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2023-06

神無月雑記2021 - 2021.10.29 Fri

暑かったり寒かったりいろんな事があった神無月の雑記


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山越えして坂本へ。比叡山を東に下りるところに日吉大社
あまりに古い歴史で神話時代の神様をお祀りする。


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なぜか山王さんの総本山にいつの頃からかなっていて、なぜかお使いがお猿さんなので、おみくじも神猿(まさる)さん。
幼名日吉丸だからとか、猿に似てたからとか、秀吉の信仰も篤かった神社なのだ。


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山に抱かれて、山の気いっぱいの境内は西社と東社に分かれる。摂社もたくさんあって、この相似形はどうよ。
最澄が比叡山に寺を建ててからは、いつの間にかこの神社は比叡山の鎮守社になるのだが、そこらへん最澄さんのうまいこと融和させる戦略だったとか。


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ここの花手水は派手〜で最初造花かとおもったが、ちゃんと生花であった。


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この日のお目当ては春秋に行われる献茶祭、今年は売茶翁流煎茶のお家元の献茶だったようだが、これには間に合わず。副席の中国茶席が無料とあって、参集殿へ。


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四君子席
菊の敷物、梅の朱泥の建水、竹絵の蓋碗、、、あと紫蘭は、、、


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見えないけど茶杯を乗せたお皿に紫蘭の絵があった。


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蓋碗で煎れてもらったのは烏龍茶、香り高い!聞香杯がまた多幸感を禁じ得ない。

しかし、日吉大社、まだまだ見所あって、周辺にも日本最古の茶園(日吉茶園:高山寺よりほんとは古い。最澄が持ち帰った茶の種)、旧竹林院庭園、律院、穴太積み石垣などなど見所一杯なので、また改めてゆっくり来るつもりである。



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小河通の兜門、今日庵裏千家、、、の前を通り過ぎて、、、、


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アトリエとゲストハウス草と本さんへ。


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町家の風情がまたよろしいなあ。


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こちらで月曜と火曜、みのり菓子さんのランチとお菓子が食べられるとあって、でかける。


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久しぶりのみのりランチ、ご近所の月とさんで食べられなくなったので、なんだか懐かしい。


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そしてお楽しみのお菓子、この日は「栗まみれ」
餅米の餅のまわりに栗がまみれてます。美味しい♪


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さてこのたびご縁あって静岡のお茶屋さん、山壽杉本商店さんの煎茶ティーバッグを購入、その名もねこ茶。


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ティーバッグのタグが猫なのだ。
なんて猫なんだ!お茶をゆっくり出している間も退屈せずにすむではないか。


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よ〜く見ると爪までちゃんとあるのだ。


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しかも6種類、ああ、捨てられないタグがたまっていく、、、
(お犬様バージョンもあるよ)


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うるわし奈良の興福寺五重塔
初めてこれを見た12歳の時、心をわしづかみにされた。以後ずっと奈良が好き。奈良好きの原点ともいえる五重塔。



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これが来年からおよそ10年の間にわたって改修補強工事のため、覆いがかけられる。10年かあ、人生なにがあるかわからんから、これが最後になってもいいくらい、何回も何回もガン見しようと思う。



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現在そのため塔の初層の一般公開あり、これは必見。
塔を支える奇跡的な心柱、東西南北を三尊像(計12体)が取り囲む。東方の薬師如来には日光月光の脇侍、南方の釈迦如来には獅子にのった文殊、象に乗った普賢、という具合に。(像は室町時代のもの)萌え要素たっぷり。


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瓦を寄進した。
お返しにいただいた散華。



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奈良と言えば奈良カレー、、、どこら辺が、、、というと鹿の人参と奈良漬け。美味しかったよ。


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京都では後の名月十三夜は厚い雲に覆われてみられなかったが、十五夜はすばらしかった。
鴨川で満月を見て、東山に近い自宅に帰ると東山の影になって月の出はまだみたいだ。
よって、カメラを持って待ち構える。


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お!
出た!


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おおお〜!美しい満月。


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そして村雲もまたよし。


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長年テフロン加工の卵焼き器を使っていたが、すぐだめになって卵焼きがぐちゃぐちゃ〜であったが、かねて購入しようと思っていた銅製卵焼き器ついにゲット!八木包丁店さんで。
使用前の注意を教えてもらい、しかもお値段もリーズナブル。早速油をなじませた後初使い、なんということでしょう!あんなに焦げ付いてだめだめだった卵焼きがこんなにきれいにしかもふんわり!もっと早く買えば良かったアイテム。



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昨年鳴り物入りでリニューアルした烏丸通の新風館。ほとぼりが冷めてからと思っていたら1年以上たってたわ。遅まきながら突入。


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おお〜昔の面影がほとんどない。
スペイン料理フェスタなんかよく行ってたけれど、あの広場がなくなっている。


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おしゃれっぽいお店も多いが、せっかくなのでここでランチしよう、本と野菜OyOy


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本屋とオーガニック野菜を扱う会社のコラボ店舗、、、という不思議な空間になっている。


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本だけじゃなく野菜も売ってるもんなあ。


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OyOyプレートをいただく。野菜ばっかりなのにボリューム満点。ナッツご飯が美味しかった。


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最後に円山公園真葛が原の西行庵さんへ、小文忌の茶会へ。(宮田小文:富岡鉄斎らとともに西行庵復興に尽力された洒脱な茶人さんである)
この季節、小文忌茶会に寄せてもらうようになってもう何年たつだろうか。いつもながら見事なお庭である。


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座敷の浄妙庵から円窓床が有名な小間、皆如庵を眺める。


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柿傳さんのお弁当をいただいていたら、西行庵影の主?猫のくーちゃんがお出ましになった。久しぶり!元気そうでよかった。ここでくーちゃんに会えるとなにかいいことがある(*^_^*)



初代諏訪蘇山没後百年記念・妙心寺大雄院〜仏師樋口尚鴻展・嵯峨野 - 2021.10.14 Thu

日中は暑いが秋もそろそろ深まる頃、アートの鑑賞にぴったりの季節、二つの展示会におでかけ。


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妙心寺は学生時代から好きなお寺のひとつである。境内にたくさんの塔頭が散在してひとつの村みたいになっている。その間を縫う道は江戸時代にタイムスリップしたみたいで、実際時代劇の舞台によくなっている。



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イベントや特別公開で何回かお邪魔したことのある塔頭、大雄院(だいおういん)。柴田昰真の襖絵が有名。近年その是真が描いた、皇居千種の間花の丸大天井の絵(焼失)を、残された下絵を元にこちらの襖絵として再現されたよし、これも見所↓


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今回こちらでご当代(4代)諏訪蘇山からご案内いただき、「初代諏訪蘇山没後百年記念展」を見に。
中では蘇山さん、姉上の宗哲さんが案内をされていた。


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諏訪家というと青磁、と思うが初代はさにあらず、すごく多彩な焼き物を作っておられてびっくりした。幕末のもとはといえば加賀藩士だったそうで、これもびっくり。


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中には楽茶碗のような茶碗もあったり、どう見ても古伊万里の九谷手としか見えないような器も。さらにその多才ぶりに舌をまくのが漆芸もされていたこと、余技だからお金はとらなかったというが、素人のレベルなんかはるかに超えている。螺鈿の香合が模様違いで10個あったが、どうみても中国伝来にしかみえない。倶利の堆朱もすてきだった。



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なぜ大雄院かというと、ここが初代蘇山の作品をたくさん所蔵しておられるので、展示も大雄院所蔵と諏訪家所蔵のものであった。
蘇山さんが教えてくださった、亡くなる直前の最後の作品というのが戌香合、赤絵で彩色されたかわいらしいものであった。


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大雄院の景色も楽しめる。


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ちなみに数年前行ったときに撮った写真もこのアングルだった(^_^;



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最後の展示コーナーでこれもびっくり。諏訪家につたわる初代から三代が作ったおびただしい焼き物の石膏型、これを長年調査されているのだが、経年劣化がひどく、将来に残すためにいろいろな手法を考えた末、京都工繊大のDーLabの協力の下3Dプリンターを利用した新たな石膏型を作ることに成功。最近の3Dプリンターの威力はよく知っているからね、すごいわ、寸分たがわぬコピーが残せる。現代テクノロジーの勝利やね!



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ところ変わってここは嵯峨野大覚寺に近い民家である。


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まわりは嵯峨野らしい風景が広がる。もう稲刈りも終わったようだ。



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こちらで仏師・樋口尚鴻さんと木工作家・太田浩二さんの二人展。いままで西翁院や玉林院で拝見していたが、ここはまわりの雰囲気も古民家を改修された建物もすごくいい。二階の窓からは遠く比叡山もみえるのね。
樋口さんの作品で一番多いのがかわいい小さなお地蔵様、手のひらサイズ。ちょうど上の大雄院のお地蔵様にも雰囲気が似ている。それぞれ違うポーズをしていて、かわいくて、癒やされる。
材によって(桜、桂、檜、翌檜など)堅さが違うので、刃物の入れ方がよく見ると違うのも比べるとおもしろい。
一番気に入ったのは、縁側の天井からぶら下がっている空飛ぶお地蔵様、いや、飛天か。小鳥が飛ぶとき、羽根を閉じて流線型でグライドする格好と同じで思わずにっこりしてしまった。



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そして外にでると、柿の実もみのる嵯峨野の秋!




謹賀新年2021〜北野天満宮 - 2021.01.02 Sat

謹賀新年と書きながら実は昨年末の北野天満宮であります。


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昨年の正月はどんな一年になるのかなにも考えず脳天気にすごしていたのがウソのようである。
例年の歳の瀬と違って、人出は少なく、インバウンドの喧噪もなく静かなので、なにやら正月の準備ももういいかな〜と気合いが入らなかった。



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気がついたら注連飾りも根曳松も入手しないままで休みに突入、あわててしまった。そうだ、せめて毎年恒例天神さんの大福梅だけはゲットしないと、、、とあわただしく北野さんへでかける。


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境内の梅はすでにほころんでいる木もあって、人間界の喧噪をよそに季節をあやまたず粛々とすすむ自然界である。なんだか尊い。


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もしかして売り切れ?かと思っていた大福梅(おおぶくうめ・けっしてだいふくではない)もなんとか拝領できた。境内の梅の実から作って夏には境内中酸っぱい匂いをさせて土用干しされる梅なので、ありがたさこの上ない。


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おや、お正月にしか授与されないと思っていた「思いのまま」があるではないか。梅の剪定した一枝に御札と、お米入りの瓢箪をくくりつけたもので、これを水に差しておくとちゃんと時期が来れば梅の花が咲くのだ。以前茶友さんからいただいて咲かせたことがあるが自分で手に入れたことはなかった。



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2021年は丑年なので、境内のあちこちに牛のいる天神さんは当たり年といっていいかも。
私がひそかに「ジュノー」と名付けている赤い目の牛である。年末には、12年に一度となるほんものの牛が引き出されて境内を廻ったとニュースで見た。



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ここに来たら一応この北野大茶の湯の碑もチェックしておこう。



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他にぶらぶら歩きもせずこの日はまっすぐ家に帰る。思いのままを1本携えて。

昨年のコロナの感染拡大は日常から多くの楽しみや習慣を奪った。今年もそう簡単には終息しないと思われるが、猖獗をきわめたスペイン風邪も数年はかかったが、今ではただの風邪のひとつとして細々と生きながらえるのみとなった。どれくらいの時間がかかるかはわからないが、収束はかならず来る、ウイルスとて自然界のものの一つで有る限りは。しかしそれをゆっくり待つほど残りの人生は長くない。制約の中でも、それなりの楽しみをみつけなければ人生の貴重な時間を浪費することになると思いつつ、今年も生きるのだ。




信楽の窯場でイマジナリー芋煮会 - 2020.11.28 Sat

久しぶりの信楽まさんど窯に。


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「サラリーマン陶芸家」の平金さんちの古民家である。ぼちぼち「サラリーマン」の肩書きをはずそうともくろんでいらっしゃるようだが。


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軒には干し柿
敷地の一部を駐車場にすべく、かなり大がかりな工事をされたよし、車でお邪魔しやすくなったが、これはこれで色々と大変な作業だっただろうなあ。


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信楽朝宮地区は朝宮茶の産地でもあり、平金さんのお宅から、正面に茶畑も見える。


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ここの主はお留守である。
今年二回目の窯焚きで窯の方で詰めておられるのだ。


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そこへわれわれイマジナリー芋煮会メンバーは勝手にあがりこみ(^_^;、勝手にキッチンも鍋も調味料も使って芋煮を作る。


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なにがイマジナリーかというと、東北でこの時期河原でおこなわれるという本当の芋煮をだれも知らないからなのだ。たぶん、こんなんじゃないかな〜と関西人が想像する芋煮である。
豚肉味噌バージョンと、牛肉醤油バージョンをつくってみた。豚肉の方は、豚汁とどこが違うんだ?という疑問もありつつとにかく完成。



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しかしてなぜ信楽で芋煮会か?
本当は宇治の河原でする予定が、メンバーの一人、陶芸家のA君が平金さんの窯焚きを手伝う(自分の作品も少しはいっているので)ことになり、じゃあついでに信楽で芋煮しようということに。
これはもはや芋煮会と言って良いのかだれもワカラナイ。



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2年ぶりのまさんど窯の窯場である。
2年前、自分で轆轤をひいた茶碗を焼くのにここで一晩徹夜した。ウン十年ぶりの完徹は老体にこたえたわ〜。でもみんなでワイワイ夜食を食べながら薪をくべながらの夜明かしは楽しい思い出だ。



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窯は火をいれたところでまだゆっくりと温度を上げてっているので、本当にしんどいのはこの夜からの24時間だ。どんどん温度を上げるのにせっせと薪を投入し続けるのだ。



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窯の中をのぞくと茶碗や五輪塔が炎に照らされている。温度が上がるとこれが真っ赤になるんだよね。


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さてイマジナリー芋煮会グループ、窯場に芋煮を持ち込む。



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お手伝いに来ている方々とともに、平金さんのご趣味のモーツアルトをBGMに芋煮をいただく。いや、なかなか最高、ほとんど食べ尽くした。イマジナリーだったけれど美味しかったわ。だれか東北ネイティブの方、これでいいのか教えて(^_^;


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信楽で一番美味しいという魚仙のお寿司も差し入れでお相伴。


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そのあとは窯焚き用の薪を割る職人に早変わりしたA君のお手並みを拝見。



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なかなかいいコントロールしていて、平金さんも絶賛。
ならわれわれも、とメンバーそれぞれやってみたが、けっこうしんどい、これが。小さい薪なら昔取った杵柄(子供の頃五右衛門風呂であった)でいけそうだが、この太い木は筋目にあたらないとかなり力が要る。



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何事も上手な人が簡単そうにやっていることが簡単ではない。轆轤もまたしかり。


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薪で蓋をした状態。このあと薪を数本それぞれ投入させてもらって、窯焚きに貢献した(ほんのほんのチョッピリ)気分になったのである。



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恒例の?茶箱でお茶を点てて遊んで、(茶碗はここになんぼでもころがっている)、、



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日暮れ前にA君だけ残しておいとました。
窯はこれからが佳境、がんばってください。


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帰りがけ、母屋の庭に平金さんの井戸茶碗が何気に置かれているのがなんだかステキだったな。




和菓子二題 - 2020.04.02 Thu

ほぼ毎日一つずつ、これからの予定を書き込んだ手帖に線を引いてとりけす日々。みなさまも同じでしょうね。ここはひとつ我慢のしどころ。



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月に3,4日のみ開店の和菓子店 青洋さんへ。4月に開く予定だったちょっと大きめの茶会に干菓子を頼んでいたのに、中止においこまれてご迷惑をおかけしたので、ご挨拶がてら。

今月のラインナップは春と旅立ちをテーマに繊細な美しさのお菓子が並ぶ。


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どれもすてきだったが、あれこれ悩んでこの三つ。
右:じょうよにこなしの花びら 「春興」
中:ういろう 「就航」 船からたなびく紙テープのイメージ 人生航路がはじまったばかりの若い人も多いでしょう

左が、、、


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なんとパセリの羊羹!
パセリのほろほろ苦さがなんて餡子に合うのだろう。下の方に透けて見えるのはもろパセリの葉。



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もう一題は先日初めて行ってすっかり気に入ってしまった東寺畔の古民家間-ma-さんの和菓子と洋酒のマッチングセット。



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なぜか知り合いの若いクリエーターやアーティストが急にここに集うようになった感がある。(陶々舎グループが引っ越してきたみたいな)



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さて、和菓子と日本酒はすでに何度も試して、家でもいただいている組み合わせなのだが、洋酒はいかがだろう。

和菓子担当はインスタでも人気の名主川千恵さん。
長久堂で修行されたのち、亀屋友永さんでも仕事をされているが、青洋さんとはまたちがったテイストの美しい楽しいお菓子を作られる。何度かいただく機会もあり、またここでいただけるとはうれしい。



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左上:金柑わらび餅 金柑がひとつごろっと入ったわらび餅
右上:苺寿司+濃縮バルサミコ酢 苺ののった桜餅的なお菓子で醤油ならぬバルサミコつけて食べると美味

左手前:キャラメル羊羹 五色のかのこ豆に柑橘ピール 思いも掛けない組み合わせ



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さて、これに合わせる洋酒は、、、、間maを立ち上げた酒井さんの腕の見せ所。

金柑わらび餅には赤ワイン(南フランス セビアンコムサ)これは飲みやすい、いっしょにするすると。

苺寿司には長浜のウイスキー「AMAHAGAN」(知らんかったけど人気のウイスキーらしい)最初ストレートだったのでむせてしまった(^_^; のちにハイボールに

キャラメル羊羹にはもっとアルコール度の高いアブサン!65%
これは喉が焼ける〜〜〜。なんというか、アニスの香りプンプンで薬草酒みたいな感じ。キャラメルの甘さにはこれでガツンとカウンターくらわす、といった感じか。



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とても65%は飲みきれないので水で割ったもらうと、、おお、白濁するのね。

洋酒もやっぱりあうのだな。ブランデーにチョコと同じように、これから洋酒にも和菓子よ!
(でもアブサンはちょっとやばいよ(^_^;)



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これは別の日ながら、間ma さん真ん前の東寺ライトアップの写真をちょっと置いておく。

不二桜(実は此処へ移植は平成になってからだから歴史は浅いのだが)がちょうど見頃、国宝五重塔とのツーショットが佳い。


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池に映る五重塔と桜が美しくて撮影に夢中になるあまり、片足池ポチャになったけど(^_^;




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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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