FC2ブログ
topimage

2018-08

茶遊記ー回想茶会ー〜看月亭 - 2018.06.11 Mon



DSC00043.jpg




東山の麓、哲学の道沿いにある光雲寺
夜坐(夜の坐禅)もできるお寺だが、そこを通り過ぎて、、、、



DSC00045.jpg




しばらく行くと看月亭
葵stayのとてもすてきな数寄屋宿泊施設!)




DSC00047.jpg




本日こちらで季の雲さん主催の「茶遊記」

陶芸家の市川孝さんを中心とする中国茶のお仲間が、4年前からはじめた「お茶で遊ぼう」をテーマに海外にも出かけて場所を変え時を変え紡ぐお茶時間。その4年間に海外は10箇所以上まわったそうだ。

ほぼ同じメンバーであちこちで催される茶菓花器事に、なんどか参加させてもらった。




DSC00049.jpg




今回はこんなすてきな場所で(いつもすてきだけれど)!
お、早速すごい水上の茶席が!これは後ほど楽しむとして、、、

今回テーマは、この4年間に一行が巡ってきた茶遊記の旅をふりかえる茶会
2日で6席、それぞれの席で訪ねた場所がかわるのだ(仙台編、西安編、武夷山編、雲南編、、など)。私が参加したのは色々編〜どこの旅先がでてくるかはお楽しみ、、、なのだそうだ。




DSC00056.jpg




ちなみに看月亭は植治の小型の池泉回遊式庭園があり、疏水の水がざーざー音をたてて流れる。池にはでっかい鯉もいた。




DSC00057.jpg




今回は季の雲さんでおなじみの若手陶芸家、木工、ガラス、金属などの作家さんの作品も展示即売、作家さんとお話しながら見ることもできる。主に中国茶器。



DSC00065.jpg




なんと私の好きな木工の水野悠祐さんのお盆がいっぱいあるではないか。すでに何枚か持っているのにまたまたほしくなってしまう。(春に池尾のアトリエにもお邪魔した)




DSC00066.jpg




ここには三畳台目っぽい茶室もあるのだ。



DSC00060.jpg




床には青紅葉と山法師の花
軸は素描家しゅんしゅんさんの絵




DSC00075.jpg




今回使わなかった玄関の間にはナグリの床があって、足触りのよいこと!




IMG_1637.jpg




あ、早速前のグループの方が水上の茶席に入席
この水中に配した竹の足台も、大きな竹の建水も、椅子もすべて先日春秋山荘で竹の茶室を作った知り合いの庭師さんがつくったもの。




DSC00067.jpg




この茶車は市川さんの作ったどこでも茶席なのだが、まわりの竹の室礼はこれもかの庭師さんのものだね。(ちなみにこの茶席はお昼の会で使ったものらしい)



IMG_1641_20180605224939f52.jpg




まず最初の席、おなじみの好日居さんの二階席
テーブルに草と蛍?とおもいきや、蛍はたべられるお菓子だったりする。

韓国の燈火器の灯りの中、抹茶に朝鮮人参の粉をまぜたお茶を。意外とさっぱりとおいしかった。ここは韓国編だな。




IMG_165jpg.jpg 




この上の窓は東山が望めるので、まさしく看月ができる。まだ月はでていないが。

ついでガラスの器にはいったエルダーフラワーゼリーをつぎわけてもらう。ヨーロッパに咲く癒しのハーブだ。ここはチェコ編。好日居さんと親交のあるチェコの陶芸家のマルティンさんを訪ねた時に摘んだハーブというお話しを以前聴いたことがある。



IMG_1654.jpg




そのゼリーに炭酸水をそそぐとキラキラ、、、とても美しい飲み物になった。




IMG_1659.jpg




次はいよいよ水上茶席、小さな滝の前の池に臨時でつくられたベンチへ




DSC00055.jpg




これはまだ明るいときに撮った写真




DSC00084.jpg 




席主は市川孝さん、いただくのは烏龍茶と普洱茶
ここは雲南編かな
市川さんの陶器は好きで、いくつかもっているのだが、ここのところ彼はすっかり中国茶にはまって、さきほどの茶車を作ってしまうほど。作品もおのずと中国茶用の茶器が多い。




DSC00087.jpg 




足の下をザーザー水が流れる。
なんと気持ちのよい初夏の宵であろうか。




IMG_1669_20180605224945f3e.jpg




最後は茶絲道の堀口一子さんの四畳半席
まずは酸っぱさがさわやかなハイビスカスティーを

次は土楼烏龍茶
福建省の客家(はっか・中国高山地方の少数民族)がつくる土楼という円形の土の家は世界遺産にもなっているが、そこで作られるお茶。
これがまた美味で、バニラの香りというのか、こんな烏龍茶を飲んだのははじめて。いろいろ中国茶葉飲んだつもりだったが、まだ奥がある。




IMG_1672.jpg




お菓子は御菓子丸さんの干琥珀「輪」
偶然だそうだが、床の素描も輪




IMG_1680.jpg




ああ、お茶でいろんな所を旅した気分だ。
ごちそうさまでした!




銀月サロン・新緑の茶会2018〜銀月アパートメント - 2018.06.04 Mon

北白川の築年数不肖、映画のロケ地としても知られた銀月アパートメント



P1140687.jpg




門前の枝垂れ桜を楽しみにしていたのだが、今年はアクシデントがあっていきそびれた桜茶会。もうすっかり緑だ。




IMG_6477.jpg 




ちょっと残念なので去年の桜茶会の画像をおいておく。




P1140690.jpg




そして新緑茶会




P1140701.jpg




きょうのお茶は?




P1140702.jpg




ブリキの缶々にはいった中国茶
先日梅田阪急のワールドティーフェスティバルで私も一缶もとめた。




P1140707.jpg




最初のお茶は碧螺春(ビールオチュン)
春を告げる緑茶
摘んでほとんどすぐ殺青する。だからイメージは煎茶
湯の中でゆっくりほどけていく茶葉を眺める




P1140708.jpg




左の武夷岩茶の荒茶(製茶しただけのお茶)
それを焙煎して精製した右の大紅袍
ふたつの飲み比べ





P1140710.jpg




大紅袍は、中国茶の中でもお値段がとびぬけて高い
荒茶はその何分の一かの値段、ところが、、、




P1140714.jpg




大紅袍はたしかに香りも味も洗練されていて美味しいが、荒茶のさわやかさは衝撃的
まだこんな中国茶があったのか




P1140727.jpg




荒茶は荒茶ゆえ、残念ながら流通はなく、
この場限りのご馳走なのである




P1140721.jpg




お楽しみは点心
本日は龍井茶(ロンジン茶)の海老粥(中国茶の茶粥みたい)と豚肉の腐乳(フールー・豆腐を発酵させた調味料)あえ
いつかレシピ本を作ってほしいと切に願う美味しさ




P1140724.jpg




最後に阿里山烏龍茶
オレンジ+白餡のどらやきをつまみながら




P1140730.jpg




近くの疏水べりで摘んできたというヒメジョオン
本来雑草だが、こうして見るとかわいくてすてきだ




銀月サロン・冬(〜早春)茶会〜銀月アパートメント - 2018.02.25 Sun

北白川の知る人ぞ知る(映画のロケもよくおこなわれるところの)銀月アパートメント




P1130953.jpg 




だれが建てたのか、いつごろ建ったのかすらわからないけれど、少なくとも戦前の、レトロなアパートなのだが、現役、現在はアーティストなどがお住まいとか。




P1130956.jpg




春には眼前の桜が一番美しく楽しめる二階の部屋の銀月サロン、中国茶サロンです。今回は冬茶会、、、といいつつ、外は春のような陽気で早春茶会といった風情になりました。




P1130965.jpg




お花は桃とアオモジ



IMG_0292.jpg




毎回御趣向のセンスある室礼がすばらしく、なにかの参考にしようと思うのだが、力不足でなかなかここまではできません。




P1130967.jpg




この簀の子の小箱だって、どこでみつけてこられるのだろう。

蓋をめくると、、、




P1130971.jpg




お茶菓子が!

ミルフィオーリの小皿にのっているのは、大阪のエクチュアさんのジンジャーハニーチョコと、これなに?美味しい!の烏梅(ウバイ・青梅を燻製した物)とシークァーサーのドライフルーツ。





P1130969.jpg





台湾ではお茶をいれるときに台に茶神という小さな人形をおくことがあるそうです。お茶をいれるたびにお湯や洗茶をかけるので、時間とともに良い色になるのだとか。





P1130970.jpg




今回のテーマは武夷岩茶。
武夷岩茶は福建省武夷山で採れる有名なお茶だが、焙煎(ほうじ茶といっしょ)工程がはいるそうです。

その焙煎の浅い「岩中蘭」、中くらいの「水金亀」、強めの「金賞肉桂」の飲み比べ。
浅い方から強い方へ、茶色は少しずつ濃くなっていきます。




P1130975.jpg

(背景が春には見事な枝垂れ桜の桜色になる)


静かな室内と、岩茶の高い香り、心癒されるゆっくり時間





P1130980.jpg




なにかと時間内にあれもこれもしなくちゃ、と時間と競争するのが好きな自分にとって、ほんのしばしの”時間を忘れる時間”でもあります。美しい室礼の中で。




P1130981.jpg




さて、実は一番楽しみなのはこれだったりして(^_^;
点心タイム

本日のメニューは
油飯:豚のでんぶをのせたご飯、中華粽の中味のような印象
麻油鶏:鶏の骨付きを生姜や枸杞、棗などでことこと炊いたスープ、これは台湾では風邪をひいたときなど、お母さんが作ってくれる、というお粥のようなスープ
麻婆豆腐:席主お手製の豆板醤を使ったもので、今まで食べたどの麻婆豆腐よりスパイシーで美味しい




P1130984.jpg




デザートは湯圓、白玉粉につつまれているのは胡麻餡、ゆでたて熱々がまた美味しい。




P1130961.jpg




最後に大菊茶、お湯に入れて花開くのを楽しみつつ、菊の香とともにいただきました。




P1130989.jpg




今回も美味しく佳い時をすごしました。
次に来るときはこのしだれ桜が花開く頃です。もう枝先は色づき、春は近いと確信できたことでした。




好日居・茶ノ教室夜会〜長月の頃2017 - 2017.09.16 Sat

好日居さんの茶ノ教室
本日は長月の頃

長月と言えば7日の白露から9日の重陽の節句、20日の旧八朔そして秋のお彼岸と、めまぐるしい。気温もあがったり下がったり、からっとした天気が続くかと思えば台風も来る。
着物も初旬は夏物、下旬は単衣、中旬が一番の悩みどころ、帯はもっと悩む、、、(そんなに持ってないし)





IMG_8702.jpg



今夜の好日居はジャックされてます(^_^;
常連さんの「さすらいのギタリストならぬギ茶リスト」さんが台湾土産の中国茶の茎茶という珍しいお茶を煎れてくれました。彼は庸軒流の茶道も始められた由、これからもおつきあい願いたい。

テーブル中ほど右手にあるお菓子はこれもお土産、味噌煎餅。



IMG_8701.jpg




台湾で有名で、一人2袋までしか買えないお煎餅だそうだが、この味は、、、なにか、、どこかで、、、
ああ!そうだ!伏見稲荷のお狐さん煎餅、もしくはおみくじ入り煎餅の味や!むしろ日本人が伝えなのかもね。





P1130048.jpg




そしてそのくだんの茎茶はみたところ縮れて曲がってかりんとを小さくしたような感じ。
味はちょっと個性的なんだが、飲んだあとの茶杯を匂ってみると、これがまた高級烏龍茶に遜色がないのがビックリであった。煎れたあとの茶葉というか茎はちゃんとまっすぐになって、かりがね、または茎ほうじ茶っぽかった。

ギ茶リストさんのエクストラの茶会、ちょっともうけた気分です。




 IMG_8704.jpg




ここからが本当の茶教室。
まずは蕎麦粥をいただく。これに朧昆布、梅干し投入。胃に優しい美味しい。




IMG_8707.jpg



場所を奥に移して、今夜は怒濤の(?)烏龍茶三連発。

福建省・安渓鉄観音
台湾・凍頂烏龍茶
安南・宝品烏龍茶


中国、台湾、ベトナムの烏龍茶飲み比べ。
常連さんばかりなので順番に煎れあいっこしながら飲み比べる。

烏龍茶は微発酵の青茶なのでその香りが信条、特に空になった茶海に残る香りのうっとりすること!これこれ!これが好きで中国茶にはまったのだもの。





IMG_8708.jpg




お菓子はドライフルーツ、ナッツ。
デーツ(棗)が果肉がしっかりあっておいしい。こういうのをつまみながら、何煎もお茶をいれておしゃべりして楽しむ現地の人たちの姿が想像できるようだ。

で、私的にナンバーワンは(甲乙つけがたいながら)台湾の凍頂烏龍茶。なんとなく上品なんだよね、香りが。でもこれは人好き好き。




IMG_8710.jpg




さらに場所を移して奥の間で最後の菊花茶とそのブレンド。

先日も菊花茶をいただいたが、小菊を干した物で、お湯を注ぐとほんとうにさわやかな菊の香りに満たされる。まずはそのまま菊花茶を堪能、そして、今日いれた他のお茶、普洱茶などとブレンドしてどんなに味や香りが変わるかの実験。

ブレンドするとまるで別物の茶にかわることにびっくり。
そして意外や意外、一番合う、、、と思ったのがクセのある普洱茶とのブレンド。どちらの特徴も引きたてあって、別次元のおいしさとなっておりました。

こういう多彩な茶をたのしめるのが、中国茶のおもしろいところでありましょうね。
(もちろん、上等な煎茶や玉露もまけてないよ)




好日居・茶ノ教室夜会〜七夕2017 - 2017.07.11 Tue



P1120214.jpg




恒例の好日居・茶ノ教室夜の部。





P1120217.jpg




雨が降ったあとの坪庭の緑がしっとり。




P1120216.jpg




ウエルカムティーは奥の大谷石の床の部屋で。




P1120220.jpg




梅の蜜をそそいで、そのあとによく冷えた水出し烏龍茶をそそぐ。

このフラスコ、いいね、といったらiichikoの瓶なんですね。(グッドデザイン賞を受賞しているボトルなの)

ほんのり梅、ほんのり烏龍茶。
わざとかきまぜずに甘さのグラデーションを楽しんで下さい、と。




P1120225.jpg




さて、最初のお茶はめずらしい茯磚茶。モンゴル地方などで愛飲されているとか。
黒茶なのでプーアルの仲間なのだけれど、製法が微妙に違うらしい。このブロックを割ってみると、黄色い点々のようなもの、これが金花菌とよばれる茶を発酵させる菌なのだ。




P1120226.jpg




早速いれてもらう。





P1120229.jpg




プーアルほどクセがなく、烏龍茶との中間くらいのイメージ。あとでほんのり甘いくらいの飲みやすいお茶。




P1120227.jpg




本日の花はムクゲかな。
このすてきな花入は印度のオイルポットなのだそうだ。(グランピエにて購入とか。いかねば)





P1120231.jpg




そして点心は、先日好日居さんが行かれた西安、その西安風の甘酒粥。
なかに棗やら,マンゴーやら、クコやらたっぷり入って、「飲む点滴」といわれるほんのり甘い麹とあいまって、美味しいやら滋養がつきそうやら。




P1120239.jpg




お菓子も西安土産をたっぷりと。
特にびっくりするのはサンザシ!

サンザシと言えば中国では長い串に挿したのを道端で売っていたりするが、このサンザシは熨斗梅みたいにのしたものをコイル状に巻いてある!

つまみだして鋏で切っていただくのもこれまた楽しい。





P1120236.jpg




二番目のお茶は蒙頂黄芽。
一芯一葉を摘み取って作る黄茶の種類で、製茶量が少ない貴重なお茶なんだそうな。
一見竹葉茶に似ているけれど、これはちょっとこうばしくて、トウモロコシの香りかな。




P1120234.jpg




つぎに罐々茶。
これは最初に飲んだお茶をことこと煮詰めたもの。どんなに渋くなるのだろうと思いきや、全然渋みも苦みもなくて、クセがとれてまろやかになるこの不思議。




P1120242.jpg




三番目のお茶は、参加者の多数決により、単層鳳凰茶をいれてもらう。
蜜香!
まさにこれぞThe 中国茶! 最高峰だね〜。






NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (9)
茶の湯 (238)
茶事(亭主) (29)
茶事(客) (71)
茶会(亭主) (5)
京のグルメ&カフェ (57)
町家ウォッチング (7)
弘道館 (7)
岡崎暮らし (58)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (37)
京都めぐり2018 (15)
京都めぐり2017 (30)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (10)
美術館・博物館 (63)
奈良散歩 (23)
大阪散歩 (1)
着物 (6)
京の祭礼・伝統行事 (42)
祗園祭2018 (11)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2018 (4)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (6)
京都和菓子の会 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
パリ紀行2014 (7)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
古筆 (1)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
京都でお遊び (5)
ギャラリー (4)
暮らし (4)
中国茶 (26)
京都の歴史・文化について勉強 (2)
過去ブログ終了について (0)
猫 (1)
滋賀さんぽ (1)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR