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2019-06

銀月サロン・新緑茶会2019〜銀月アパートメント - 2019.06.03 Mon



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4月の桜茶会の時、美しい花を見せてくれた桜の木も青々と、雨に濡れてみずみずしい翠がしたたる銀月アパートメント。



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今回の銀月サロンは新緑茶会、ちょうど久々の雨で、しっとり静かな中で始まりです。



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本日の室礼は杉の木のトレーにグラス、茶杯、口のなぐさみは砂糖がけアーモンドとドライパイナップル。



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まずはウエルカムティー、武夷岩茶の紅茶を水出しして冷やした物。
甘くて冷たくてす〜っと爽やかな気持ちになる。



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心とのどが落ち着いたところで、最初のお茶は杭州の龍井茶(ろんじんちゃ)の新茶、緑茶である。
節季の穀雨の前、清明の後に摘まれた新茶は特に雨前茶といわれて、お値段も現地価格で500g8万円とかw( ̄o ̄)w

一芯二葉の形が見て取れる茶葉は日本の煎茶などとはまた違う。日本茶が殺青を蒸しで行うのに対してこれは釜炒りしたもの。



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グラスに茶葉を入れてお湯を注ぎ、ふわ〜っと茶葉が開いていくのを眺めるのもまた佳き時間。



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味や香りは煎茶にどこか似ていてまた違う。どちらも好きだけれどね。



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先日梅田Hデパートでおこなわれたワールドティーフェア、大盛況の中、出店された銀月さんで蓋碗をついにゲットしたので、本日はその使い方、優雅に見える茶藝風入れ方もおそわる。
お茶は台湾の阿里山烏龍茶。



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みんなで交代で煎れあうが、これがなかなかむつかしい。
それでも5〜6煎目までしっかり美味しい。



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そしてお楽しみの本日の点心は、先ほどの龍井茶葉を使った海老のお粥と夏野菜(きゅうり、きのこ、トマト)の胡麻油炒め特製豆板醤添え。
トマトが炒めただけでこんなに美味しかったっけ?
お粥はお茶の味がほんのりしてあっさり優しい。



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デザートはお手製パイナップルケーキとアイスクリームにこれも自家製カリンジュレをかける。
美味しいのと、お腹が空いていたので、(恥ずかしながら)ケーキの耳までもらってしまう(^_^;



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最後にいただいたのが衝撃の鳳凰単叢鴨屎茶。
他のお茶も美味しかったのに、これ飲んだらみんなぶっとんでしまった。
あまりに良い香りがするので、他人に盗まれないようにと鴨のおしっこの匂いと変な名前をつけたのは、以前聞いたことがある。
鳳凰単叢蜜蘭も香り最高だし、鴨屎も最高だし、鳳凰単叢というのはあなどれん。
お茶をのんだあとの茶杯の聞香がまた大好きで、うっとりしてしまう、、、

と、雨の中豊かな時間を今回もすごさせていただいた。



銀月サロン・桜茶会2019〜銀月アパートメント - 2019.04.12 Fri

北白川の疏水べりに立つ、築年数不明の銀月アパートメント、ここで2年ぶりの銀月サロン・桜茶会です。



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アパートメントの前に立つ、ランドマークの枝垂れ桜。調度見頃の時期を選ぶことができました。
さすがにと言うべきか、残念ながらというべきか、ちょうどアパートメントはメンテナンスの最中で、足場が組まれています。



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この桜、道行く人はみな写真におさめていきます。



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部屋の中もほんのり桜色



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窓の向かいの壁の影も桜色です。



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テーブルの上のガラス大皿には桜と桧の葉が盛られ、室内でも花見です。



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本日のドルチェ
和三盆のマカロンと求肥のキューブ
茶杯は黒い不透明なスガハラガラス



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ウェルカムティーはレモングラスティー
ぬるめのお湯で
さわやかで春〜♪って感じです。



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最初のお茶は鳳凰単叢密蘭香
茶葉のときから甘い香り高いお茶

広東省鳳凰山で採れるたった一株から作ったお茶(単叢)で、香りによって蜜蘭香とか杏仁香とか。中でも宋種とよばれるもの、色々説はあるようですが、一般的には樹齢数百年の古木からとれた茶葉だそうです。
蜜蘭香は、一般的にライチや桃の香りと言われるけれど、私にはマスカットだな。



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2番目のお茶は台湾の阿里山烏龍茶の冬茶
本来お茶は春に摘まれるので若芽なのですが、秋に摘まれるものは若芽ではなく熟成した葉、それのさらに摘み残しが冬葉。
かなり熟成しているはず。阿里山茶独特の乳香が濃厚で、私にはこの日のナンバー1でした。



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さて、(実は一番楽しみにしている(^_^;)点心は、、、
タイ料理!
ガッパオとトムガーカイ
ガッパオのご飯がほんのり紫色で、これはタイ米の古代米、ライスベリー。
トムガーカイ(鶏肉とココナッツミルクのスープ)の中にはごろごろと生姜の塊やレモングラスなどあって、豪快、いずれも美味しい!




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さらにデザートがジャスミンティーのスコーンに、自家製カリンジュレ
こちらも美味しゅうございました!

最後のお茶は福建省岩茶(武夷山)の水金亀。
これは飲んだ後の茶杯の残香を聞くのが楽しいお茶で、ほんのり柑橘系の香りが多幸感をもたらすのよね。



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楽しく美味しいお茶と点心を楽しんで、茶会が終わった後には北白川疏水の桜もしっかり楽しみましたよ。ここは観光客はほとんどこない、隠れ花見スポットなんです。



銀月サロン・色づく秋茶会2018〜銀月アパートメント - 2018.11.12 Mon


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北白川、築年数不明の銀月アパートメント
映画のロケ地にもよくなる疏水縁のアパートも、入り口のシンボルツリーの枝垂れ桜は紅葉もおわってほぼ落葉



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アパート二階にてこの日も銀月サロンの秋の茶会第二弾



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しつらいはもうすっかり秋の稔り



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太陽高が低くなってきたので、陽射しは深く部屋の中までのびてきた
ものの影も長くなった



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本日のお茶のメニュー



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お茶のおとものお菓子は
ジンジャーシュガーのアーモンド、ドライ蜜柑、ドライトマト(これ美味しかった!)、砂糖漬けのそらまめ



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まずは銀月サロンのオーナーが三日徹夜して福建省武夷山(岩茶のふるさと)で焙煎を手伝ったという岩茶
できたてなので、さわやかな香りが楽しめる
名付けて「銀月岩茶」



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次に私の大好きな鳳凰単叢蜜蘭香茶 芳香がたまらなく、うっとりするお茶
茶葉の段階で香りが甘く、私は苺を連想したのだが、お茶にするとライチを思わせる
何煎でもいけてのちになるほど甘みがどんどんでてくる不思議さ
中国茶の力強さよ




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三つ目のお茶は茉莉花銀針
新芽のみで作られるので、茶葉は銀の針のようにみえることから銀針
その茶と茉莉花=ジャスミンを繰り返して層にして香りをつけたお茶
一般にジャスミンティーというとちょっと安っぽい香りを連想するのだが、これは別物
ジャスミンがこんな高貴な香りだとは認識を新たにした



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客同士でお茶を煎れ合って楽しむ



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お茶の表面にあらわれる不思議な紋様は湯気がこしらえたもの
息をふきかけるとふっと消える



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こちらでの一番の(!)楽しみは美味しい手作り点心
本日は松茸の中華粽にセロリ餃子の白味噌仕立てスープ
今回も美味しゅうございました



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デザートはカスタード饅、飲茶では定番だけれど、これに透明なリンゴのジュレをつけていただくのがまたおしゃれである



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食後は、採れたばかりの菊のつぼみのお茶、胎菊茶
心も胃袋も洗われて心地良い秋の昼下がり






銀月サロン・秋の茶会2018〜銀月アパートメント - 2018.10.07 Sun



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北白川、疏水近くの銀月アパートメント
築年数不明、映画のロケ地としても有名。




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エントランスの枝垂れ桜は、もう葉っぱが色づきはじめて、金木犀が今盛りを迎え、あたりに佳香をはなつこの季節。




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ここのぎしぎしいう階段をのぼって、、、、



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二階の部屋の銀月サロン
夏の間はクーラーがないのでお休みだったので、お久しぶり




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小さなサロンのなかにも金木犀の香りがいっぱい、、、と思ったら、ここにも小さな枝



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足元にも金木犀〜桂花



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さて、本日の茶会のテーマは、、、、
東方美人茶(Oriental Beauty)を飲み比べよう!

東方美人茶は、葉をウンカにワザと食害させ、それに茶葉が防御のための物質を生成する、それが独特のアロマを生むという茶だ。ウンカに食べさせるため農薬は使えない、だから規模が小さい台湾の茶縁でしか管理できないので作られていない。(中国本土はプランテーションだから) 




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お菓子は銀月さんが台湾で仕入れてきた、クセになりそうな椎茸のフリーズドライ、今まで食べたどれより美味しいマンゴーチップ、パイナップルチップ、そして今台湾で人気というヌガー。




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お茶は、、、
1)台湾の店頭でよく売られている東方美人茶(それでもそこそこ高価)
2)農園で直接買い付けた茶葉 
3)同じ農園だが一斤(約600g)18万する最高級茶葉



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実のところ、一番安いものでも結構美味しい。独特の香りが東方美人!という感じで。
ところが続いて2)3)を飲むと、はじめむしろインパクトが少ないのでするっと入るのだが、そのあと口に広がる甘い香りが全く別物なのだ。




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左が2)、右が1)
茶葉の大きさも茶殻の美しさも違うのだ。

しかし、600g18万はやっぱり買えないよね〜(^_^;




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この日の点心は、秋刀魚の粥と大根餅+生姜、椎茸二種の醤で

鰯と豚肉を特製豆板醤で味付けてお粥にのせているのだが、これがまた美味しい。実は点心が楽しみで参加しているようなもの?(^_^;



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デザートは豆花に特製グラノーラに岩茶の蜜(岩茶に黒砂糖、生姜)
お茶の蜜がこんなに美味しいとは!



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サロンの器もとてもセンスがよい。
これは古伊万里の葡萄と栗鼠(「武道を律する」に通じて武家にはやった紋様)紋様。こんなのなかなか探してもないよ。




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最後に、部屋中にただよう金木犀を集めたような、桂花烏龍茶(金木犀の花のドライ入り)をいただいてお開きです。
今回も美しい美味しいひとときであった。







茶遊記ー回想茶会ー〜看月亭 - 2018.06.11 Mon



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東山の麓、哲学の道沿いにある光雲寺
夜坐(夜の坐禅)もできるお寺だが、そこを通り過ぎて、、、、



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しばらく行くと看月亭
葵stayのとてもすてきな数寄屋宿泊施設!)




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本日こちらで季の雲さん主催の「茶遊記」

陶芸家の市川孝さんを中心とする中国茶のお仲間が、4年前からはじめた「お茶で遊ぼう」をテーマに海外にも出かけて場所を変え時を変え紡ぐお茶時間。その4年間に海外は10箇所以上まわったそうだ。

ほぼ同じメンバーであちこちで催される茶菓花器事に、なんどか参加させてもらった。




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今回はこんなすてきな場所で(いつもすてきだけれど)!
お、早速すごい水上の茶席が!これは後ほど楽しむとして、、、

今回テーマは、この4年間に一行が巡ってきた茶遊記の旅をふりかえる茶会
2日で6席、それぞれの席で訪ねた場所がかわるのだ(仙台編、西安編、武夷山編、雲南編、、など)。私が参加したのは色々編〜どこの旅先がでてくるかはお楽しみ、、、なのだそうだ。




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ちなみに看月亭は植治の小型の池泉回遊式庭園があり、疏水の水がざーざー音をたてて流れる。池にはでっかい鯉もいた。




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今回は季の雲さんでおなじみの若手陶芸家、木工、ガラス、金属などの作家さんの作品も展示即売、作家さんとお話しながら見ることもできる。主に中国茶器。



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なんと私の好きな木工の水野悠祐さんのお盆がいっぱいあるではないか。すでに何枚か持っているのにまたまたほしくなってしまう。(春に池尾のアトリエにもお邪魔した)




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ここには三畳台目っぽい茶室もあるのだ。



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床には青紅葉と山法師の花
軸は素描家しゅんしゅんさんの絵




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今回使わなかった玄関の間にはナグリの床があって、足触りのよいこと!




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あ、早速前のグループの方が水上の茶席に入席
この水中に配した竹の足台も、大きな竹の建水も、椅子もすべて先日春秋山荘で竹の茶室を作った知り合いの庭師さんがつくったもの。




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この茶車は市川さんの作ったどこでも茶席なのだが、まわりの竹の室礼はこれもかの庭師さんのものだね。(ちなみにこの茶席はお昼の会で使ったものらしい)



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まず最初の席、おなじみの好日居さんの二階席
テーブルに草と蛍?とおもいきや、蛍はたべられるお菓子だったりする。

韓国の燈火器の灯りの中、抹茶に朝鮮人参の粉をまぜたお茶を。意外とさっぱりとおいしかった。ここは韓国編だな。




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この上の窓は東山が望めるので、まさしく看月ができる。まだ月はでていないが。

ついでガラスの器にはいったエルダーフラワーゼリーをつぎわけてもらう。ヨーロッパに咲く癒しのハーブだ。ここはチェコ編。好日居さんと親交のあるチェコの陶芸家のマルティンさんを訪ねた時に摘んだハーブというお話しを以前聴いたことがある。



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そのゼリーに炭酸水をそそぐとキラキラ、、、とても美しい飲み物になった。




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次はいよいよ水上茶席、小さな滝の前の池に臨時でつくられたベンチへ




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これはまだ明るいときに撮った写真




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席主は市川孝さん、いただくのは烏龍茶と普洱茶
ここは雲南編かな
市川さんの陶器は好きで、いくつかもっているのだが、ここのところ彼はすっかり中国茶にはまって、さきほどの茶車を作ってしまうほど。作品もおのずと中国茶用の茶器が多い。




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足の下をザーザー水が流れる。
なんと気持ちのよい初夏の宵であろうか。




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最後は茶絲道の堀口一子さんの四畳半席
まずは酸っぱさがさわやかなハイビスカスティーを

次は土楼烏龍茶
福建省の客家(はっか・中国高山地方の少数民族)がつくる土楼という円形の土の家は世界遺産にもなっているが、そこで作られるお茶。
これがまた美味で、バニラの香りというのか、こんな烏龍茶を飲んだのははじめて。いろいろ中国茶葉飲んだつもりだったが、まだ奥がある。




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お菓子は御菓子丸さんの干琥珀「輪」
偶然だそうだが、床の素描も輪




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ああ、お茶でいろんな所を旅した気分だ。
ごちそうさまでした!




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