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2018-04

翠滴る〜山科・毘沙門堂 - 2018.04.18 Wed

翠滴る、、、とは本当はもっと先の季節に使いたいが、ほんとうに滴っているんだもの。




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(正面は勅使門)



山科のやや小高いところにある毘沙門堂
格式高い門跡寺院である。




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とはいえ、毘沙門堂はおそらく紅葉の季節以外に訪れる人はそんなにいないのではないかと思うほど、紅葉の名所なのだ。




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紅葉の名所にハイシーズン、足を踏み入れる勇気がないのもあるが、紅葉で美しい景色は青葉の頃も美しい、これ鉄則。

もう、、、ほんとうにどこを向いても美しい緑にかこまれ舞い上がってしまう。



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その緑の中に朱の幟が鮮やかなコントラストを




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毘沙門堂

古くは行基が建てた出雲寺であったという。おそらく今の出雲路橋のあたりにあったらしい。
荒廃した寺を再興したのはかの有名な、黒衣の宰相天海であった。




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のちに後西天皇(お茶好きの天皇で後水尾天皇の息子)の親王が入山して門跡寺院となったそうだ。




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境内の枝垂れ桜も咲いている頃はすごかっただろうな。紅葉も桜もはずしちゃったけど、、(^_^;




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さて、本堂は、、、、
まあ、なんて派手派手!




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こいつは日光東照宮っぽいな、と思ったら、この本堂を寄進したのが時の将軍四代家綱だったのだ。今でこそ、山科の山の中でひっそりある感じの毘沙門堂だが、江戸初期には家綱、天海、後西天皇とけっこうなビッグネームが関わっていたのだ。




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桜も紅葉もないけど、境内には数少ないながら花が咲いている。
椿もあれば、、、




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鐘楼の前の藤はまだ少し見頃には早い。



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山の中なので、さまざまな鳥がくるらしく、コマドリをねらったバード写真ウォッチャーの方もいらした。これはひよどりかな?

さて、本堂から中へ入ろう。




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こちらの参拝受付ではなんとタッチペン方式の音声ガイドを貸してくれる。
ペンで希望の箇所をタッチするだけ、すすんでる〜!




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これは本堂から見た高台弁財天(高台院所縁の大阪城にまつられていた)

この周辺の紅葉がすざまじいらしい。写真でよくみるのはここ。
でも青葉も負けていないと思う。


本堂には伝教大師お手彫りの毘沙門天像が厨子の中に安置されているが秘仏、お前立ちの毘沙門天像でそのお姿を想像するのみ。




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本堂からつらなる宸殿は後西天皇よりの拝領

見る角度によって絵の中の人物の顔や体、視線が変化するだまし絵的な襖絵がたくさんある。探幽の養子であり後に駿河台狩野家の祖となった狩野益信の作。

この写真は奥にある庭園「晩翠園」
ここも翠が滴っている、、、、




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りっぱな鞍馬石の一枚岩の蹲居




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ふちに生えている草がかわいい

印象深かったのは「鳥違いの間」
以前TVでみたことあるのだが、かつて門跡さんを訪ねてきた人は、この鳥違いの襖絵のある間に通されたら、会ってもらえないというサインだったそうだ。
襖の竹の絵〜本来雀がとまっていないといけないのにシマヒヨドリがとまっている、梅の木には鶯じゃないといけないのに違う鳥(名前失念)がとまっている、、、、鳥が違う、、、この襖をみて、あ、今日はお目にかかれない、と客自ら悟らないといけないのだそうだ。いくら待ってもここに通されたらだれも迎えに来ないので。




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しかし、、、、ほんまに息苦しいほどの翠やなあ、、、




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寺院を辞し、境内をふたたび散策




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鐘楼のそばにはまだ八重桜ががんばっている



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墓所近くではまだまだ盛り、風が吹くとすごい花吹雪でちょっとうれしかった。

あと、咲いているという御衣黄がどこにあるのかさがしたのだが、、、、




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あったあった!意外なところに、、、、(ちょっと臭いとこの近くで、、(^_^;)

まだ若い木だ。




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今年も御衣黄にまだ間に合ってうれしい。








宇治の山奥の工房にてお花見 - 2018.04.05 Thu

洛中の桜がもう花吹雪になるころ、宇治へ



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宇治川の岸辺にも桜が咲くが、行くのは平等院とかではない。ここから車でお迎えにきてもらって、離合不能の細い山道を走ること約20分の山奥の集落(住人約4世帯(^_^;、、、)




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おお〜!見事な桜がお出迎え。
ここらの桜はまだ八分咲きというところ。




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茶畑もあるここは、、、、




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学生時代からの陶芸の趣味?がこうじてついにプロの陶芸家をめざす覚悟を昨年決めたA君の工房なのだ。
ここへ引っ越したのは昨年秋、プレハブっぽい民家で最初の冬を越えた。





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窯も据え、轆轤も据え、ここで作陶三昧。
この集落、若い作家さんたちがいくたりか集まって、工房村の様相である。実は以前水指の蓋を作ってもらった木工作家さんのアトリエもここにあると聞いたときには世間って狭い、、、と思った。

他にももうひとりの木工作家さん、竹細工の作家さん、などおられ、本日はみんなでお花見を、ということで何人かでお招きいただいた。




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お花見のご馳走ができるまで、A君の工房をのぞいたり、のどかな山奥を散策したり、それぞれの時間を楽しんだ。

釉薬の容器などもたくさんあって、いよいよプロの道へ足をふみだしたのだなあ、、、と学生時代から知っていて、彼の作品をいくつかもとめた私には感慨深い。





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周辺を散策するも、ほとんど人に会わない。
これはムスカリ、前住人かその前の住人が植えた球根が増殖した模様。




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耳をすませても鶯の声しか聞こえない静かな静かな山の中

のどか、、、、




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ちょっと薹が建っているけれど、蕗の薹もたくさん

ここへ来る途中、喜撰山ダムと大きな池があったが、、、このあたりに喜撰法師が住んでいたことに由来する,,,と聞いて、あ、そうか!「世をうぢやまと 人はいふなり」のうぢは宇治じゃん!といまさらながら気づく。





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もっと知らないってコワイと思ったのが、「宇治拾遺物語」
芥川龍之介の「鼻」にでてくる鼻の大きな禅智内供はここらの人(地名が名前の前についている)で、その元ネタは「宇治拾遺物語」
うじしゅういものがたり、、、って一つの単語として覚えていたけれど、宇治だからやっぱり宇治の話じゃん!

、、、などというしょうもないことを考えながら散策




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おや、なんだか屋根付きの門が




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一応地元のお寺みたいだ。無住かと思ったが、別の所に住んではる兼業ご住職がおられるとか。お墓もあるし、だれかが守っていかないとね。





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工房にもどってみると、こんなものを摘んできた方もおられて、何て楽しい田舎なんだ♪




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湿気ているようでどうにも火が付かなかった練炭をあきらめ、藁を燃やしたり木や炭をもやしたり、だましだまし帆立を焼く。
でもけっこう楽しかった、この火をつける作業というか火遊びというか。本来の目的(貝を焼く)を忘れて、火をつけて火を熾すことが目的となってた。こんな無為の時間を楽しんだのは久しぶりだな。





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そうこうするうちにご馳走のできあがり、蒸し器には手作り小籠包まであって、なんてゴージャス!




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もちよりのおにぎりなんかもあって、どれも美味しい。
どうして陶芸家さんとか物作りの作家さんは料理も好きでお上手なんだろう。A君も日々手料理の腕を上げている様子をTLで拝見している。
特に自分で作った器に、料理がどのように映えるのか、それを見るのは大事だよね。




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桜の木の下でピクニック気分
お酒もたくさん出てきて話もはずむ。ほろ酔いでまた散策に出かける人もあり、とぐろをまく人もあり、それぞれのスタイルで楽しむ。ああ、、、ここは桃源郷だ、、、桃の花も咲いてるし、、、




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最後まで火を熾して帆立を焼いてくれた人も、、、、

そうこうするうちに集落内のちょっと年配の作家さんも合流、工房祭みたいになっていく。





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そろそろ早めにおいとまするので、というとA君が自作の楽茶碗でお薄を一服点ててくれた。

これから陶芸の学校にもいったり、展示もしたり、いろいろ忙しくなるだろうけれど、退路を断っていどむ陶芸家の道、是非がんばってほしい。そのためにここでの生活が楽しいものであってよかった、とも思う。(いろいろ不便はあると思うが)
自宅の電気窯で焼いていた時代から薪の窯で焼く時代へ、作品はさらに飛躍するだろうと期待する。






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帰り際、まだまだ続く宴、、、楽しい一服の絵のよう。
まさに桃源郷の思いを強くしたのであった。ありがとう、ごちそうさま。




びわこ疏水船〜浜大津から蹴上まで〜桜 - 2018.04.01 Sun

朝、蹴上のインクラインから地下鉄の駅まで



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朝早いと花も見頃のインクラインもこんなに人が少なくてよい。





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地下鉄蹴上駅から地下鉄、京阪を乗り継いで浜大津まで、今日は予約していたびわこ疏水船に乗りに。
昨年周航してから人気なので、かなり早くに予約したので、きっと桜にはまだ早いだろうと思っていたが、(心がけのよき、をもって(*^^)v)なんと!桜の真っ盛り!




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三井寺駅近くの大津閘門、琵琶湖疏水の始まりである。




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都を東京にもっていかれて産業も衰退し、元気のなかった明治の京都の起死回生の一大プロジェクトであった琵琶湖疏水。




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そんな歴史もたどりながら、この14人乗りの船で、大津から蹴上まで、来たのと逆コースをゆっくり下る1時間の旅である。




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第三代京都府知事・北垣国道と若き英才技師・田邊朔郎、この二人がいなければこの大事業は成功せず、今の京都はなかったかもしれない。




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スタートはいきなり長さ2436mの第一トンネル。向こうに出口の灯りが点のように見えるが、そこまでなかなかたどり着かないくらい長いのだ。
トンネル内の温度は低い。

右手の二本線の下の方は、まだ性能のよいエンジンがなかったころ、疏水を登るのにこれをひっぱってのぼったという綱なのだ。まだ残っているのか。




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トンネルの中ほどに北垣の扁額がある。
「寶祚無窮」
船足が速すぎて写真におさまらない、かろうじて「無窮」が見えるくらい。

琵琶湖疏水事業でいつも感じ入るのは、東京帝国大で土木工学を学んだ田邊朔郎、この時若干21歳だったこと。当時はやりだった外国人技師を用いず、この若者に大事業を任せた北垣もすごい見識の持ち主だった。
あの時代の日本人はすごかった。こんな人材がいた時代は奇跡かもしれないと思う。





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真ん中あたりで白く見えるのは第一トンネル第一竪坑から溜まった雨水がシャワーのようにしたたり落ちているところ。
このトンネルは竪坑方式といって、山から縦に穴を掘って両側に掘り進める工法も導入されていた名残。




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トンネルから出るといきなり桜のおでむかえ、このあたりもう山科の四の宮に近い。




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こちらは阪神淡路大震災後もうけられた緊急遮断ゲート
堤防決壊時に水流をとめるための門




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さて、両岸満開の桜のトンネルをゆっくりすすもう
(ガイドさんのガイドつき!)









山科では疏水に散策道が沿っているので、花見がてら散策する近所の方や、遠足の子どもたち、が上から手を振ったり写真を撮ったり。今日一日でえらいたくさんモデルになってしまった。(モデル平均年令かなり高いけど)




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四の宮舟溜に到着
ここで下船される方もあれば、新たに乗船される方も
私はこのまま蹴上までもどるよ。




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諸羽トンネルへ突入
こちらのトンネルは短い




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早すぎて写真にとれないのだが、すべてのトンネルには入り口と出口に当時の政治家の扁額がかかる。大津側は陰刻、京都側は陽刻で

伊藤博文とか西郷従道(せごどんの弟)とか井上馨とか山県有朋とか
いかに北垣が国に働きかけたのかがわかるようだ。




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天気もよく、のどかでうららか




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疏水を横切る橋もいろいろな意匠があって面白い。
あ、また写真撮られてる(^_^;




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桜 桜 桜、、、、



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ここは安祥寺舟溜
水深は浅く、右と左の水路をわける水中の壁がよく見える。




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お散歩中のひと

今度地上の方から、ここへきてみようか




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見上げれば木にとまっている鷺が!

何羽も見かけた。絶好の漁場になっているのだろうな。




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水面をみればもう花筏!
咲くとほぼ同時に散っていっているようで、今年の春はいきなりすぎて追いつけない。
本格的に散り出すと水面は薄紅の絨毯になるのだろう。




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いよいよ蹴上に近づいてきた
この船旅もそろそろおわり




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蹴上までの最後のトンネル、第3トンネルの手前にある小さな橋は、日本ではじめて作られた鉄筋コンクリートの橋なんだそうだ。





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やっと扁額の写真がまともに撮れた。
明治の元勲・松方正義の「過雨看松色」(読めんけど、、、)
雰囲気たっぷりのレトロなトンネル




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この第3トンネルをぬけると蹴上の下船場
左手にみえるのが旧御所水道ポンプ室という西洋風の建物、明治45年竣工




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これは外からは見られない建物なので貴重なものを拝見した。(片山東熊、山本直三郎設計)
天皇が京都へ帰られたら、防火用水を御所へ送る目的だったのだが、天皇はついに京都へ帰ることはなかったのだ。




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振り返ってみる疏水




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そして反対側は、朝見たインクラインの桜




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ここにはひっそり疏水工事殉職者弔魂碑が建っている。
大事業、難事業ゆえに命を落とした工夫は17名




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そして私財でこの碑を立てたのは、あの田邊朔郎であったのだ。
彼の人間性の一端に触れた気がした。


最後にインクラインの桜の写真をおいておく。
この時間(朝11時頃)もうほとんど日本じゃないみたいになってたけどね。




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上七軒・北野をどり〜平野神社〜千本釈迦堂〜桜 - 2018.03.30 Fri

五花街の踊りのトップを切って上七軒・北野をどりが始まった。




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このバカ陽気で桜は狂気のように一気に咲いて京洛は花盛り、そのさなか人の世の花も愛でに。




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ストーリー性のある舞踊劇があるので、私はこの北野をどりが一番好き。




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新調された緞帳はなんと一枚漉きの和紙!
和紙作家の堀木エリ子さんの大作。
照明が落とされると光を透かしてとても美しかった。

舞踊劇は「北野の杜の物語」
北野のお社の杜に住む、イノシシや鹿、兎、栗鼠、紅梅白梅の精などもでてくる楽しいもの。絶世の美女、吉野太夫に化けた狐と狸の化け比べもあでやかに、最後に天神さんが雷をおとすというおはなしである。




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休憩の後は踊りのオンパレードであるが、もう衣裳の美しさに目がキラキラ。
それにしても上七軒最古老、伝統技芸保持者の福鶴姐さんの踊りはすばらしい。一人舞のキレのよさ。フィナーレで舞妓ちゃんとならんで同じ踊りをするとその凄さがきわだってよくわかる。

人の世の花もまた美しい。




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出口のあたりでであった舞妓ちゃん。(narahimuro様、よろしく(^_^;)





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天神さんの北を西へ行くとすぐ桜で有名な平野神社がある。




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桜祭りは来週のはずだが、もう見頃をむかえてしまって、大丈夫だろうか、とよけいな心配をしちゃうわ。




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平野神社の社紋は桜




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しかし平野神社といえば夜桜宴会のメッカ、桜の下には宴会桟敷がいっぱい出ていて、若干艶消しだなあ。(でも数年前、ここで夜桜宴会したけど、、(^_^;)




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薄紅の霞
ここは珍しい種類の桜もあるのだ。




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桜の木の下で上を見上げるとあまりにも狂気じみた咲き方に息苦しくなる。




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人の世の花も自然の花もいずれも美しく、時がうつろえば衰えていく。だからよけいにこの一瞬圧倒的な華やぎをみせるのだろうか。




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茶所では釜で桜湯をいれてくれる。
桜祭りの時にもいつも活躍する釜だ。




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ちょっと塩からい桜湯にほんのり甘い桜花餅(わらびもち)




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また東へもどって上七軒の風情ある通り




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和菓子の老松さんにも北野をどりのポスター

この通りの弓月さんで、誂えた西陣お召しのちりよけをうけとってさらに東へ。




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千本釈迦堂の阿亀桜を見に。




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室町時代の国宝本堂を背にこちらも枝垂れ流れ落ちほとばしる花の滝




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夜は夜とて花に月

あまりに短く息苦しいほどの桜の季節である。




猫と梅〜梅宮大社 - 2018.03.11 Sun

今年の梅見はどこへいこうか。




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まだ行ったことのない、松尾大社の近くの梅宮大社に行ってみよう。
松尾大社はもろ、お酒の神様だが、こちらの主祭神も大山祇神(おおやまつみ)、別名・酒解神(さけとけのかみ)と言い、酒造にかかわる神様なのだ。
だから門の上にいっぱい酒樽があるのね。




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ちなみに大山祇神は木花咲耶姫(このはなさくや)と石長姫(いわなが)のおとうちゃんね。
天孫ニニギノミコトが美人の木花咲耶姫を妻に選んで石長姫をかえしたばかりに、天孫は短命になったとか。




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ところでここの神社のもう一つ有名なのは、、、、




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そう、神社の飼っている外猫がたくさんいること。(岩合さんの猫あるきにも取り上げられました)
早速目の前の拝殿のなかをすすす〜と、、、我が物顔。




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どう見ても猫にしか見えないお戌さんと、かわいさ比べ。
「うちのほうがかわいいにきまってるやろ」




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おっと、、、梅を見に来たのだった、、、神苑へはいる券を買おうと社務所へいったら、、、、




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あああ〜〜〜
「ただいまお待ち下さい」と、猫が言っている。
さすが酒の神様だけあってオリジナルのお酒もあるもよう。





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ちょっと肌寒いので丸まっているサビねこ
写真を撮ったら迷惑そうな顔をされた。ごめん。




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ぬくぬくのフリースの上で丸まる黒猫




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こちらにまとめられた猫の寝床には1匹だけトラ猫
なかなかの面構え



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神苑入り口は自分で出入りするおおらかさ

ところでここの神社の御利益は子授けである。本殿内には、またげ石、という石があって、これをまたげば子宝に恵まれるという。




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マンサクの花がまっさかり

子授けの由来は嵯峨天皇の妻である壇林皇后(西福寺の九相図で有名な方ね)が、ここに祈願して後の仁明天皇を授かった事による。壇林皇后は橘家の出身、ここはもともと橘家の氏神であり、この地に安堵したのも彼女である。





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入り口はいったところにあった紅梅はお見事!

ここを最初に創建したのが県犬養三千代、不比等の妻にして光明皇后の母、橘諸兄の母でもある(光明子の異父兄)。諸兄の何代か先の子孫が壇林皇后だったのね。





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入り口の地味さに比べてなんと神苑の中は広いではありませんか。
池の中洲には茶室らしき建物もあった。




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白梅もまけていません。




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枝垂れ梅も

梅宮大社というくらいだから、梅ばかりが名物かと思いきや、この神苑は初夏には杜若が美しいのだそうだ。今はまだ地下茎のまま冬ごもり中だったが、これはまた楽しみがふえた。




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むこうの山はもう嵐山かな




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椿のトンネルをくぐって神苑をあとにする。




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そしてもいちど、ここの猫たちにごあいさつ

うん、ええ面構えや





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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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