、、風神が消えてしまった。
これはどこで結ぶかまだまだ研究が必要だなあ。

とりあえず、帯芯の1200円でできちゃった!



京でお誂えの衣二題 - 2014.11.21 Fri

京都で室町というたら瞬時に呉服問屋という言葉がうかんでくる。呉服問屋が軒をつらねるエリアで、室町の旦那衆といえば糸偏業界のヒト、そして祗園祭を支える旦那衆でもある、というイメージ。

呉服問屋さんは小売ではなくて、いわばコーディネーター。

糸偏のお仕事といえば、白生地屋さんからはじまって、下絵を描く職人、地染めをする職人、友禅を描く、紋を入れる、仕立てる、刺繍をする、、、、と多岐にわたり、かつ完全に分業制。

こんな着物が欲しいといえば、あちらの業種、こちらの業種、にかけあって、お客さんの要望に沿った物を完成させるのが問屋さん。(私の理解では。まちがっていたらご訂正ください)

で、室町で訪問着を白生地から一枚お誂え。残念ながら私のじゃなく、娘の。
振袖は作ってやったけれど、本来嫁に行くときにもたせてやるべき訪問着を、どさくさにまぎれて作ってやれなかったので、いまごろやっと。


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実はここ、室町の某鉾の会所どす〜。どんな模様にするか,下絵をたくさん見せてもらって娘と一緒に検討した結果、決めた図柄をこれまた選んだ白生地に描いてもらったもの。イメージをみるための仮絵羽仕立てになっているのを、遠方の娘にかわりに私が試着におよびました。(娘より若干縦が短く、横に広いけどね^_^;)


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下絵は水洗いすればきれいに消えてしまう青花で描かれています。もっと青いのかと思ったら、実際はブルーブラックの色に見えます。布に描いた瞬間はやはり青いのだそうですが、時間がたつと黒っぽくなるんですって。

黄色いシールは、ここにもう一本花の枝をいれようか、という印。長年着物は着ていますが、柄の位置やボリュームについては素人なので、やはりプロのアドバイスは必要ですね。


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次は地の色選び。だいたいイメージは持っていたのですが、実際の色見本を見ると微妙な違いの色がたくさんありすぎてどうしようかと迷ってしまう。小さい布片で見たときと、大きな面積を占める着物になったときでは全く印象がかわってしまう、というのは経験上わかっているし、また地模様によっても色調がかわるのも知っている。だからよけいに迷う迷う、、、。


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特にブルー系は種類が多すぎて、、、、(×_×)
なので次回は選んだ白生地で少し大きめの布きれに試し染めをして見せてもらうことにしました。こうやって段階を踏んで、あれこれ悩みながら,時間をかけて着物を作っていくのも楽しい作業ですねえ。いつになるかわかりませんが、また完成の暁にはご披露いたします。


さて、次なる衣は人間の衣ではなくて、茶入の着物のお誂え。


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春先に手に入れたガラス作家・広沢葉子さんのガラスの替え茶器、これを茶入として使うため、仕覆がいるなあ、、、と。ガラスだから仕覆も名物裂写しなんかじゃなくもっと軽い物を、、、と紬の着物を仕立てたときの余り切れを使うことにしました。

ただし、、、、、自分で縫うだけの腕はアリマセン(^◇^;)

よって、プロにおまかせしようと。


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持ち込みの裂地で仕覆を作ってくれると、茶友さんから聞いていた大徳寺近くの菊光堂さんに持ち込みお願いすることにしました。

余り布のサイズがぎりぎりかな〜と心配しましたが、茶入のサイズも測ってくださって、なんとかいけるでしょう、とのこと。


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布の界切り線(白い横線)は着物に仕立てるときには使わないマークみたいなものですが、仕覆ではそれを生かして間道風にしようと思います。紐の色も決まって、あとはできあがりを待つばかり。これも完成したらお見せしますね〜。(というか、押しつけてみせちゃう!!)


木綿の着物まわり - 2014.04.27 Sun

着物まわりで役に立つ物を誂えたので、ちょっとご紹介。


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お願いしたのは高松のkimono gallery 晏さん。(馬場呉服店)
なにゆえ高松?と思われるでしょうが、以前から京都で年に1〜2回、展示会をされているんです。紅型に強いので、京都に住む前から紅型帯を誂えてもらったりしていました。
春先に祗園のギャラリーで展示会されていたので、かねてから作りたいと思っていた木綿の塵よけをお願いしようと思いでかけました。
こちらのお店は木綿物に強いのです。讃岐特産の保多織りの反物なども手がけておられます。


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塵よけとして、今までは雨ゴート用のポリのものを愛用していました。特に冬などは防寒着にもなりよごれもつきにくく重宝していたのですが、いかんせん、着心地はあまり良いとはいえず、、、。それに暖かくなると暑い。で、春・秋にはおれる、着心地の良い、それに耐久性があり、洗濯も簡単なのでがしがし着れるもの、、、というので木綿に行き着きました。

展示ではたくさんの種類の木綿の反物がありましたので、いろいろ迷ったあげく、まあ飽きのこない物が良かろう、とこれに決め、本日やっと仕立て上がりが届きました。


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洋服の上に羽織っているのでちょっと変ですが。これは紐を身八ツ口から通して、一本だけで結ぶデザイン。あちこちたくさんの紐を結ぶ手間がはぶけます。


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こんなストライプです。着物としてもよさげですし、特に着物で家事をされる方には良いわね。ただ私の年齢では、木綿の着物はちょっと貧相に見えるかもしれない、、、。若い人がポップに木綿の着物を着こなしているのはかわいいですけどね。



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展示会の時目について、あ、これ水屋着としていいかも!と思っていっしょに買った木綿の対丈の上っ張り。
普通の割烹着は丈が短く膝が汚れるし、今愛用している二部式雨ゴートの下と上っ張りだと着脱に手間がかかる。そんなこんなを一挙に解決してくれそうな逸品、見つけました!



和装用の洋髪シリーズ〜美容室エメラルドさん - 2013.05.30 Thu

先日娘が友人の結婚式に参列するために帰省してきました。
私の訪問着を着付けようと(まだ娘に訪問着誂えてやっていない、、、(^^ゞ )思っていたのですが、難題はその頭。

なにせ私(の若い頃)に似て、太い・硬い・多い、、の三重苦の髪の上に長い、なんとかまとめ髪にしてやろうとがんばってはみたものの、、、、アカン。どんなにやっても髪の毛ピンピンはねまくり、髪留めはじき飛ばすヴォリューム、、ああ、うらやましい、、、じゃなくて!困った!!

これはやはりプロにお願いしよう、とお世話になってる祗園、縄手の美容室エメラルドさんへ。

いつもながら手早くあっというまに、あの手強い髪がこんなに、、、☆:・’ヽ(*・ω・)ノ*:・’゚☆゚・*

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これは魔法? 
福谷先生、ほんとにすごいわ。この髪飾りも先生が着物の色目にあわせて選んでくれたもの。

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おかげさまで娘は無事に着物でおでかけできました。
(帯結び、若干失敗したけど、「自分で結んだ」と言っておくよ〜に、と言い聞かせて^_^; 自分で着るのと違って人に着せるのはむつかしいわ、、、、)

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「いってらっさい」 お見送りシェル。

せっかくだから、過去エメラルドさんでお願いした洋髪シリーズを集めてみました。

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これは昨年の顔見世に行くときの。

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てっさい堂さんでゲットした鼈甲の簪をさしたもの。これ、フラメンコにつかう櫛、ペイネタに似ていてお気に入りなんだけれど、いかんせんちとでかすぎて、ちょっとハデ。

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いままでで一番お気に入りの髪型。顔がなければお茶屋の女将さんでとおる、、、とおらないか(^◇^;)

年とともに髪にヴォリュームも張りもなくなったと嘆く日が来るとは思わなかったなあ〜。あんなに多かったのに。さびしい限りですが、ここ一番の時はエメラルドさんにお願いすればOKよ。

おまけ

娘にもれなくついてきた孫娘。あんよはまだなながら、たっちができて、階段が登れて得意げ、、、なところです。

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あなたも3歳になったら七五三の時、髪結ってもらおうね。(この子の場合、反対に髪が薄いのが心配なんだが、、(´_`。)


色無地の誂えとおそろいのバッグ - 2013.05.16 Thu

茶席の着物といったら、訪問着や付下げよりもやっぱり色無地一つ紋がいいと思う。
で、色無地と言ったらやはり地紋の美しさに惹かれる。
染め色はいろいろ注文がつけられるけれど、白生地の地紋は選択肢があまりないことが多い。

そこで以前から目を付けていた伊と幸さんにコンサルト。白生地をたくさんあつかっておられるので、地紋の種類の多いこと!うれしくなります。かえってどれにしようかとうれしい悩みが、、、

好きなモチーフ、葡萄唐草があったのでこれに決定。色は今まで色無地としては持っていなかった桜鼠に。
一つ紋もいれて誂えたものができあがってきました。

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夜撮ったので、色があまりきれいにでてないのが残念、、、(>_<)ゞ


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色無地の地紋は見る方向によって模様の浮き上がり方、色が変わって見えるのがまたよいのです。遠くから見るとよくわからなかった地紋が好きな紋様だったりするとうれしくなる。

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よそのお店でお買い得だった生地は、たしかに安いのだが、中国産の絹で、地紋もいまいち。やはり長く着て、あわよくば娘にも孫にも手渡そうとおもったら、少々財布がいたんでも国産の絹地がいい。もう手触りからしてちがうので、まとったときの感触もほんと気持ちいい。これ、女性にしかわからない感覚かも。

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さて、今回のもうひとつのお楽しみはおそろいのバッグ。着物を仕立てたあとのあまり布がたくさんあるので、バッグもできますよ、とのご提案があり、値段もリーズナブルだったのでお願いすることに。その完成品がこれ。

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これは早速先日もっておでかけし、日中にとった写真で、実物の色に近いです。

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普通の和装バッグは収容量がいまいち少ないのが不満でしたが、うれしいことにこのバッグ、とてもたくさんはいります。中のしきりも機能的。
ただ、ひとつの欠点が、、、
それは持ち手が共布なので、長く使っているとそこだけ手垢がついてずず黒く汚れてしまうだろうってこと。だからといってしまいこんでしまうのはあほらしいし。

で、またまた良い物を発見!

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革製持ち手カバ−!
通販でゲットしました。

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スナップで簡単に着脱できるのもミソ。

これに味をしめて、箪笥にねむっている他の着物のあまり布をバッグにしようかな〜ともくろむ。
ほんと、着物まわりのことって、楽しい〜(∩.∩)



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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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