topimage

2017-03

銀月サロン・(旧暦)新年茶会〜銀月アパートメント - 2017.02.04 Sat

北白川にたたずむ、戦前からあったということ以外建築年も設計者もすべて不明という不思議なアパート・銀月アパートメント。



P1110322.jpg



いろんな映画のロケ地にもなり、特にアーティストたちに人気でいつも部屋は埋まっているという。
レトロな昭和のTHE下宿、という感じの建物。




P1110323.jpg




ここの一室、特に玄関脇の枝垂れ桜が目の前にひろがるという一等地の部屋でときたまひらかれる中国茶教室・銀月サロン。
昨年秋に紅葉の茶会で初めて参加させていただいたが、今回は旧正月にあわせた新年茶会へ。




P1110324.jpg



中国や台湾では太陽暦の正月は地味で、旧暦の正月はかなり賑やかに盛大にお祝いするのだとか。




P1110328.jpg



最初のお茶は、武夷山・大紅袍。烏龍茶の最高峰。

この茶樹の母樹は6株しかなく、国賓クラスでないと採取してはいけないのだそうだ。で、今回の大紅袍はその母樹の孫にあたる茶樹の葉。(クローン技術で作られた)




P1110336.jpg



香り華やかで、やっぱり中国茶の中では一番好き。ザ・中国茶、という感じで。茶杯に残る香りを聞くのもまた楽しい。




P1110331.jpg



二番目のお茶は祁門(キーマン)紅茶。祁門は茶葉のとれる安徽省の地名から。

中国茶で作った紅茶はイギリスなどの紅茶と違って、何煎でもだせるのが特徴。茶葉をクラッシュしていないfull leaf なので、じっくり味が出せるのだそうだ。




P1110332.jpg



キーマンといえば水色(すいしょく)が美しいことで知られるが、ほんとうにルビー色で「紅」茶なんだと納得する。
味は紅茶であって紅茶でない、もっと奥深い豊かな飲み物になっている。




P1110337.jpg




三番目のお茶は台湾・阿里山紅茶。
この茶葉はころころと丸い(兎のフンのような、、、)形状になっている。
祁門紅茶と飲み比べ。どちらも劣らず美味しい。




<P1110340.jpg




ここでお楽しみの点心。銀月サロンは前回もそうだったが、手作り点心がまたおいしいのだ。
今月は、台湾のお雑煮みたいな、というかエビ麺に水餃子、高菜の若菜を添えた葱湯と又焼包。おいしかった!レシピを一応お聞きするが、なかなか自分ちでは作れないものね(^_^;



P1110343.jpg




最後のお茶は生姜の刻みをたっぷり入れた肉桂岩茶。
肉桂はシナモンではなくて、それほどスパイシーな香りがするお茶、と言う意味。それに波照間のきび糖を投入したもの。飲んでしばらくするとのどで生姜が炸裂、体がほかほかとあたたまる。




P1110345.jpg



このお茶の友がまた目からウロコの組み合わせ!
大阪空堀にあるエクチュアのチョコ、フロマージュ&ペッパー。

文字どおりチーズと胡椒のプラリネ入りのチョコ。これがまたお酒でもワインでも飲めそうなタイプの味なんで、近いうち買いに走ろうと思う。




P1110339.jpg




お互いにお茶を煎れあったり、談笑したり、心潤う楽しいひとときであった。




P1110338.jpg




最後に次回の茶会の予約を。
次はこの窓から、満開の枝垂れ桜が正面にみえるはずの桜茶会。大人気なんだそうで、あぶれないように、しっかり予約をとって帰った。春の楽しみがまた増えた。




好日居・茶ノ教室夜会〜クリスマス2016 - 2016.12.25 Sun

今年最後の好日居茶ノ教室夜会はクリスマスがテーマ。



P1110171.jpg



部屋の中になんたる存在感!の、、、やっぱりこれはクリスマスツリーの変形?といっていいのかな。インド・ネパールで使われるシンギングボウル(おりんの大きな物?)と、麻縄の編んだもののコラボ。



P1110132.jpg



すっかりクリスマスの室礼、クリスタルの下に敷いた赤いランナーは、、、なんと博多帯なんだそうで。真っ赤な博多帯はこの歳でしめられるわけないが、そうか、こういう使い方が。


最初のお茶は古樹紅茶、この丸い包み紙が茶葉。



P1110137.jpg



紅茶にしては珍しい緊圧茶みたいに硬くまるまってます。




P1110141.jpg



いれてもらうのは(私も同じ物をもっているところの)小谷真三さんの倉敷ガラスの杯。微妙なゆがみと大きさの違いが実に味がある。う〜ん、、ストロングな紅茶!
中国茶の紅茶は一煎だけでなく、何煎もいれられるのが西洋紅茶とちがうところ。




P1110129.jpg



二煎目をいただきながらつまむ本日の菓子は、、、




P1110144.jpg




季節柄、シュトーレンと抹茶プラリネ、ドライドラゴンフルーツ、そしてスプーンにのったこのすっと口で溶ける仄かな甘さのお菓子は、、、ソーンパプディ。インドのスイーツ。飴をギーといっしょになんども伸ばして糸状にして香料をいれたもので、韓国の街頭で製造販売している「龍の髭」と作り方はいっしょなんだが、おいしさではこちらに軍配があがる。



P1110145.jpg




三煎目からスパイスティーにする。
投入するのはシナモン、クローブ、リンゴ、オレンジ、生姜。




P1110147.jpg



最後に杯に氷砂糖を投入する。ピキーン、ピキーンとグラスの中で氷砂糖が割れるかすかな音がここちよい。

これなら自宅でもできそうだ。生姜も入っているので体がほかほかしてくる。




P1110149.jpg



あ、おもたせの干菓子がでてきた。亀屋良長とSOUSOUのコラボのクリスマス期間限定のかわいい干菓子。




P1110151.jpg



この小さな金平糖みたいなのが金平糖でなくて口でふわっとつぶれる粟みたいなものでおいしい。



P1110140.jpg



次のお茶は老年普洱茶。
プーアールは独特の黴臭がけっこうやみつきになる。赤と緑のクリスマスカラーの杯でいただく。



P1110158.jpg



三煎目でこれもチャイにする。投入するのは生姜にスパイス、ミルク、そしてゴールデンシロップ。サトウキビやテンサイから作られるシュガーシロップでイギリスではどこの家庭にもあるとか。美しい黄金色をしていた。プーアールでチャイ???と最初思ったけれど、全然臭みがなく、最後のあとくちでほのかにプーアールとわかる、、、という複雑なおいしさ。




P1110152.jpg




その間にまわってきた胡桃とくるみ割り。それぞれ1つずつ胡桃をパリンと割る(これがなかなか簡単そうでむつかしい)



P1110154.jpg



そして本日の点心は臘八接心にちなんだ臘八粥。
仏様がさとりをひらいた12月8日(臘月八日)の成道会に振る舞われるナッツたっぷり、栄養たっぷりのお粥です。

今回中にはいっているのは、餅米、紫米、大豆、小豆、栗、粟、蓮の実、生落花生、胡桃、棗、百合根。
これだけでもうお腹一杯の大満足。




P1110157.jpg



最後のお茶は香り高い広東省・鳳凰単叢茶。
香ってよし、飲んでよし、最後に杯の聞香、またよし。私は最後に杯の残香をきくのが一番好き。



さて、これでいったんおひらきになったのですが、、、、いつもご一緒している若い男性が自作の煎茶盤(?)をつくってきたと。で、初お披露目。



P1110160.jpg



きゃ〜!!これはなんだ(◎-◎;)!!

ギターを改造してつくった盤。胴体の穴の所には建水がセットされていて、ネックの上に杯が並ぶよう、フレットを削って作ったんだと!!すばらしい独創性!

自称「さすらいのギ茶リスト」!



P1110172.jpg



、、、、というような、楽しいひとときをみなさんで分け合い、夜もふけてゆく好日居を辞しました。
よいお年を。




好日居・茶ノ教室夜会〜温 2016 - 2016.11.14 Mon

岡崎好日居夜の茶ノ教室今月のテーマは「温」。



P1100975.jpg



おりしもこの日は木枯らしでも吹きそうな肌寒い夜でしたが、好日居の中はアラジンストーブと白熱灯のあたたかい光でぬくもっています。

これは中国茶の茶箱(茶葉をいれる)。中国にもあるんですね。



P1100978.jpg



中は中国茶葉がみっちりはいっています。




P1100980.jpg




チャフーも茶杯もお湯をじゃんじゃん使ってしっかり温めてお茶をいただくために、すのこ状(排水管付き)の点茶台を使って。
この上だと、お湯をこぼしても大丈夫、、、というかこぼすために使われる台。



P1100986.jpg



まずは中国紅茶。
お湯をたっぷり茶杯にかけるとすのこの下から湯気がもわもわ、、、見た目にも「温」です。




P1100987.jpg



普通の紅茶は一煎しかふつうだせませんが、さすがベースが中国茶葉、何煎もいけます。

一煎目はおなじみの紅茶ですが、その後に中国茶の芳香がかくれ、二煎目になるとそれが表に出てくる感じ、三煎目はもはやなじみの紅茶ではなく、上質の烏龍茶のような味と香りでした。



P1100990.jpg



これにあわせる菓子は沖縄の黒糖で作った冬瓜漬け。謝花きっぱん店(橘餅・きっぱん:沖縄の古くから伝承されたお菓子でもうここでしか作っていないとか)のもの。

口に含むと黒糖の豊かな味を甘みを水の中に閉じ込めた、、、といった感じでいっぺんにファンになりました。
(おとりよせ可)



P1100991.jpg



これを茶杯に入れて濃いめの紅茶を投入。混ぜないで飲むと底の方にいくほどほんのり甘みをまして最後にほとびた冬瓜漬けを食べる、、、贅沢なお茶になりました。




P1100983.jpg



次は湖南省黒茶(プーアル茶も黒茶の一つ)のうちの金花茶。緊圧茶なので崩して使います。

金花黒茶は「金花菌」で発酵させたお茶。ちなみにプーアル茶にはこれがありません。



P1100988.jpg



金花菌は調べると、「微生物発酵を促す工程において、自然成長する有益菌で、多種多様な酵素を分泌してお茶にコクと香りを与え、消化促進・整腸作用・ダイエット効果・メタボ予防と漢方薬みたいな効能がある」そうですよ。

味と香りはほとんどプーアル茶に近いです。



P1100993.jpg



本日の点心は蛸薬師のところの創業130年、丸寿の焼き芋!それをアラジンストーブの上で熱々に。



P1100994.jpg



そしてお粥に投入、芋がゆに!




P1100979.jpg



しかもお粥に好みでさらに黒糖、蜂蜜、シナモンなどを加える。



P1100996.jpg



カスタマイズされた美味しいお粥で体はぽかぽか。話もはずみます。




P1100997.jpg



そして時はまさにお火焚きさんの候。京都では毎日どこかでお火焚き祭をしています。新嘗祭が民間に伝わった物ともいわれ、日々使う火に感謝、奉納された火焚き串を一気に焚きあげるのです。

それにつきものの焼みかん(焚き上げの時の副産物)のかわりに焼金柑。ちなみにこの焼みかんを食べると冬に風邪をひかないんだそうです。



P1100998.jpg



そして宝珠の焼き印の熱々のお火焚き饅頭!




P1100999.jpg



新米で作った三角おこしとあわせて、お火焚き三点セット!
(お火焚きさんでおこしも食べるとは知らんかったなあ、、、)




P1110002.jpg



暖かい茶ノ教室、最後に武夷山の芳香がすがすがしい岩茶をいただいてお開きとなりました。

ちなみにこの茶葉は何煎か入れたあとのもの。くしゃくしゃだけれど広げると、やはりちゃんと茶の葉の形なんだなあ。




P1110003.jpg



あたりはとっぷりと暮れて冷えていましたが、暖かいお茶やお粥をたくさんいただいたので、自転車をとばして帰っても寒くなかったですよ。



好日居・茶ノ教室夜会〜西方見聞録2016 - 2016.10.09 Sun

IMG_3970.jpg



夏の間、ちょっとご無沙汰していた好日居さんの茶ノ教室、久しぶりに参加。




P1100906.jpg



夏の終わり〜秋の初め、ついこの前まで中国大陸のお茶にちなむ長旅をお仲間と愉しまれた好日居さんのお土産のお茶とお菓子とお話。名付けて大陸西方見聞録。




P1100908.jpg



こちらはその大陸のお土産らしきお菓子を盛ったもの。あとでいただけるのね。

この日は秋らしく少し落ち着いた静かな宵。



P1100913.jpg




ウェルカムティーは大きいデーツ(棗)のはいったプーアル茶。




IMG_3973.jpg




旅の前半は主にプーアル茶の故郷・雲南省最南のシーサンパンナ(西双版納)、タイ族自治州。

プーアル茶の製茶工程を描いた絵のはしっこに、人間が見上げるくらいの大木の茶の木の絵が。

ここにあった樹齢800年の茶樹王の絵だろうか。残念ながら20世紀末に枯死したが、それでも他にも800年をこえる大きな古茶樹はこのあたりにまだまだあるのだそうだ。




P1100911.jpg



木も大きければ葉っぱも大きい(根本の方の葉)。
見て、この大きさ!




P1100916.jpg




ここで茶摘みをし、ご自分たちで製茶したお茶がこれ。
温めたチャフーにいれるとよい香りがする。



P1100918.jpg



当地でもとめられた蓋碗でいれる。

一煎目、若々しい香り、二煎目、香りがくっきりたつ。

茶杯に残る香りを聞く。芳香。むしろお茶より、この香りの方が好き。



P1100919.jpg



現地の素朴な人々をまねて、ヒマワリの種や殻付きピーナツ、ピーカンナッツをぽりぽり口にしては茶を何煎も飲む。




P1100921.jpg




茶の実で採った茶油も。
茶はツバキ科だから椿油みたいなのがとれるのだ。なめてみたり手につけてみたり。うわ〜濃厚なオイルだ。




P1100923.jpg



ここで現地のさきほどのお菓子をいただく。

左手前の丸いのが、とてもめずらしい山椒の月餅、、、といった感じ。
口に入れるとしばらく口の中が痺れて山椒祭り、、、、でもこれがけっこう後をひく。



P1100924.jpg



後半の旅は内モンゴルへ。

こちらもプーアル茶、ただし商品としてあつかわれているもの。
私はコチラの方が繊細と感じたなあ。チャフーの下にあるのは現地の火山の溶岩。




P1100931.jpg



そして内モンゴルといえばやっぱりバター茶!

20年ほど前に行ったとき、牧民のお宅で作るところから見せてもらい飲ませてもらった。ちょっぴり生臭かった記憶があるけれど、ここのは日本風にアレンジ。

ベースはプーアル茶、牛乳に塩。

乾燥した気候で失われがちな水分、脂肪分、熱量と塩分を効率的に補給することができ、暖も取れるという現地では大切な飲み物。




P1100926.jpg




これにチーズやヨーグルト、乳で作ったバターのようなもの、米のあられなどを投入。



P1100932.jpg



う〜ん、、、濃厚!

これはお茶と言うよりむしろスープだわ。
お茶に赤飯やら豆やら漬け物やらを投入する松江のぼてぼて茶となにやら似ている。これはもう食事だ!

大陸にはまだまだ日本人が考えもつかないような深いお茶文化があるのだな。



P1100933.jpg



最後に、ほんとうのお土産として安徽省宣紙をいただく。薄く金のラインがはいってとても美しい画仙紙だ。さて、なにに使おう。



茶菓花器事〜忘禅  建仁寺・両足院 - 2016.07.19 Tue

茶菓花器事、、、陶芸家(+木工、金工、台湾茶人etc)の市川孝さんがよびかけて数年前からあちこちでされている中国茶をメインに花、お菓子、器、そして会場の室礼を楽しむ茶事。

おもなメンバーは   

器・茶・その他:市川 孝  茶:好日居  花:みたて  菓:御菓子丸

いずれもなにかとお茶周辺でご縁のある方ばかり。


過去にkitさんで茶菓花器事〜遊秋、好日居さんで茶菓花器事〜囍春に参加させていただいたが、今回建仁寺両足院(ここもよう行ってますねえ)で開催。


茶菓花器事も、その後長浜やら仙台やら、台湾にまでいってされて、さらにグレードアップしているのに驚いた次第。


P7180107.jpg



テーマは、、、禅寺にてすべてを「忘れる」。

両足院の中や(あの半夏生の庭を縦横無尽に使っての演出、すばらしかった。(ちなみに半夏生はその後地上部はすべて刈り取られていた)




P7180108.jpg



中でも、いつもはなにげなく通り過ぎてしまう閼伽井の庭。

井戸を取り囲み坪庭風に小さな枯山水のある場所なのだが、そこをぐるっととり囲む柵付きの縁側とでもいうか、、、そこに円座を敷いて一辺三人でゆるゆるすわり、あと一辺で中国茶をいれる市川さんをまるで桟敷席からでも見る、という感じ。

こんな空間の使い方もあるのだ。これはステキだった。ずっとここにすわっていたいような気持ち。

閼伽井=井戸の上にはガラスの器にとじこめられたヒメヒオウギ。

茶杯にのせられた建仁寺の茶の木垣の茶の葉一枚。
茶杯に残る中国茶の香りがまたうっとりさせる。




P7180109.jpg



方丈では、白い蚊帳で囲まれた空間のまんなかに、みたてさんの花箱。箱の中に閉じ込められたたくさんの種類の楚々とした花たち。

蚊帳を透かして見る両足院庭園の緑の美しさ。
梅雨も明けて空気は乾いてきた。だから暑くても日蔭やお堂の中はさわやかな風が吹く。



P1100767_2016071912035594e.jpg
(これは6月の時の写真)



池を小高いところから眺め降ろす小径にはかき氷の機械がセット。これは???

と、思っていたらその小径に即席・背負子(背負子にセットされた)カウンターがすばやく組み立てられ、あっというまにミニ茶席完成。

冷たく冷えて大きなガラスポットにいれられた白茶を青竹の柄杓でくんでいただく。

菓子はアシタバの葉の緑のパウダーをふりかけた御菓子丸さんのわらび餅、両足院の美しい苔をイメージしたもの。その上にさきほどのかき氷を目の前でけずってふりかける。冷たくて甘い不思議な食感。

銘を「苔餅」そして夏に降る雪。


庭を歩んで四畳半の茶室臨池亭へ。



P1100768_20160719120356099.jpg
(これも6月の写真)



「三世ノ席」
と銘打って、前世・現世・来世のお茶とお花を。

床の間には軸がかかっていながら、全くの白紙。まさに「忘」。




p1110532.jpg
(これもずいぶん前に撮った臨池亭からの眺めの写真)



一つの花器に前世の花(実になったヤブミョウガ?)、現世の花(強烈なオレンジのガンピ?)、来世の花(はじけかけた山芍薬の実)を、ライブで次々みたてさんがいけていく。

来世の花に見守られながら、水盤のなかでゆらゆらする蓮の葉の陰の茶杯でお茶をいただく。
池から吹く風がここちよい。

蓮の花びらに盛られた蓮の露は蓮の実をつくね芋でくるんだ松露。
レモン汁をかけると次第に薄い青から紅色のに色をかえていく蓮根餅(??)、銘を「蓮舟」。

来世のお茶はシェイカーに前世と現世のお茶も混ぜて、グラスにつげば、あら不思議、きれいな紅色。紫蘇ジュースのようだ。来世は明るい、、、、かな?

大きな舟板の点茶盤は来世にこぎ出す舟のイメージ。


最後に本堂のまわりの縁側で、建仁寺の茶葉を日光で萎凋させた自家製白茶葉ひとひら。
市川さんと好日居さんが順番にそそいでくれるお湯でゆっくりひらかせていただく。

本堂のまわりの縁側にてしばし時を「忘」れて坐「禅」。

ああ、両足院の本堂から見えるあの木は、、、あんなに高かったかしら、、

蝶々がとんでいる、、、

カラスがけんかしている、、、

全然、禅になっとらんけど、ふだん見過ごしていたものに気づく時間は貴重だ。


一体何をしていたのか、なにをいただいたのか、心地良く忘れて(この頃は努力しなくても、忘れては困ることも上手に忘れられるからねえ、、)両足院を辞す。今までの寺院の涼しさがうそのような、、、灼熱の戸外!



P7180111.jpg



その足で石塀小路のギャラリーへ寄って、、、



P7180112.jpg



諏訪蘇山さんの個展を見て、宇宙の星の雲、、、の形の青磁の筆架を連れて帰り、、



P7180113.jpg



祗園祭の大役を務め終えた長刀鉾のお稚児さんが一息いれはるという八坂神社南楼門前・二軒茶屋中村楼のカフェで、、、



IMG_3008.jpg



蔵を改造した雰囲気を楽しみながら、、、、



IMG_3010.jpg


べっこう飴氷を食したのであった。


忘却とは、、、、心地良きかな。
困ることも多いけど、、、(^◇^;)



NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (7)
茶の湯 (193)
茶事(亭主) (21)
茶事(客) (54)
京のグルメ&カフェ (47)
町家ウォッチング (6)
弘道館 (6)
岡崎暮らし (47)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (29)
京都めぐり2017 (9)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (8)
美術館・博物館 (43)
奈良散歩 (16)
大阪散歩 (1)
着物 (6)
京の祭礼・伝統行事 (33)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (2)
京都和菓子の会 (3)
パリ紀行2014 (7)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
京都でお遊び (5)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
古筆 (1)
ノルウェー紀行2016 (4)
中国茶 (16)
ギャラリー (2)
暮らし (4)
京都の歴史・文化について勉強 (1)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR