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2018-06

皐月雑記2018・2 - 2018.05.28 Mon

梅田阪急でワールドティーフェスティバル



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世界のお茶が買えたり、テイスティングできたり、で大人気、すごい人出だった。お気に入りのフランスのクスミティーもあった(*^_^*)




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まさに世界各国のお茶なのだが、やはり英国紅茶がメイン。日本茶は日本製の紅茶であって、緑茶は残念ながらなかったようだ。




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今回はいつもお邪魔している中国茶の銀月サロンさんが初参加、とのことでそのブースをのぞきに。



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デモンストレーションのミニ茶会もされていたので2種の中国茶をいただく。それにしてもすごいたくさんのお客さんが来られていてびっくりした。




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鳳凰単叢蜜桃香というお茶(缶入り)を購入。香りがすごくいいの。そして銀月さんとチョコレートのエクチュアさんコラボの、烏龍茶とジャスミンティーのチョコ。これがまた美味しかったo(^▽^)o





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お茶と言えば、やっぱり鴨茶!
為さんもお忙しくて、今年2回目の久々の鴨茶となる。
夕刻、北大路橋の例の場所にうかがう。




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黄昏せまるころ、アイス抹茶をいただいて、けっこう長い間いろんな話をした。先客のまだ10代の学生さんも話しに加わって、あれこれと。何を話したかより話ができるこの空間とほどよい距離感の関係が楽しいのかも。



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鴨川の空には六日の月
複雑な空の色。美術を学ぶ学生さんは、絵の具の色のあれとこれとそれと、、、、という表現をした。




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大徳寺玉林院で仏師の樋口尚鴻さんの個展。
いつもは黑谷さんの西翁院(淀看席のあるところ)でされるのだが、今年は境内の長い廊下を使いたくてこちらで展示されたとか。




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そのテーマは浄土宗でいう「二河白道(にがびゃくどう)」

此岸と彼岸の間に白い線が引かれ、その右には水の河、左には火の河、どっちにころんでもあぶないよね。彼岸では阿弥陀様、観音菩薩、勢至菩薩が死者を「来たれ」と招き、此岸ではお釈迦様が「逝け」と送る。一心にこの白い道をゆけば無事極楽浄土へたどり着く。死に旅立つことは恐くないよ、とのたとえか。

その世界観が長い寺院の廊下に樋口さんの可愛い仏様たちで再現されていた。浄土への道を先導する音楽隊はさらに「浄土へわたることはこわくないよ」とさそうようだ。
それにしてもよいお顔をしている仏様や菩薩さまたち。




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こちらは銀閣寺参道手前にある白沙村荘。日本画家・橋本関雪の旧宅。広い庭園に関雪がアトリエとしていた存古楼がある。




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こちらで顔なじみの若い作家さんたちのグループ展はもう3回目だったかな。
春秋遊会 開催されるたびにグレードアップされている。
陶芸、日本画、仏像彫刻、染色、皮革、漆芸、そして茶席!
すでに十分活躍している人もいればこれから期待できる人も。毎回期待している。




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週末には、庭園内に散在する茶室の一つ、ここ(倚翠亭)で茶会も開かれる。今回はちょっといけなかったが、、、




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JR京都駅から徒歩5分、うわさの崇仁新町に寄ってみた。




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30軒ほどの屋台が店をつらねる屋台村。この日は平日の昼間だったのでちょっと閉まっているお店が多くて残念。

地区の活性化という目的もあって数年後にここに京都市立芸大が移転するのだ。その建築中の合間を縫うように空いているエリアで期間限定の屋台村を作る、というコンセプトだそうだ。




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イベントなどもひらかれているようだが、この日は閑散としていて残念。
まあ、どちらかといえば若者向きですね。




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あ!フリーペーパーの只本やさんまである。
他にもお馴染みのピニョ食堂とか、他に店舗がちゃんとあって、ここにちょっと出店している、という屋台が多いかな。




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期間限定というのがさらにそそりますね。
夕方にビールなんかのんでおつまみ食べて、というスタイルが似合いそうな場所であります。





「お菓子はいつでもたのしい」山水會20周年記念展覧会 - 2018.05.23 Wed



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烏丸御池のしまだいギャラリー、嶋臺という酒を江戸時代から商ってきた商家で、現在の建物は明治16年のもの。現在はギャラリーとして使われています。

今回、こちらで山水會20周年記念の和菓子の展覧会、その名も「お菓子はいつでもたのしい」。





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山水會は京都の老舗和菓子店の若主人たちが集まって,一緒に和菓子だけでなくいろんなことを学ぼう、という趣旨で結成されたそうです。和菓子の原料の産地を訪ねたり、さまざまな伝統工芸を体験したり、能の講演や包装材についての勉強会などなど。




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当初4店で始まった会も現在では9店になっているそうです。

鍵善良房(くづきりが有名)、二條若狭屋(焼き栗とか 私的には寺町店のかき氷!)、千本玉寿軒(京都和菓子の会でよくいだだきました)、亀屋良永(御池煎餅!)、亀屋良長(SOU-SOUとコラボのポップな和菓子!)、塩芳軒(西陣といえばここ!)、笹屋春信(上桂なのでちょっとなじみがない)、船屋秋月(宇多野のほうなのでここもちょっとなじみなし)、小堀日之出堂(福井県なのでさらになじみなし)




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今回の展示は器もコラボで、各方面の作家さんの作品が使われていたのが楽しかったです。
これはガラス作家さんの器とのコラボ。
器にぴったりあわせた創作菓子は見所一杯、和菓子世界はほんまに楽しい。しかも京菓子の特徴でもある、想像する余白を残すところがさらにいいですね。





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亀屋良永さんと京都和菓子の会主幹の中川典子さんの本業(銘木師)であるところの千本銘木・酢屋さんの器との共演。

たまたま典子さんが会場の茶席におられたところに行きあわせ、一緒に亀屋良永さんの貴重なお話しを聞くことができたのはうれしかったです。
水の表現を、この盆に合う形で生砂糖で作られた苦労など。夜桜、白川、柳(緑の蜜掛け)の影のぼんぼり、、、この春の白川の夜桜の景色が目に浮かぶようです。




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緑釉のお皿に葛饅頭は「大文字」
送り火のイメージがさっとわき上がってきます。

あんこをなめただけで、どこの京菓子屋さんのものかわかる、という典子さんにいわせると、例えば水の表現でも,塩芳軒さんならこんな形を作るだろう、良永さんならこうだろう、と想像がつくそうですよ。和菓子のお話しはあいかわらずマニアックで面白く、さながらミニ和菓子の会みたいになって楽しかった。





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シンプルで印象を強く残すスタイリッシュなお菓子はその塩芳軒さん、器はそれにぴったりマッチのかみ添さんの唐紙。




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この器もガラス作家さんのもの。みかんと生砂糖の椿、師走の光景です。


和菓子が好きな友人が多いので、みんなFBこの展示に行った記事を書いているのですが、アップされた和菓子はだいたい傾向があって、人気度がわかるようです(^_^;




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器は錫の清課堂さんのだったかな、この吹き寄せ錦玉もすてき。10年近く前になるけれど、和菓子の会にはじめて参加したときにでてきた和菓子が、末富さんのボタンがいっぱいちらばった錦玉であったのを思い出すわ。

他にもアップしきれないほどたくさんの美しい和菓子の世界がありました。いずれも今回の展示に合わせたオリジナルでお店でもとめられないのが残念です。
またトークイベントもあって興味津々だったのですが時間があわず断念、これも残念でした。

和菓子は全国に美味しい物がたくさんあるのは知っていますが、味も、見た目の美しさも、意匠の余白なども、やはり京菓子が一番だと思うのです。そんな京菓子の老舗の若い当代が、現状に甘んじることなく、切磋琢磨されておられる成果を拝見できて、京菓子の未来はますます明るいと思いました。
和菓子とあんこ(こしあん限定)を限りなく愛する私としてはまことに喜ばしい限りです。




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ちなみに会場の茶席で抹茶を提供されてるのが、愛用しているところの大徳寺・皐盧庵茶舗さんだったのが、またうれしい。(亀屋良永さんのお友達なんだそうです。)




藤波の鳥羽〜鳥羽水環境保全センター - 2018.04.29 Sun

GWも近いこの季節、京都水道局は粋なはからいをしてくれる。
蹴上浄水場では躑躅が、鳥羽浄水場、、と、昔はそうよんでたけど今は水環境保全センターの藤が、無料で一般公開され市民の楽しみになっている。

蹴上はうちの近所なんで、車からでも眺められるのだが、鳥羽の藤は行ったことないなあ、、、と、思ってでかけることにした。




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京都駅八条口と地下鉄竹田駅から100円で乗れるシャトルバスもでてるし、水道局のスタッフは親切だし、いたれりつくせり。チケットも藤色だ〜。





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この浄水場には、大学の時、学外見学でバスを貸し切って授業として来たことがある。あれもうウン十年前のことなんやなあ、、、。懐かしい。




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長い長い藤棚はここから始まる。
今年は暑い日が続き、桜と同じくいつもより早めに散り始めているがぎりぎりセーフ。




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しかし、鳥羽に藤ってあったっけ、、、?と思っていたら植え始めたの平成になってからなんだそうだ。だからまだまだ新しい名所というべきか。




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三々五々、訪れる人もけっこう多くて、連休にはいればいろんなイベントもおこなわれるらしいが、平日のこの日はみんな静かに藤色のシャワーを楽しんでいる。




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藤娘のような舞妓ちゃんの髪飾りのような




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そういえば藤が社紋である春日大社の巫女さんの前簪もこんな藤の花だったな。




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白い藤もまた清楚で美しい。




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  我が宿の 時じき藤のめづらしく 今も見てしか 妹が笑まひを  (万葉集)
  



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藤と言えば、奈良の万葉植物園の藤は圧巻で種類も多く、八重咲きの藤なんてのもある。それに比べればやや地味ではあるが、同じ種類の藤色と白だけのシンプルさも捨てがたい。




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藤、、、といえばもうひとつ思い出すのが源氏物語の藤壺
御所後宮の飛香舎の別名でもあり、源氏の生涯の思い人、藤壺の女御の住まいであったところ。藤の花に、その美しい人の面影を想像してみるのも一興。




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この日、藤はさかんに花びらを散らしていた。藤の花吹雪もまたよいものだよ。それに桜と違ってほのかに甘い香りがするので、目を閉じても楽しめる。




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 藤波の その下影は 紫に 染まりけるかや 人も衣も (腰折れ一首)




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藤波の美しさに、もはや言葉もなし。
水道局さん、ありがとう!



翠滴る〜山科・毘沙門堂 - 2018.04.18 Wed

翠滴る、、、とは本当はもっと先の季節に使いたいが、ほんとうに滴っているんだもの。




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(正面は勅使門)



山科のやや小高いところにある毘沙門堂
格式高い門跡寺院である。




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とはいえ、毘沙門堂はおそらく紅葉の季節以外に訪れる人はそんなにいないのではないかと思うほど、紅葉の名所なのだ。




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紅葉の名所にハイシーズン、足を踏み入れる勇気がないのもあるが、紅葉で美しい景色は青葉の頃も美しい、これ鉄則。

もう、、、ほんとうにどこを向いても美しい緑にかこまれ舞い上がってしまう。



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その緑の中に朱の幟が鮮やかなコントラストを




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毘沙門堂

古くは行基が建てた出雲寺であったという。おそらく今の出雲路橋のあたりにあったらしい。
荒廃した寺を再興したのはかの有名な、黒衣の宰相天海であった。




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のちに後西天皇(お茶好きの天皇で後水尾天皇の息子)の親王が入山して門跡寺院となったそうだ。




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境内の枝垂れ桜も咲いている頃はすごかっただろうな。紅葉も桜もはずしちゃったけど、、(^_^;




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さて、本堂は、、、、
まあ、なんて派手派手!




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こいつは日光東照宮っぽいな、と思ったら、この本堂を寄進したのが時の将軍四代家綱だったのだ。今でこそ、山科の山の中でひっそりある感じの毘沙門堂だが、江戸初期には家綱、天海、後西天皇とけっこうなビッグネームが関わっていたのだ。




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桜も紅葉もないけど、境内には数少ないながら花が咲いている。
椿もあれば、、、




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鐘楼の前の藤はまだ少し見頃には早い。



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山の中なので、さまざまな鳥がくるらしく、コマドリをねらったバード写真ウォッチャーの方もいらした。これはひよどりかな?

さて、本堂から中へ入ろう。




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こちらの参拝受付ではなんとタッチペン方式の音声ガイドを貸してくれる。
ペンで希望の箇所をタッチするだけ、すすんでる〜!




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これは本堂から見た高台弁財天(高台院所縁の大阪城にまつられていた)

この周辺の紅葉がすざまじいらしい。写真でよくみるのはここ。
でも青葉も負けていないと思う。


本堂には伝教大師お手彫りの毘沙門天像が厨子の中に安置されているが秘仏、お前立ちの毘沙門天像でそのお姿を想像するのみ。




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本堂からつらなる宸殿は後西天皇よりの拝領

見る角度によって絵の中の人物の顔や体、視線が変化するだまし絵的な襖絵がたくさんある。探幽の養子であり後に駿河台狩野家の祖となった狩野益信の作。

この写真は奥にある庭園「晩翠園」
ここも翠が滴っている、、、、




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りっぱな鞍馬石の一枚岩の蹲居




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ふちに生えている草がかわいい

印象深かったのは「鳥違いの間」
以前TVでみたことあるのだが、かつて門跡さんを訪ねてきた人は、この鳥違いの襖絵のある間に通されたら、会ってもらえないというサインだったそうだ。
襖の竹の絵〜本来雀がとまっていないといけないのにシマヒヨドリがとまっている、梅の木には鶯じゃないといけないのに違う鳥(名前失念)がとまっている、、、、鳥が違う、、、この襖をみて、あ、今日はお目にかかれない、と客自ら悟らないといけないのだそうだ。いくら待ってもここに通されたらだれも迎えに来ないので。




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しかし、、、、ほんまに息苦しいほどの翠やなあ、、、




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寺院を辞し、境内をふたたび散策




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鐘楼のそばにはまだ八重桜ががんばっている



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墓所近くではまだまだ盛り、風が吹くとすごい花吹雪でちょっとうれしかった。

あと、咲いているという御衣黄がどこにあるのかさがしたのだが、、、、




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あったあった!意外なところに、、、、(ちょっと臭いとこの近くで、、(^_^;)

まだ若い木だ。




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今年も御衣黄にまだ間に合ってうれしい。








宇治の山奥の工房にてお花見 - 2018.04.05 Thu

洛中の桜がもう花吹雪になるころ、宇治へ



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宇治川の岸辺にも桜が咲くが、行くのは平等院とかではない。ここから車でお迎えにきてもらって、離合不能の細い山道を走ること約20分の山奥の集落(住人約4世帯(^_^;、、、)




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おお〜!見事な桜がお出迎え。
ここらの桜はまだ八分咲きというところ。




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茶畑もあるここは、、、、




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学生時代からの陶芸の趣味?がこうじてついにプロの陶芸家をめざす覚悟を昨年決めたA君の工房なのだ。
ここへ引っ越したのは昨年秋、プレハブっぽい民家で最初の冬を越えた。





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窯も据え、轆轤も据え、ここで作陶三昧。
この集落、若い作家さんたちがいくたりか集まって、工房村の様相である。実は以前水指の蓋を作ってもらった木工作家さんのアトリエもここにあると聞いたときには世間って狭い、、、と思った。

他にももうひとりの木工作家さん、竹細工の作家さん、などおられ、本日はみんなでお花見を、ということで何人かでお招きいただいた。




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お花見のご馳走ができるまで、A君の工房をのぞいたり、のどかな山奥を散策したり、それぞれの時間を楽しんだ。

釉薬の容器などもたくさんあって、いよいよプロの道へ足をふみだしたのだなあ、、、と学生時代から知っていて、彼の作品をいくつかもとめた私には感慨深い。





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周辺を散策するも、ほとんど人に会わない。
これはムスカリ、前住人かその前の住人が植えた球根が増殖した模様。




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耳をすませても鶯の声しか聞こえない静かな静かな山の中

のどか、、、、




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ちょっと薹が建っているけれど、蕗の薹もたくさん

ここへ来る途中、喜撰山ダムと大きな池があったが、、、このあたりに喜撰法師が住んでいたことに由来する,,,と聞いて、あ、そうか!「世をうぢやまと 人はいふなり」のうぢは宇治じゃん!といまさらながら気づく。





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もっと知らないってコワイと思ったのが、「宇治拾遺物語」
芥川龍之介の「鼻」にでてくる鼻の大きな禅智内供はここらの人(地名が名前の前についている)で、その元ネタは「宇治拾遺物語」
うじしゅういものがたり、、、って一つの単語として覚えていたけれど、宇治だからやっぱり宇治の話じゃん!

、、、などというしょうもないことを考えながら散策




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おや、なんだか屋根付きの門が




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一応地元のお寺みたいだ。無住かと思ったが、別の所に住んではる兼業ご住職がおられるとか。お墓もあるし、だれかが守っていかないとね。





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工房にもどってみると、こんなものを摘んできた方もおられて、何て楽しい田舎なんだ♪




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湿気ているようでどうにも火が付かなかった練炭をあきらめ、藁を燃やしたり木や炭をもやしたり、だましだまし帆立を焼く。
でもけっこう楽しかった、この火をつける作業というか火遊びというか。本来の目的(貝を焼く)を忘れて、火をつけて火を熾すことが目的となってた。こんな無為の時間を楽しんだのは久しぶりだな。





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そうこうするうちにご馳走のできあがり、蒸し器には手作り小籠包まであって、なんてゴージャス!




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もちよりのおにぎりなんかもあって、どれも美味しい。
どうして陶芸家さんとか物作りの作家さんは料理も好きでお上手なんだろう。A君も日々手料理の腕を上げている様子をTLで拝見している。
特に自分で作った器に、料理がどのように映えるのか、それを見るのは大事だよね。




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桜の木の下でピクニック気分
お酒もたくさん出てきて話もはずむ。ほろ酔いでまた散策に出かける人もあり、とぐろをまく人もあり、それぞれのスタイルで楽しむ。ああ、、、ここは桃源郷だ、、、桃の花も咲いてるし、、、




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最後まで火を熾して帆立を焼いてくれた人も、、、、

そうこうするうちに集落内のちょっと年配の作家さんも合流、工房祭みたいになっていく。





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そろそろ早めにおいとまするので、というとA君が自作の楽茶碗でお薄を一服点ててくれた。

これから陶芸の学校にもいったり、展示もしたり、いろいろ忙しくなるだろうけれど、退路を断っていどむ陶芸家の道、是非がんばってほしい。そのためにここでの生活が楽しいものであってよかった、とも思う。(いろいろ不便はあると思うが)
自宅の電気窯で焼いていた時代から薪の窯で焼く時代へ、作品はさらに飛躍するだろうと期待する。






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帰り際、まだまだ続く宴、、、楽しい一服の絵のよう。
まさに桃源郷の思いを強くしたのであった。ありがとう、ごちそうさま。




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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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