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2017-06

京の庭で楽しむ Demitasse x でみたす - 2016.09.27 Tue

銀閣寺参道前の白沙村荘〜橋本関雪記念館


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意外と観光客にはしられていない穴場だが、私には学生時代からのテリトリーなのだ。




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いくつかの茶室を擁し大文字を借景とした10000㎡の庭園・白沙村荘はみどころがいっぱいある。



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庭園には季節の花が咲き、いろんな種類の鳥もよってくるバードサンクチュアリ。




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体育館みたいなアトリエだった建物の前に投げいれられた花もこの庭でとれたものだろうな。



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その奥の方にある茶室倚翠亭(いすいてい)。ここが今日のイベントの舞台。
普段ははいれないが、一度ここでの茶会にいったことがある。でもこの季節こんなに蓮の葉がきれいだとはしらなかった。


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倚翠亭の小間に並べられたデミタスカップ、、、というのもけっこうシュールなけしきだなあ。

今日は世界中のデミタスカップを1500以上集めているというコレクター・村上和美さんの、コレクションから一つ選んでコーヒーをいただくという趣向。

この回一番乗りであったので、選び放題。



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選んだカップに添えられたカードを手にして、なんと躙り口から入席。




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おお〜、、、

この蓮の池に浮かぶが如き浮遊感のある茶室がいいね。

床には関雪の「帰帆」という画がかかる。コーヒーはこのように船に乗って海を越えてきた、、、から。




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そして珈琲点前?でコーヒーをいれてくれるのはイノダコーヒーさん。なんだか割烹の板さんみたいだが、いつもこの出で立ちでお店でもコーヒーをいれてはるのだそう。
入れるコーヒーはもちろんイノダの定番・アラビアの真珠。




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いよいよ選んだカップが。
私が選んだのはずばりジャポニズム。



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関雪記念館のレストラン・ノアノアさんのケーキとともに。




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5人のお客さまそれぞれちがうテイストのカップを選ばれる。
それぞれどういうポイントでそのカップを選んだか、思いを語る。

これらの所有者でもある村上さんのコレクションに纏わる楽しみとかご苦労とか、お聞きする。
いつもは1500以上のカップコレクションを床に並べて保管(?)しておられるそうで、いつでも実際にコーヒーをいれて使っておられるのだそうだ。



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ちなみに私が選んだジャポニズム。若干惜しい桜の蒔絵は英国のブラウンフィールドという会社のモノで、おそらく100年くらい前のものとか。

他のカップが空白恐怖症のように完膚無きまでに肌を模様で埋め尽くしているのに、ジャポニズムのこれはなんとか日本的空白の美を生かそうとしている。

聞けば英国にも桜の木はあるらしいが、この絵付けをした職人はたぶん古伊万里とか浮世絵とかの桜の絵を見て模写したのではなかろうか。微妙に桜で微妙に桜ではない。



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逆さまだがBrownfield & Sonの文字が裏に見える。

なんでも器をひっくり返して見る、というのは茶人のクセだわ。




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お隣の方が選ばれたhigh-handleのカップ、持ち手の中に鳥の首。芸がこまかい。




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ハイハンドルって持ちにくそうだけれど、マダムのきれいにネイルされた指でつまむとなんてエレガント!




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倚翠亭の美しい眺めを見ながらのコーヒータイムはまさに優雅な優雅なひとときであった。
(ジャポニズムのカップを手に夢心地で蓮の池の上を浮遊するワタクシの心、、、なんつって)



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茶席を辞したあと、広い白沙村荘の庭も楽しみながら、、、、



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その1500以上の村上さんのデミタスコレクションが見られるという新しくできたばかりの関雪記念館へ。



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展示室へ入るなり、、、うわあああ、、、

もう圧巻であった。



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ひとつひとつじっくりみたいが、これほどあると時間が足りない。

しかもお気に入りナンバー1〜3までを選んでアンケートに答えて、といわれて、、、
一体どれを選べばいいのか、さっぱりわからん。

見る順番でも目移りしすぎ。



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とはいいつつも、シルバーとライトブルーの色がとても綺麗だったこちらを私的ナンバー1に。

もちろん他にもナンバー1にしたいカップはたくさんあったんですよ。




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コレクションは主に英国、フランスのものが多い。形もハンドルの形態も実にさまざま。こんなにヴァリエーションのあるものだとは思わなかった。

デミタスではないが、ひところヨーロッパのカップをささやかに集めていたことがあったが、抹茶道具ほど惹かれなくてやめてしまった。でもこんなに面白く美しいカップがあるなら見直してもいいかな。(いやいや財政的に破綻をきたす、、、(^_^; どちらかにせねば)




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明治の頃には、日本のメーカーが、日本の茶碗にそのまま取っ手をつけたようなカップも輸出していたそうだ。古伊万里や薩摩焼系のカップも多くある。



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このフォルムと色がまたいいねえ、、、、




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ふと展示室で目をあげるとそこには大文字が正面。

なんて美しい時間を楽しめたのかしら、、、、




蔵酒場・佐々俵2016〜佐々木酒造 - 2016.09.06 Tue

洛中唯一の造り酒屋(左京区にもあるんだけれど洛外だから、、、、^_^;)佐々木酒造さんで一夜限りの蔵酒場。



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造り酒屋の蔵に入れるなんて、滅多にないチャンス。(もちろんたいせつなタンクのある部分は立ち入り禁止よ)

書家の俵越山先生(私らには越前屋俵太さんの方がなじみがあるわね)と太っ腹な佐々木酒造の男前の社長さんのコラボで昨年から始まった一日限りの蔵酒場。




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開場前にすでに前の駐車場では焼き鳥とかウナギの蒲焼きとかミニ弁当とか、、、お酒のあてになりそうなものがいっぱいでいいにおいをさせてます。



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<蔵酒場 佐々俵>


一日限りの酒場の名前。



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開場前にちょっとフライングをして蔵の中をのぞかせていただく。

ああ、こんなになってるんだ。早くもお酒を飲みたい心ははやる。



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18時、いよいよ蔵酒場・佐々俵、会場です。

越山先生と(お兄さんの佐々木蔵之介さんより男前、の評判の高い)佐々木社長のご挨拶。
昼の部にはなんと市長が挨拶しはったそうで、、、さすが佐々木酒造、京都市民には有名です。




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さあ、酒蔵にGo!

事前申し込みしたたくさんの日本酒愛好家、、、いや飲んべえがどっとなだれ込む。




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奥のカウンターでは佐々木酒造のお酒飲み放題。

看板吟醸の聚楽第、ぐっと濃厚で強い古都、フルーティーなボトルもおしゃれな平安四神などなど、、



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後のお品書きは越山先生が酒場の雰囲気を盛り上がるために書いた物で、実際にこんなんがでるわけではありません(^_^;




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会費を払うともらえるこのオリジナル杯をもってふらふら、あっちのお酒、こっちのお酒を飲み比べ。




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しかし、味がどうのと言っていたのは最初の5〜6杯までだったかな、あとはもう勢いに任せてなんでもええから日本酒ならかかってこい!、、、、状態。




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もちろん、下戸さんでも楽しめるノンアルコールもやわらぎ水もあるよ。
10〜20円で買える駄菓子もあるよ。ひととおり焼き鳥とか食べて、そのあとのアテにこの駄菓子がまたようあうんですわ〜。

ここで初めて、ずっと飲みたいと思っていた、佐々木酒造開発、ノンアルコールの米麹飲料「白い銀明水」飲みました!!
おいしい!(佐々木酒造まで行かないと買えません)



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ここは蔵の中の事務的な仕事をする場所でしょうか?

先ほどから壁にも提灯にも額にも屏風にも、書き殴られている書は越山先生のですよ。



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そうこうするうちに社長と越山先生の「越山美術館(?!)オープン式典(?)」、テープカットです。




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この「美術館」の扉をあけると、、、ここは瓶詰めのコーナーでしょうか。醸造関係らしき機械がいろいろ置いてある。



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そのあちこちに越山先生のじんわり笑えるお言葉を記した書が。



「なすがままなら きゅうりはぱぱ」  「初心忘れるで必ず」 、、、

あはは、、、



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でも、心にじんわりしみるお言葉も。



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実は越山先生には一度お願いして西行の歌を短冊に書いていただいたことがあります。越山体で書かれた西行さん、茶事の折、玄関に掛けて使わせてもらいました。(その時の記事

ご挨拶したら覚えていてくださったようで、うれしい。



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始まって時間がたってもバーカウンターへ押しかける人はひきもきらず、、、みなさん、飲んべえですねえ、、



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なんだかどこかでお見かけしたようなお顔もちょい有名な方もまじっていたような。

狂言師のS師もご夫婦でおいででしたし、、、こんな方にもお目にかかりました。



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裏千家教授のランディ先生!
今日はアロハに短パンでなくて十徳(茶名以上の男子の正装)なんですね(^_^;



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ちょっとお酒や肴でちらかってますが、同じテーブルを囲んだのんべえのみなさん、まったく見ず知らずの方々ながら、酒の勢いもありすっかり意気投合、是非来年もご一緒に!とお互いに集合写真をとりあいました。

来年も是非おめにかかりましょう、合い言葉は「かきピー!」(#^.^#)(ここだけで通じる合い言葉)




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宴はまだまだ続きますがここらでおいとましよう。



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いや、楽しかった。

良い酔い加減の宵、、、なんつって。



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蔵の少し北に佐々木酒造の店舗。杉玉の影だけが映ってますね。



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店舗の前の自販機に銀明水発見!!

(さきほどの飲んべえさんのおひとりに教えてもらった)



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というわけで、一本、買って帰りました!!




平野神社夜桜花見 - 2016.04.09 Sat

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京都市の西北、白梅町の北に平野神社がある。いわずとしれた桜の名所。



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だから神社の神紋も桜なのだ。



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神社はもともと大和の国にあったものを平安遷都で京都に移されたという。だから歴史はかなり古い。平安中期に花山天皇が桜をお手植えして以来、桜の名所とされたという。たくさんの種類の桜を擁する広い桜苑では早咲きから遅咲きまでひと月半、桜が楽しめるという。江戸時代には庶民にも開放され、「平野の夜桜」として知られたそうだ。



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そんな由緒ある桜苑は、、、暗くてよく見えない。



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でも、花見のヨッパライはたくさん見える(^◇^;)
観桜の時期だけ、境内には4つほどの店がはいり、茣蓙席や枡席を用意してくれる。



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さて、私もそのヨッパライの仲間に入ろう。どうせだれも桜なんてみちゃいね〜。

七輪も貸してくれるので、いろんなものを焼き焼き。別料金で食材やお酒の持ち込みも可。



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リンゴや包丁まで!持ち込む人もいるのよ〜。でも七輪でゆっくりあぶったリンゴはケーキみたいでとてもおいしい♪



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多様な年令、異職業でありながらお茶を介した仲間たちのおしゃべりは尽きない。お酒もつぎつぎ到来(持ち込み)し、とうとう鼓まで登場し、「猩々」やら「髙砂」やらにぎやかなこと、にぎやかなこと。




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そうこうするうち、桜の木の下で煎茶セットがとりだされ「桜にゑひて、、、」茶会もはじまる。楽しい。こんな楽しい花見ははじめてだ。純粋に自分が楽しければいいじゃないか、他人の目なんて気にしない、と肩の力が抜けてきたの、この歳になって。(もちろん矩は越えない歳の功はあるわよ)




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ああ、酔っ払ってきた。桜がおぼろげだ。
先ほどの鼓にあわせてたまたま通りがかった能楽部の大学生が謡をあわせる。室町のころの花見にタイムスリップか。なんとみやびみやび。



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そろそろ帰り支度の人も増えてきたのでここらでおいとましよう。若い人たちはまだまだ居残り笑いさんざめく。ひとり帰る道々、鼓の音がまだ遠くに聞こえた。



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ひとり見る夜桜のすざまじきかな、妖しやな。

桜を気にかけながら一夜の嵐。その明けた朝には、、、



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雨に濡れた地面に桜の花びらの道。(市立美術館前)




ちっちゃいパレード〜元・立誠小学校 - 2015.10.07 Wed

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立誠小学校は夜になれば飲み屋やバーがひしめく木屋町のど真ん中、高瀬川のほとりにあった。平成4年に閉校、そのあとシネマとかいろんな地域の活動に使われなんとか校舎は壊されずに生き延びている。



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何回かここで他のイベントで参加させてもらったことがある。昭和3年にたてられたノスタルジックな校舎はちょっと小学校のころにタイムスリップさせてくれる。

きょうはここでちっちゃいパレードというイベントがある。

開始早々いったつもりがすでに長蛇の列。



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この企画は京都在住の三人のママたちの発案によると聞いたが、でているお店が普段から愛用している好きなところばかりなので、天気も良いし、ついつい惹かれて出かけたのだ。

メインターゲットが子どもづれの若夫婦なので、ちょっとういちゃうわたくし、、、、
ダシにつかえる孫が近くに住んでいればね〜(。-_-。)



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会場となった元・教室はすでにおしあいへしあいの大盛況。雑誌で言えば「リンネル」とか「ナチュリラ」とか「クウネル」とか系の若いママたち。
わたしは渋く「チルチンびと」系、、、、いや、「暮らしの手帖」系か?「家庭画報」系でないのは確か。



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和菓子の日菓さんは子どもたち対象に「和菓子を作ってみよう」的なワークショップをされていた。日菓のユニットが今年いっぱいで解散、というのはなんともさびしい。(杉山さんは御菓子丸として活動継続)




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校庭の、かつて小学生たちが手を洗ったタイルの手洗い場を利用して、ここでは染色のワークショップも(大阪・色とリズムさん)。虹色に染められていく布が美しい。



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木と根さん、直火焼きマフィンねらっていったのにすでに売り切れ。あ、パンケーキあるんだ、と一袋買ったらパンケーキミックス(粉)で食べられんかった(T_T)



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東京・tottoranteさんの食べるジュースは長蛇の列。おいしそうだな。



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おいおい!早くに行ったのに奈良のデルベア、お目当てのバームクーヘンもう売り切れかい!!

他にも下鴨のユーゲさんのクッキーも、うめぞのさんの和スイーツも、蒸しパンも、ランチボックスもおはぎも、食べ物系全滅〜〜!開始1時間でみんなうりきれたんじゃなかろか。



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食べ物系はあきらめて飲み物系で。浄土寺で週末+月だけやってるmiepumpさんコーヒーミルクを。これも並んだ。



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校舎の窓のところにおいてみる。ミルクとの混ざり具合がきれい。



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広い講堂ではミロコマチコさんのお絵かきワークショップ。



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二階の踊り場から見る校庭。この手のガラス窓、懐かしい。



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鉄のサビをいかしたオブジェやフックのチプラスタヂオさんの展示。ちょっと気に入った物があって購入。



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もと教室だからもちろん黒板もある。なつかしい。チョークを作る会社、そういえば廃業したって最近聞いたな。そういう時代なんだ。



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紫竹の花屋さん、みたてさんでは寄せ植えのワークショップ。一人息子のM君はパパにだかれて爆睡中。大きくなったな。


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子どもたちの声が今も響く学校の廊下。京都はこんな風に廃校になっても別の用途で生きている校舎はたくさんある。壊されてしまったものもあるけれどね。



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他にもお裁縫のワークショップや、



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革のコードを使って作るワークショップ、



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手芸系ワークショップ、


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木工のワークショップまであった。



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こちらその木工家具などを作っているKIJIRUSHIさんのショップ。小窓のある衝立ももちろんお手の物でお手製。



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中庭の食べ物系のお店を見下ろすともうほとんど売り切れ片付け中のお店も。もう少し早くくるべきであったか。個人でやっているようなお店ばかりなので大量生産はむつかしいのだ。でもそこがよかったりする。



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で、この日の戦利品は、木と根さんで買ったアトリエリムのパンケーキミックス、デルベアさんの(バームクーヘンは買えなかったので)ジャム、鉄の結界(?)+フック。



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フックは自分で折り曲げてこんな風に使ってみようと思って。安定が悪いのが難点。ちいさなショットグラスを買ってきて輪っかにつっこんだ方がよさそうだ。要・検討。







地獄の釜の蓋もあいちゃう縁日 - 2015.08.31 Mon

先日は旧暦7月16日、地獄の釜の蓋が開く日でございました。こんなに日に日ごろ人間世界でまじめに生きてる妖しい「亡者」どもが紫野某所(TT舎)にまかりいでまして、縁日の宴でございます。


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折からのたたきつける豪雨にびしょぬれになりながらも集まった妖しい人たちはだんだん数を増し、、、、そのうち雨もあがり麗しき宵とはなりました。

こちらは縁日で波照間泥染めを売るおねえさん。商品タグも手刷りのあじわい、麗しい景色だなあ。



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こちら縁日にかかせぬお面屋さん。商品は床の間の筵に。なんとプロの襖絵師仕様でございますゆえ、あっというまに完売とかや。



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ここはひとつわたくしも、「亡者」にまじって商売を。ビールいかがっすかぁ〜\(^O^)/



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子供用ビニールプールを用意しまして、いれもいれたりビール各種とジュース、お茶。なにせこういう縁日はお客よりもお店やる方が断然おもしろいからねえ。
最初出渋った売り上げも、後半みなさん酩酊状態になってからはとうとう売り切れ。ただし、物々交換や気前よくもってけどろぼう〜♪したので売れたというよりは、なくなった、、、と言った方が(^_^;



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二階はこれまた妖しいキャバレーライト(?)にてらされた亡者(亡者のお面かぶって)が駄菓子屋やってたり、日本酒バーがあったり、ここでビール屋さぼって一杯ひっかけまする。お初にお目にかかった方も、知り合いも、話せば楽しき宴かな。
ここに出入りする「亡者」どもは世間では別の本職をもっていて、いろんな方面でおもしろい活動をしている人が多いゆえ、お話し聞くと心の世界がひろがります。

二階にはさらにあやしすぎる売る気ゼロの「石屋」さん(石屋さんってなんなの?文字どおり(鉱)石!売ってた)、これ子供が見たら泣くで型(とけるとスプラッタになる顔のろうそくとか)のろうそく屋さんとか。


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頭に鉢巻き口に楊枝をくわえた、道端でひろったもの?とか廃品回収?したのか、というような物を売るガラクタ屋さんとか。


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ええかげんな度付き眼鏡や玉なし眼鏡、蔓が一本ない眼鏡などわけわからん眼鏡を売りながら哲学を語る眼鏡屋さんとか。(世間での本業を聞いてまたびっくりなのだ)


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カシスをベースにいれたこだわりの杏仁豆腐屋さんでは上に葡萄がのっかっておいしく、おとなりの自家製ジンジャエール屋さんは浴衣のかわいいおねえさん。そのうちさらに煮豆だけを売る台湾スイーツ豆屋のおねえさんも登場。スイーツ充実のラインナップだぜ。



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食べ物も充実してるぜ、、、いやいやしておりまする。この家の台所ではお蕎麦におにぎり、おつまみ屋さん。こちらもねじりはちまき、いなせな(?)おねいさん。



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おくれて登場、大阪人のソウルフードやあ!!たこせんがまた、、、泣かせる。
となりでは文字通り「あやしい壺屋」が壺をうるのかと思えば、壺で漬けた自家製漬け物を包丁で切りながら売ってるし。これ肴にして再び二階へ日本酒いっぱいやりに。(←職場放棄)



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店出す方の亡者もいいかげんあやしいが、くるお客さんも相当アヤシイ。こんな股旅のいでたちの方が「ジゴクのパスポート」ご持参で。うひょ〜〜。(帯の柄にも注目)



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お隣さんのお家、某庵では「TIO PEPE(シェリー酒)あります」の看板が出ていたので、自分の店舗放棄の人続出。こちらではおいしいシェリーのみならず、ろうそくの灯のもと見事なお点前でお茶を一服いただく。ああ、楽しいわ。(私と二人で平均年齢をぐっと押し上げているところの)同席した同年代のおじさまとこの歳になってこんな楽しい目にあえるとは〜〜などと、感涙にむせぶ。(心の中で)

縁日ではとうとう盆踊りまでくりだしているようでにぎやかだ。そろそろおいとましてジゴク(?)に帰らねば。


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どんな場所でもどんな相手といても自分で楽しみをみつけ楽しめること、これは大事なことだとつくづく思う。若い頃から、自分をとりまく人や環境のせいにして楽しくない、不満だ、と思ってきたことが多かったので、この歳になってやっとなにか一本ぬけたような、、、、そんな気がしておりまする。あ、これ「随所作主」の心?(^_^;
私より一回り上のさる方が「この歳になったらこわいものはなんにもないわ。」と言っておられたのが、励みになる今日この頃でございます。


上の写真は縁日でもとめたもの。(ビールとむりやり物々交換したもの含む)

波照間染めのてぬぐい、プロの絵師のおかめさん、あまりにシュールなろうそく、何に使うのか考え中の碍子、壺屋の漬け物を買うともれなくついてくる古い漬け物皿、全然あってない度付きのサングラス   以上!



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