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2024-02

修二会2022〜総別火前の社参〜竹そろえ - 2022.02.26 Sat

(今日は坊さんの写真ばっかりです。食傷気味になるかもですが筆者、とても好きなので(^_^;)


25日は翌日から入る総別火の前日である。


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別火坊となる戒壇堂
ここから社参に出発される練行衆の方々


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13時過ぎ、行列がおいでになられた。


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東大寺幼稚園のかわいい園児達のお見送りに答えてはる方も。(園長先生〜!)


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今年の和上・橋村師を先頭に11名の練行衆


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まずは別火坊に近い八幡社(伽藍の鎮守)
かるくお辞儀をされるだけだが、社だけにお坊さんでも柏手を打つんだ。


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大仏殿の横をぐるりと回る。
日頃のご鍛錬なのか、みなさま足が速い。先回りするのに息切れするわ。


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大仏殿の向こうに若草山


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ぐるっと巡って、、、

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練行衆のあとに続くのは加供(かく)・仲間(ちゅうげん)(いずれも修二会の間練行衆のお世話をし進行を助ける)


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大仏様にも一礼


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鹿は遠慮しないので動かない。こころなしかみなさま道を譲ってあげているよう。


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向こうには南大門


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天皇殿(聖武天皇を祀る)に参拝


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そのまま本坊に入って娑婆古練(練行衆経験のある古参)に暇乞いをする。
昨年和上をつとめられ、まもなく別当も引かれる狭川師や、上野道善師のお姿もみられる。


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励ましの言葉など述べられるのだろうか。ひたすら無事満行されるのを祈る姿がなにやら尊い。


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二月堂参道へ。
この鳥居は手向山八幡宮の鳥居かな。


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加供さん、仲間さん、みなさんお若い。


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法華堂の前の階段を上るともうすぐ二月堂だ。


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私は昨年12月、良弁忌に初めて中へはいり、糊こぼし椿など見たところの開山堂へも皆様お参り。


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二月堂にはあがらずここで解散。


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それぞれ自坊に帰られる。それぞれ鋭気を養って?夕方別火坊に帰参されるとか。翌日から総別火、ほとんど行の開始といってよい。
その横で竹そろえの方々。


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裏参道を三々五々


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一方参籠所にお松明の竹が早くも運び込まれている。
実際に担ぐ童子たちがくじ引きで竹を決めるのだそうだ。


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また湯屋の前では信楽の一心講の方々ご寄進のくつわ蔓が。


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これでお松明の材料を縛って仕上げる大切なもの。水で湿らせて細工しやすくしている。


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この井戸、こんな風にざばざば使われているの見るの初めて。


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お松明が登ってくるこの登廊も28日、練行衆の参籠所入りの日からしばし立ち入り禁止になる。


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今年初めて教えてもらったのがこの菱灯籠。いつもお松明を見上げるときに目にはいっていたのだが、これ修二会の時しか登場しない灯籠だったのだ。あ〜、そうだっけ、気づかなかったわ。


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その向こうに奈良市街


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今年は仕事で見ることができなかった注連縄捲きのあと境内の各所に張られる結界。(コロナでなければ14日のお松明のあと、切ったのをもらえる)


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去年はこれを張るところもみたね〜。


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ここにも結界


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忘れてならない法華堂前の灯籠の結界。これかわいくて好き。


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まもなく始まる本行に思いを馳せながら裏参道から帰る。


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振り返るそこにも結界。魔の入り込まない清浄な地を示す印である。



修二会2022〜油はかり - 2022.02.19 Sat



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1月に山焼き終えた若草山、やっぱりきれいに焦げてはるわ〜。


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二月堂前はすでにお松明を拝む参拝客用の準備がほぼ終了している。今年は12日以外の日、17時からこの芝生が開場、人数制限あり、堂内聴聞なし、である。


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2月18日は二月堂、修二会の油はかりの日。
これを拝見するのも3回目になるが、昨年はコロナで少なくとも300年だれもみたことのない、堂童子さんと練行衆(四職の堂司さんと処世界さん)さんで油はかりをする、、、、という大変レアな油はかりを見てしまった!

本来は、行の間、観音様に捧げられるお灯明の油を寄進される百人講(修二会にご奉仕される講の一つ)の方々が、堂司さんが見守る前で行うのだ。今年はどうかな〜と思っていたが、例年どおりされるという。



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今では愛知の岡崎のここだけが作っているという灯明油がすでに運び込まれている。東大寺、伊勢神宮、宮中祭祀にしかつかわれないという製法は企業秘密の油である。



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百人講は、このお役目を代々(記録によると少なくとも280年以上)になっておられる。二月堂にご寄進をされた方の名前が刻まれた石柱のなかに、そのお家のお名前をみつけることができる。かつてはご自分のお宅で製油されていたよし、ありがたいことに以前その製油所の跡を見せてもらったことがある。


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油はかりの主人公?の桶。
油はかつて貴重品だったので多くても少なくてもいけないので、測るわけだ。


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18日は観音様の縁日なので、中では法要が営まれ、雅楽の音色も聞こえる。終わったころ、ようやく堂童子さんの手で南の扉が開けられる。右手の方が持っている棒に目盛りがあって、これで油の量を量るのだ。


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二月堂のお堂内に置いてある大きな油壺が持ち出される。


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壺は全部で3つ、それぞれ一斗(18ℓ)、一斗二升、一斗三升を量りとる。


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測った桶の油を壺にうつす。


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堂童子さんが封印の紙縒りをつけた蓋を持って、、、


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蓋をする。


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お堂の隅に運び込む、、、
これを3回繰りかえす。
見守るのは行の進行を司る四職(えらい人)の一人・堂司の尾上師、背後に一番新人の処世界・望月師。


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最後の一壺がお堂にすいこまれて終了、その間約10分ほど。


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世話役のSさんに来年まで1年間開けない百人講の箱を見せてもらう。平成24年に新調したもので、二月堂百人講の字は狭川普門師の揮毫。


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また来年も見に来られますように。


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そして今年も行が無事に終えられますように、と祈る。


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帰りにこの季節、食さずには通り過ぎることあたわず!の「糊こぼし」を。
(萬萬堂通則)



修二会2022〜二月堂竹送り・山城松明講 - 2022.02.14 Mon


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建国記念日の2月11日の東大寺二月堂。今年は穏やかで良く晴れた日となった。この日は山城(正確には京田辺市)から修二会のお松明に使われる竹を二月堂まで運ぶ「竹送り」がおこなわれる。


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例年は奈良阪(般若寺のあるところ)から大勢の人が(観光客飛び入りもあるそうだ)わっせわっせと担いで、途中転害門でお迎え式(太鼓とか甘酒接待とか)をうけて南大門から二月堂まで運び入れる。

残念ながら今年は関係者のみで行われ、竹はトラックで二月堂前まで運び込まれたもよう。転害門もスルーしたのだそうだ。


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(11:00AMごろ)

二月堂前に並べられた8本の竹のうち6本は前もって、残りの2本はこの日の朝、京田辺の普賢寺近くで掘り出したばかりの竹である。竹は大御堂観音寺を出発してここに到着。見守るのは観音寺のご住職であろうか。
(地図で確認したら、京田辺って意外と奈良に近い。)

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二月堂竹送りの幟をもっているのは、京田辺の小学生たち。(4年生だそうだ)ちょっとかついでみたりしたらしい。


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これを仕切るのが山城松明講のみなさん。
昔は切り出した寄進竹を三々五々ばらばらに、信者や村人が順番に運んでいたそうだが、それも途絶えていたのを昭和53年(44年前)に京田辺の有志で復活させたのが講のはじまりとか。


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またお松明を作る葛紐などは信楽の一心講が担うなど、修二会は奈良だけでなく関西一円の協力あってのものだといえる。


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さていよいよ二月堂登廊下の参籠所前に竹置き場に運び出し開始。


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けっこう重そうである。中に1本とても重たいのがあり「特に気をつけて運べ〜」とどなたかが叫んでいた。これを大勢の人で担ぐとは言え、奈良阪からここまで結構な距離があるよ。コロナがおさまって、元の形に戻ったときもう重くて担げないかもしれんわ〜と講社の方がおっしゃってた(^_^;


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良い天気でほんとうによかった。あたりはもう春の気配がそこまで、だが修二会のはじまる3月1日には、春はさらにすすんでいるのだろう。


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3月12日深更、お水取りがおこなわれる若狭井の前を通る。立派な根元だこと!


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参籠所前に到着。


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ここから竹を起こしていくのがまた大変そうだ。


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次々と運ばれてくる。


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青い空にまっすぐ伸びた竹


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そしてそれを固定する作業


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運び込み終了後、講社のみなさんはお互いをねぎらいながら記念写真におさまってはった。お疲れ様でした。


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こうして出番を待つ寄進竹
これらは童子さんの手によって振り分けられ、それぞれのお松明に加工されていくのである。


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今日は登廊に差す光も春のものであった。
今年もお堂内で聴聞はかなわないが、それでも待ち遠しい修二会である。



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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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