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2024-02

月見の煎茶会2023〜萬福寺 - 2023.10.13 Fri



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萬福寺に来て見たら、えらいこっちゃ〜!そうでなくても中国風に派手なお寺がさらに派手派手に!


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ちょうど翌日からのランタンフェスティバルの試運転がはじまっている最中であった!
これは去年の晩秋に行った。なかなか見応えあってすごかったが、煎茶会と合うかな〜という感じ(^_^;


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まずは布袋様の後ろにおられる男前の韋駄天様にはご挨拶しなきゃ。


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萬福寺の月見の煎茶会はコロナ以降初めてだから4年ぶりくらいかしら。
この日も大勢の着物姿の方がいらして、京都の煎茶人口の多さに驚くのである。


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しかし、、献茶式(18時〜)の行われるエリアの灯籠もこんなことに〜〜。いや、萬福寺らしくていわ。(「観光客でにぎわう京都だけれど、うちだけだれも来ません。来てね」なんて自虐ツイートのせる萬福寺、好きだわ)


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万事中国的な萬福寺。独特だよね。
さて、今年も席は6流派がそれぞれで6席、そのうち3席を選ぶ方式。境内のあちこちに茶席はちらばっているので、地図を見ながら選ぶ。
行ったことのない席を選ぼうと思ったが、なんだか毎年同じ場所ばかりいっているような気がする(^_^; (流派は毎年変わる)


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今年は時間指定の席予約で、行った時は早い席でも40分待ち、という大盛況。3席の予約をとって、待つ間境内散策。お約束の煩悩玉くわえた開梛(かいぱん)君にもご挨拶。


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最初は五雲居の二條流の席へ。
この時は庭の灯籠に灯りが入る頃であったがまだ明るかった。螺鈿の旅箪笥みたいなお道具でのお点前。玉露点てだったので、甘露なお茶を二服も味わえた。


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そうこうするうち、名物の萬福寺灯籠にも灯りがはいる。


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次はいつも楽しみにしている法堂の席。ここは天井高くて、下はタタキの床で、いかにも禅宗のお寺、という感じがする。


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中に入ってびっくり!真っ暗!


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手元くらい中でお茶をいただく。流派は初夏に行った奈良の依水園で煎茶席を担当しておられた美風流さんだった。家元はまさに現代によみがえった宋代の文人という感じの方。


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少し目が慣れてくるとこんな感じになってたんやなあ。


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終わってから拝見するとお堂の中央(点前座の後ろ)にお月様。


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タタキの床に浮かんだ満月がとてもすてき。

テーマが
 秋風磨蕩鴨波光 大月離山一丈強 雖後雨宵観不改 氷輪宛在水中央

、、、月の光は水面を照らし水の真ん中に氷が浮かんでいるようだ、、(梁川星厳)


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ますますあたりは暗くなった。


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18時からの献茶式、今年のご担当は方円流。


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ご本尊にお菓子とお茶が献じられる。
私は献茶式よりも黄檗声明(梵唄)が楽しみなのだ。


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独特の節回しの梵唄は、どこか大陸の匂いがする。鉦や鈴なども入り、とても音楽的で好き。


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最後の席は東方丈。(これ毎回入っているような気がする)ちなみに写真は明るいときに撮ったもので、入ったときはすっかりとっぷり暗い。


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こちらの席は黄檗売茶流。お弟子さんはやたらと外人さんが多かった。
テーマは宇治十帖の最後の巻「夢の浮橋」


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お菓子に一点の金箔が明星。


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普通煎茶は小さな杯ででてくるが、現在の家元が好んだという大きめの茶碗(飯茶碗サイズ)で2杯分をまとめてだされる方式。ほんとうに煎茶道は千差万別、いずれも趣向が自由で面白い。


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点前座に飾られた花器を支えるのが月に住む兎で愛らしい。


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とうとう、真っ暗になった。
吊り灯籠がますます妖しく美しい。


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萬福寺を後にするとき、山門はやっぱり電飾がはいるとこないなことに〜o(^▽^)o
さすが萬福寺、ちょっと遠いけれどもっとみんな行こうよ、楽しいよ♪


平安神宮煎茶会2022 - 2022.10.02 Sun



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3年ぶりの平安神宮煎茶会が開かれた。毎年9月の最終日曜日に行われ、歩いていける距離なので楽しみにしていたが、今年やっとコロナからの復活である。


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茶道も意外とたくさん流派があるが煎茶はそれ以上で200くらいあると言われている。作法は流派によって細かいところがそれぞれ違うが、概ね流れは同じだろうと思う。(これでも煎茶の茶会の経験は豊富(^_^;)

作法がうるさい茶道へのアンチテーゼとして江戸時代の文人墨客の間にはやった煎茶道であるが、その後煎茶もなぜか作法がけっこう複雑になってしまったのはいたしかゆしである。それでも茶道より席のしつらえとかは自由度が高いと思う。

チケット1枚で二席回れるので毎年どこをチョイスするか迷うのである。中には3枚手に入れて6席とも回る猛者がいると聞くが、上生菓子6個食べたら、そりゃ〜、、、、胃もたれするよ〜(゚Д゚)



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例年かなり待ち時間が長いのだが、今年は復活したばかりなのでやはりお客さんは少なく、運良く額殿の瑞芳菴流の立礼席の最初の席へ入れた。こちらの流派は腰衣(こしころも)という前掛けのようなものをまとわれる。(この腰衣を使う煎茶流派は多い←私調べ 知らんけどな)

煎茶はこれも流派に寄るが、お菓子は1煎目と二煎目の間にいただくことが多い。小川流などは(ちょっとだけかじった)お白湯がでる前のタイミングでいただく。飲んだ杯はそのままおいたり、茶托にふせたり、これも流派によるので、お客さんは気楽である。(あまり作法を気にしなくて良いという点で)


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なだらかな東山が見える席にすわって、鼻腔で香りを、舌でころがして味を楽しむ。お茶の味については残念ながら抹茶より煎茶の方がはるかに美味いのである(私見)。


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券があれば神苑にも入り放題、その景色を楽しんでから二席目へ。そういえばまだ神苑の池、睡蓮が咲いていたな。河骨も。


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二席目は勅使館の泰山流へ。ここは広間の座敷である。床の間には流水がどうこうという(スミマセン覚えられなかった)軸が掛かり、点前座の前の結界は流木だったり。ここでは炭手前?らしきものも煎茶を入れる前に見せていただく。といっても煎茶の炉は涼炉といって小さい細長い炉なので、炭もミニミニサイズ。炭をついだあと、火を熾すように風を送るのだが、こちらでは小さい羽をぱたぱた動かす感じであった。



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実は憧れている煎茶道具があって、「炉扇」というのだが、これも涼炉に風を送る竹と木でできた団扇。(小さいハエたたきを想像して(^_^;もらえれば)あれ使うの一度は見たいなあ。


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ここの広間は折り上げ格天井が素晴らしいのでいつもこの角度の写真撮ってる(^_^; 勅使館というだけあって、みやびなことこのうえない。


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こちらは人気の池にせりだした席の貴賓館、献茶を担当された流派が毎年この席を使われる。今年は小川流お家元で、さすがにここは待ち時間長くて断念した。


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池側から指をくわえて?見るだけとする。
友人が小川流習っていて、私もちょっとだけ習ったが、特徴はとにかく、え?お茶入ってないよ〜と言いたくなるほどの茶の量の少なさ。滴々の茶というだけあって、杯にほんの1,2滴、凝縮されたお茶を飲む、というより舐めるという感じである。点前はわりとシンプルだったと思う。また習ってみたい気持ちもあるが、今はもっともっと自由度の高い中国茶がやりたいかなあ。


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これは5年前、貴賓館の席に入ったときの画像。かくのごとく、とても気持ちよい席なのである。昔ここで中国人のお客さんと話して、台湾について地雷を踏まないように気をつかったことを懐かしく思い出すなあ。(それ?)





萬福寺月見煎茶会2018 - 2018.09.26 Wed

宇治にある黄檗山萬福寺
明から渡来された隠元禅師開山の黄檗宗総本山であるが、煎茶道の祖・売茶翁のゆかりのお寺でもあります。



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普茶料理といい、建物の雰囲気といい、唐風の黄檗声明(梵唄)といい、儀礼といい、どこか中国風なのが萬福寺。




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売茶翁ゆかりのお寺なので、全日本茶道連盟の本部があって、毎年中秋の名月の頃、6流派が境内のあちこちで煎茶席をかけられる。ここ数年毎年おじゃましている。



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毎年輪番で献茶式がおこなわれるが、それに先立つ法要儀礼で黄檗声明が聞けるのがなんといってもここの良さかしら。



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しかし、出遅れたせいかどこの席も満席満席で、ずっと遅い時間の席、しかも3席入れるところ2席しかはいれませんでした。なんか今年はお客さん多い?上の画像は結局時間があわずはいりそこねた東方丈の美風流席。

昨年から、境内の野点席はなくなったようです。(昨年は雨のせいかな、と思ったが今年もなし)
境内の白砂の上とか、回廊とか、ここの野点は雰囲気がよくて好きだったし、たくさん席があるので、わりとすぐに席入りできたのにね〜、、、残念。



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というわけで、境内で待つこと約1時間半
でも、この夜景を見るのが楽しみで来ているようなものなので、まあ、いいか。
境内をぶらぶらしよう。




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だんだん暮れていくと幻想的な景色になるでしょ?
さて、昨年は雨だったが、今年は月はでるか?くもりだから厳しいかな〜?



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これを見るたびに私はベトナムのランタンフェスティバルを思い出すのです。(実は実物見たことないけど、、、(^_^;)




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はい、こちら萬福寺のアイコン、魚の開梆(かいばん)
大好きなの、これ。
口から吐き出しているのが「煩悩玉」といいまして、これがまた萌えポイント。




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そうこうするうち、篝火に火がはいり、、、でも月、でないなあ〜。




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法要の終わった本堂にはちらっと十八羅漢さん。



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卍くずしの高欄は法堂、ここで小笠原流の席にやっとはいれました。



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高い天井の法堂の席は立礼で。



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やはり中国風の独特の雰囲気があります。
煎茶道は流派が200以上あるといわれるので、その作法はいろいろ、でも基本は茶道とそんなにかわらない。茶道のアンチテーゼとしての煎茶道ではあったけれど、結局後世、いろいろ流派ができてしまうのね。



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煎茶は茶道ほど、お道具お道具といわないのがいいわ。純粋にお茶を楽しめる。(もちろんこだわりの茶碗など作られてますが、それは趣向で)



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二席目の方円流席の五雲居へ急いだとき、その上になんと月が!
おぼろげながらその姿をやっとあらわしてくれて、月見茶会の面目躍如。



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ここの先生には毎年お目にかかっているような。(なぜか方円流を選んでしまう)
お正客が、来日2年にして日本語ぺらぺらの上に、かのむつかしいといわれる日本茶インストラクターの資格をお持ちの北欧の方だったり、文人文化と煎茶の美術史研究家の方がおられたり、もちろんお坊様までいらして、なかなか面白い席でありました。



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20時の席がおわると人気もだんだん少なくなる境内。
そろそろ帰ろう。



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帰り路にもまだ月がその姿を見せてくれていたのがうれしかったです。
(なぜ葵の御紋が、というと、四代将軍家綱が隠元に帰依し,援助したからだそうですよ)







黄檗山萬福寺〜月見の煎茶会2017 - 2017.10.24 Tue

今年も宇治は黄檗山萬福寺、月見の煎茶会です。



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しかし、ここも雨。
月見どころではない天気が続きます。




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やはり雨のせいか例年よりお客様は少ないようです。
煎茶席は6席で、券1枚につき3席入れるので、どこに入るか毎年思案するのも楽しみ。




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まずは弥勒菩薩の化身であるところの布袋様にご挨拶して。




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例年は境内の屋外で、テントをはったり、幕を張り巡らせたりいろんな室礼があるのですが、今年はすべて室内だなあ、、、と思っていたら、この雨、先見の明があったというべきでしょうか。




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法堂の左右に東方丈と西方丈。




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まずは東方丈の二條流の席から。




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萬福寺は黄檗宗の総本山、開山は中国・明からおいでになったかの有名な隠元禅師であります。よって建築はすべて中国風、この卍くずしの紋様も異国風。黄檗声明もどことなく異国的なのであります。




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何回か書いていますが、煎茶は流派はゆうに200をこえるといわれるので、客の方は作法あってなきがごとし、うちの流派ではこうです、、、でおしとおせる(かな???)
点前の所作も千差万別、だからもっぱら室礼を楽しみに行く、というか。




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俵屋吉富さんの月にウサギの薯蕷は、雨で見えない満月の代わりに。




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気になったのがこの畳のへりの紋様。黄檗宗独特のものなのかしら?
私が学んだ(ちょっとだけ)流派はお茶が数滴しかないのだけれど、二條流ではそこそこありましたし、お菓子も一煎目と二煎目の間にいただけばよいのでした。(習った流派は二煎のあと、白湯の前)




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この萬福寺の景色で好きなのがこの吊り灯籠なのです。
まだそれほど暗くはないので、こんな感じですが。




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雨の境内を眺めて語らうお客様。
なんだか絵になる。




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長い回廊もさすがにこの雨では人影も少なく。




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食事や法要の時間を告げる大きな雲梆(うんぱん)。




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そのお向かいに萬福寺のシンボルともいうべき魚の形の開梆(かいぱん)。木魚の原型ともいわれます。口から吐き出しているのはたたかれるたびに煩悩がでていく、、ということから煩悩玉とよばれているのだそうですよ。煩悩玉ねえ、、、すてきなネーミング(^_^;





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次いで入ったのが五雲居の黄檗売茶流の立礼席。ここにはいるのは初めて。

琴がおいてあるのに驚きましたが、なんと、お点前の途中から奏者が奏で始めたではありませんか。それも伝統的な和の曲ではなく、むしろギターとかピアノとかに合いそうな曲で美しく、着物ではなくオーガンジーの長衣をまとった女性の点前に実によく似合っていました。





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こちらも独特の大きな器で。(いろんな点前の種類はあると思いますが、ここでのこの流派はいつもこの大きな茶碗のような気がする)




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テーブルもスタイリッシュですね。




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点茶盤もモダンで素敵。衣裳といい、ここの席主さんはなかなかおしゃれな方のようです。




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最後に双鶴亭の瑞芽庵流の席をとっておいたのですが、予定より早く始まったらしく入れません。次の席まで待つ時間がなくて、お菓子を頂戴し、お席だけちらっとみて帰りました。




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待合。
瑞芽庵流は初めてで、お点前見られなかったのが少々残念です。




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室礼はお月見で。
雨で見えない月に思いをよせて。




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前席終了後にちらっと撮影だけしたのがこれです。




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さて、日もいよいよ暮れて、18時から本堂で献茶式法要が始まるようです。ここで黄檗声明がたっぷり聞けるのですが、今年はちょっと所用有っておつきあいできず、後ろ髪引かれながら後にしました。




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そのころ吊り灯籠の景色は最高に美しくなるのです。




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この宙に浮かんだランタンのようにみえる幻想的な景色を最後に見て、萬福寺を辞しました。




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来年は月が見られるといいね。




平安神宮煎茶献茶祭と茶会2017 - 2017.09.28 Thu


9月の最終日曜日、ご近所の平安神宮では毎年煎茶献茶祭と茶会がおこなわれます。
数年前にはじめて知ってから、ほぼ毎年楽しみにしています。




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最初、参席したときには煎茶道は全く知らず、まあ茶道と似たような動きをすればよかろうと、ぎくしゃくしたものですが、その後某流派を3ヶ月だけ学んで、ちょっとだけ理解したような気がします。




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煎茶道は茶道よりも流派は多く、その数200を越えるといわれていますが、こちらでは毎年6流派がそれぞれ年によって場所を変えて茶席をもたれます。
今年は何流がどこかな〜。

2000円で2席行けるので、どこをチョイスするかも楽しみなのです。



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朝、9時から本殿で献茶式です。
今年は皇風煎茶禮式のお家元がご奉仕。
茶道の献茶式は数々みてきたけれど、煎茶のお献茶は初めて拝見。こちらも(おそらく)台子を使うのね。撮影禁止のため写真はありませぬ。




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まずはこの献茶式をされた皇風煎茶禮式の席に行くことに。場所は神苑の池に半ば浮かぶ貴賓館。一番人気の茶室ですよ。



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池側からみるとこんな感じ。
献茶式終了後すぐの席のため、正客は宮司さん、ついでご奉仕の各家元がずらっとならんではりました。(僧籍のお家元がおおいのね、煎茶は)




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広間の茶席の外はもうすぐ池。池を渡る風が茶室にもふきこんでさわやか。
こちらの流派は腰衣(前掛けみたいなもの)をつけず、立ち振る舞いがみやびでおしとやか〜な感じ。HPを拝見すると、礼法作法を重んじる、とあったのでなるほどと納得です。

茶杯は流派の名前にふさわしく、朱泥に金の鳳凰が描かれていました。私が習っていた某流派は適々の茶で数滴しかいれないのですが、こちらは普通の量のお茶がいただけましたよ(^_^;







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泰平閣


軸は「遠観山有色 近聴水無声」

なんのことか??と思うけれど、調べてみたら中国語の教科書にのっている謎々で、「春は去っても花は残り、人が近づいても鳥は逃げない」と続き、、、、答は「山水画」なんだそうです\(◎o◎)/!なるほど〜!




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2席目はやはり室内の勅使館へ。こちらは瑞芳菴流のお席。
ここの受付にお茶をやっていないはずの若い友人がいて、ちょっとびっくり!でも近々煎茶習われるかも、、と。是非是非、お茶、やりましょ〜!



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こちらは勅使をお迎えする部屋なので、折上げ格天井に簾、格式の高さを現します。
瑞芳菴流の席も何度か入ったことがありますが、こちらは腰衣をおつけになって、所作はとっても武家流、、、というかきびきびしていて小気味よい感じです。





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席中、お運びさんにも知った顔がありまして、私のお茶人脈もけっこう広がってきたなあ、、、と思ったり(^_^;

まあ、一応ちょっとだけやけど、煎茶習っていたし、二煎目の急須の扱いや飲み方は少し慣れているので、流派違いとは言え、やっていたらとなりのおばさまに「何流をお習いですの?」と聴かれました。
習っているとはおこがましいのですが、そう見られるくらいには様になっていた、ということでしょうか。むふふふ、、、、





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他にも遥拝所の回廊では泰山流、神苑の外の額殿では玉川遠州流、記念殿では売茶本流が席をかけておられました。





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茶道の席とはまたちょっと雰囲気は異なりはするけれど、けっこう楽しい煎茶席巡りなのであります。




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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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