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2023-06

御所朝茶〜2022早春編 - 2022.03.15 Tue

季節の変わり目に御所(正確には御苑だが京都の人はみんな御所とよぶ)で朝茶、もう何回目かな。前回はあまりの寒さに我が家での開催となったが、御所は秋以来久々である。


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いつもの場所に工事がはいってしまって、今回はFさんお気に入りの秘密の場所にて。風はまだ寒いが日差しは春だねえ。鳥のさえずりもにぎやかなバードサンクチュアリ。


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朝ご飯と呼ぶにはリッチすぎるメニューは打ち合わせも無しにみんなで持ち寄り。


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もちろんアルコールも忘れてはいけない。茶事では酒三献だし。
Fさんの新刊発行のお祝いもかねて乾杯。
今回はスパークリングワイン(缶入り)と月の桂。朝からスミマセン。時折、犬の散歩の方やらバードウォッチャーやら、通りすがるがだれも気にしていないので(^_^;



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気がつくとほろ苦野菜ばかり食べている。春はそういうものを体が欲するのかな。


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私はお雛様茶事定番のちらし寿司。(うちは旧暦のお雛様だからまだだしていない)


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ひとしきり飲んでしゃべってのあとはお茶。先日の茶事のお土産にいただいた赤坂塩野の桜干菓子。大好評!



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Mちゃんお持たせのじょうよ。菜の花に蝶々。


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食べ物の写真ばかりでお茶の写真がこれしかなかったという、、、(^_^;一応載せておくね。茶碗は清水史郎さんの。


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美しい手つきで美しいお茶を点ててもらう。やっぱり人様に点ててもらうのが美味しい。


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おまけのお菓子はタルティンの苺バージョン。

朝飯開始からお茶をいただいて解散まで1時間半、それからそれぞれの今日の予定をこなしに現地解散、君子之交淡如水、これもまた佳き。



忙中閑〜歳暮の朝茶 - 2021.12.24 Fri

四季それぞれ、朝の御所茶の仲間で、今期冬の朝茶を計画したのが京都に初雪が降った日だった!
よってさすがの寒さと、恒例の場所になにかが建つらしく、いつもの木陰テーブルが使えなくなったので、急遽我が家に集合!(ちなみに御所茶はまたロケハンしてあらたな場所をみつける予定)



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お茶とはいえ、とりあえず飲みたい(^_^;人たちなので(筆頭自分)お酒の用意も忘れずに。


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それぞれ持ち寄った朝ご飯、お酒のあてなどなどで、場所がかわれどたちまち宴会、、、もとい!朝の茶会スタート。


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寄せ集め〜。
おひとりが、なんと一塩のグジ(甘鯛)をまるまる一匹持ってきてくれたので、台所で焼く。これは家ならではできる技だね。みんなでお酒のあてにつついたあとは、彼女が骨と皮を持って帰る。これでお出汁をとるのだと。さすが京女の始末ってやつ。そういえばおにぎりにまぜてあったのも、カブラの葉っぱであった。


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和三盆を食べながらまずは煎茶。
これは何杯でもおかわりできるのでエンドレス。


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そうこうするうちに、、、あ!


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雪だ〜!!
御所でしてたらけっこう悲惨なことになってたかもね。


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秋の名残の干菓子を食べつつ、、、


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一応抹茶も点ててみる。
上生らしきものは、私の和菓子の試作。翌日の茶事の菓子に向けて問題点を洗い出し、改善する予定、、、というかみなさんに実験台になっていただいた。

お酒もお茶けも飲んで、とりとめもないことをしゃべって2時間ほどで解散、それぞれ次の場所へ。
お互いの負担にならずにひとときを楽しむ、君子淡交、これまた良きかな。

次は桜の頃、御所で!



春・桜の御所朝茶 - 2021.04.02 Fri

昨年の晩秋というか初冬、御所茶(御苑で朝お茶+アルファをする)の楽しみをおしえてくれた茶友さんたちと、ふたたび春の御所茶。


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前回はお弁当係お菓子係お茶係とくじ引きで決めたけれど、今回はあっさり役割分担決定、私はスパークリングのお酒(朝酒(^_^;)と、それに似合うグラスと(実は100均)お菓子をバスケットに詰め詰め。


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朝8時
中立売休憩所のあたりにも桜は咲いているのだが、われわれはそんなの見ちゃいねえ!(^_^;


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目の前のすてきなお弁当と獺祭スパークリングにがっつり集中!
お弁当係は三友居さんの花見弁当を頼んでくれていた!桜の絵が描かれた曲げわっぱにぎっしり、春のご馳走が。



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あっというまにお弁当を美味しく頂戴し、ボトルも1本あけたところでお茶!
茶箱といえばこの人!という彼女が持参された茶箱でお茶をいただく。



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朝の一服、お腹一杯の一服、そして飲んだ後の一服は格別なんである。


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お菓子は私が持参、桜色の最中の皮に自分で桜餡を詰めて口にほおりこむ。できたて?の最中はパリパリとしてこれもお茶にぴったり。


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さらにお持ち下さったのはボトル入りの中国茶、葉っぱの状態で。
これにお湯を注いで急須かわりに、これも何杯でもおかわりできる。


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抹茶を飲み、お菓子をパリパリ、中国茶をエンドレスに。

御所の朝はほんとうにさわやかで、鳥の声も繁く、こんななかでいただく物はなんでも美味しいに決まっている。御所茶って楽しい♪ それもこれも気の会う茶友がいればこそのありがたみをかみしめる。それぞれのセンスももちよっている感じ。



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唯一残念だったのが鳥寄せ失敗(´・_・`)
パンの耳を持ってきてくれて、近くの地面と机の上にばらまいてみたが、鳥の声と姿はあるのによってこない。持ってきた茶友さんの「バードウォッチするぞ!」の意気込みオーラがすごくて、こわくてちかよれなかったのかも〜(^_^;






新しい楽しみ〜御所茶! - 2020.12.16 Wed



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朝の御所はすがすがしい。


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京都にあってよかったと思うものは鴨川と御所(御苑)なのである。この日も三々五々ご近所の方々が朝のお散歩かワンコのお散歩。
鴨川でお茶する鴨茶はもうすっかり(私の周囲では)広まっているが、新たな楽しみ、御所茶がそれに加わった。



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この日御所茶を日ごろから楽しんでいるFさん(高野山でもご一緒した)と乙女のMKさんからお声がけいただき、4人で朝の御所茶をする。
あらかじめアミダくじで、抹茶、葉茶、朝ご飯、お菓子の係りを決めておいて集まった。
集まった途端、みんなテキパキと手際よくモノを広げていく。さすがみんな日ごろお茶で鍛えているだけある。



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朝ご飯係のFさんのご飯が豪華すぎてビックリ〜(;゜0゜)
人参葉をいれたおにぎり、出汁巻き、里芋のたいたん、柿にお味噌汁まで!お手製酢味噌がまた美味しくて、腹一杯といいながらみんな食べる食べる。いい人にご飯係当たったわ〜(*^_^*)



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煎茶と玉露を用意してくれたTさん、抹茶係りのMKさん、いずれも器まで用意してくれて感謝!
私?はお菓子係り〜。



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森の中のお茶会って感じでしょ?
御所もええとこやわ。



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葉茶は何煎もだしてもらっていただき、


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抹茶も美味しく点ててもらった。(茶碗はmy茶碗 鶴野啓司・作)
朝の少し冷たい空気の中でいただくとさらに美味しいのね。


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お菓子は和三盆と、大好きなNewYorkGramacyのシチリア(イタリアのカンノーリを元にしたお菓子)。干菓子ケースはインド製のアルミ筥。


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と、デパ地下で前をとおるたび美味しそうやな〜と思っていた鼓月の「紅りんご」を、ほんもののリンゴといっしょに。


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御所の紅葉はまだまだいけて、はらりと服の上に楓の葉がおちた。
とりとめもなく話して食べて飲んで、時間が来たらさっと解散、この潔さもまたお茶の心だな。



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朝をここですごしたら、1日が気持ちよいものになりそうだ。
また新しい楽しみを見つけてしまった。一人でも数人ででも、またしたいね。



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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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