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2023-06

修二会2022満行ほやほやの練行衆処世界さんを囲んで - 2022.03.23 Wed

修二会シリーズは終わったとおもったでしょ?
実はまだまだ続く。


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東大寺近くの某所にて、満行ほやほやの生の練行衆の処世界M師を囲む小さな会に参加。(アイドルを前に萌えるオタクそのものになる)
(*会は東大寺の許可得て)

処世界とは、練行衆の一番若い役どころ、12日の大松明以外の日には松明で上堂されない。(先に上堂して初夜の法要の準備をするため)M師は今年処世界3年目、TLで「処世界さんの日記」を不定期につぶやいておられる。練行衆しか知り得ないような行中の話が満載で、アップが楽しみでしょうがかなかった。(東大寺関係にやっとSNSで発信できる方が誕生!薬師寺や興福寺は若いお坊様方がすでにされているというのに)


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(行中使用されていた差懸)


M師は関東で唯一の華厳宗東大寺の末寺からのご参加(今年の練行衆は4名が本山以外から)、18日の観音講のおつとめをすまされれば自坊にお帰りになる。その直前の企画であった。ZOOM向けの会であったが、現地にぎやかし組として、10名ほど、いずれも筋金入りの修二会オタク(^_^;の強者ばかり。

さらにサプライズゲストとして処世界童子(処世界さんの世話をする童子、12日のみお松明をかつぐ)さん、小院士(練行衆の食事を調理する院士のサブ)さんまでご登場。こちらからも普通きけない貴重なお話をうかがう。
司会は企画者のNM様、日本画家、造詣作家にして東大寺で得度された修二会オタク(なんてきらびやかなご経歴!)あと天平コスプレイヤーでもあらせられる。

今回の行で煤けたり焦げたりした(達陀で)差懸のホンモノをご持参、持たせていただく!間近で見たのも触ったのも初めてでもう感激。桜材と松材があって、前者は重いが良い音がするのだとか、確かに重い。これをはいて駆け回ったりパーカッションのようなリズムをとったり、そりゃ体力がいるわ。


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行の間、五体投地などでよれよれで破けて煤まみれの紙衣(かみこ・紙でできた衣、重衣の下に着用)、ほんとうに暖かいそうである。今年のように暖かかった日には走りの行のあと暑くて暑くて大変だったそうである。走りのあとの香水(こうずい)賜りはまさに甘露なのもわかるような気がする。一生入ることのかなわぬ二月堂内陣の匂い(^_^;がする?


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新調されたという牛王櫃、自坊の紋入り。箱の中身は牛王札(8日9日のみ堂内で摺られるお札)を刷る為の道具や、硯箱、神名帳その他身の回りのものなど入っていて、中身も拝見。


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これがその刷った牛王札を入れた箱である。15日未明満行下堂の時に柳の枝の牛王杖の先にこれをつけて出てこられる所を是非一度見てみたい!(今年はコロナで阻止された)


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参籠3回目で神名帳を読みあげる機会がくるので、今年初・神名帳だったのだそうだ。(聴聞したかった)神名帳はそれぞれが書き写すのだそうで、M師が写されたものを拝見、ついでにはじめの部分と〜大明神としか聞こえない超速読の部分を読み上げていただいた。う〜ん、お若いけれど良いお声。(ちなみに5年目から過去帳読みあげできるそうだ)


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M師が書かれたという時数表、それぞれが何日のいつにどの役目をする書かれたもので、行の間堂内に貼り付けられているとか。是に従って行は粛々とすすんでいく。
達陀もこれを確認しながら、交替で二周くらいされているとは初めて知った。今年は最後に達陀松明を礼堂に投げ入れる「ハッタ」というのもされたそうである。(今年も礼堂にも局にもだれもいない)

今年も行われた別火にはいる前のホテルでコロナ隔離、別火中、行中、その他さまざまな貴重なエピソードをうかがう。
特に面白かったのが食堂作法で、食堂にいる時間は50分ほどだが、食事時間は実質8分くらいしかないそうである。蓮根饅頭が美味しかったそうだ。作法の時の役割をサプライズで変えて他の練行衆をあたふたとさせるお茶目な和上さんとか、米の飯は大盛りでだされるが、練行衆が食べた残りを童子達が食べるので、飯にしゃもじを立てて渡すのに、空にしてしまってしゃもじが立てられなかった話や、のぞきみることのできない食堂内でこんなことがおこなわれていたのね。
参籠衆でなければ知らない未知の世界を垣間見ることができたありがたさよ。長いこと修二会オタクやっててよかった(*^o^*)。

行は厳しいが、その中にもちょっとしたユーモアや、先輩の後輩を育てようという気持ちや、ふっとゆるむ瞬間のはなしや、処世界しか見られない景色(先に上堂して二月堂から夕陽を眺められる)とか、ほんとにほんとにその場を目撃したような感動であった。


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最後にこの食堂作法のあとの生飯投げの生飯を包む紙がなんなのか、とても気になって質問、鹿が食べても安全なものだとは思うが、、、


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と、質問したら実際のその紙(鼻紙というそうである)を一枚いただいた〜!家宝にしよう(*^_^*)
柔らかい透けて見えるくらいの薄紙でもちろん鹿食べてもOKだそうである。


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名残尽きないが、また来年も練行衆としておいでになることを楽しみにお待ち申し上げる。
僧侶の他に臨床心理士として街角に立ち、悩み相談的な活動もされていると聞く。お元気で、こちらもまた来年も修二会を堪能できるよう心身を鍛えておかねば。


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帰りの電車の中でわざわざもとめた今年最後の「糊こぼし」をいただいた。



修二会2022〜食堂(じきどう)周辺のあれこれ - 2022.03.13 Sun

2日にわたり食堂(じきどう)周辺のあれこれを。


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練行衆の食事は原則一日1回、以後飲まず食わずで夜まで勤行されるのだ。だからきっと食堂作法の時間は待ち遠しいに違いない。(なにせお若い方も多い)食堂に走り込む方々。



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食堂内に皆様はいられると湯屋から運びだされる食事。(これは飯?)


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湯屋ではもうもうと湯気がたつ。


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次に運び出されるのはお湯だ。これは食器を洗うための湯になる。


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これをしばらく登廊側の入り口の前に置いておき、西側の鬼子母神の横の扉が開いて「あらいくも!」という合図があり初めて食堂内に運び込まれる。今回初めてその「あらいくも」の現場を見ることができ感激!


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各練行衆付きのお役目の方々が食器をさげる桶(各練行衆の紋がはいっている)をかかえてでてきたらそろそろ食事も終わりだ。


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そして恒例の生飯(さば)投げ!


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皆様、それぞれの投球?フォームにて。個性があって面白い。


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すごい遠投をされる方もおられれば、、、


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わりとさらっとの方も


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気合い入ってて後ろの方がのけぞったりも(^_^;


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その後は鬼子母神さんに一礼
すぐカラスたちが生飯をとっていってた。


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本来はそのあと参籠所に帰って日中上堂の準備をされるのだが、8日はどうやら記念写真を撮る日らしい。練行衆はじめ堂童子、童子、駈供、仲間、、、携わる方々の集合写真。(総勢39名らしいが全員ではなさそう)たまたまながらレアな写真撮れた。


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厳しい勤行の間にもこうした笑顔がでるひとときもあるんだな。


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僧剛襟
練行衆のあかし
七条袈裟に修多羅(紐かざり)


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そして13時過ぎ、日中の勤行にそろって上堂される。
今回もしばし扉のそとで聴聞、意外と東の扉(裏側)が人が聞きよい。(あまり人もいない)


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日中が終われば日没の前に手洗い休憩。ここでも少しお顔がほころんでいる。(手洗い休憩のときは外陣で袈裟を脱ぐ)


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11日、翌日の籠松明にそなえ、燃える可能性があるので菱灯籠ははずされていた。いよいよ12日深夜お水取りやなあ。今年も拝見できないけれど、、、


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さて、そのお水取りをする閼伽井屋の前に、この屋根を飛び越えてきたとおぼしき生飯のお包みが!これも初めて見た〜!

これで今年の私の修二会は終わり(二月堂周辺は封鎖される←コロナ対応)
無事満行を祈る
合掌


修二会2022〜10日目初夜上堂 - 2022.03.12 Sat

10日目の行は初夜上堂3時間前から並んで(^_^;火の粉を浴びる気満々で直下の場所をねらう。やはり迫力が全然ちがうのだ。


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19時二月堂周辺の灯りが消え、チョロ松明(小さい松明)とともに「出仕の案内!」「承って候!」のやりとりののち、1本目のお松明がゆっくり登廊から上がってくる。


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来た〜っ!
真下ド迫力!


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火の粉が飛び散る。頭に雨のように灰が落ちてくるのを感じながらもシャッターを切る。


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北の端から南の端へ走る。


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また次が来る!
練行衆の方々は松明から少し遅れて登ってこられる。登廊の上で必ず2回柏手をうたはるのがどういう意味なのか知りたい。僧侶でも神様の勧請のために柏手を打つとは聞いたが。(←その先にある遠敷神社への柏手だそうだ。)





柏手、差懸の音、、、が聞こえるはず。
(隣の人のシャッター音もはいってる〜(^_^;)


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この杉の葉の焦げる匂い!これが私には春を告げる匂いだ。
方や堂内には差懸の高らかな音が響く。


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隣では髪の毛に火がついた人もいた(゚ロ゚)。
熱気が迫ってくる。これよ、これ、これがないと春が来ない。


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10本のお松明が終わって、初夜の行が始まる。裏の東側の門からはかすかに灯明が見え、内陣からの風が通る。しばし扉の外で聴聞。


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名残おしいけれどこれで今年のお松明は見納め。12日から二月堂周辺は封鎖され近づくこともできない。コロナさえなければなあ。


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茶所の前、お松明が振りまいた火の粉を掃いて消す竹箒が水槽につけられていた。


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参籠所の前の竹置き場ではとうとう最後の一本になった「さだまさし」奉納竹、11日の東北大震災の日に上がると聞いた。しっかり二月堂の焼き印入り。これで花入れを作ったり、炉縁をつくったりする(実は私も持っている)。



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宿に帰ったら、練行衆の食作法と同じスタイルのご飯をいただく。
さて、明日は食堂周辺をあれこれ見て生飯投げも見て今年の総仕上げとしよう。



修二会2022〜8日目・初夜上堂 - 2022.03.09 Wed

今年は2日2回、お松明を見ようと思う。堂内の聴聞ができないのがほんとうに残念だ。
8日は深夜に小観音様(生き仏といわれる絶対秘仏)が出御され下七日のご本尊になる。(上七日のご本尊は大観音様)
一度ご出御の日に局で聴聞したが、南都楽所さんの雅楽の音色とともに出座されるのだ。


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今年もお松明拝見は人数を制限している。出入り口も決まっていて、あっちは立ち入り禁止、こっちもダメと規制の激しいこと。そして18時でもまだ竹の柵の中へはいれるくらいすかすかである。例年はもうこの時間、人がぎっちりなのに。
拝見1日目はいつもとちょっと場所を変えて、あえて柵の中へ入らず、お堂全体が見える場所で拝むことに。


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お松明の燃えさしを拾うために侵入する人があとをたたないので、前日の燃えさしを四月堂の前で段ボール箱にいれてくれている。お持ち帰り自由だ。ああ、この焦げた杉の匂い!たまらんわ。(いくら美しい映像を見てもこの匂いだけは再現できない)


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遠方に登廊を登る三時の案内(あない)の小さな松明、初夜上堂を告げる。そしてゆっくり一本目のお松明が登ってくる。上堂する練行衆の足下を照らす灯りだ。


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北の角に姿を現したお松明。この頃に内陣に飛び込む練行衆の差懸の音がたからかに響く。これは離れていてもけっこう聞こえる。


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北の角で盛大に火の粉を振りまいて、、、


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南の角に走る。
いつもかぶりつきで真下からみているから、見えなかったけれど、ここからは松明をかかえる童子さんの姿が見えるのね。


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南の角
ここでも童子さんの顔まで見える。


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ちなみに以上は望遠レンズさまさまで、本来はこれだけ離れている。南北にお松明がそろった状態で一枚撮りたかった。


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数日後また来るけれど、そのときはこの火の粉を盛大にあびようと思う。無病息災、無病息災。


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そして10本のお松明が上がり初夜の行が始まる。(ちなみに一番若い処世界さんは準備のため、先だって上堂しているので10本なのである)


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お堂に上がるのにも順番に行列、、で、ちょっとがやがやにぎやかすぎる。扉に耳をつけても中の音は聞こえない。残念だなあ。1日深夜の開白上堂の時に扉越しに聞けたのはほんまによかった。


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これから深夜までにおよぶ行、折り返し地点まできた。この日はとても暖かくほとんど四月のよう。


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蝋燭を献じる。
今年はことさらいろんなことを祈りながら手を合わせる。

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欄干にはお松明の白い灰やら煤やら。


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階段をおりたところに修二会の期間中、24時間ずっとお堂の中継をしているにこにこ動画のカメラ、これか!?(お世話になってます)


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参籠所の前のお松明用竹置き場で、さだまさしを発見!
毎年3本奉納されているのだとか。ずばり「修二会」というタイトルの歌があったりなにかと奈良とご縁のある方だからなあ。


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裏参道から帰る道すがら三日月。満行の頃には満月に近くなっているのだろう。


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本日のいただきもの。
焦げた杉の良い香りがする。



修二会2022〜開白上堂(3/1深夜) - 2022.03.02 Wed



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さて深夜1時ごろ宿を出発。


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いや〜だれも歩いとらんわ〜こわいわ〜きゃ〜(ウソ)(^_^;


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二月堂まで歩くこと20分、我ながらよう歩くわ。


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3月1日0時開白、いよいよ修二会本行がはじまる。


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参籠所の周辺はコロナゆえ立ち入りが制限されているが湯屋の前にはもう他にも聴聞の方がこられていた。


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食堂の中では、かすかにしか声が聞こえないので定かではないが、和上が八斎戒を一条ずつ読み上げては「よく保つや否や」とたずね、練行衆が「よく保つ よく保つ よく保つ」という有名な問答をしているのだろうなと想像するのみ。

そして一斉に食堂から出てきてそれぞれの房に帰り、上堂の準備にはいる。


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登廊の下では駈供、仲間が松明を持って開白上堂に供える。
この最初の上堂では、お松明ではなくこの小さな松明で一斉に上堂される。


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1:40ごろ「ただ今上堂!ただ今上堂!」の声が響き渡る。


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しんしん冷える早春の夜に松明とともに練行衆が登廊を登っていく。なんという美しい景色!


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先に10人の練行衆が上堂され、差懸(さしかけ・修二会用の下駄)に履き替えてドンドンドンドンと高らかに沓音をたてて、最後に上堂される童司を待つのである。その音がそろったりそろわなかったり微妙にずれているところがまたいい。司到着とともに一斉に内陣になだれ込むのだそうだ。(見られないけど)

↓ というので、その差懸の音を是非聞いてほしい。






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しばらくガタガタと堂内を駆け回ったり法要の準備をしたりの沓音が聞こえる。(聴聞できず扉は閉まったままなので想像するしかない)


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それまで灯りのついていたお堂であるが、、、


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2:15 二月堂内外の灯りが全部消える。
献灯の蝋燭の明かりのみ。ああ、今まさに一徳火(堂童子が切り出す火で行法の間すべての灯明の元になる火)が切り出されているのだろうな、とこれも想像のみ。

2;30ごろ開白法要のお経の声が漏れ聞こえてくる。しんしん寒い中ではあるが局で聴聞できないかわりに扉の外で耳をかたむける。五体投地の音も聞こえる。
もう今年は聞けないとおもっていた大好きな「散華」が聞こえてきて感激する。

、、、光明熾盛 摧滅三界魔波旬抜 除苦悩観世音普現 一切大神力、、、

脳内で華籠を持った練行衆たちがぐるぐる須弥壇の前を行進する姿を描く。


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深夜の法要とて3時過ぎには終了、四職の偉いさんが先に下堂され、


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しばらくして皆さんの下堂を見送る。
これから方々参籠所でお休みになられる。長い行はまだ始まったばかりだ。


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私もホテルに帰って寝る。


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翌朝ふたたび二月堂に来て見ると湯屋の前、仏餉屋の前、食堂の前、思い思いの場所で童子さんたちがお松明を作ってはった。


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興味深いのでしばし観察。


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ほほう、前回見たくつわ蔓をこのように巻き付けていくのだな。そこに杉葉やへぎ板がくわわってあのお松明になるのね。


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二月堂真下の興成社はなにやら呪術的なことになっている。


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ちらっとのぞく参籠所
時折白い紙衣姿の練行衆のお姿もみられる。


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今年も無事満行を迎えられますように。



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