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2018-08

六道参り2018 - 2018.08.08 Wed

お盆がはじまった。



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東山は清水坂の西、六道の辻
六道珍皇寺、西福寺、六波羅蜜寺とならぶ。平安時代は葬送の地であったから町名の轆轤(ろくろ)町は本来は髑髏(どくろ)町なんだとか。




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毎年一番にお参りするのは小野篁地獄通いの井戸があるという六道珍皇寺
門から本堂まで、両脇に高野槙や蓮の花、ホオズキなどを売るお店がならぶ。




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ホオズキは鬼灯とも書くんだな。この灯りをたよりに亡者が帰ってくるというイメージ。




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あら?
今年は熊野観心十界図がでてない、、、
あまりの暑さにいたむのでやめたのかな、初日だからかな。
(熊野観心十界図:中世から近世、熊野権現勧請のために諸国をあるいた熊野比丘尼とよばれる尼僧たちが用いた絵解き、地獄〜極楽の図)(例年と違う場所にあった、という情報あり)




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例年は拝んで帰るだけなのだが、今年は義母の初盆である。本来旦那の実家でするべきところ、今年は義兄弟に諸般の事情があって、各家ですることになったから、はじめてここで水塔婆をおさめることにした。
お坊さんに戒名(または俗名でも)を経木に書いてもらう。
私は1枚だけだが、御先祖様たくさんの経木を書いてもらう方も多い。(実は1月になくなった愛猫シェルのも欲しかったが、さすがに顰蹙だよね(^_^;)





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お線香の煙を浴びて、




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迎え鐘を撞く。
ここの鐘は地下にあって、ほんまに地獄の釜の蓋が開きそうな陰にこもった音がするので、につかわしいな、と思う。




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賽の河原に経木をおさめて高野槙の枝で水をかける。
今は亡き義母を思う。
経木にシェルの名前を心で書いたが、優しい人だったから、猫といっしょにすんな!とかは、きっと怒らないと思う。




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お精霊(しょらい)さんが、迷わず帰ってこられるように、依り代となるのが高野槙。
今年ははじめて一枝もとめた。




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高野槙はよい香りがするのな。

背景は有名な幽霊子育飴のお店




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さらに西へ、西福寺
ここで毎年祈願銭(なかみは5円玉、持っていると願いがかなうという)をお返しして,新しいのをいただく。今年の祈願は、また来年もかわらず交換しに来られますように、だ。




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一年に一度の「壇林皇后九相図」との再会もはたす。
ここは夜の方が雰囲気がおどろおどろしくすてきなのだが、なかなか夜は出づらい。




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その南、六波羅蜜寺
そう、清盛の六波羅探題はこのあたりにあったのだ。
ここも提灯がいっぱいだから、やっぱり宵がいいだろうなあ。




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ここの迎え鐘も地下にあるが、ほとんど並んでなくて、すぐ撞ける。

更に南下すると、恒例の、、、、




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五条坂陶器市だ。
あちこちの店や露店を冷やかしてかえる。



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さて、高野槙だが、、、、こんな飾り方でいいのだろうか???(^_^;
うち、仏壇がないの。



   ********


今年も恒例の夏旅にでかけます。

よって、ブログはしばらくおやすみします。
みなさまもよい夏休みをおすごしください。

帰ってきたら、もっと京都も涼しくなってますように〜〜(´・Д・)」




オリヒメヲイツキマツル〜今宮神社・七夕祭2018 - 2018.08.07 Tue

今宮神社内摂社・織姫神社の失われた七夕祭が、神社と地域の人たちが中心の「オリヒメ実行委員会」の努力で復興したのが3年前であると聞く。



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織姫社は西陣などの糸偏業界の信仰も篤く、室町の綾傘鉾との関係もあるゆえ、2年前お誘いいただいいた。とても幻想的ですてきな演出と、地域の人たち、特に若い人たちの、祭を盛り上げようという心意気がすばらしかったので、今年も是非にと参加させてもらった。(招待状と申し込みが必要だが)




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織姫社
神社の脇には織姫のシンボルであるところの杼のオブジェ。

御祭神は栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)、栲(たく)は梶の木の繊維で作った白い布白妙(たえ)であり、七夕に梶の葉を飾るのはここに起源が、、、と2年前に学習したのに、いまいちど自分の2年前のブログを読んですっかり忘れていることに気づいた(^_^;




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夕刻、斎行の始まりを待つ間、受付でもらったあぶり餅券をつかう。今年はかざりやの方にあたった。ちなみにもう一つは直会の赤飯券。




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受付でもらったうちわ

これの裏側に今年の詠唱用の和歌が書かれている。
ちなみに今年の歌は斎宮の女御(三十六歌仙で人気の!)「琴の音に 峯の松風かよふなり いずれの緒よりしらべそめけむ」
琴は乞巧奠でもかかせぬ飾り物、そして糸偏つながりの糸の楽器だからね。




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境内では直会の準備完了。

さて、、、、2年前は撮影OKだったが、今年は撮影禁止のため、画像をお見せできないのが残念であります。(2年前のはこちら)


神社に火が入り、打楽器奏者で芸術監督でもあるツトム・ヤマシタさんがかなでるサヌカイトとシンセの不思議な音楽が雰囲気をもりあげ、古代の衣裳をまとい鈴を手にした巫女の導きでオリヒメ降臨、今年はお一人だったがほんまかいらしい美少女であった。

オリヒメさんが社の座におつきになると、次々に神饌が捧げられ、本物の琴のしらべ、祝詞、暮れてゆく境内の灯り、ほんまに幻想的で厳かなページェント。




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拝殿にオリヒメさんがうつられると、神社の門のほうから聞こえて来る,すでに懐かしの祗園囃子。
室町の綾傘鉾のお囃子と棒振り踊りのみなさん登場。そして拝殿での超高速棒振り踊り!
いったん鎮火した祗園祭へ思いがまたもえあがるわ〜。




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さらに拝殿にて、さきほどの斎宮女御の歌を神職、大徳寺のお坊様、楽士、などの方々で唱和される。(中に知った方が複数、、、(^_^;)




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いよいよお楽しみの直会(なおらい)の時間、用意された飲み物、赤飯やご馳走の数々、みんな境内の思い思いの場所でいただく。



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こちらは神社がご用意くださったバイキング形式のごちそう




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こんな装束の方もまじって、、、




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神社の中の座敷で宴会をするグループもあり、、、

その間も太鼓のグループや、雅楽や琴の演奏がくりひろげられ、、、

そして何人の知った顔にであったことやら。自宅から遠く離れた紫野の地なのに、人とのつながりがこうしてできたことはありがたいことだと思う。




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そして「持ち歩く」竹の茶室・帰庵に再会!
昨年泉屋博古館の中庭でお茶を一服よばれた茶室。

↓ そのときの帰庵の画像


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お点前はこの茶室を大徳寺・大慈院のご住職と一緒に作ったという本業・大工さん。
この帰庵を持って、ヨーロッパにもいかれたという。さらにこの方、3Dプリンターを駆使して、今では泉屋のお土産のお菓子になっている、中国青銅器”虎卣(こゆう)”を模した落雁の超精密な型を作った方でもある。




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ほろ酔い加減で、美しい宵を存分に楽しませてもらった、今宮さん、氏子ではありませぬが、しょっちゅうお参りにいっているのに免じて、また来年もひとつよろしく!
オリヒメ実行委員会の皆様、ご縁を繋いで下さった方々、ありがとうございました。






随心院はねず踊り2018 - 2018.03.28 Wed

東山が西にある(^_^;山科は随心院門跡。
この冬、一度おとずれて、はねずいろの花が咲くという梅林を見た。まだ枯木状態だったので、咲く様を一度見たいものだと思い、はねず踊りがおこなわれる3月最終日曜日にふたたび訪ねてみた。






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はねずとは「唐棣」、古くから薄紅色の名前であったものが、今ではすっかり死語になってしまったそうだ。




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随心院の境内にある小野梅園

小野篁などの小野家の所領であった土地柄、小町もここ出身と言い伝えられている。(諸説在り)




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これがその「はねず色」の梅である。




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乙女を思わせる淡い紅色だ。



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梅園内は散策できるし、広間の茶室もあって,呈茶がされていた。




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さて、一日に数回おこなわれるはねず踊り、踊るのは小野学区の小学校高学年の女の子たち。
これもまた、地域によって支えられ維持されている地域の祭なのだ。




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深草少将の百夜通いがテーマ(小町の元に100日通えば諾、と言われ99日目に雪で死んでしまった男の物語)

紅の縁の笠が小町、白の縁の笠が深草少将
乙女たちの衣の色がはねず色。




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この踊りは起源はあきらかでないものの、約1世紀前までは毎年はねずの梅が咲く頃、里の子たちが家家を門つけして歩いた、という記憶があるらしい。

すたれてしまったはねず踊りを再興しようと、地域の人たちが古老へのききとりなどで復活させたのが昭和48年という。




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地域の人たちの努力によって復興した祭は意外に多いと思うが、それを維持していくための地域ぐるみの努力はたいへんなものだと思う。
特に少子化の時代、子どもたちへいかに伝えるか、難題はありそうだ。




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  ♪ 少将様がござる 深草からでござる (約5kmほどの道のりらしい)

     毎夜よさりに 通うてござる 榧の木の実(小町は榧の実で通うた日を数えた)で

       九つ 十と 日数かぞえて ちょいと垣間見りゃ、、、、


この歌では小町は年老いて,この里に悠々自適し、童らをあつめてこのはねず踊りをおどって楽しんだそうな。そんな老後ならいいな。(老後の小町にはいろんな伝説があるが)





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そのあとは、今様の舞があったり




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暑いくらいの好天で、地域の人や遠方からの人もたくさんおいでだ。





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けっこう見応えがあったのが造形大瓜生山舞子連中の石見神楽「おろち」であった。




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4匹もおろちがでてきて迫力あり。
長い尻尾を引きずりながらところせましとあばれたりとぐろをまいたり、、
1匹を1人で操作している、というのも驚きだ。




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4匹合体



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素戔嗚尊が用意した酒をくらうおろち




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戦う素戔嗚尊




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こうして4匹とも首をとられて大団円である。
やんや、やんや




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終了後、お寺の中ではこれも地域の人たちが蒸籠で餅米を蒸し、搗き、丸めて販売中。結構行列できるほど人気。ぜんざいもいただけて、中にその大きなお餅がはいっていて美味しかった。





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桃山時代の建築のお堂や庭園は、冬に来たときと違って明るく開放的な感じ。




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ほんとうのはねず踊りを見たあとに、だるま商店の襖絵のはねず踊りを改めて見るとまた感慨新た。
しかし、、、この襖絵、100年たったらもちっとおちつくのかしら(^_^;?





京の節分会2018 - 2018.02.05 Mon

節季のおわりに溜まった邪気(鬼)を払う節分の行事は、ことにかつて歴史の舞台であった京都では今日でもさかんなのだ。だから節分会にお参りに行こうとすると京都中を縦横無尽に駆け巡らないといけないので、時間的にも無理!、、、というので今年は毎度お馴染みの神社から,お初の神社まで、巡れるところまで。





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まずは尾形月耕の「懸想文売りの図」
今年手に入れた待合掛け。




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これは近所の須賀神社で毎年手に入れる懸想文。
かつてお金に困ったお公家さん(文字が書ける階級)が顔を隠して懸想文(ラブレター)なるものを代筆、売り歩いたことにちなむ。




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こちらが聖護院にある須賀神社。
節分の時だけにぎわうので、普段はあまり人影はない。




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はい、出ました、懸想文売り。
毎年同じおじさまがやってはります。
この懸想文、授かると良縁に恵まれるとか。良縁は手おくれながら、箪笥の中にしのばせて、着物の増殖(?)が期待できる、、というのがいいですね。




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ちなみに中はこんなんで、前年の干支が今年の干支に書いたラブレター形式になっておりまする。
(千酉さんから戌織さまへ)




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近くの熊野神社は学生時代からお馴染みの神社で、お隣の西尾八ッ橋さんが茶店を毎年ださはる。
これが暗くなると、ここの灯りだけがなんだか懐かしい感じでほっとするのだ。





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こちらが西尾さん。
ちなみにここ聖護院は「本家」「元祖」などなど数家の八ッ橋のお店が林立する八ッ橋激戦区(?)




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今年お初は松原通り西洞院の五条天神社。
すっかりビルの谷間になっている。天神社とはいうものの、道真公とはあまり関係がなさそうで、桓武天皇の時代に空海が勧請したとか。




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今年某勉強会で「宝船図」の歴史について学習したのだが、節分の3日間だけ授与される宝船図の一番古い形をとどめているのがこちらのなのだそうだ。




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う〜む、、、、シンプル!
船に稲穂がのっているだけ。
一般的に、枕の下に敷いてよい初夢を期待する、、という宝船図はもっと七宝をのせてたり、帆があったり、七福神をのせてたり、ごちゃごちゃしているのだが、このシンプルさはかえって新鮮。
呪術的な文字も描かれ、原始の形に近いことを納得。


もともと主祭神の少彦名命は医術とか呪術とかに関係するらしく、そこで呪術的な意味で宝船図ができたのだろうか。さきほどの勉強会では最古の宝船図の記録は鎌倉初期にはもう存在した、ということだった。




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後醍醐天皇時代まではここは「天使の宮」「天使社」とよばれていたそうだ。
エンジェルじゃなくて、天子さまのお使いの意味。



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このあたりの有名な地名、「天使突抜(てんしつきぬけ)」
エンジェルが突き抜けていったらこわいが(^_^;





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ここから松原通りを西へ、壬生寺へ向かう。
その途中のまるき製パン所、いつもお客さんでにぎわっている。コロッケパンを購入。




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お行儀悪いがコロッケパンを食べ歩き、なるたけ人の通らない道をたどって。
ここのコッペパンと千切りキャベツのおいしさはたまらんね!





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さて、ここも大賑わいの裏鬼門・壬生寺。
今年も焙烙をおさめよう。




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壬生狂言の「焙烙割り」で、一気に割られる厄除け。
上演中の壬生狂言は長蛇の列であった。




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千体仏塔がいつも異国的な眺め




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壬生寺を北へ行くと四条通りに面した梛神社・隼神社(合祀)
ここではお焚きあげがおこなわれている。




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梛神社お神楽

御朱印帳も「梛にしますか?隼にしますか?」と聞かれているようだ。もと隼神社があった場所はこの近くで、それと示す石碑があったと思う。




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さて、私的には節分会の真打ち!
学生時代からなじんだ吉田神社!




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昨年3年ぶりに大々的な火炉祭が復活し、(燃えた灰の処理で市の当局ともめたのよ)今年もどんどん積み上げられていく古い御札
これが一気に燃え上がる様はさすがにすごい。熱気もすごい。確かに溜まった邪気は炎とともに浄化される!とイメージできる。
残念ながら、今夜は風邪をひいていることもあって、火炉祭はあきらめたが。





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吉田神社も宝船図授与をしているのね。意識して見たのははじめて。こちらの宝船図はとってもオーソドックス。




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今年も美味しい和菓子がたんと食べられますように、と菓祖神社にもお参りして、、、




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毎年ここに出店しはる、東一条にある(学生時代からお馴染み)松井酒造さんの濁り酒>^_^<




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そして吉田神道の心臓部、節分3日間のみ開かれる大元宮へお参り。

ここで前日の追儺式で心を入れ替えた鬼たちが、羽織袴で詣でるところにも行き当たる。(暗すぎて写真撮れず)




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河道屋の晦日蕎麦がいつもとなりに出ているところの山蔭神社、庖丁、調理、飲食の神様、今年も美味しい物に食いっぱぐれませんように。
ここからの眺めがまたよろしいの。暮れていく西の空が美しい。




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かくして、今年の節分会終了。
京都に居るとほんとうに忙しい。あっちの神様こっちの神様、、、たてないとね(^_^;







北野神社ずいき祭〜西ノ京御旅所にて - 2017.10.07 Sat


西大路から妙心寺道を西へ。



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道には屋台がたちならぶ。
北野天満宮のずいき祭である。(10月1日〜5日)




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しかし、北野天満宮に御旅所があるとは実はしらなんだ。ましてや、ここにあるなんて。
ずいき(サトイモの茎)や野菜で飾った神輿など写真でよく見たし、名前もよく聞いていたのだが、実際に見たことなかったのだ。





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境内にも屋台がたくさん。学校帰りの子たちがけっこう群がってたこ焼きやら唐揚げなんかを食べてた。これも地域の祭やなあ。





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天満宮の神様は神幸祭でご鳳輦に乗られて西ノ京の御旅所へおでまし、その道中氏子地域を練り歩く。これも見ものだが、今年は残念ながらみられず。4日の還幸祭まで五穀豊穣に感謝する氏子の神事や舞の奉納など、神様はここで楽しまはるのだ。

ただいま神事(甲御供奉饌・・かぶとの形をした供物をささげる)の最中。奉仕される七保会は北野神人(じにん:雑司をつかさどる神職の一)の末裔の方たちの会だとか。






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これが、かの有名なずいきの神輿か〜。




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なるほど、屋根を葺いているのが赤ずいきと白ずいき。
ちなみに元は瑞饋祭、瑞饋と芋茎(ずいき)の音が一緒だったので、ずいきを飾るようになったのだとか。



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柑橘に稲穂。

この祭はもともと秋の五穀豊穣、豊作を感謝しその作物を神様に捧げたのがはじまりというのも納得。


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ちなみに始まりは村上天皇の御代だから、平安時代にまでさかのぼるという。現在の祭の原型は江戸初期のころとか。その後廃止されたり復活されたり、今にいたるそうだ。これを支えてこられたのが、西ノ京保存会の方々。




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神輿の四面には、保存会の各町内が趣向を凝らした野菜で作る飾り。
浦島太郎などのオーソドックスな昔話のあれば、これみたいにひふみんと天才藤井棋士の将棋対決や、美女と野獣、、、なんてのもあった。






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この瓔珞の笠は白が白ごま、黒が九条葱の種、茶色が水菜の種がぎっしりつまってできているのだ。
柱をびっしり埋めているのと同じ花は赤と白の千日紅。




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茗荷や、吊り瓔珞は赤茄子、柚子、五色唐辛子などなど。
加茂茄子鈴(これは作り物のようだが)なんてのもあった。




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神輿を先導する猿田彦の乗った導山も境内に。




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これは見事なずいきだこと。




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北野天満宮で最近復活したにない茶屋による呈茶があるとのことで、待っている間にやっぱり屋台の誘惑に勝てず、蛸焼き食べる。(お腹一杯で晩飯食べられず)




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このにない茶屋、北野天満宮さんとこで100年眠ってたらしい。天満宮ともご縁の深い老松さん(もしくは弘道館)の太田はんによってお茶が点てられる。点て方など、中世のにない茶屋の絵を見て研究しはったのだとか。




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北野天満宮はまた秀吉の北野大茶会の所縁の場所でもあって、ちょうどそれがおこなわれた時期が今ごろ(天正15年旧暦10月1日)だったとか、いろいろ楽しい太田はんの蘊蓄をききながら、美味しく頂戴。(さっき蛸焼き食べて腹一杯だったのに、、、、)




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北野の神様をおのせした、三基の御鳳輦。




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天神さんに剣鉾があるのは、御霊の親玉だからだろうなあ(^_^;



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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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