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2023-10

前祭宵山宵々山点描2018〜簾屋さんの茶席など - 2018.07.17 Tue

今年の祗園さんは京都に長年住んではるひとでも、経験がない、、というほどの極暑の中、16日などは瞬間41℃になったと聞いた。どうりで人出が例年より少なく、かつみんな覇気のない顔をしてるわ〜。
私もちょっと死ぬかと思った、、、、、




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こちらは東洞院仏光寺あたり、鉾町ではないのだが、豊園泉正寺榊の町内でもあり、山鉾巡行の折、長刀の稚児が切る結界の斎竹綱を奉納されるご町内なのだ。人混みも少なく夜は風情がまだ感じられる。




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この町内のここの簾屋さん、お若い兄妹さんが宵山あたりにご自宅で釜をかけられる。




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需要が少なくなった簾であるからこそ、残った数少ないこういうお店は貴重で、地方からも注文が殺到するときく。材料の葦簀が入手できる冬から仕事開始、自然のサイクルとともにお仕事されている。



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席待ちの間、おささも出て(カラスミ美味しい〜♪)おとうさんから簾の話や、昔の祗園さんのころの話をたくさん聞けてとてもうれしかった。(おとうさん、、、といっても多分同世代、お話し好きの方でよかった)

現在珍しい蒲の葉の簾を手編みで織ってはって、それもみせてもらった。実はカナダからこの蒲を盛ってきて、こちらの簾屋さんで織り方をならって自作している、、、というすごいカナダ人の若者(茶人さんです)に最近出会ったところだったので、そんなところにもつながりが!と驚いた。




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お店の奥の一角にある小座敷は網代が敷かれて涼しげ。
今回のお手伝いしているのが、先日為さんと龍の茶界で送別会をしたところのアメリカへ帰るNちゃん。




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この色紙掛けの簾が彼女がここで学んで作ったものなのだ。

こちらの席ではいつも山壱番のくじをひいた山鉾をテーマにされているので、今年は蟷螂山。




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お菓子の粟羊羹をいただき、、、



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おにいちゃんのお点前、蟷螂のカマキリにまつわるお話しをたくさん聞きながら、Nちゃんも西欧でのカマキリ(praying mantis)とは、、、という話も聞きながらたのしいひととき。

最後に笑ったツボは、、、茶器にしたショットグラスに掛けていた烏帽子のような白い袋、これにお尻を削ったNちゃん作の茶杓を差し込むと、、、、なんとカマキリをつかまえる虫取り網に!
そしてその銘がくじとらず(長刀鉾など順番が決まっている山鉾)ならぬ「虫とらず」

。゚(゚^∀^゚)σ。゚
一堂大笑い
もしかしたら今年の祗園さんの一番印象にのこる思い出になるかも。





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ここをでると一番東のはしにある保昌山
昔はここでも茶席をされていたと、先刻おとうさんから聞いた。




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さてさて、去年からの宿題
豊園泉正寺榊の粽をいただきに



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中御座を先導する榊をだすご町内、宵山に参加して粽をだすことにしたのはごく最近のこと



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子どもたちの「ちまきどうどすか〜」
がかわいい。



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榊の御幣は珍しい折り方になっている。



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そして粽ゲット、今年のミッションひとつ完了



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駒形提灯も暑さでゆれる。



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こちらは朝の鉾町
観光客も少なく、この時間帯ののんびりした感じも好き。




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ニッコープリンセスホテルでは、、、、
あら、ここが控室だったのね。




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長刀の稚児が切る注連縄の昨年のぶん。ここはその注連縄、斎竹をご奉仕される高橋町のお飾り所。
16日の宵山の日だけ。(10時〜)

簾屋さんのおとうさんのお話しでは、斎竹を出すご町内は昔自分とこでもちまわりでお飾りしていたが、高齢化と過疎化でできなくなったので、利害が一致してこちらのホテルでされるようになったとか。




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こちらが斎竹のお飾りの部分


これ↓
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そしてお目当てはおささをいれてくれるかわらけの拝領
去年の分とあわせて2個になった!
茶事に使うにはあと一個あつめなくてはヽ(´∀`)ノ



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西南の端、太子山、会所は秦さんのところ。




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ここに荷内茶屋の巡行のご縁で友人が関係する宇治田原の冷茶ふるまいがある。
残念ながら友人には会えなかったが、美味しい宇治茶でのどを潤す。




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こちらが新聞でも話題となった新調された胴懸、ベトナムで作られたという総刺繍の見事なものであった。



前祭・13日の鉾町点描〜船鉾曳き初め 2018 - 2018.07.14 Sat

四条河原町、いつもはお土産物売り場のOTABIも、、、、、




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17日の神幸祭で神輿にのられた神様を迎える準備で御旅所に変身中。
あれだけのお土産物がどこへ消えるのか、毎年ふっしぎ〜、、、に思う。




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13日にはもう長刀鉾の粽も販売される。ここの粽はやはり人気なので、売り切れ御免ゆえ、朝9時から1時間ならぶ、という人もいるらしい。でもお昼頃はほとんど待たずにたどりつけた。行列は西側の方がすいているよ。




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長刀鉾グッズ(てぬぐい)をもとめて、久々に長刀鉾会所へあがってみる。会所へは上がれても、鉾に女人はのれないのよね〜。会所内を傍若無人に走り回る外国人の子供でものれるのにねっ!!不条理!



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歴代のお稚児さんの写真、みんな京都のええし(良い衆)の息子はんばかり。ああ、あそこの店のぼんかいな〜という感じで。
そしてお稚児さんの装束



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今日は朝からお稚児さんの社参の日、お位もらいの日なので、役員さんはみんな八坂神社へおでかけ。いただくお位は十石大名、五位の少将、鉾の上から身分の高い人をみおろしても許される位を山鉾巡行の日までいただくのだ。




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鉾町歩きのお昼に便利な、四条室町の昭和な食堂、萬福さん、ビルの谷間にがんばってのこっている町家がいじらしい。




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月鉾の駒形提灯もさげられた。



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午後からの曳き初めを待つ船鉾も完成した。




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赤と緑の幕はいっそう華やか




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後は船鉾会所
私は船鉾が巡行の時に狭い新町通りから四条通りに姿をあらわす瞬間がとても好きだ。
会所に帰還する姿をお迎えするのも好き。




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昼休みで休憩に入る船鉾の大工方




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こちらは船鉾のスタッフTシャツのお兄さん方、昼飯をぶらさげて




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船鉾の南側にたつ岩戸山
昨日の地面にならべられていた装飾品も無事装備されたようだ。
見守るご町内の人たちののんびり休憩中の姿もいい。




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綾傘鉾は山立て真っ最中




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杉本家が会所の伯牙山も山立て中



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宵山では屏風祭で中へはいることもできる杉本家、雰囲気よいよ。特に暗くなってから。




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さて、こちらはまだ装飾品がつけられる前の状態の放下鉾
縄がらみが美しいが、昼からの曳き初めにまにあうのか???




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引き綱もスタンバイ




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真木の下で抱き合っているわけではありません(^_^;
天王人形(放下鉾は放下僧)をとりつける大工方を、おっこちないようにもう一人が支えている図
ここの榊は扇形で独特、遠くから見てもわかる。




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ここのTシャツはなかなか鯔背というか、ガテン系




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お、そろそろ船鉾の曳き初めの時間だ、、、なのになかなか綱がでないと思ったら、南から岩戸山が迫ってきているのね。




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岩戸山がふたたび南下するのを見送って、いよいよ船鉾初出航!




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もちろん曳く!




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車によりそう車方
船はおごそかに出航、お囃子のリズムに心が躍る。








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作者の下間(しもつま)先生(外科系のドクター)は面識があり、吉田塾(山鉾連合会元会長吉田先生監修)では有名な本だが、今年遅まきながらこれを購入。この本、ほんまに良くできている。あれだけ通っている祗園祭なのに、まだまだ知らないこと一杯あることに気づかされる。通にも、いや通の人にこそ、おすすめよ!!





久世駒形稚児社参2018 - 2018.07.13 Fri

13日は気温37度、体温越えの熱中症日和
にもかかわらず、綾戸國中神社・久世駒形稚児の八坂神社社参の儀




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中御座、東御座、西御座の三基の神輿が境内にそろいぶみ、前に飾られるのは祗園祭の花、ヒオウギ。



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南楼門の前、午前中すでに社参をすませた長刀鉾のお稚児さんが直会中の中村楼。




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常盤殿から、駒形稚児の行列がやってきた。

駒形稚児は國中神社の氏子から選ばれる二人の少年で、それぞれ神幸祭、還幸祭で神輿を先導する。

「神幸の七月十七日に訓世(久世)の駒形稚児の到着なくば、御神輿は八坂神社から一歩も動かすことならぬ」 



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これは2年前の神幸祭の駒形稚児さん。
八坂さん境内でも唯一下馬しない。(長刀鉾のお稚児さんでも皇族でも下馬する)ご神体の駒形(馬頭)を模した物を胸に掛け、神の依り代となるので。


ちなみに綾戸國中神社(あやとくなかじんじゃ)は南区のニュータウンにある、あまりなにもない神社だった、、、、(^_^;

↓ 3年前の写真

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今年のおふたりのお稚児さん。騎乗で颯爽と参内されるのかとおもったけれど、徒歩なのね。




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祗園祭と綾戸國中神社のつながりは、御祭神のスサノオノミコトの和魂(にぎみたま)が八坂神社、荒魂(あらみたま)が綾戸國中神社に祭られている、ということから。
神様に二つの魂があることを知ったのは今年出雲大社へ行ってからだが、あそこではそれプラス奇魂(くしみたま)幸魂(さきみたま)の4つの魂があるということだったな〜。





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南楼門へ



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ご一行は境内へ




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ご一同、巫女さんに御神水を手にかけてもらってお清めをすませ、、、




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本殿へ

ここから中の様子は気配でうかがうのみだが、雅楽が流れ、祝詞が流れ、、、
(約20分くらい)

これを炎天下で待つのもなかなか祗園祭らしくてよいわ。(熱中症に注意)




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あ、でてきはった。
お世話係の人が装束のお直しを。




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そして記念撮影



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この暑いなか、さぞ暑いとおもわれる装束を着て、お化粧もして、よくがんばったね。
社参の時はまだちょっと子供らしいところもみられるのだが、神幸祭、還幸祭で馬上にあるとき、どんな少年もきりっと不動で、さすがだなあ、、、と毎年思う。この数日で少年たちは心も神の使いになるのだな。




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これは年長の方のお稚児さん。
年少のお稚児さんが神幸祭、年長のお稚児さんが還幸祭を先導するという。




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社参の儀、無事終了しご一行、南楼門から帰っていかれました。

私も熱中症寸前、、、、ってことはなく、その足で船鉾町へ一直線、今年も無事船鉾の曳き初めをしたのであります。





前祭・鉾曳き初め2018 - 2018.07.13 Fri

今年も曳き初め、綱曳けるかな〜と仕事が終わって駆けつけると、、、、




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おお!すでに鶏鉾のお囃子が聞こえているではないか。
(室町四条)




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というので、あわててすきまをみつけて綱のスペース確保。




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本番の巡行では男性しか曳けない鉾ではあるが、曳き初めの時は老若男女、どなたでも。




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特に鶏さんは池坊学園のご町内なので、学園の華やかな若い浴衣女子とか、幼稚園児とか、なかなかにぎやかなのだ。




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四条通りへ北上、それから方向転換し(曳き綱の向きをかえるだけ)、また会所へ向けて南下する。
この曳き初めのスピードは結構早いのだよ。前の人や後の人の足をふんずけたり(^_^; でもだれも文句はいわない。





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蝶のように華麗に(???)Uターンして次は四条通りの月鉾だっ!




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囃子方がのりこみ、祗園囃子がはじまると、
「よ〜いよ〜い、えんやらや〜」の音頭取りのかけ声で本番さながら曳く!
今年は鉾立て、見られなかったのが残念やったな。




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巡行の花(と、私が思っている)屋根方さん。
向きを調整し、障害物から鉾を守る。曳き初めの時はまだ信号が倒されていないので、少々あぶない。




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もちろん、月鉾も曳かせてもらう。(っ^ω^)っ




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月鉾さんが会所へ帰る頃、、、




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室町通りの北側に姿をあらわしたのが菊水鉾。




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もちろん、これも曳く!
今年も3鉾、いけたなあ、、と満足。(翌日の船鉾と岩戸山は曳けそうにないので)




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菊水のそろいの浴衣にそろいのスタッフTシャツ。
この日は36℃越え、体感では絶対体温越え、しかも湿度もかなり高く、みんな真っ赤な顔であったが、鉾を曳くアドレナリンが分泌されると苦じゃないのよね。





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南下した後は向きをかえ、北上、これもまた曳く。
この綱、またいじゃだめなのよ。




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さて、今年のお勤め(?)を粛々と果たした後は他の山鉾町もめぐる。山はまだほとんど建っていない。今年傘1番の綾傘鉾も準備まだまだ。





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新町どおりの船鉾さんは鉾立の真っ最中。





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この特異な姿の鉾はやっぱり好きだな,と思う。やっと心が祗園祭に追いついた。




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その南の岩戸山。
山とは言え、りっぱな曳き鉾なのだ。14日夕方に、また恒例の能楽師・林宗一郎さんによる天岩戸のカミあそびがあるよ。(私は今年は行けないけど)



昨年の写真 ↓


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ここでは天井を飾る飾りなどが並べられ、装着準備中。ご町内の方がのんびり交代で見張り番してはった。




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岩戸山の機材はお向かいのターミナル京都さんへあずけて。
私もここまで来たらつい寄ってしまうカフェへ。




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で、かき氷を食す。
1年に1回、この季節に立ち寄っているのをお店の方が覚えていてくれて、「今年は何日ご滞在ですか?」と聞かれた。祗園祭好きの観光客と思われているのね(^_^; まあ、似たようなもんだけど。







二階囃子〜前祭鉾建ての町をうろうろ〜豊園泉正寺町 - 2018.07.10 Tue

今年は祗園祭、なんとなく乗り遅れている。6月末から7月はじめ、楽しみにしている二階囃子も大雨災害でぶっとんでしまった感じで。



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前祭の鉾建ての前日ともなれば、もうどこも静まりかえって、後祭の大舩鉾さんの二階囃子をかろうじて。









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囃子が4年前に復活した三条通りの鷹山、4年後の巡行復活をめざしている。ここもお囃子をやっていたが、運悪く途中休憩の時間とあって、聞くことはかなわなかった。




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山の材料をあちこちの鉾山からもらい受けることができて、巡行復活予定が前倒しになったのはご同慶の至りだが、まだまだ寄付なども必要だと思われる。




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というわけで、今年の二階囃子、不作に終わったが、これは鉾建てを待つ、前日の放下鉾の前の道路。鉾を支える角柱や鉾を倒したりおこしたりする支えの棒をたてたりする穴、明日から活躍するね。




さて10日、前祭の主だった鉾が建つ日だが、どうにも今年はペースが遅い。例年なら16時頃には真木建て直前に、てっぺんの榊に紙垂をくくりつけられるのだが、今年は残念ながら断念。
どうやら、先の大雨で大工方の人手をそちらにとられたり、準備ができなかったりしたかららしい。大雨の影響はこんなところにも。


四条通りの長刀、月、函谷、室町の菊水、鶏を炎天下、ぐるぐるまわる。(あわや熱中症〜(^_^;)


<鶏鉾>

ここは道幅が広いので、見るのに通行の妨げにならず日陰もあって、一番観察しやすい鉾。
数年前、真木が建つまで、炎天下4時間くらいつきあったこともあったっけ、、、(^_^;




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美しい縄がらみ




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真木にとりつける赤熊(しゃぐま)とよばれる独特の装飾に使われる藁




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炎天下の作業は過酷だ。そこは鉾に携わる矜恃でのりきってね、でも無理は禁物。




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真木との接合部分
ここをしっかり固定しないと危険。




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縄がらみ完成形
これで16時すぎ、真木建ては今日中には無理かも。



<月鉾>




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四条通りに面しているので、バスなどからも見えやすい月鉾
これはお昼休みで大工方がお留守のときのもの、ここも遅れてる。




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それぞれの柱には鉾を設置するときの方向がしるされている。
「未申」は西南、あら、裏鬼門だわね。





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夕刻、ようやく真木建てに使われるテコのような長い棒も装着すみ





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会所では縄がらみの縄の管理を




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さあいよいよ鉾立て準備だが、、、明日にするのかな。




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う〜む、今日中にやるのかな、気になりつつも所用のため泣く泣く鉾町を離れる。




<函谷鉾>


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こちらも四条通りの函谷鉾




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鉾を曳くための長柄や綱の準備もOK
試し曳き、今年はできるかな〜〜〜



<長刀鉾>




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長刀鉾の会所に積み上げられた縄

ここは人気の鉾なので、人が多すぎるし、試し曳きなんかとんでもない競争率だし、眺めるだけでスルー。




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会所をバックに
この会所の二階では長刀鉾稚児の太平の舞が見られる(2年前の動画など





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しかし、祗園祭だけでどれだけの縄が消費されるのだろう。稲だから、稲作はやっぱり大切にしないとあかんよね。



<菊水鉾>


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こちらはもうはなから10日の鉾立てはあきらめたらしく、土台の部分は姿もない。かわりに真木のお飾りの赤熊は完成。あ、これを電気ノコギリできれいにカットするのがまだね。赤熊、かっこいいなあ。





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室町通りに祗園祭仕様の標識がとりつけられる。

さて、少し四条から南へくだろう。独特の紙垂をつけた豊園泉正寺榊のご町内へ。



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神幸祭、還幸祭で中御座を先導する榊の山車(↓ H28の)、これを奉仕しはるご町内だ。




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これを知ったのは昨年のことだった。




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その町内にある洛央小学校の洛央鉾、本来なら6日に生徒たちによる鉾曳きがあるのだが、今年は例の大雨にて中止だった。
まだ榊はたっていないな。宵山には提灯もともり、レアな粽もでるそうで、今年行きたいところの一つ。




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しかし、あっついな〜
京の夏は油照り、、、見上げるぎらぎらの空に霰天神山の提灯があがる。山立てもいよいよ始まる。






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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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