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2019-09

風と奏でる〜MIHO書道展 at 平金古民家 - 2019.04.19 Fri

ふたたびやや遅い信楽の桜を楽しみながらたどりついたのは、何回かおじゃましているまさんど窯の主、サラリーマン陶芸家こと平金昌人さんの古民家。



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庭には水仙が群生していて、信楽の春を満喫している。

このところ雑誌「和楽」に特集で登場したり、NHK「美の壺」(京の茶碗)で窯焚きの様子や井戸茶碗への思いを語ったり、すっかり有名になってしまった感のある平金さんである。



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そんな平金ハウスに最初にお邪魔したのが書家・美穂さん「ペンと古民家」と銘打ったワークショップであった。そして彼女の作品展がここで開かれた。
 
  〜風と奏でる〜



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広くて、どこをとっても絵になる古民家の、あちらこちらに散在する書。

実は会期をすでに過ぎていたのだが、どうしても拝見したくて、展示をそのままおいてくださったのでエクストラでたずねたのだ。



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墨の色の複雑なグラデーション
単色のはずなのに色や匂いを感じる。

書の後にご自分ではりつけたというさまざまな古布。作品のイメージに合って、さらに効果的。



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絵画のような書もあり、、、「芽」、、、


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墨のにじみを愛でる書もあり、、、「光」、、



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中には下書きをそのまま作品にしたものもある。(これは完成品)

この作品の表具?になっているのは能登の和紙、なんとご自分で能登まで行って漉いてきた和紙だという。和紙制作中のスライドショーを拝見するに、なんだかもうプロの手つきなのはさすが。
さらにその能登の海の海水を採取して、それで墨をすって書いたものも。
彼女の書は道具も書き方も、書くものも、かたくるしくなく、自由だ。





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書家だけあって、文房四宝に対する思い入れは強く、紙だけでなく屋久島で硯もご自分で彫ってこられたのには驚く。ススキの穂を筆に見立てて作品を作られたり、、、あとは墨ですね。なんだか墨も作ってみるとおっしゃりそうで、、、(^_^;



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作品はあちこちにランダムに飾られているので、あ、こんなとこにも作品があった!と古民家の中を宝探しするのもまた楽しい。これで終わりだろうと思ったら、最後に借りたお手洗いの中にも発見してなんだかうれしかった。



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これも御自作の和紙にて

「風と奏でる」

書かれた文字が風にゆらいでいるような感じがしたのはこのタイトルのせいだろうか。



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実はこの日、平金さんは某有名茶道雑誌のインタビューと撮影をうけておられて、その時の広間の舞台装置(?)であるが、フライングでここに載せて良いかな(^_^;?



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(撮影機材)


ますます有名になっていく平金さん、でも雑誌がでるのがとても楽しみ(小さな声で7月号だそうですよ〜)



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そのセットのままお茶をいただいた。絵になるなあ〜。



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エクストラに展示をみせてもらった御礼にお肉を持参したので、夕食は美穂さん、平金さん、朝から轆轤をはじめて引いて、茶碗を鋭意制作中という本職カメラマンのKさんと四人ですき焼き。とりとめもなくおしゃべりしながらの食事はとても楽しくて美味しかった。



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お腹一杯、、、と言いながら、美穂さんが作ってくれた桜ご飯は別腹でぺろりと。
御茶碗はもちろん平金井戸。(そういえば先日のたこ焼き茶事のたこ焼きいれも平金井戸だった!)



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食後は轆轤ひいて乾かしていた茶碗の削りを見せてもらう。



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この日初めて轆轤を挽いた、というKさん、削りもあんまり上手なのでビックリ。ほとんどひとりで作り上げた茶碗が6つ、いずれも個性的で、端整なのもあれば宗入の亀毛ばりにゆがんでいるのも。



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そばでは美穂さんがコーヒーを豆から挽いていれてくれる。よい香り。
なんだかシュールな景色ながら穏やかな時間、宵もだんだん更けていく。



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コーヒー茶碗も平金ミニ井戸

挽きたていれたて、そして轆轤部屋で作業を見ながら味わうコーヒーはまた格別に美味しいのであった。


<おまけ>
「美の壺」のワンシーン(*^_^*)


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活版印刷リバイバル - 2018.10.04 Thu

文庫本をはじめて読破したのは中学生になってからだった。
いままで少年少女版を読んでいたので、ちょっと大人になったような気がした。当時は文庫本も、印刷物はほぼ活版印刷で、薄茶色の紙に活字のところだけへこんでいて、文字が紙に食い込んでいる感じがとても好きだった。

いつのころからか(70年代〜らしい)、それはなくなって、印刷物はほぼオフセット印刷になり、紙のデコボコはなくなってしまった。
活版印刷は活字をひろって間も埋めて、版をつくるとても手間の掛かる作業だから、簡単きれいなオフセットにとってかわられるのはわかるのだが、あの微妙な紙の凹凸の陰翳や手触りがなくなったのはさみしい。




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しかし、CD全盛の時代でも、音楽はレコードプレイヤーでないと、というファンがおられるように、印刷はやっぱり活版印刷がいいなあ、という人は結構多いのだ。
かくいう私も、唐長で特注した名刺の紙には活版印刷でないと、と河原町二条の十分屋さんにお願いした。
この絶滅危惧種だった活版印刷、いままたひそかにリバイバルブームなのだ。
梅田阪急デパートでなんと活版印刷特設会場が期間限定で!




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全国から、活版印刷の魅力に気づいてそれをなりわいとしている小さな印刷屋さんが数店あつまって商品の販売やら、実際に活字を組んで刷ってもらうワークショップなどなど。
使われる印刷機は手刷りの小さなのものだけなので(本などを印刷するのはもっと大きい機械が必要・十分屋さんにあった)、ハガキやカード、名刺、メモ用紙といったたぐいだ。




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これが活版の活字
樹脂で絵も版におこせるらしい。



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これこれ
写真ではわかりにくいと思うが、字が紙にくいこんでいるのよね(萌え)インクのにおいまでするようだ。



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これが手キンとよばれる手動式平圧印刷機
手動なので、小さな物しか刷れないが、ハガキ大なら充分。
あちこちのブースでこの手キンをおいていたし、まだまだ活版印刷の機械はこっそりサバイバルしていたのだな。
ピンチは活字の方だと聞いた。金属でできたそれは、もう作る職人さんがいないので、今使っているのがなくなったら、もうできないのだそうだ。印刷機だって、ほんとうは今のがこわれたら部品もないらしいから、なくなるしかないのだそうだ。

でも、活版のよさが見直されている昨今、需要が増えれば復活してくれないだろうか。
むなしい願いかな。




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お客さまの注文にあわせて便箋作成中の手キン




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ついついうれしくて、ステーショナリーフェチなのもあって、これだけ購入。
くっきり線がへこんでいるメモ用紙には、ガラスペンで文字を書きたい。



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ハガキは宮沢賢治の「星めぐりのうた」
これは飾っておきたい。印刷自体が作品を主張している。
オフセット印刷ではそんな気にならないが。

賢治と言えば、ジョバンニが家計をたすけるために放課後働いていた活版印刷所で、活字を拾う仕事をしていた「銀河鉄道の夜」、これを思い出した。








大雪の京都〜北野天満宮月釜&洛中の町家で餅つき - 2017.01.17 Tue

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前の晩から降り始めた雪、、、これは積もるな、と思っていたら朝には庭がこんなことになっていた!!
何年ぶりだろう、京都でこんな積雪。こちらに移住してきたのが6年ちょっと前、その最初の年の大晦日がこんなかんじだったな。バスはとまっちゃうし。

しか〜し!
北野天満宮・明月舎の月釜の券を買わされた持っているし、しかもいける曜日を計算したら五分の一もいけやしない。だから行けるときには少々無理をしてでも行って元をとるのだ(せこい!)。




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バスはなんとか走っている。天神さんの前で降りたときの景色。今出川通りだよ。どこの雪国かと思っちゃう。





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天神さんの境内も雪で埋もれて、ある意味、見がたい物をみることができた。確かに大人になっても滅多に積もらない雪が積もった日にははしゃぎがち。(雪国の方はもうええわ、、、の景色でしょうが)




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雪の中、朱色のお社はよく映える。

天神さんでは境内の影向の松に雪が初めて積もった日をもって初雪祭という行事をしはることはきいていたが、この日だったのか!見逃した!(茶友さんでちゃんと見た方もいた!)




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こんな大雪だから、いつもは長時間またされる月釜もきっとすいているに違いない!と思ったが、なんのなんの、お茶人さんはお茶のためなら雨雪をいとわないのだ。(早起きもいとわないのだ)

さすがにお着物の方は少数であったが。



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まあ、この降り方を見てください、、、(@_@;)

ちなみにこの日は境内入り口のところにある松向軒の月釜の日でもあるので、ハシゴされる方も多い。私はまだいったことがないが。




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たまたま存じ上げている他流派の偉い先生とごいっしょで、正客にならはったので、あつかましくも次客にあげていただきラッキーであった。

ご亭主はベテランの男性の先生、よいお道具をたくさんお持ちのとのこと(先出の先生情報)、八条宮智仁親王(桂離宮を作った方)の消息、おそらく後水尾さんへ和歌の添削を依頼する内容で、歌題が鶯有慶音。季節がらぴったり。



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風炉先代わりに神楽の鈴、花は鶯神楽(ちいさな星形の花がさいているところ初めて見た!)に大神楽(椿)、花入の銘が「岩戸」で香合が鶏とくれば、これは天の岩戸伝説ではないか!あとは日蔭の蔓のたすきをかけたアマノウズメがほしいですなあ(^○^)




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すでに開花している梅の木も、赤い眼のジュノー(牛・勝手にそう呼んでいる)さんも雪に埋もれる。



茶会のあとはまたバスをのりついで洛中へ。




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大きな古い表造りの町家が並ぶ界隈。

一文字屋根に積雪はよく似合う。



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とある大きな町家にて新年会の餅つき。

私が幼少のみぎりにはどこの家もお正月のお餅はじぶんとこでついた。杵をもってよろよろした記憶がある。中に豆をまぜたり、つきたての餅にあんこやきな粉をのせてつまみぐいしたり、子供心に楽しいお正月であった。
今はどこも餅つきはしない。せいぜい自動餅つき機があるくらいか。しかも今年はノロウイルスで餅つきイベントが中止のニュースもあった。




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玄関庭にあつまって、それぞれお屠蘇をいただく。



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その間に蒸し上がった蒸籠の餅米を臼に投入。




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餅つき開始!
日ごろ家事をしないおぢさんたちが餅つきになると大活躍。喜々として餅つきしはる。




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玄関庭には屋根がないので、手水ならぬ雪も餅にまじっているよ(^_^;

私も5〜6回つかせてもらった。杵って重いのね。
パコーンといい音がしたときはよくつけている証拠。私がやるとポスッ、、、としかいわんかった(^◇^;)




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一方だいどこでは納豆を大鉢にいれて練り練り。



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なんと!つきたての餅に納豆をまぶして納豆餅に!
初めて見たわ。

京都人(関西人)って納豆きらいな人が多いと思ってたが、意外や、京北あたりでは正月三が日は納豆餅を食べる習慣があるのだそうだ。(ここが発祥の地と、京北の人は言ってるらしいが、、、)




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まあ、これが美味いのなんのって!お酒がすすんであかんわ。
この家のご当主も正月と言えば納豆餅だったそうで、健康に良い、とお父上が導入されたよし。これも意外。




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第二弾の餅つきをするころには、台所の湯気があたたかいのか、この家の家猫、外猫がよってきて高いところで暖をとる。



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いや、監視しているのか、何してるのか興味津々なのか、おこぼれにあずかろうとしているのか、なんにせよ猫好きにはうれしいうれしい!




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町家に猫はよく似合う。



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餅米を蒸すおくどさんがまだ現役で活躍。萌えるわ。



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搗き上がった第二弾は、今度はまるめて丸餅に。



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京都といえば(関西圏はどこもらしいが)白味噌の雑煮、白味噌汁に投入。おすまし雑煮文化圏の私としてはいまいちなじめないのだが、つきたての餅はほんにおいしいのう。

京都も元旦は白味噌で2日はおすましのところが多いそうだが、毎日白味噌つかっているとお金が掛かるので、という始末の精神らしい。
餅をお腹一杯いただきお酒もしこたま飲んで、異職能集団ゆえに各業界のおもしろい話を聞いて、よき新年会ができたのであった。



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帰りがけ、洛中はいまだ雪の中。




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町家は雪もよう似合うなあ〜。



年末の楽しかったことだけ数える〜2016 - 2016.12.30 Fri

今年かなわなかったこと、できなかったことを数えるより、かなったこと、できたことを数えながら今年を終えよう。
思い通りにいかないこともあるけれど、まあ、人生最後に帳尻あうようになっているから、この年末も楽しかったことだけ数えて、新年を迎えよう。



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忘年会一発目はこんなところで。洛中某所の大きな町家。



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あやしげな料理をみんなでもちよっていただく。



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お酒ももちよりなので、私は獺祭のスパークリングを持参。

あかんわ、これ。これあかんやつや。
飲み出したらとまらんわ。

しかもこの下にしいてある敷物もこんなんに使たらあかんやつや(◎-◎;) (朝鮮綴ちゃうか!?)



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走り庭にあるガスコンロでメインディッシュの湯豆腐を。ここのだいどこ、まだ現役なんやわ。でもさっぶいな〜。町家のだいどこってほんま、冬さぶいな〜。

最後はこの家の主、酩酊しておもしろい会話となったが、内容はとても話せない(^_^;)



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今年もはやばやと北野の天神さんへ。もう酉年の絵馬があがっている。




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なんと梅のつぼみもいまにもほころびそうではないか。
まだ12月だというのに。



うめ



毎年授与してもらっているこちらの大福梅を。だいふくうめちゃうよ、おおぶくうめ。(昨年だいふくを連発しとったおばちゃんおったな)
これはお正月に大福茶にするのだ。梅の花の時から、土用の干し梅の時もずっと一年間見守って(?)来た梅やしね〜(^_^;)




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唐長のこの唐紙名刺、愛用してたのだが、この厚い紙質の複雑な版のものはもう販売されていない。もっと薄くてあっさり柄しかないのだ。

なのでやや割高になるものの特注で誂えてもらうことに。



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550枚。50枚はおまけしてくれはった\(^O^)/
さっそく活版印刷の十分屋へ持ち込む。(河原町二条東)→→→完成!!
これで一生分はもつかな。




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おしつまって濃茶と薄茶席おさそい。いつもお世話になってる藪内の若武者宅で、堺の乙女と、表千家の若者とごいっしょに。ありがたいなあ。

彼はのめりこむように日々茶の生活。一時たりとも空白をゆるさない気迫を感じる。たちどまって悩むこともあるだろうが、まだ若い!がんばれ!(こちらは還暦すぎてもなお迷いっぱなし悩みっぱなし)




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もう一人、別のタイプのお茶へのめりこんでる茶道男子が紫野に。この日も一日釜をかけているという。
(暮らす旅舎「京都はお茶でできている」ですっかり全国区になった陶々舎)




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冬至すぎたばかりのまだ遅い朝日が、あたるかあたらないかの時間にお邪魔する。
玄関先からお茶のある家。




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朝ご飯まだだというと、すっと出てくる朝粥。こんなシンプルなのにうれしいもてなしが、私はなかなできないのだなあ。胃に優しく美味しい。



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お茶を二服いただく間に朝日が差し込んできて、亭主の影を浮かび上がらせたとき、なんだかすごく良い物を見た、と思った。早起きは三文以上の得だね!




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こちらは京都駅にほど近い某本願寺派のお寺で、イギリス人とベルギー人(ふたりとも日本語ペラペラ)の遠州流師範クラスの先生のクリスマス茶会。
待合でホットワインとシュトーレンをいただいて(ここらへんヨーロッパ)、四畳台目切の小間にて濃茶をいただく。枡床のかなり歴史がありそうないい茶室であった。遠州流の点前はなんどか見たことがあるが、客の作法ははじめて教わった。なるほど!おもしろい!
そして京都の寺や個人宅の奥深く、どこに良い茶室が隠れているかわからへんなあ、油断できんなあ(?)と思った。



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何度目かの忘年会は一乗寺のご存じ猫町さんを貸し切りで。ときどきランチによせてもらうこともある。




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なにげない室礼が素敵な場所なのだ。やっぱりK美術のお得意さん(?)だし。
ご縁あって、末席に参ずる。去年の忘年会より、他の人たちとの距離も近くなった感じでとても楽しめた。これもありがたいご縁だ。特にK美術主催で我が家でやった半泥子の茶碗の茶会は想い出に残る。




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もちろん、おいしい料理も楽しんだよ。お酒もね。



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手作りのクリスマスケーキがうれしい。今年食べたクリスマスケーキはここのんだけだったなあ。(我が家にクリスマスはないのだ。子供いないし、クリスチャンじゃないし)




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最後に、昨年に引き続きご近所のお茶友さんのご縁で、権太呂さんの年末落語会へ今年も。
恒例の社長の前座手品はインフルエンザであっけなくぱあ。これを楽しみに毎年きてはるひともいるのにね。そのぶん、桂米團治師匠が大活躍してくれはって、昨年以上に笑うたわ。

笑う門には福来たる。笑うと免疫力が高まるのは確かなんで、これでこの冬も風邪引かずにすごせるかな。


雑小ネタにおつきあいありがとう。来年もよろしゅうに。

みなさまもよいお年を!!



観月はお茶とともに - 2016.09.19 Mon

今年の旧暦8月15日は9月15日と不思議な符合。お月見は15日ながら月齢は13日くらいだったかな。



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お天気が心配された中、なんとか東山から上る月を眺めることができた。
ここは祗園近くの某ビアガーデン。



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某流派のユニークな宗匠社中がここで釜を掛けはった。

でも夜は暗い写真ばかりでお見苦しいですね。



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ここまでくるとなにがなんだか、、、(^_^;

東山から上った月を広口の水指の水に映した所なんですよ。
みやびだけれど、スマホ写真で再現は不可能ですねえ、、、、



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月はどんどんかけのぼり、、、

秋月揚明暉  明暉を揚げる。



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その足で祗園から一気に賀茂街道、賀茂川べりのいつもの晦月居さんの鴨茶へ。

これも真っ暗でなんの写真やら、、、、とほほ、、、
でも賀茂川の風に吹かれながらいただくお煎茶は味わい深い。



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月も祗園でみたときよりさらに上り、ときおり雲にかくれながらも中天近くへ。賀茂川で眺める月はまた格別だ。




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翌日、十六夜、既望、の月は円山公園の西行庵で眺める。



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月齢は14、より満月に近い。



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こちらの家付き猫、黒猫ちゃんにお出迎えを受け、観月の茶会。



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掛けられた大きな軸が「月にうさぎ」でなく「月にお狐さん」に意表をつかれる。
、、、信太の森のうらみ葛の葉、、、を連想させる。

前にミニお稲荷さんの社が据えられ、ろうそくの灯りだけの中、お狐さんへの献香、献茶のおごそかな式をみせていただく。そのあと直会の点心と薄茶を。


ろうそくの暖かい灯りを囲む者は、皆なんだか心が一つになったような気がしたのでした。


今年の観月はよき人々、よき所にて、楽しめた幸せに感謝。




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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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