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2020-01

七草粥・白馬節会のはしご〜西院春日神社と上賀茂神社 - 2020.01.11 Sat

四条通りを西へ、西大路と交差するところが西院。

ふだん京都人は地名として認識しているけれど、なんで西院か知っている人はどれくらいいるのだろうか。(先日地下鉄御陵(みささぎ)駅が天智天皇御陵にちなむことを初めて知ったし(^_^;)



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阪急は駅名が「さいいん」だけれど京福電車は「さい」になる。
淳和天皇(桓武天皇の三男〜平城→嵯峨→淳和)退位後の離宮があった場所で、御所の西の宮だから西院とよばれるようになったとか。また、このあたりかつては庶民の葬送の場所だったため、賽の河原の音からという説も。



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西大路の1本西の通りが春日通り、別名(というか本来?)佐井通りというのも「さいいん、さい」からきているのだったか。なにげに使っている京都の地名は深すぎるわ。



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西院春日神社
ここで7日、七草粥がいただけるとのことで出かけたが、西院はなじみがあるものの、実はこんなところに神社があるなんてしらなかった。



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淳和天皇が西院離宮を営むにあたり守護として春日神をここに勧請したという。巫女さんの髪飾りが春日大社と一緒の藤の花だし、社紋が下り藤なので、おそらく天皇の母が藤原氏出身ということと関係しているのだろう。

(淳和天皇は諱が大伴だったため、これに遠慮して大伴氏が伴氏に改姓、のちに天皇の後継を争った承和の変で藤原氏に失脚させられたのは因縁めいている)


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雨なので、例年より人出が少ないと地元の方が言っていた。
七草粥は300円、番号札をもらってよばれるまで待つ。



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肌寒いので古いお札焼きのたき火がありがたい。



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三々五々途切れずに参拝客は来るので、七草粥ご接待の巫女さんも走る。



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ほぼ毎年来ている地元の方が多いとおみうけした。
地元密着の神社って好き。特にここのように京都の西の方はまだこんな感じがたくさん残っている。(東は観光者向けになっているところが多い)



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おそらく近年本来の用途では全く使われていないと思われるが能舞台もある。



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社内摂社の還来神社(もどろきじんじゃ)
文字通り旅から無事帰るよう、旅の安全のご利益があるそうで、旅にちなんだわらじがたくさん奉納されていた。なんとなれば大津にある還来神社の御祭神は淳和天皇の生母、藤原旅子、それを当地に招来したものと思われる。



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奥にはひっそりとお稲荷さんとかの社があってトトロの森っぽい(^◇^;)



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ちなみに本殿には小さい白馬の像が飾られている。
1月7日は白馬(あおうま)の節会だから。これに関しては次の上賀茂神社でほんまもんの白馬見たので、そこでまた。



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やっと順番が来ていただく七草粥は熱々で冷えた体も温まる。小芋つき。これで無病息災。



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西院を四条通に沿って東に行くと、ここにも淳和天皇ゆかりが。高山寺
上皇亡き後皇太后が出家してこのあたりに作った寺がもとになっているといわれる。葬送の場所であったこと、西院の音が賽の河原に通じることで、現在は地蔵信仰のお寺になっているらしい。



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さて、七草粥のはしごで上賀茂神社へ。


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こちらは迫力ある大木(倒木か)を景気良く燃やしている。



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たま〜におでましになる神馬・神山号(こうやまごう)も白馬節会だからきっとおでましだと思っていた。参拝客から人参をもらってご機嫌♪



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こちらの七草粥は500円。上賀茂神社崇敬会婦人会の方々が作っておいでだ。



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近頃は七草がセットされたパックも売られているので、自宅ではそれですませた。すずな、すずしろはわかるにしても、あとどれがどれなのか実はよくワカラン(^◇^;)



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こちらのはお餅入りでご当地名産のすぐきがついている。お粥でも二杯+餅だとけっこうお腹がふくれる。


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そして狙わずに来たが、ちょうどいいタイミングで白馬(あおうま)奏覧が。
(神事は午前中だったらしい)
さきほどまで参拝客からもらった人参を機嫌良く食んでいた神山号、神主さんに先導されて社の前をぐるぐる。



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おじぎもちゃんとするのね。

もともと宮中で1月7日に行われていた白馬節会を起源とする。かつてはほんまに青馬(青っぽい黒毛)だったらしいが、醍醐天皇のころにいつのまにか白馬にすりかわったらしい。名前だけ「あお」が残る。

もっと起源の中国では青=春の色、で馬は吉祥の動物なので春に青馬を見ると縁起がいいということらしい。(ちなみに白にすりかわったのは、ちょうど大陸文化の影響が薄れた時代で、日本人の白=清浄という感覚からという説も)



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神山号が立砂のまわりを歩いた足跡。


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肌寒い雨の日なので参拝客も例年より少なくゆっくり散策。



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御手洗川の水も濁りがち。



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おみくじを結びつける立砂もどきの竹の円錐もオブジェっぽい。



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もひとつ行きたかった、昨年出来たばかりの神山湧水珈琲へ。




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社務所のお隣にひっそりとあるこちらは、上賀茂神社を流れる神山湧水を使った味の素AGFプロデュースの珈琲スタンド。



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天気のいい日は境内の憩いの庭はじめあちこちで味わえるが雨の日はね〜、、、屋根のあるところですするしかない。まあ美味しくってあたたまったけれど。(ちなみに和菓子付きの和菓子って神馬堂の焼き餅なのね)






梅津六斎念仏〜嵯峨天皇祭@梅宮大社 - 2019.08.29 Thu

六斎念仏とは、かつて六斎日(毎月8,14,15,23,19,30日)におこなわれた念仏踊躍(ゆやく)といわれ、平安時代の空也上人の遊行が嚆矢ともいわれる。
現在では盂蘭盆の頃に、関西を中心に全国でこれをおこなう講があるというが、京都の六斎念仏は独特で昭和58年国の重要無形民族文化財に指定されている。




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その京都の六斎念仏講16の内の一つ、8月最後の日曜日に行われる梅津六斎を、梅宮大社に見に行ってきた。松尾大社のほん近くになる。



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梅宮大社は普段猫の寺として有名で、以前来たときは境内のあちこちににゃんこの姿が拝めたのだが、この日は盆踊りもおこなわれるし、どこかに姿をかくしているようだ。



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この日は地域の人たちにとっては夜店が出る盆踊りの日であり、神社にとっては嵯峨天皇祭である。天皇が崩御されたのが8月28日だったことにちなむ。そしてこの神社は、嵯峨天皇の皇后の壇林皇后(橘嘉智子)ゆかりの神社なのだ。もっともだれも祭に夢中で、嵯峨天皇の嵯の字も口にしないが(^_^;



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京都に16ある六斎念仏は大きく二つにわけられて、一つは念仏中心で、年末に行われる六波羅蜜寺の空也踊躍念仏は見に行ったことがある。ひたすら念仏を唱えてお堂のなかをぐるぐる。
もう一つはこちらの方が多数派だが、笛や鉦太鼓を使って芸能を見せる系統、梅津のは後者だ。



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他の芸能系六斎はまだみていないが、演目はだいたい共通する事が多いようだ。
まずは太鼓で「発願」、念仏の開始を告げ、「六段」とよばれるバチで太鼓をたたく演目。



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「四ッ太鼓」では子供から大人まで、四つの太鼓をドラムスみたいに叩きまくる芸。だいたい1人20〜30秒で、次々と叩き手がいれかわりたちかわり。



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もちろん浴衣に襷のりりしい女の子もたたくよ。


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リズムがだんだん速くなってきて、、、、



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だんだん子供から大人になって、ひょっとこのお面をかぶった人が出てきたり、、、
その超高速バチ捌きに見とれる。



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次もお約束らしい「頼光と土蜘蛛」
手から糸を投げるけれんみがかっこよいし、見栄えがするので好まれるのだろう。



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なにせスピードがはやいのと、明るくないのとで、画面ぶれぶれでごめん。



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これも高速で一反晒しをふりまわす「越後さらし」



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新体操のリボンみたいな感じといえばわかるか。



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京都独特の「祗園囃子」
鉦がコンチキチンと聞こえるのだが、山鉾の祗園囃子とはかなり趣が異なる。
しかし、、、このメロディーどこかで聞き覚えのあるような、、、、

そうだ!綾傘鉾の棒振り踊りのメロディーだ!
そりゃそうだね、あれも壬生六斎念仏講の人がやっているんだもの。
やっとあの棒振り踊りと六斎念仏がむすびついたよ。

(NHK「京都人の秘かな愉しみ〜blue」最新のやつで、あの棒振り踊りクローズアップされてましたね。)




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ここの祗園囃子ではとちゅうでひょっとこがでてきて火の用心の垂れ幕をたらしたり、、、



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お多福がでてきて華麗な太鼓バチ捌きを見せたり、洗練された祗園祭のお囃子とはひと味違うもっと庶民的な、原始的なお囃子だと思った。



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「獅子太鼓」という獅子をよびだす太鼓のあとで緑色と赤色の獅子が登場、アクロバティックな獅子神楽を見せる。

この時ぱらぱら降っていた雨が本降りになってきた。



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六斎の獅子舞はどこも定番らしいのだが、獅子に土蜘蛛をからませるという荒技をやってのける。



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蜘蛛の糸にからまれ、獅子苦戦、



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けれど最後には土蜘蛛に勝って、勝利宣言、、と言った感じかな。見応えあった。
子どもたちもやんやと食い入るようにみていたものね。

六斎念仏がおわると、あとは地元の人たちの盆踊りの時間だ。雨もあがったようだ。



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あとは地元の方のお楽しみなので、私は社務所の灯りを懐かしく感じながら、夜店で夜食のたこ焼きを買って帰った。しかし、、、バスで行くと梅津は遠いな〜、、、




大覚寺〜宵弘法 - 2019.08.25 Sun

弘法大師が1年に一度除災招福のために1年に一度おこなったといわれる万燈会法要、ここ嵯峨野大覚寺でもそれにちなんで毎年8月20日の宵におこなわれる万燈会は宵弘法とよばれる。



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夕方5時からご詠歌とか、北嵯峨高校吹奏楽部のコンサートとかいろいろイベントがあるようだが、私は嵯峨野送り火といわれる大沢池の護摩焚きが見たくて、おそがけにでかける。(駐車場はこの時間まだかなり余裕あり)



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すっかり暗くなった大沢池には、、、すでにたくさんの流し灯籠がただよっていた。あかりが池面に映って、なにやらこの世とあの世がつながったような幻想的な景色。風もないのでただゆらゆらと漂う。



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灯籠の向こうでは早くも施餓鬼供養が始まっている。



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大沢池に突き出した桟橋に法要の祭壇が組まれ、またしても鏡面の供養、美しく妖しく、お経をBGMにするこの景色には、おもわずあっちの世界へひっぱっていかれそうになる。(なんと計算された、、、)

夕方雨模様だったりしたが、このときばかりは雨もぴたっとやんでいた。(後にまた降り出した)



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池面を流れる読経の声に、音もなく灯りもつけない舟が(観月祭の時に竜頭鷁首の舟に変身する)漂っていき、しばらくすると池の中に炎があがる。
護摩壇に火がつけられたのだ。



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祭壇のまわりをぐるりとめぐる。
祭壇の向こうに護摩壇
施餓鬼はもともと餓鬼を供養することによって功徳を積む、という感じらしいが、真言宗ではご先祖様の供養と一緒にお盆の頃いっしょにされることが多いのだそうで、これも送り火ですな。



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嵯峨野の送り火、私にはこの夏最後に拝んだ送り火となった。



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万燈会のご献灯
灯籠流しは事前申し込みが必要らしいが、こちらはその場でお願いできる。



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堂内もライトアップされ、夜間拝観はまたいつもと違う雰囲気である。



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そうこうするうち護摩壇の炎はどんどん大きくなり、、、、



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法要がおわってもなお燃え続ける。



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ご先祖様を、亡くなった人を思う時間は過ぎて行き、これで今年の夏も過ぎてゆく。
嵯峨野の地元の人がそう言っていた。これがおわると暑くても夏は終わりや。



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地元の方がやっているとおぼしき一軒だけの模擬店で、素朴なかき氷をいただく。
いつもリッチなかき氷を求めるゴーラー(かきごーらー(^_^;)ながら、たまに昔ながらのを食べると懐かしく美味しい。



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大覚寺をあとにした大沢池をふりかえると、はぐれた流し灯籠がはかなげに漂っていた。





五山送り火2019 - 2019.08.17 Sat

台風のおかげで帰国が半日遅れて、あやぶまれた大文字の送り火(正式には五山送り火といわしたいようだが、やっぱり昔から大文字は大文字)、なんとかセーフで眺められました。
大雨とか、旅行とかぶったりとかで実は2年ぶり。



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今年は賀茂川べりの某所にて。
いや、それにしても賀茂大橋の下の河原は橋の上と同じく、立錐の余地もない。ここは避けてもっと上へ行きます。

20時、真ん中のところからはじまって徐々に「大」の字がうかびあがる瞬間が好き。
毎年おしょらいさんをお迎えするときは旅行中で、送るだけ送るんかい!とご先祖様につっこまれそうですが、今は亡き身近な人を(猫も)静かに偲ぶ日であればいいのではないかと個人的には思っています。



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ん?犬?

(^_^;、、、と思ったくらい、最初何がでてきたのかわからなかった。大文字の肩に字が浮かび上がる数秒だけ、十六夜の月がでたのです。
なんだか不思議な意志を感じたのは私だけでしょうか?




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以前若い頃は五山全部が見えるスポットを手にしていたのですが、10年前京都に帰ってきてから見えるのは大の字だけだったので、今年ほんとに何十年ぶりかで「妙法」もみることが出来ました。
(買い物の時に某スーパーの屋上駐車場で山に浮かび上がるこの文字はいつも眺めているんですけれどね)

ちなみにこれは「法」の一部



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多分形をご存じの方でないとそうは見えないと思いますけれど、「妙」の一部。



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こちらも何十年ぶりかの舟形

さすがに鳥居と左大文字は見えませんでしたが。

ご先祖様を思い、手を合わせ、今年も夏が行く。(暑さはまだ当分続きそうですが)






重陽神事と烏相撲〜上賀茂神社 - 2018.09.12 Wed

もひとつ9月9日重陽の節句の行事を。
上賀茂神社の神事と地域の子どもたちが相撲童子となる烏相撲




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社務所のまえでは刀禰(とね・神職の一)さんが、烏相撲で使う弓矢と円座をもってスタンバイ。



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そうこうするうちに斎王代さんがでてきはった。
古式ゆかしい襲のお姿、きれいやな〜。



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まずは土舎にて、斎王代以下、神職、相撲童子 みなさま、宮司さんのお祓いをうける。

ちなみに相撲童子はこの地域の小学生20人で、白い締め込み姿もりりしいのだが、くどいほど「童子の画像はアップしないでください!」と放送をくりかえしていたので、残念ながら画像はございません。



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こちらは細殿の前にしつらえられた土俵、あいにくの雨でテントの中となった。
ただいまご一行他、関係者は本殿で重陽神事にご参加、一般参拝者は小一時間じっと待つ。



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ようやく斎王代さんが細殿の座におつきになる。
雨で気温は高くないものの、すごい湿気なので、お付きの人もせっせと風を送ってはる。



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まずは神官さんたちが土俵を清める所作を。これは反閇かな?



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(土俵をととのえたりするご奉仕の人 背中に八咫烏を背負う)



烏相撲は要は子どもたちが相撲を神前でとるのだが、相撲は神事でもあるのでわかるのだが、なぜ烏がつくのか?
賀茂川に流れてきた丹塗矢を拾ったことにより、上賀茂神社の御祭神・賀茂別雷命を懐妊した賀茂族の玉依日売(たまよりひめ)の父、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が神武天皇東征のおり、八咫烏の姿で先導し勝利に導いたという神話による。

いつごろからの行事かさだかではないが、一時廃れていたのを近年になって復活させたものではないかと思われる。



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さて、(画像はないが)この細殿の前、土俵の東西に10人ずつ相撲童子が並んでいると想像して下さい。西方は禰宜(ねぎ・宮司の下の神職)方、東方は祝(ほうり・禰宜の下の神職)方とよばれる。

これはそれぞれの方の相撲童子の名前を斎王代さんにご報告しているところ。



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そして烏相撲のゆえんと思われる刀禰の横っ飛び移動。まるで烏がちょんちょんと飛んでいる姿。



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移動して、弓矢をたてかけた立砂の前にすわり、扇で仰ぎながら、禰宜方は「かーかーかー」
、祝方は「こーこーこー」と烏のなきまね。意味は不可解ながらなんとなく烏相撲って気がしてきたよ。

そしてまずはそれぞれ一番ずつ相撲をとり、次に勝ち抜き戦。



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相撲の応援に神職のかたも熱中しておられる。
禰宜方は白い締め込みに赤い布、祝方は白い布をつける。
子どもたちの歓声、応援もにぎやか。「○○!負けるなよ〜!」「△△!勝てや〜!」とか。みんな真剣勝負。

この子たちはやがて15才になると<あがり>、というおとなの仲間入りをはたし、またこの地域で幸在祭(さんやれまつり)(2月)で祝ってもらうのだろう。代々地域に住んで、その絆の中、地域の大人たちにみまもられながら大人になるっていうのはうらやましいよ。
上賀茂は農家の多い地域なので、人の出入りの激しい洛中とちがって、そういう関係が代々続いているようだ。



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この相撲がおわれば菊酒のおふるまいがあるのだが、私はちょっと時間がなくてこれでおいとました。



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最後に今日は厩におでましだった神馬号にご挨拶。
いや、、なかなか神々しいお顔で、、、(^_^;




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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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