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2017-04

堺に利休の面影をもとめる - 2016.12.16 Fri

乙女の茶事のあと、せっかく堺に来たのだから堺の町の利休ゆかりの場所をたずねてみよう。

堺は言わずとしれた利休のふるさと、そして桃山時代の茶人達が活躍した場所でもある。それでもなかなか堺まで足がむかなかったのは、現在の堺ではそれをしのぶよすががほとんどないからなのだった。

ところが堺市もこれではイケナイと思ったかどうかしらないが、こんな施設をつくらはったのだ。



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さかい利晶の杜
堺出身の千利休、与謝野晶子を顕彰して堺の歴史に興味をもってもらおうという観光施設で昨年オープン。




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千利休パートはなんと三千家の肝いりなので、お茶をやっている人にも十分楽しめる施設になっている。もちろん経験のない人はより興味をもってもらえるのではないだろうか。

これは表、裏、武者小路の三千家それぞれの茶室で、中で茶道体軒もできる。かなり利休パートに力入っている感じ。(というか、いままで利休をフューチャーした施設なさ過ぎだよな、堺市)



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せっかくだから裏千家の風露軒を撮影。とても近代的施設の中にあるとは思えない立派な数寄屋。どこかのお屋敷の中にはいったみたいな気分。



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西江軒、これ表さんだったかな??茶の湯体験と行っても茶室とは言えないようなところでちょこちょこっと、、、という施設が多い中、こんなところで体験したら、絶対お茶やりたくなるんじゃないだろか。



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大山崎にある利休の茶室・国宝待庵を写した本格的なさかい待庵の体験もできるが、こちらは予約が必要なため残念。




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立礼席の南海庵(南宗寺の和尚さん命名)。
この日のご担当は武者小路千家。ちゃんとお点前もされ、茶道初心者への解説もあり、なかなかここまで本格的な呈茶が楽しめる施設は京都にもないんじゃないかしら。



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お菓子をいただきお薄一服よばれる。



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お茶碗の模様は利休屋敷跡の椿の井の模様。

ではその利休屋敷跡へいってみよう、、、、って利晶の杜のすぐお隣(^_^;




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おお〜!!
なんかいつのまにか竹垣ができてりっぱになってる!!ここ、以前はなんのへんてつもない空き地に井戸の後があっただけなんだよ。利晶の杜オープンあわせて整備したらしい。解説のボランティアさんまで駐在。



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利休遺愛の椿の井。
ただしそういう言い伝えは他の場所にもあるのではっきりとはしないらしいが、そう思えばまた楽しいではないか。




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これは屋敷跡から利晶の杜をふりかえったところ。文化財、観光資源としての利休の活用法にようやく気づいたか、堺市(*^^)v


ここから20分ほど歩いて、やはり利休ゆかりの南宗寺へ。



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とちゅう堺のお菓子と言えばこれよね、のかん袋さんでくるみ餅を買う。



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人気なのでけっこうお待ちの人が。この寒いのに氷くるみ餅(文字通りかき氷が上にのってるやつ)を食されている方も。くるみは胡桃ではなく、餅をくるむ、からきているそうでくるんでいる餡のレシピは門外不出なのだそうだ。



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さて、臨済宗大徳寺派・南宗寺。
夕暮れ時で本堂とかにははいれなかったけれど、広い境内を歩く。



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重要文化財の山門〜甘露門とも。


開山は大林宗套、当地の支配者であった三好長慶の依頼による。武野紹鴎、千利休が禅の修行をした縁の寺で、いまでもここでは月釜や利休忌の茶会などがおこなわれている。いままで利休がらみで堺へ行きたい、と思ったのはこの南宗寺の存在だけだっな。




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利休の生きた時代、奈良の今井町と畿内の富を半分にしたといわれるほど栄え、また力をつけた町衆の茶の湯への傾倒がいちじるしかった堺の町の雰囲気は今はもうないが、それでもここのお寺の境内を歩いていると、当時の雰囲気を想像できるような気がする。




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この奥に月釜などおこなわれる茶室があるのだが、当然しまっていて、近づいたら防犯ブザーがなったので(^◇^;)あわてて退去。



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さきほどの利休屋敷跡にもあった椿の井がここにも。



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山上宗二の供養塔まであるんだ。




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おや、もう月もでてきた。そろそろおいとましよう。




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帰りは阪堺電車で。
狭い両脇に家が建ち並ぶ線路をはしることで有名なチンチン電車だ。



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あ、来た来た。
これで天王寺まで約40分。こんな長い距離を単一料金ではしる路面電車を他にしらない。




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帰宅して、今日一日の楽しかった茶事や堺散歩を思い出しながら、もちかえったくるみ餅を食す。一見ずんだのようだが全然ちがうのよ。美味美味!



<おまけ>


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これは他日堺の某ホテルで講演会を聞きにいったときのもの。
部屋の名前が「利休1」とか「利休2」とか。
だれかが「利休1000はないんですかねえ。」とナイスリアクション!


名店もりだくさん!丹後半島エクスカーション - 2013.02.12 Tue

東山がこんな薄雪化粧の日。

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丹後半島はさぞ雪が深いだろうと、、、、

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雨草履としっかり防寒でおでかけ。

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京都からJRで1時間ちょっと、日本海側はやはり結構な積雪です。
豊岡におすまいのそらいろつばめ様ご夫婦にお誘いいただき、きょうは丹後半島1日エクスカーション。ご夫婦の豊富な人脈と、ご自分の足で確かめられたお気に入りスポットを案内いただきました。博識なそらいろつばめ様の立て板に水、の豪華ナレーション付きで(^▽^)/

まず一番にむかったのはこちら。

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丹後半島の玄関口、京都府大宮町にあるこだわりのスーパーいととめ
現在の若い社長になってから、ありきたりのスーパーではなく、新鮮な地元の食材のみならず、社長みずからが海外に出て買い付けた外国の食材なども品数多くとりそろえたこだわりのお店になったそうです。

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ここには日本酒の酒蔵コーナーがあって、地元の酒蔵まででかけて納得がいったお酒をイチオシとして扱っているし、ワインの酒蔵コーナーも充実しています。目の前で調理されるお惣菜コーナーもあるんです。このスーパーには1時間以上もかけて遠方からお客さんがこられるそうですよ。
めずらしいものもいっぱいあって、見ているだけで楽しい。丹後半島についたとたん、すっかりお買い物モードになってしまって、竹野酒造さんの日本酒、豊岡産そば粉(蕎麦掻きを家でつくるんだ♪)をお買い上げ。(重いものばっか)

お昼ご飯にはご夫婦オススメの弥栄町、魚菜料理縄屋さんへ。

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聞いて驚くなかれ、このすてきな土の築地壁はオーナーの吉岡さん自らが作ったものなの
w( ̄▽ ̄;)w

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インテリアにも器にもこだわりが感じられます。なによりお料理が見た目もお味もヽ(*^^*)ノ!
京都の和久傳(もともとはこちら、峰山の老舗料理旅館でしたのよ)で修行されたそうです。

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坪庭をほうふつとさせる植栽もご自分でされたのでしょう。シンボルツリーは山法師。
それではお料理のいくつかをご紹介。

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前菜に牡蛎!なにしろ日本海が近いのですもの、新鮮さがちがいます。(この点は京都の料亭よりアドバンテージあり)

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煮物椀には蕗の薹餅、ほろにがいお餅がさわやか。

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右側がお寿司の原型のなれ鮨(だったと思う)。お米を乳酸発酵させたもの。

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お口直しにはなんとトマトにクレソンのソース!赤と緑があざやかで味はさわやか。

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〆は土釜でたいたホンダワラのご飯でした。

こういっては失礼ですが、このあたり、他にはな〜んにも見当たらない変哲もない田舎の風景なんです。そこになにげなく、こんなお店があるなんておどろき。このあたりの方は、おいしい日本料理をいただくのにわざわざ京都まででる必要がありませんね。

こちらでゆっくりお昼をご馳走になったあと向かったのは宮津の富士酢飯尾醸造さん。

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創業は明治26年。これもそらいろつばめ様のご人脈にて、お休みの日に関わらずご主人(今は社長を息子さんにゆずってはりますが)がわざわざおいでになって蔵を見せていただく。

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こちらでは昭和39年から地元宮津の棚田で、契約農家さんに農薬を使わずにお米を作ってもらい、それを原料としているこだわりの酢なんです。

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米酢と称することができるお酢の原料の米の量は200mlあたり、一番左のビン。ところがここの富士酢はその5倍、プレミアム富士酢ではさらにその1.5倍(一番右のビン)の米を使っているそうです。

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まずは酒を造り、それに酢酸菌をくわえてお酢にするのですが、大量生産のお酢ではタンクの中を攪拌するため1日で酢ができてしまうそうです。でもこちらでは「静置発酵法」といって、タンクの表面だけで酢酸菌が自然発酵していくのを待つ発酵法なので、2〜6ヶ月(季節によりことなる)かけるそうです。

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それだけでも丁寧につくられた良いお酢だな、とわかりますね。

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なんとまあ、タンクの中を見せていただきました。ほんのり湯気があがっているでしょう?あれ、自然発酵で生じた熱で湯気がでているんです。自然の力ってすごいw( ̄▽ ̄)w

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これが静かに発酵する酢のもと。表面に見えるのが酢酸菌の薄い膜。

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その丁寧で無農薬の製法ゆえ、「おいしんぼ」にも取り上げられたんですって!
(15年前のご主人だそうです(^^))

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米酢以外にも水を一滴も使わず、人力で圧搾してつくる紅芋酢や、りんご酢(無農薬の「奇跡のりんご」が原料)、、、

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石榴酢や、そのまま使えるピクル酢、酢の物酢などバリエーションも豊か。

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それらをすべてテイスティングできるんですv(゚▽゚)v♪

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一般の大量生産米酢を飲んでから試すと違いが歴然の米酢、さわやかなりんご酢、おいしいピクル酢、健康に良い飲む酢の紅芋酢、、、、次から次へと。(もちろん薄めていただきます)

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こちらでまた重いビン物をショッピングしたのはいうまでもありません。( ̄^ ̄)ゞ

宮津の街並みをあちこちご案内いただきながら最後に訪れたのが天橋立のたもと、ワインとお宿・千歳

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こちらのオーナーは旅館は奥様にまかせて、ご自分はワインにはまって天橋立にワイナリーを作っちゃうようなお人なんです。世界のワイナリーをたずねて、テイスティングを重ね、そのワイン蔵には2万本以上のワインが眠っているとか。

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こちら隣接する千歳のカフェ、Cafe de Pin。なんと天橋立の廻旋橋の目の前というすごい立地。

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これもすごい人脈のおかげで、オーナーの山崎氏をご紹介いただく。なにしろ京都の祗園は辰巳橋たもとの一等地のワインとフレンチの町家レストランル・サルモン・ドールのオーナーでもあるのですもの。(ちなみに一之舟入のワインサロンラ・ムーのオーナーでもある)

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天橋立はゆっくり見ることはできませんでしたが、各方面ですばらしい方々を知ることができてほんとに充実した1日でしたわ。そらいろつばめ様ご夫婦に感謝です。

それにしても地方、元気じゃないか、と思います。かえって都会ではできない思い切ったことができるのかもしれませんね。

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帰りの北近畿タンゴ鉄道のシートカバー。ほんまの「丹後ちりめん」でできているの。なんだか感激。

そして本日の戦利品。重かった〜、、、、( ̄▽ ̄;)

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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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