まずはキョフテ。こちら行列のできるキョフテ専門店、セリム・ウスタ。100年の老舗だよ。

キョフテはトルコ版ハンバーグ、それもスパイシーなやつ。庶民的な一皿、おいしい!

スイカまるごと売ってます。味はやや大味。日本のジューシーなスイカ食べてるとイマイチ。

オレンジとザクロ。その場で絞ってジュースにしてくれる。オレンジはとってもおいしいが、ザクロはちょっと甘み足りず青臭い。

ゆでトウモロコシ80円、焼トウモロコシ100円。観光客には人気だが、日本のトウモロコシのイメージでいくと、硬くてぱさついてとても食べられたもんじゃない。しかし、この少年、達者な商売してたな。

トルココーヒーはコーヒーの粉を煮出して上澄みを飲む。飲み終わりはこんな滓が。(これでコーヒー占いしたりする)これももう一度でけっこうです。

ロカンタというカフェテリア形式のレストランがたくさんある。欲しい物を指さすだけですぐ出てくるので、とても便利。

ピンク色のは綿菓子。食べると口の中が真っ赤になるというシロモノ。おいしかったが売る人によって値段が違うので、そこは値切る!

かの有名なドネルケバブ。手前がチキンの、奥が羊肉。

薄く切ってこのようにパンにはさんでもらうもよし!

焼き栗屋台。

甘くて柔らかい天津甘栗を想像してはイケナイ。ひたすら硬くてナマっぽい食感。なのになぜかあとを引くんだよな〜。

これぞトルコ版味噌汁、メジメッキ!ばかうま〜〜!!
レンズ豆のスープで唐辛子の粉を混ぜて食べる。これ何回も食した。

ちょっとましなレストランで夕食した日もあったよ。

ラフマジュン。トルコ版ピザ。生野菜をたっぷり挟んで食べるのがスタイル。
トルコは野菜が豊富で新鮮。日本にいるときよりはるかにたくさんの野菜を食した。う〜ん、ヘルシーでおいしい〜。

そしてトルコ人はチャイが大好き。いつでもどこでも、レストランですらチャイの出前をとる。こんなトレーで出前する。

チャイは必ずこんなグラスででてくるのよ。熱くてどこ持っていいか最初はわからなかったが、学習してうまく飲めるようになった。
さて、これはグルメには関係ないが、一度は体験したいと思っていたハマム。いわゆるトルコ式蒸風呂(某風俗業の旧名ではアリマセン)。

それでも素っ裸になるのでそこは勇気がいるのだが、幸いホテルの目の前に2年前オープンしたばかりのきれいで豪華(値段は町中のハマムよりちょっと高め)なアヤソフィア・ヒュッレム・スルタン・ハマムがあるではないか。

そもそもこの建物は16世紀にシュレイマン大帝の后ヒュッレムがトルコ最高の建築家シナンに建てさせた由緒あるものなのだ。ヒュッレムは、ハレムの権力闘争で浴室であやうく暗殺されるところだったので、大帝は彼女だけのためにこのハマムを造ったのだそう。寵姫だったのね。

ながらく博物館だったのを一昨年ハマムにもどしたわけ。内装は、、、さずがに浴室までは写真に撮れないのが残念なくらい超豪華。大理石でつくられた水道設備、様々な色の大理石を組み合わせたヘソ石(浴室の中央にある暖かい大きなテーブル状の石で、ここにねそべって汗がじんわり出てくるのを待つ)高い天井。
あら、ここはハレムの浴室だったかしら、、、、なんて妄想したりして。

(ここはあくまで受付。奥にめくるめく豪華な浴室が、、、、)
すっぽんぽんの上にベシテマルという布を一枚巻きつけただけでケセジ(あかすり、マッサージをしてくれる担当の係)さんを、ヘソ石にねそべって待つ。
ガイドブックにはセパレーツの水着を用意するとよい、と書いてあるが、欧米人はみんなすっぽんぽんで平気だし、私も恥ずかしいという歳でもなし(^_^; ま、いいか。
でも若い人はやはり水着つけてたほうが良いかも。
ケセジさんがやがてきてくれてあかすり、泡だらけの石鹸でマッサージ(ここらへんの連想から某風俗業の名前になったんだなと納得)、シャンプーで仕上げ。ついでにオイルマッサージもたのむ。
ああ〜、生き返った〜!

パウダールームで髪や体を乾かしてさっぱり。

かえりに使用したあかすり手袋と石鹸を持ち帰りようにくれる。ここのハマムはヒュッレムの愛したセイヨウハナズオウの香りで石鹸もシャンプーも統一しているので、持ち帰るとその香りがホテルの部屋中にしてました。
どんな香りかって?
、、、、しいていえば昭和の時代どこにでもあった懐かしい石鹸の匂い、、、、でしょうか。