fc2ブログ
topimage

2023-10

京都迎賓館〜プレミアム企画「菊花彩る重陽のおもてなし」 - 2017.09.08 Fri

京都御苑の中で京都迎賓館ができてから12年になる。昨年から一般公開もされはじめ、1度は行きたいと思っていたが、今回公開+金剛流宗家による能の観賞と裏千家茶席付きのプレミアム企画ありとのことで応募。




DSC01027.jpg




国賓として迎賓館に招かれたらだいたいこんな感じですよ、、、というイメージの企画だそうだ。

抽選なのでだめかな、と思ったが意外とすんなり当選。会費が1万円と高いので、競争率低かったのかとおもいきや、はずれて二次募集で来た、という方も。




DSC01007.jpg




こちらは一般人ははいれない迎賓館南門。




DSC01013.jpg



こちらが正規の門になる。


地下でけっこうキビシイ本人確認と手荷物・身体検査あり。




DSC01016.jpg




玄関の扉はケヤキの一枚板(写真には写ってないけど)でなかなか見事な木であったのだろうと想像できる。




DSC01018.jpg




10人くらいのグループに分かれて、それぞれガイドさん付き、敷かれたマットからはみだし厳禁の厳しさ。なにせあちらにもこちらにもスタッフがたくさん立っていて、目を光らせている。それぞれとても丁寧な接客(うちら模擬国賓やし)なんだが、宮内庁、人員ちょっとかかえすぎじゃないの?





DSC01019.jpg




メインの晩餐室から眺める中央の池。向こうにみえる橋懸かりは廊橋といって、パブリックとややプライベートな空間とをつなぐ。

ここは佐野藤右衛門棟梁らによって作庭されたとか。左手の石柱は天正17年、秀吉の時代の五条橋(だったか)の橋桁なんだそうだ。簾の使い方が効果的。





DSC01035.jpg




メイン晩餐室「藤の間」

名前の由来は正面の川島織物の大作綴れ織りの紋様。



DSC01063.jpg




絨毯は、その藤の花びらが散った様子をあらわすとか。

とにかくここの迎賓館は日本の伝統的工芸をこれでもかとつぎ込んだ調度が見たくてきたようなもの、中でも一番見たかったのがこれ!





DSC01034.jpg




この左手の舞台の扉、先日お邪魔した截金の人間国宝、故・江里佐代子さんの截金の大作「響流光韻(こおるこういん)」





DSC01024.jpg




八枚の板にどれだけの時間と集中力を要したのだろう、、、と想像を絶する緻密な截金。




DSC01031.jpg




この前にすわって待っていると、この八枚扉が音もなく前後左右に開いて(敷居がない、上から吊っている)金剛流宗家の「枕慈童(観世では菊慈童)」の舞台が!

つい最近、観世流で多少節回しが違うが仕舞を習っていたところなので、最後のキリの軽快な部分、ついいっしょにくちずさんでしまった。この時期演じられることが多い枕慈童、こういう形でこういうところで拝見できるなんて贅沢!(抽選にあたってほんまヨカッタ)





DSC01028.jpg




見ていると目がちらちらしそうな幾何学的な天井の照明。




DSC01065.jpg




釘隠は金工で「絆」をあらわすとか。




DSC01067.jpg




几帳にも藤の花の京繍、これは江里佐代子さんのご実家のご家業、彼女のご実弟の作品であった。





DSC01060.jpg




晩餐会のイメージ。椅子の布も西陣?織。このような丸テーブルを使うと120人収容できるらしい。




DSC01061.jpg




食器、カトラリーもそこはやはり日本がほこるメーカーの製品ね。





DSC01045.jpg




中の池の景色。ぱっと見、どこかのお寺の庭園のようにも見え、正面の建物は茶室のようにも見える。錦鯉がたくさん。生まれたばかりの小さな錦鯉の稚魚もいたが、これを狙って鳥がくるらしいよ。





DSC01052.jpg




廊橋をわたる。
天井は船底。




DSC01049.jpg




船底天井の四隅にそれぞれトンボ、コオロギ、蝶、キリギリスの虫の透かし彫り。





DSC01050.jpg




虫の音を美しいと聞き、愛でるのは日本人だけらしいから、(他国では騒音なんだそうな)そこらへんをアピールか。




DSC01076.jpg 




ここは「桐の間」。和の晩餐室。

調度に桐の紋様がこれでもかと。
招かれるのは外国の賓客だから、さすがに足元は掘りごたつ形式。長さ12mの漆塗のテーブルはさすがに一枚板ではないようで。



DSC01079.jpg




それぞれの座椅子の背もたれの後は漆塗の中に五七の桐の紋様。金と銀で少しずつ変えて描かれ、どれ一つとして同じ物はないのだそうだ。脇息の桐の透かし彫りもチェック!




DSC01081.jpg



釘隠も桐なら、、、、




DSC01082.jpg




唐紙も当然桐よね。



DSC01098.jpg




こちらの欄間も江里さんの截金作品。表と裏で「日月」、これは月の面。




DSC01075.jpg 




ここは桐の間の裏にある和食の厨房。どんな料理がつくられるのかな。




DSC01088.jpg




ナグリの広縁。


奥にとっておきのセミプライベート空間、「瀧の間」があって、ここがもてなされるのに最高の舞台であると思ったが、さすがに撮影禁止であった。

22畳の座敷に目の前の葦戸をすかして見事な瀧が見えるのだ。障子のむこうのサッシをあけると瀧の音もすがすがしい。瀧を構成するのがまた見事な巨石、瀬戸内海の島で切り出されたものから、大阪城の残念石(大阪城の石垣に選ばれながら結局使われなかった石)まで。
扇透かしの欄間のある付書院も。

夏だから葦戸であって、冬には障子になるのだろうけれど、やはり瀧は夏の室礼が似合う。




DSC01101.jpg




さきほどの桐の間には芸舞妓が踊りを披露する舞台もあって、ここの畳は真ん中に筋がほのかにはいる中継ぎ畳、上等なイ草を真ん中で継ぐ高級品。




DSC01104.jpg




池のはしにもやってあるのは船大工が作った和舟。外国の賓客をこれに乗せて池を何周かするらしい。一番最初に乗らはったのがブータンの王様ご夫婦の新婚旅行だったのだそうだ。





DSC01105.jpg




作者名までチェックしきれないが、照明もあちこちこだわり。




DSC01110.jpg




ケヤキの床だが、外国の賓客はここを土足、ハイヒールでも歩くそうで、傷つきそうだが、特殊な樹脂でカバーしているのだとか。しかし、大丈夫か?




DSC01111.jpg




最後に茶席に案内されるまで、待っていたのが「聚楽の間」
お付きの人の待合にもなるという。ファブリックはもちろん西陣織り、椅子やテーブルにほどこされた繊細な竹の編み細工は竹工芸人間国宝の早川尚古斎の作品





DSC01114.jpg




こちら釘隠は千代結び。
国際外交の場であるからには友好は大切なんだが、どうも最近世界の動向がきな臭い。絆も結びもなかなかむつかしい世の中。



DSC01124.jpg




最後に立礼席となったのは「夕映えの間」

左手の綴れ織りは、東の比叡山で「比叡月映」



DSC01123.jpg



反対側が夕映えの間の由来となった西の愛宕山、「愛宕夕照」




DSC01128.jpg




お菓子はやはり着せ綿よね。



DSC01131.jpg




業躰のなかでも偉いさんの倉斗先生のご説明つき。これもまた贅沢。
たまたま次客になったので、お点前の方に点ててもらって得した気分。

これも外国の賓客相手だから、やはり立礼にするしかないのだろうが、和室の数寄屋の茶室もできたらデモンストレーションに作ってほしかったわ。




DSC01133.jpg




お手本のような鶴首竹花入のムクゲ、ワレモコウ、紫のは何だっけ??


かくの如く、プレミアム企画、やはりプレミアムだった。また季節を変えて開催されるのなら是非行きたい。抽選また当たればいいがな〜。







花山天文台〜京都大学大学院理学研究科附属天文台 - 2017.09.03 Sun


今年の夏の特別公開になんと!花山(かざん・もしくは・かさん)天文台が!!
学生の時、教養部の授業で行った時以来だから半世紀、、、とはいわないが(^_^; それに近い年月がたったのだなあ。




DSC00957.jpg




当時貸し切りバスで行ったから、以来なんとなくもっと遠い場所にあるような気がしていたが、実は家から車で10分ほどのお膝元にあったんだ、、、(◎-◎;)




DSC00960.jpg




場所は東山ドライブウェイの途中。(ドライブウェイというけどたいしたドライブウェイとちゃうよ、ただの山道、、、(^_^;)
入り口から歩くこと約5分。





DSC00962.jpg





とちゅう、眼下の町並みの眺めや東山の稜線を楽しみながら。





DSC00964.jpg 




着いた〜!!




DSC00966.jpg




入り口のプレート、でもこれは新しい物。
オリジナルは、、、、、




DSC00991.jpg




ぐっと渋いわね。これは歴史館に展示されている。

University of Kyoto が Kyoto University に変わっているところに時代を感じる。ちなみに創建は昭和4年(1929年)

京都帝国大学ができたころは大学内、北白川にあったそうだが、市電の開通など環境の変化で山科の、ここへ新しく建てられたのだそうだ。




DSC00969.jpg




山科だから、現在は星なんかそんなに見えまいと思うが、一応現役の天文台である。ちなみに1968年に最先端の観測施設は飛騨の天文台に移ったため、ここは主に教育活動や教育普及活動がおこなわれていて、定期的に学校実習などで使われているらしいが、一般への公開ははじめて。




DSC00971.jpg




おおお〜〜!!


天井見上げてちょっと感動。
口径45cm屈折式天体望遠鏡。
(ちなみに世界には1mを越える屈折望遠鏡もあるらしいし、ハッブル宇宙望遠鏡なんて宇宙に浮いている望遠鏡もあるけれど)




DSC00976.jpg




一般公開の間は閉じてる天井の窓。
ドーム天井の曲線が美しいわ。




DSC00981.jpg




この望遠鏡をのぞくにはこの階段を登る。ここに登った記憶だけがわずかに残ってるなあ、ウン十年前、、、、




DSC00978.jpg




3代目館長の宮本博士は、この望遠鏡を何時間も何時間も眺めて火星の表面の変化を描いたそうだ。気の遠くなるような作業。でも天文物理学をする人には苦じゃないのよね。相手が時間のスケールがまったくちがうものだけに。




DSC00982.jpg




これはガイドのおじさま。
手に持っているロープは手動で望遠鏡を動かすときのもの!レトロや!

自動で動くときは重力駆動型日周追尾装置、、、というか、滑車につるした重りで動くらしい。これもけっこうレトロ。




DSC00984.jpg




ドームを囲むバルコニーからはやはりいい景色。右手の山は最初天文台の移築先の候補でもあった吉田山。風がつよく、もう秋の気配。トンボがたくさん飛んでいる。






DSC00987.jpg




京大理学部の物理といえばノーベル賞受賞者を何人も出しているが最近はどうなのだろう。その京大学派が光り輝いた時代のよき香りがする花山天文台。秋空によく映える。





DSC00989.jpg




このちょっと西部劇にでてきそうな建物は旧子午線館、現在は歴史館として当時の観察機器を展示している。





DSC00990.jpg




売りは河島英五のアルバムのジャケットらしい(^_^;





DSC00995.jpg




ちなみにこれが子午線を正確に示す子午儀、天体観測をするのに正確な時間が必要だったために天文台開設時から作られた施設なのだ。この窓からまっすぐどこまでも行けば北極点にたどり着く、、はず。





DSC00963.jpg




帰り路、あちこちに咲く野生の山百合。楚々としていいなあ。昔住んでた宝塚の庭には、鳥の糞かなにかで自生した山百合がたくさん咲いてありがたかったなあ。




DSC01003.jpg 




最後に平日分だけだが地下鉄東山駅から天文台への無料シャトルバスの時刻表を載せときます。少ないから乗り遅れないようにね。東山ドライブウェイは歩いておりるのは非常に危険だし。

9月30日までの一般公開です。




大原晩夏〜グランピエ夏祭り2017 - 2017.08.31 Thu

大原にグランピエさんが持っている古民家、現在は倉庫としてお使いですが、夏にストック品の特売をこちらでしはります。



IMG_8600.jpg 




場所は大原、三千院よりもゴルフ場よりもさらに北、途中トンネルの手前、ちょっと不便な場所だし、トイレも仮設というところがかえって良い感じ。




IMG_8602.jpg





グランピエさんは鹿ヶ谷山荘といい、この大原の古民家といい、ほっておけば壊されるだけ、というようなよい建物を所有、維持しておられる。ありがたいことだ。





IMG_8605.jpg




今年も河原町のスペインバルsesamoさんが出張で。
掘り出し物をさがす前にまず腹ごしらえを。





IMG_8604.jpg




ちょっと出足がおそかったか、あまり残っていないけれど、、、、、




IMG_8609.jpg




かろうじてパエージャと鶏肉炭火焼き!
ビールが飲めぬのが残念。(車なんで、、、)
今年もジプシールンバのコモエスタヌキさんのギター弾き語りを聴きながら食す。
大原は北とはいえけっこう暑い日である。




IMG_8612.jpg




しかし、いったん古民家の中へ入ると涼しく、そして妖しいインドとかパキスタンあたりのワールドがひろがる。私は主にここではファブリックをあさる。インド更紗とか、パキスタン更紗とか値段もピンキリだが、値札の半分というのもありうれしい。




IMG_8614.jpg




なにに使うのか、よくわからないものも多く、どう使うか(特に茶会)想像力をフル稼働させてうろうろ。大きな家具系もあり、車に積み込んで帰ってはる人もいた。お店のディスプレーにはよいかな。インドのチャイを飲みたくなるようなカラフルな琺瑯ポットもかわいかったな。




IMG_8616.jpg





いや、おねえさん、こんにちわ(^_^;
さすがにこれは茶会ではむつかしかろう、、、、




IMG_8621.jpg




昨年はジュートのストールとガラスのランプシェードを買ったな、、、と思い出しつつ、今年はパキスタンの印判更紗、一部小さな破れがあるので破格のお値段、とトルコのランプ。電気系統は日本仕様、豆球で光るが、蝋燭カップにかえてもいけそう。屋外の夜咄に。





IMG_8617.jpg




そして今年もかえりに大原JAプロデュース、旬菜市場へ。




IMG_8618.jpg




ここではオクラの花とかけっこう珍しい物が手に入る。




IMG_8620.jpg





今回はそうめん南京をゲット。(右の瓜みたいなの)
これ「深夜食堂」でみて、いちど試したかったんだ。ゆでて指で実をほぐすと素麺みたいに繊維がぽろぽろほぐれる不思議な食べ物。
おつゆのタネと酢の物にして食べた。しゃきしゃきおもしろい食感。味はほとんどないのでいかようにも味付けできそう。





IMG_8619.jpg




ここのヒマワリもすっかり種ができて、いよいよ夏も暮れていくなあ。




旅に出ます、、、、の、その前に恒例の六道参り - 2017.08.08 Tue


IMG_8331.jpg




お盆になりました。

東山の六道参り。




P1120919.jpg




ここらへん六道の辻、あの世への道があるとかないとか。

町名ももともと髑髏町(どくろちょう)、縁起悪いので無理矢理なまって轆轤町(ろくろちょう)




P1120921.jpg




だから幽霊飴なんてのもお似合いの町なんです。




P1120922.jpg




まずめざすは西福寺


昨年こちらでいただいた祈願銭をお返しに。




P1120924.jpg




祈願が叶えばお返しするのだが、願いは限りなく、叶った願いもあれば叶わなかった願いも。

だから生きている限りエンドレスに祈願銭を毎年返しては新たにもらう。




IMG_8329.jpg



こちら壇林皇后九相図(死んでから腐敗し骨になり霧消してしまうまでの屍体の様子を描いた物、けっこうえぐい)を拝見できるのを楽しみに。

今年は冥土の十王図も。

夕方に絵解きがあったがいまでもやっておられるのかな。



P1120932.jpg




六道珍皇寺は大賑わい

うちはまだ最近お見送りした人は猫しかいないので、お参りするだけ。

先祖の墓は京都にはないしね。(水ほど薄い縁戚ならいるんだけど^_^;)


恒例の熊野観心十界図も拝む。


先日三井記念の「地獄絵ワンダーランド」展でそういえばたくさん出てたわ。

中世から近世、信仰の普及拡大に努めた「熊野比丘尼」と呼ばれる女性の宗教者が民衆に教えをひろめるために携帯したのがこの図だった、、、と初めて知った。




P1120931.jpg



それでも手をあわせる。


供養される側にまわるまで、生かされている、それだけですべてよし。




P1120933.jpg




無事持ち帰った祈願銭。


今年はどんな願いをかけようか。たくさんありすぎていかんわ。(欲張り)




P1120936.jpg




帰りに下鴨までとんで川口美術さんで開催中の韓国古陶磁探求陶人展へ。

いずれも高麗系テイストの若手作家さんのグループ展。


徳島の中西申幸さんの鳥の絵の器を。


この鳥のように飛んでしばらく旅にでます。


ちょっとしばらくアップお休みです。


皆様もよい夏休みを!

西賀茂散歩〜つづき - 2017.08.01 Tue

二つ前の記事、神光院に続いて西賀茂特集(?)続きです。ここらへんあんまり来ることないからね。



P7230002.jpg




上賀茂神社の摂社だけれど、場所から言うとぎりぎり西賀茂かな、久我神社。

実はこの神社のことはまったく知らなかった。



P7230008.jpg




武者小路千家の木津宗匠の献茶式にでかけて初めて知ったようなあんばい。




P7230007.jpg




御祭神は賀茂建角身命 (かもたけつぬみのみこと)。その娘が賀茂御祖神社(下鴨神社)の御祭神・玉依媛なので、その子の賀茂別雷命(上賀茂神社)のおじいさんになるのね。
『山城国風土記』によるところ、もともと出雲の一族であったものを、神武天皇東征の折、八咫烏の姿で先導をした後、そのほうびとして山城に土地をたまわった、、、、という。

その子孫が賀茂氏、歴代上賀茂・下鴨の両神社の神職をつとめたという、、、いまでも賀茂氏の流れをくむ家は残っているそうで、京都ってこわい。




IMG_8079.jpg




これはまったくの余談だが、献茶式でいただいた点心が、予約がないと買えない百万遍近くの中村屋の助六弁当であったのに感激!(きつねのお揚げの味が濃いのが私好み)




P1120836.jpg




さて、ここから先日の神光院の続きなんだが、そこをさらに西へ、山の方へむかっていくとまず見えてくるのが大将軍神社。

桓武天皇が平安京を造った時に、王城鎮護のため京都の四方に「大将軍神社」を祀ったので、京都には他にも大将軍神社があるが、ここは北方に造られたもので西賀茂大将軍とよばれているそうだ。



P1120839.jpg




人っ子ひとりいない鎮守の森にかこまれたひっそりとしたお社。御祭神は磐長媛とか。
美人の木花開耶のお姉さんで、天孫(ににぎの尊)に美しくないからといって送り返されたために人間に寿命ができてしまった、、、という神話ありますね。




P1120841.jpg




外構に守られた檜皮葺の本殿は建築が天正年間、ここへの移築が寛永年間という賀茂一帯では一番古い社殿なのだそうだ。




P1120847.jpg




ここからさらに西、のどかなヒマワリ畑もある田園風景。




P1120849.jpg



こちら来迎山西方寺。(ちなみに西方寺は京都にいっぱいある)浄土宗のお寺で、六斎念仏の寺なんだそうだ。 五山送り火の船形万燈籠を管理するお寺。そうか、舟形はこのあたりなのか。




P1120850.jpg




西方寺が管理する小谷墓地。
いや、いよいよ、だんだんひとけがなくなってきたわ。




P1120851.jpg




墓地の前に広がる池には睡蓮。




P1120852.jpg




ここの一角に先日お見せした蓮月さんのお墓があるのだ。




P1120854.jpg




標識があるので、簡単にたどりつけるよ。
ヤブ蚊にかまれながら、、、




P1120857.jpg




蓮月さんをしのんで手をあわせる。
あなたが短くない時間を住まいした岡崎から参りました。


この墓地のそばから裏道をとおって正伝寺に向かう道。



P1120859.jpg




ここもだれにも会わずちょっとどきどき。

ぱっと開けた土地が見えたのでのぞいてみると、、、、ありゃ!これはどう見てもゴルフ場!
ちょっと雰囲気こわすな〜。




P1120860.jpg




観光客ぎゅうぎゅうの嵐山よりよほど良い感じの竹林の径もあるよ。(お墓が苦手な人にはお勧めしない。)




P1120861.jpg



法雲寺の大きな観音様の立像を(平成の建立)眺めつつ、やっとたどりつく正伝寺(正伝護国禅寺)。




P1120862.jpg




臨済宗南禅寺派の禅宗のお寺で、創建は鎌倉時代にさかのぼるという。



P1120865.jpg




伝・小堀遠州の「獅子の子渡し庭園」
この中央あたりに比叡山の借景があるというが、、、、、、残念ながら小雨もようでまったく見えない、、、

とても静か、、、

他にはだれもいないだろうと思ったらお一人参拝の方がおられた。




P1120868.jpg




方丈の広縁の天井は伏見城の血天井といわれる。これも京都市内各所にある。




P1120867.jpg




庭園の一画に「正伝寺」と刻んだ石が。なにか歴史的いわれがあるのだろうか。

本堂には狩野山楽の襖絵もある。




P1120870.jpg




雨もぱらつくことだし、ここでしばしのんびりすごすのもまた善き哉。




P1120872.jpg




これだけを行き帰りずっと歩いた。

ごほうびに?賀茂街道に出る直前にある干琥珀がおいしい霜月さんによって帰ろう。




P1120874.jpg



ほんまにここの柚子蓼干琥珀は甘ったるくなくて、さわやかで美味しい。琥珀の中ではピカイチだと思う。
年末にはこれまた絶品の甘酒琥珀がでるので、今年は忘れずに買いにこなければ。



NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (14)
茶の湯 (385)
茶事(亭主) (82)
茶事(客) (172)
茶会(亭主) (17)
煎茶 (9)
京のグルメ&カフェ (94)
町家ウォッチング (10)
弘道館 (7)
岡崎暮らし (108)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (65)
京都めぐり2023 (29)
京都めぐり2022 (29)
京都めぐり2021 (30)
京都めぐり2020 (19)
コロナ緊急事態宣言下の京都2020 (12)
京都めぐり2019 (28)
京都めぐり2018 (20)
京都めぐり2017 (30)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (14)
美術館・博物館 (138)
奈良散歩 (129)
大阪散歩 (1)
着物 (8)
京の祭礼・伝統行事 (60)
祇園祭2023 (9)
祇園祭2022 (11)
祗園祭2021コロナ下 (5)
コロナ下の祇園会2020 (1)
祗園祭2019 (18)
祗園祭2018 (11)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2023 (10)
修二会2022 (8)
コロナ下の修二会2021 (6)
修二会2020 (5)
修二会2019 (3)
修二会2018 (4)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (10)
京都和菓子の会 (4)
ソウル紀行2023 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
パリ紀行2014 (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
古筆 (1)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
京都でお遊び (13)
ギャラリー (4)
暮らし (13)
中国茶 (48)
京都の歴史・文化について勉強 (3)
過去ブログ終了について (0)
猫 (1)
滋賀さんぽ (21)
オランダ・ベルギー紀行2018 (9)
ニュージーランド紀行2019 (9)
台北旅行2018 (3)
高野山 (2)
骨董・工芸品 (1)
東京散歩 (2)
諏訪紀行2021 (4)
金沢さんぽ (1)
御所朝茶 (4)
有田2022 (1)
熊野三山巡り (2)
兵庫さんぽ (1)
太宰府 (2)
丹後旅行 (3)
仕覆制作 (3)
信州旅行2023 (2)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR