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2018-10

緑陰〜名残の炉・夕ざり茶事 - 2018.04.16 Mon



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連年より一月早い気がする楓の若芽の茂り方!
ひとつき早い緑陰のできあがり。



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(寄付のダーシ[人形の名前byカレルチャペック])



そんな中、3年ぶりに其中庵さまを正客に茶事にお招きした。
ほんとうはもっと寒い時期、炉と燈火が暖かい時期にお招きしたかったが、昨年から正月に掛けて、猫のシェルの介護に忙しかったからなあ、、、




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(待合)



とはいえ、なんとかぎりぎり、炉の季節に間に合った。




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うちの茶事茶会にいつもどこからともなく忍び込んで、何かを持ちたがる全日根さんの陶俑、今回はご新婚の御連客さんを寿ぐバージョンで(^_^;





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其中庵さまは現代の”近代”数寄者でおられるので、背伸びしても追いつかないのはわかっている。だから自分らしく、背伸びせずに素直におもてなししようと思った。




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初座

この日は暑くもなく寒くもなく、絶好の茶事日和であり、自分の日ごろの行いの良さをまたまた再認識するのである(ウソ!(^_^;)

お客様は、障子に映る緑の影が時のうつろいとともに変化する姿や、風に揺れる様がとても美しいとおっしゃっていた。これは建築士さんと庭師さんのお手柄だね。





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須恵器の残欠に入れた花はシラユキゲシ(白雪芥子)
師匠のところから株をもらってきて我が家のバックヤードに移植したのが、大いに繁殖してこの頃可憐な花をつける。葉っぱも個性的でかわいらしいのだ。




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炉の名残、今季最後の釣り釜



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懐石も手作り、家庭料理の延長ですけどね。




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伏せ笠の下のちらし寿司の容器は秋田曲げわっぱ(K様、ありがとうございます。愛用しております)




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最初のお酒は最近ゲットした蒔絵の柄付き銚子にて




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強肴に、先だって八百一Savoryで食べてビックリして美味しかった食用ホオズキを早速使ってみた。


八寸、千鳥でお肴(千鳥の杯が回る間の余興)を、とお願いしたら、お正客の其中庵様が「さくらさくら」を歌ってくださった。
童謡なのに、茶席で改まって聞くと胸にしみた。すごい数寄者の方にさくらさくらを歌っていただける機会はそうないと思うよ。




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御連客の新婚さんは、宇宙開発、ロケット工学にゆかりのあるお方、結婚式にロケットのお菓子を作られているのを見て、そのロケットからみた地球をイメージしたお菓子、とまたまた愛信堂さんに無理をいって完成した主菓子!美しい。
銘はBlue Planet〜地球とつけた。




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中立は夕ざりでもこの季節はまだまだ明るいので外では燈火は使わなかったが、後座の茶室には燈火器を。

釣り釜はほんとうに火の熾りがよい。炭をあらためていじらなくても釜はよい松風をひびかせている。

濃茶は我が愛用の本手堅手「玉椿」で
ご正客に飲んでいただくのは3回目だが、小間の濃茶でさしあげたかったのだ。もっとも、もっとよい垂涎の茶碗をたくさんお持ちなのだが、それはそれ、我が茶室にお似合いなのはこの一碗なのだ。

濃茶を飲んだあとの茶碗にお湯を注いだものをご所望有り、ここまでお茶を味わっていただけると有り難い。




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続き薄の干菓子は亀廣保さん
ミニミニ慳貪のひきだしにしのばせる。

蝶と花の組み合わせは使用した古帛紗・東福門院裂と同じ。
そして、、、



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野に山になべて花咲くこのころは、、、の沢庵さんの歌に通ずる。

先だってお正客様にお招きいただいた茶室開きの茶事、沢庵さんの消息を掛けられたことへの返礼として。(実はこの掛け物、入手にはわすれられないいきさつがあるのだが、それはまた)




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茶事が終わり茶室からお客様が出られる頃、やっと燈火の出番、やはり露地のこの景色はいい。

ここから待合に帰ってからも道具談義、懐石談義などなど茶の話、または講義(?!)は尽きず、楽しい時間は続く。

よくぞおつきあい下さいました。其中庵様、御連客様、ありがとうございました。亭主も楽しませていただいた一会でございました。


(おまけ)
使ったお道具を一つ一ついとおしんで片付けるのも、また楽しい作業だと思うのはもう病気かも、、(^_^;、、です。







茶飯釜で玄米を炊くシミュレーション - 2018.03.18 Sun

ちかぢか茶飯釜の茶事をお茶友さんとこでいっしょにする予定。

お互い共通の茶友のTさん、彼の実験茶事でだされる玄米ご飯の美味しさを再現すべく、初めての茶飯釜茶事なのに白米でなく、玄米を炊くという無茶ぶり(^_^;





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ぶっつけ本番はあまりに危険なので、事前シミュレーションをすることにした。

茶飯釜茶事は、席中でご飯を炊いて懐石として供し、その後に洗ってお茶用の釜にする。手取り釜で米も炊けば茶もわかした丿貫さんを連想させる極侘びの茶事。
専用の茶飯釜は、ご飯用の広蓋、お茶用の小蓋と、蓋を入れ替えて使い、釜の一方には「飢来飯」、反対側には「渇来茶」と鋳込んであるのがスタンダード。




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お茶友さんの釣り釜は、鎖ではなく鉄の自在でなかなか味がある。




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水に一晩漬けていた玄米3合に水5合でやってみる。
実際の茶事ではしゃもじでかき混ぜるが、水の分量確認のため柄杓を使っている例もあって、この茶事は定型というものはあまりないもよう。




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種火も、つぐ炭もいつもより多目に入れて、火力をあげる。
もちろんふ〜ふ〜の火吹きも忘れずに。茶事ではお客様にこれをやってもらうのだ。酸素を送ってやると炭ってほんとうに燃えて炎があがるのな。




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ご飯が炊けるまで、もちよりお惣菜で晩飯にしながらおしゃべり。茶事ではこの間に短冊に歌を書いてもらったり、煮物椀や強肴を先に出したり、いろいろ過ごし方があるみたいね。




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かれこれ20〜30分ごろ、さかんに湯気がでてきて、そのうちぶくぶく泡がでてきた。どこでとめるか微妙なところ。40分ごろに湯気もおさまってきて、すこ〜し焦げるにおいがしたところでおそるおそる蓋をあけてみる。




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おお〜!
炊けとる炊けとる。煮えばなをちょっと取って食べてみるが、若干芯がある感じ。食べられんこともないけどな〜、Tさんの玄米飯のイメージとちょっと違うなあ〜。




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ところが蓋をしたまま火からおろしてしばらくすると、蒸れて飯感アップ!玄米も蒸らしが大切なのだな。

ちなみに後で聞いたのだが、Tさん曰わく、玄米は3日前から水につけて、そののちお湯につけて発芽させるともっと柔らかく、甘くなるんだそうな。白米とかなり勝手が違う。茶飯釜は飯が命だから、やっぱり予習しておいてヨカッタ。




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ふたりでたらふく玄米飯を食べたあとは、ガシガシ釜をあらってお湯をわかし、お茶の用意。
せっかくだから四ヵ伝のお稽古もした。(小蓋は準備できていなくて、飯用の広蓋使ってます)

なんとかこれで本番うまいこと玄米が席中で炊けますように〜!







今年もこれで最後、師走の夕ざり茶事 - 2017.12.11 Mon

いよいよ師走、あわただしい中、今年最後の茶事を夕ざりで。




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ひとつひとつは美しい紅葉であるが、、、




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こうなるともうお手上げ、、、、

露地掃除も完璧すぎるのはよくないと誰か言ったよな、言ったよな、きっと、、、と言い訳しつつ散り落ち葉の風情という、、、妥協の産物。

今年の落ち葉は例年より早かったなあ。




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寄付の記帳で全日根さんと諏訪蘇山さんが同居する。

本日のお客様は建築士I君と、彼が設計した(未完成もふくむ)茶室のオーナーのお茶人さん。
みごとにおっさんばかり、、、、もとい!おぢさまばかり。




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毎年出すグレゴリアンシャンテ。
燭台がいいのがなくて、赤い蝋燭にヒイラギを飾ってみた。




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冬至も近いので、柚子飾り。これは一会後お土産になる予定。




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水屋無しのひとり亭主なので、汲み出しもセルフでお願い。
こういうとき、火鉢って便利〜♪




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手あぶりも出した。
もひとついるかな〜。





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こうしてみると散り落ち葉の露地もなかなか。
怪我の功名ってやつ?





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夕ざりの初座は裏千家では花から。
American Holly(別名:クリスマスヒイラギ)と椿。
花入は最近ゲットした鶏龍山。




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初炭は、これもあちらこちらで拝見する古い暦を釜敷に貼り付けてみた。
暦手、、、師走だからねえ。




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湯桶も用意したが、少しおいておいただけでもうこんなに落葉。
これも景色か。




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煮物椀は蕪のみぞれにしてみた。

おりしも、懐石中にみぞれならぬ大時雨、幸い中立の頃にはやんだが、夜空が冴え返って急に寒くなる。




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お正客様は、茶道具や茶の歴史や流派のこと(石州流の一派でいらっしゃる)茶室のことなど、よくご存じで、これに茶室建築のI君がからみ、茶事初体験ながら茶室を持ち茶道哲学を堅持される次客様、お話しはつきることがない。というかもっと話したい、、、が、いやいや、茶事をすすめねば、、、




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懐石がおわるころ、亭主の疲れもピークに達するが、これまたこれからの後座が肝腎肝腎、と自分に喝をいれる。

お菓子は愛信堂さん、今年もとってもお世話になりました。
銘は『柝の音(きのね)』

今年は南座工事中のため顔見世が徒歩10分もかからないロームシアター開催だからね。




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中立の頃はもうすっかり暗くなっていよいよ燈火の出番、夕ざりはこれがあるから好き。
(アラも隠れるし、、、、)




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裏千家では正午の鳴り物は陰の銅鑼だが、夕ざりでは陽の喚鐘を使う。

最後の一点を残して迎え付け、手燭の交換、これがクライマックス。

しかし、ひとりであちこち火をつけまくるのは、けっこうしんどい。やはり燈火係りがほしいなあ。




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濃茶茶碗は今年あちこちで大活躍した堅手の「玉椿」ちゃん。
いとしい茶碗になった。

軸は、臘八、成道会にちなんで、なにか仏様にまつわるものを、と焼経をかける。




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続き薄にて。
乙女たちならばきっと「きゃ〜かわいい〜♪」の声がかかるところ、あえておっさん達におぢさま方に、カワイイをぶつける。

暦手の古い茶碗とか、古唐津、しみじみとこれまた鶏龍山の茶碗などで、名残惜しの茶談義、清談?をしつつ、更ける夜。
今年もいろんなお茶を楽しんだ。よき一年であったと思う。また来年も体力が続く限り、あれこれお茶を楽しみたい。だいぶんあちこちに茶債もばらまいたことだし、回収にまわらねばね〜(^_^;


夜咄なら帰りの電車の時間の心配もせねばならぬところ、夕ざりはまだまだ余裕なのです。

願わくば、お茶室をお持ちの、あるいはお持ちになる予定の本日のお客様に、茶事の客としてよんでほしい〜〜と、口に出せば叶うらしいから、ここで言い置いておきます(^_^; ふふふ、、、









第二回開炉茶事〜正午 - 2017.11.20 Mon

今季二回目の開炉の茶事、このたびは正午にて。





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(坪庭の千両が色づいてきた。ここまでくるとそろそろ野鳥がいつ丸坊主にしようかとタイミングをみはからっているのだ)




今回のお客様はみなさま手練れのお茶人さんばかり。ご自身で茶事もされればおよばれも多い。なかなか目も舌も肥えていらっしゃるので少々こわい。





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(今期初火鉢)



お正客は庸軒流の方。
昨年お茶事にお招きくださったので、その御礼に。庸軒はいわずとしれた宗旦四天王の一人、我が家の近くの黑谷さん、西翁院にはその茶室、淀看の席がある。





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(待合の陶俑さん、本日は銀杏の葉っぱ)



庸軒流のお点前はめったにみることができないので、興味津々であった。懐石は出し過ぎてはいけない、とか席中で客は帛紗を懐中しないが、帛紗ばさみにはかならず入れておくとか、質実剛健なイメージ。なかでも度肝をぬかれたのが茶巾の熱湯消毒であった。





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(うちの紅葉は洛中最遅かもしれない、、、)



手にした茶巾にいきおいよく柄杓で熱湯をかける。茶巾を席中代えないので、まさに清潔にするための「熱湯消毒」であるそうだ。たしかに理にかなっている。
時にどろどろになった茶巾で、これで茶碗拭いていいのん?と思わないでもなかったから。

ただし、修練をつまないとやけどしそう。その茶巾を茶碗に入れるときにほどけるように投げ入れる感じがまた独特。




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(丸葉ヒイラギが満開で、露地に出るととても佳い香りがする)



待合はお客様方お住まいの土地に所縁の酒井抱一、本席は啐啄斎の宗旦遺偈とした。宗旦忌も近い。

濃茶の茶碗が川上不白の箱なのだが、早くに父親如心斎を亡くした啐啄斎の後見になったのが如心斎一番弟子の不白であったのだ。




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懐石は例によって写真を撮るひまもなく、、、
みなさま、懐石がお上手で美味しいのでわたしのナンチャッテ懐石はお恥ずかしいのだが。




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桜の照葉は岡崎公園でいくらでもゲットできるのが、ここのいいところ。




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これは朝の光の具合。時がうつるにつれ、影の位置も形も色も変わっていく。




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前記事で自慢した、徐々にグレードアップしたふくべの炭斗。
織部は香合にしたので、灰器は古備前(伊部)。開炉に三べ(ふくべ・おりべ・いんべ)をだすのは千家系だけだというが。
(ちなみに前回の開炉の時には備前がなかったので、備前出身のワタクシが伊部のかわりに、、ということですませちゃった(^_^; )





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お客様にお砂糖が健康の為によくない方がおられたので、若い茶友さんからおそわった干し柿の中にクリームチーズを仕込んだものを主菓子に。
これはほんまに美味しいので、干し柿の季節は普段でもつくって食べている。




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(干菓子器に使った小引き出しのあるけんどん?)



濃茶の茶杓はいうまでもなく、9月の月釜、「菊慈童」のために入手した庸軒の「若水」。
庸軒が削り、数百年の時を経て、その流れを汲む方のお手に。





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後炭もこなして、久々に輪胴をいれる。火のまわりが早いこと。やはり炉はいいね〜。
お干菓子は亀廣保さんのいちょう、ぎんなん、霜月さんの柿琥珀(先日の乙女から拝領)。

薄茶の茶杓は久田尋牛斎。なんとなれば庸軒は久田家出身なのだよ。


最後に、あの茶巾熱湯消毒がもう一度見たくて、お正客様にお点前所望。




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こころよくお引き受けくださった。(おみ足がわるいので、椅子と建水台を特別に使用)

おお〜!!

やはり何度みても感動。しかもやけどもしない手練の技。一度席中でやってみようかな、これ。生兵法のナントやら、、になるかしら。




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茶事がおひらきになるころにはあたりはもう日暮れ。日がおちるのがほんとうに早い。お気をつけておかえりを。一座建立、楽しゅうございました。








乙女たちの夕ざり茶事〜開炉 - 2017.11.13 Mon

この秋は月釜亭主やら大覚寺舟遊び茶会やら、大忙しであった。
気がついたら約半年ぶりの茶事であった。と、言い訳をまずしておいて、、、、




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すっかり勘所を忘れていて、不手際だらけの茶事であった。
他にも心にかかる問題もあって、平常心でなかったのは確かだが、それにもかかわらずきちんと一座をこしらえられる強い精神力を鍛えるには、まだまだ修行が足りぬ。




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にもかかわらずおつきあいくださったお客さま方、乙女たちに深く感謝したい。




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お正客は、この秋の茶席シリーズで水屋で大活躍してくれた乙女。ご自身、水屋のプロと言ってもいい水屋経験が豊富な方。

御連客は、新旧乙女茶会をいっしょにやったり、お客様できていただいた乙女たち。




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最近知った塵箸の流儀のちがい。
これが正しい裏千家流。実は表千家の上が平らな箸をしらずに使っていたのを、ご指摘をうけてカスタマイズした(^_^; ちなみに武者小路は斜め切りで矢筈におくらしい。
こんなの、普通の人にはだれが教えてくれるというのだろう。本にも載ってないし。





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今回は夕ざりで。
後座の露地の燈火が美しいと思うので。(あと暗くなるので露地の掃除がちょっと楽だったり、、、(^_^;  )




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燈火の準備をおえて、席入りを待つ。




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実は今週もう一回同じ趣向で茶事をするので、お道具に関してはまだ秘密にしておく。(それほどたいしたもんでもないけど、、、、)




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夕ざりは初座が花になる。
うちの庭の白玉椿と桜の照葉。桜の紅葉は色のバリエーションがほんとうに美しい。

練習もなしに久々の炉の初炭、あれも忘れた、これも間違えた、、、、で、ほんまにスミマセンでした。炭点前では炭斗がちょっと自慢なのだが、、、まだ内緒にしておく。

懐石は手作りしたが、これも写真を撮る心の余裕もなく、一枚もございません。





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唯一お客様からいただいた一枚。

席中はもう膳燭が必要であった。




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そして、、、乙女ばかりなのに、、、乙女ばかりだから? この日あけた日本酒が1本まるまるなくなった。お酒を辞退される方が多い昨今、なんとうれしい。




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主菓子は鍵甚さん製、銀杏、サツマイモ、生柿のはいった、私的には京都で一番美味しい亥の子餅。




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初座の終わりにはあたりはもう暗く、燈火が映える。




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後座の席入りは手燭を交換。
手燭を手に雁行するお客様の景色も美しい。




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後座の躙り口。




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濃茶の茶碗はこの秋、大活躍した高麗茶碗、この日の軸に響き合うものになった。(まだ内緒です)

薄茶は、、、、いつも渋好みの私だが、こんなきらきらかわいいのも持ってんのよ〜と主張する(?)ようなものをそろえた。干菓子器がちょっとアイデアだったのだが、これもちょっとまだ内緒。

この秋の茶会の思い出話や、ご自分の茶会の話や、あれこれあれこれ、ガールズトーク(ガール?と疑問に思わないように)。

蝋燭の灯りしかないので、ちょっと目をそらすとそこは闇、よってみんなの意識はともしびに向けられ、お互い心理的に近くなる。これが燈火の茶事の醍醐味である。





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久々の茶事、佳き時をすごしたが、様々な不手際、これからますます己の特に心を鍛えて精進いたします。






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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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