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2018-06

皐月雑記2018 - 2018.05.13 Sun

とっくに過ぎちゃいましたけどね、みなさまGWはいかがおすごしでしたか。私は諸事情にて、GW後半以降は遠出もできず京都市内をうろうろ、そんな雑記です。






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上賀茂の好きな景色
社家のある明神川沿いの道がゆるやかに曲がるところ、上賀茂神社境外末社・藤木社の大クスノキ




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そこをさらに東へ行けば、カキツバタ群生地で有名な大田ノ沢
今年は久々に見にやってきた。




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若干盛りは過ぎたのか、今年はややつきがわるいのか、花数が少ない印象だが、それでも美しい。平安の昔から、歌にもよまれたカキツバタの名所




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 「神山(こうやま)や 大田の沢の かきつばた 深きたのみは 色にみゆらむ」 (藤原俊成)




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沢のそばに立つ大田神社はただいま本殿改修中
御祭神はなんとあの天宇受賣命さまだったのね。




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近衛通り、学生時代ここのレストランでBランチをちょっと奮発してよく食べたっけ、、、の楽友会館




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建物は大正14年完成のスパニッシュ様式、京大創立25周年記念に建てられた施設で、会議室なんかもある。




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このレトロ感がたまらんのよ。
入り口の受付もレトロ感満載なのでお近くへおいでの際はのぞいてみてください。




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レストランの方は次々経営陣が代わって、つい最近新しい「近衞Latin」になったところ。でも雰囲気は当時とあまりかわらない。あのころはウエイトレスのお姉さんの衣裳もちょっとレトロだったんだ。




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残念ながら、値段設定はちょっと学生には苦しいことになっているけれどね(^_^;






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烏丸高辻東側の平等寺、因幡薬師の方が通りがいい。
離縁したはずの妻に、因幡堂でそれと知らずまた求婚してしまうという大酒飲みの男の話の狂言「因幡堂」の舞台でもある。




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ここでは最近毎月8日に手作り市がおこなわれるようになったらしい。まだ出店の数は少ないが、地元の人たちがけっこう来てはるよ。手作りパンとか、美味しそうだった。




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そのすぐそばにあるのが、木と根さん。
作家物の雑貨にカフェ、全日根さんの陶硯をもとめたのもここであったし、そのテイストがけっこう好き。(川口美術さんとも仲良いし)




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奥には少人数しかはいれないカフェ、ここのかき氷がまた名物なのだが、6月からだって。(年に1回洛北の花屋みたてさんで食べられるイベントがある)




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この雰囲気好き
この日は平日の雨だったので、ゆるゆる座れた。




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なんとまあ、梅園さんの羊羹がここでいただけるとは!
うめぞのセット
選んだのはレモンと醤油の羊羹、美味しかった〜(^-^)




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そしてここで入手できる御菓子丸さんの「鉱物の実」(琥珀)もゲットできました。




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GW中、こんなことも。
まもなく生まれるはずの孫3号のためにちくちく作ったベビーキルト。1号2号にもそれぞれ縫ったし、今回は早めにスタートしたので一番気合いはいってるかもな〜。





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大徳寺の北、しらなければ通り過ぎちゃう、お酒と和菓子とお茶のお店、狐庵。
お店は昨年本格始動したらしいが、以前ちょっとご縁があって、やっと来ることができた。




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なんと楓の板(3枚継いだらしい)のカウンターがすごい。
椅子もないわけではないが、お客さんはカウンターで立ち飲みスタイルでおしゃべりしながらくつろぐ。まさにBarって感じがここちよい。




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室礼も器も高価な物ではないのに、すごくセンスがあってとってもすてきだ。どう見ても有次かどこかの銅のお盆に見えた物が実は、、、w(゚o゚)w(是非行って確かめてね)とか。

今日は車だったので、涙をのんでお酒をあきらめ台湾の烏龍茶を選択、お菓子はここの近くの聚洸さんの「緑水」、メレンゲ入りの求肥のふわふわ感がたまらん美味しさ。たまたまお客さんに聚洸の職人さんがおられて解説付きでいただいた。



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オーナーは着流しが似合うお兄さん、お話しもおもしろかったよ。飲み物はお酒もお茶も、和菓子にあう物を、と心がけているとか。

隣のお客さんのお菓子・猫最中の写真も撮らせていただいた。どこで見つけるんだ?こんなかわいい最中の皮!
今度はバスで来て、和菓子をお酒で楽しむんだ!






初夏みたいな春?の日々つれづれ - 2018.04.22 Sun

京都は30℃越えの真夏日が続く。まだ4月やのに、、、、
とぼやきつつも日々のつれづれ




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京都会館がロームシアターになって、いちばんよく利用しているのは二階の京都モダンテラスかしら。高い天井、読み放題の本棚、なかなか居心地がよい。ご飯も食べられるしカフェとしても。




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お気に入りはスイーツよりどりみどり。
和スイーツもあるのがここのいいところ。




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というので、和菓子系がどうしても多くなるわね。




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お茶の方は、4月だけれど、もう炉を閉める。
もう暑くて炉じゃないだろ、、、って。
しかし、また頭の痛い灰型のシーズンかと思うと、,,、(^_^;




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屋久杉の箱形の香合を以前いただいたが,一目見て、これは茶巾箱!と思った。
実際茶巾箱に使っていたが、できたら仕覆ほしいなあ、と思い、茶入の仕覆を作った印度更紗の余り裂で誂えた。18世紀頃の印度で作られた更紗だ。渋い赤が気に入っている。





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大垣にあるお菓子屋さんつちやさんの「みずのいろ」という美しいお菓子である。
雑誌などでみて、ほしいなあ〜きれいだな〜と思っていたけれど、予約の上配送不可で大垣まで取りに行かなければならないというハードルの高さ、あきらめていたのだが、、、、

なんと!さるところでお茶請けにだされたのがこれ!
ひゃ〜!
(しかも出された方はこのお菓子がそんな手に入れがたいとはご存じなかった)





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薄いうす〜い干琥珀、噛むとほろほろ、普通の干琥珀とちょっと違うよ。
味も色によって違って、ハイビスカスとかカモミールとかオレンジとか。ここでいただけるとはなんと幸運と思った一日。




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うちの坪庭のチャの木
1本だけの小さい物だが毎年茶摘みをしている、、、けど!今年はもう新芽でてるぢゃないの!早っ!




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一芯二葉を摘んで、日光下に萎凋させる。
おだやかに発酵して白茶(中国茶でいうところの微発酵茶)になる。




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半日萎凋させると陽射しが強いので、もうパリパリ。
一回分しかないので火入れもなし、白茶は揉捻もしないので、このままいただく。




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う〜ん、白茶のほのかな佳き香り
日本の茶葉が、発酵させるだけで、こんなに別のお茶になるとは、最近までシラナカッタ。
(盆:我谷盆・わがたぼん  チャフー:市川孝 杯:SHIONE)




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2年前まで西陣の、通称トトロの森のそばにあったドイツパンとランチの店、はちはちインフィニティ、2年前に下鴨に移転したと聞いて、いつか行かなくちゃ、と思っていた。
おお、、、ここも西陣の時みたいな良い感じのろうじの中にある。

(西陣のころの店舗の記事)




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おお懐かしいはちはちの看板。意匠はいっしょだが新調しはったのかな。表面削ったのかな?

ちなみに西陣の店の時のはこれ↓


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もひとつ、西陣のトトロの森はこれ↓

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残念なことにもうイートインはできなくなって、純粋の自家製天然酵母・ドイツパンの店、はちはちとしてやっている。下鴨にきてから売れ行きは好調なんだそうだ。
オーナーは以前は無口でぶっきらぼうなイメージだったが、よくしゃべってくれる人になっていた。自分が焼く本格的なドイツパンに自信をさらに深めたもよう。




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自信をもっておすすめのパンをお持ち帰り。

右が一番人気のカンパーニュ
左がライ麦小麦1:1のミッシュブロート

食べるとほんまにどっしりしていて、一切れ食べただけで数時間、全然お腹が空かなかった。
派手さはないが実直剛健のドイツらしいパンだなあ。





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茶事におよばれ、やっぱり袷、、、、???
30℃越えなのに袷はきっついな〜と思いつつ、4月に単衣もな〜と悩んだあげく覚悟の袷。
帯はもう藤やろ。
、、、、で、やっぱり暑かった。みなさんどうしてるんかな?




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見た目だけは涼しげな紗のちりよけは弓月さんで誂えた。
けっこう気に入っている。







緑陰の候つれづれ - 2018.04.13 Fri

緑陰って言葉、5月になってから使いたかったのに、まだ4月も中旬というのに町中の若い青葉が美しすぎて、使わずにはおられないのよ。




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北白川の染色家さんのお宅をたずねた。
座敷の奥の緑陰も美しいが、こちらのお宅の緑陰はこちら。




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目の前の、某財閥の別荘の緑陰
見事な借景

お住まいの方はいない、というのが残念である。




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これを二階の座敷からみるとまた美しい。
秋には秋でまた紅葉が圧巻だろうと想像させられる。
こんな美しい景色を見ながら、彼女は美しい布を染め上げているのだな、となぜか納得。




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我が家の庭も緑陰では負けていない。
(広さでは大負け)
今年はまた時期もはやく、その勢いたるや追いついていけないほどだ。



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ついこの前まで、陽射しをたっぷり浴びていた苔も今は青い陰の中にある。



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緑は今が一番美しい。
そのうち暑くなると、楓は蒸散を節約するために枝の末端を枯らすので、ちょっと小汚くなるのだ。




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梅坊主ももうこんなに大きくなった。
今年の収穫量は如何?




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茶室では今季最後の炉の茶事の準備中
釜を待っている自在




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洛中へのおでかけは文化博物館の「ターナー展」

イギリスへ行ったときにはカントリーサイドで「ターナーの景色やな〜」とみとれる景色にしばしばであった。何がターナー的かというと、私の中ではあの空の色なのだ。




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文博の帰りのランチはやっぱりここ、八百一Savory




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季節でとれる野菜によってメニューが変わるサラダパフェ

アイスのようにみえるのは菜の花のシャーベット、全然あまくなくてほろ苦い。
エンドウやトマトをお出汁のジュレであえた春のサラダ




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さすが八百一!といえるのが正面向こう側の食用多肉植物のグラパラリーフと、、、
食用ホオズキ!

子供の頃、ホオズキと言えば笛を作るのに、中味を出して、その中味がエグイ苦さで、、、、という記憶が強くて、とても食用なんて!と思ったが、これが意外に美味であった。ビックリ。これから食材としてはやるかも。





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ここはビルの3F
そして屋上菜園が見渡せる。菜の花に蝶々もとんで、ここが洛中ってことを忘れてしまうのどかさ。春なのか、初夏なのか、、、でも良い季節やね。







如月京都便り〜2018 - 2018.03.02 Fri

今年の如月をふりかえって雑記、小咄を。




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花街のひとつ、北野天満宮につななる上七軒




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春の北野をどりも、もうすぐ



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ここにある弓月京店はお気に入りなんである
西陣お召しを作っている織元さんのアンテナショップ




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町家の二階のギャラリー


お召しはしゃきっとして、紬みたいに着やすく、柔らかもんに負けない艶があって好きなのだ。
お茶席に着られるかは微妙なところだが。




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こちらではお茶うけにオリジナル干菓子(豆落雁)をだしてくださるが、三日月の部分の色が月替わり。如月は紅梅白梅の色なんだそうだ。




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お菓子と言えば、大阪の胡麻の会社が作っている胡麻飴があまりにおいしかったので、自分でも作ってみた。砂糖を水を煮詰めて+少量の酢、飴っぽくなったところで胡麻を大量に投入、クッキングシートの上で冷やせばこのとおりさ! 形はなんだけど、、、味は美味い!




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今年の寒い冬に重宝した指なし長手袋
着物を着るときにヒートテックは必需品だが、袖口からあれがちらちらのぞくのは野暮というもの。寒さ対策に肘まであるこの手袋は着物姿にもなじむのでおすすめ。普通の女子用雑貨店で売ってる。



遠方からお客様がこられたので、お仕事へ行かれる短い時間、ランチをご一緒

場所は京都駅から徒歩圏内、東本願寺近くの井筒安さん



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玄関のこの写真は昨年夏の時の写真
創業170年の老舗旅館だが、食事だけもできるのだ。




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時間がないので松花堂にしたのだが、、




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松花堂に煮物椀はつくし、陶釜でたいたご飯の鯵茶漬けはでてくるわ、デザートまで!季節の野菜もたっぷりで、自家製からすみも。
なんてコスパなんだ!のお値段で、この献立と美味しさ

正しい懐石そのもの、しかも出汁をひくところからカウンター越しにみることができる。

お客様は茶道の造詣が深い方なので、きっとよろこんでくださったと思う。




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祗園楽々の如月の月釜は茶箱に恋して恋していらっしゃるふくいひろこさんがご亭主



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「はじめての茶箱あそび」という御本も上梓しておられるくらいだ。この本は昨年秋にされた茶箱展の折に入手したが、ほんまに茶箱の宇宙という感じ、とてもかわいくて痺れた。箱にあわせて道具をいろんな作家さんに誂えてもらったり、道具に会わせて箱を誂えたり、オリジナルが大半をしめるのがすばらしい。




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かくいう私もその茶箱展の時に久野輝之さんのモダンな茶杓を1本手に入れた。




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本日のお点前に使われた茶箱
こういう方はなにを見ても茶箱のあれに使えないかしら?と思われるのだろうなあ。まさに茶箱に恋して。




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岡崎の国立近代美術館開催中のゴッホ展
ジャポニズムとの関連をテーマにしたゴッホ展だが、たしかに浮世絵を写した物も多いが、浮世絵の影響???と思うにはいささか強引なのもあったなあ、、、




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美術館一階ロビーにて
如月19日は二十四節季の雨水だし、雪も終わって雨やなあ、、、と思ってたら、、、よくみれば透明な吸着盤(^_^;




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今年の我が家の梅、第一号開花は如月26日であった。あれからあれよあれよというまに次々と蕾はほころんでいる。




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、、、、というわけで、今年は若狭までお水送りを見に行くことにした。
この話はまた




月と浮世絵「浮世絵勉強会」 - 2018.01.31 Wed

ご近所の聖護院、ずっとカフェかなにかだったのだが、昨年なにか新しいモノになっているな、、、と思ったら、<ゲストハウス&サロン京都月と>になっていた。




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1Fはカフェもされているようだし、いろいろワークショップもされているようなので、気にはなっていたのだが、、、
このたび浮世絵勉強会があると聞いて、しかも私の大好きな月岡芳年メインと聞いてはいかずばなるまい!と初めてお邪魔した。




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ここはいろいろお店の出入りがあったけれど、もともとは現オーナーさんの祖父母さんのお家で、120年の歴史がある町家、昔は旅籠、下宿屋として使われてきたそうだ。
オーナーさんはまだお若い女性で、東京でされていた仕事をやめて、懐かしいこのお家を改修してゲストハウスにされたよし、1Fのカフェや、ワークショップなどもいろいろしていきたい、と抱負をたくさんお持ち。
「月と」は月兎のことかな?と思っていたが、お祖母様と交流のあった谷崎潤一郎の「月と狂言師」からきているとうかがう。お祖母様は狂言などもなさった洒脱な方らしく、何代目かの茂山千五郎さんといっしょに狂言をしている古いお写真も拝見した。




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会場は二階で。
まずは山芋とろろ巾着「福溜め」をご馳走になる。
すりおろした山芋を巾着にいれ、お出汁で炊いたもので、はじめての食感。お出汁が上品で美味しくて、山芋のすり下ろしのふっくら感がなんともいえない。お出汁もアゴだしやこだわり醤油でとった逸品であった。




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さて、でるわでるわの芳年コレクション!!
これはおじいさまか、ひいおじいさまのコレクションだったらしくて、さすがに古い町家にはいろんなものが秘蔵されているとうらやましくも感動したのである。

芳年は昨年東京の太田記念美術館まで見に行きましたがな。ただその時は「妖怪百物語」の方で、会期が違えば「月百姿」だったのだが、、、
月百姿は月をテーマにした100枚の芳年の傑作だと私は思っているし、ウィキペディアの能の演題を引くとほとんどかならず芳年の絵がのっているという、謡曲にも関連のあるテーマが多いのだ。





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こんなに間近で芳年が見られるとは!
しかも手触りもちょっと楽しめた。ここは白抜きか?胡粉か?とか。出版元が数種類あって、ここの出版元と芳年は仲がよかったなどのお話しも聞けた。

月は満月あり、三日月あり、新月あり、月を描かず月を想像させるのもあり、やはりすばらしい。




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一番人気はやはり「有子」さん。
1000円の差で落札し損ねた因縁もあるのだが(^_^; これはいいよね〜。月ははっきりとは描かれないが水面にその姿を想像できるところがにくい。
有子さんは厳島神社の巫女、都の公家の徳大寺実定と恋におちるが、身分違いゆえ、都へ戻った彼を追うこともできず、


  はかなしや 波の下にも入ぬべし つきの都の人や 見るとて



と歌って入水したという悲恋もので「源平盛衰記」中にあるお話し。
まことに16,7の乙女の姿、悲しくも美しい、、、、




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これは有子さんのかわりになんとか落札した「法輪寺の月 横笛」、私はこれ一枚だけれど持参して御披露目。
平家物語の滝口入道と横笛の悲恋モノ。恋した男は恋を捨て出家の身、嵯峨まで訪ねてきたが、そのような者はいないと、拒絶され、なくなく帰る場面。その後入水したとか尼になったとか諸説あり。(高山樗牛が「滝口入道」という小説にしている)

秋のもさびしい嵯峨野の月夜の風景、被づく衣も美しい。昨年秋の、大覚寺舟遊び茶会では待合に掛けた。





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あと写真にとりそこねたが、狂言「釣狐」をテーマとするお狐さんの「吼噦(こんかい=狐の鳴き声))」も好きだ。
猟師に一族みな殺されたため、僧に化けて、猟師にもう狐をころさぬよう、と頼みに行く老狐。その悲しみ、生きる者は獣も人も等しく悲しい。しみじみと胸にしみるような絵だ。





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よいもの、美しいものをたくさんみせていただいた後はお薄を一服ちょうだいする。オーナーさんはお茶も嗜まれるよし。




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また、興味深いイベントやワークショップもたくさんされていくようなので、ちょっと注目してみている。(しかも徒歩圏内だし)





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