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2024-02

祇園祭2023〜前祭鉾建ての町を行く - 2023.07.13 Thu

今年は曜日周りがいまいちで、あれこれ仕事で見損ねているが、11日なんとか鉾建ての町を徘徊。
(暑い〜〜〜)(残念ながら曳き初めの日は仕事だ〜〜〜)


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遅がけの14時まわっていたから、四条通の函谷鉾さんはもうすっくと立っている。


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私が毎年目指すのは室町四条上ルの菊水鉾。
ここでは榊にくくりつけさせてもらえる紙垂がたくさんあって、毎年2〜3枚は必ず。


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もう隙間がないほどぎっしりくくりつけられているが、鉾がたった後、これを下から眺めるのも楽しい。


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これも鉾立前にしか見られないてっぺんの菊。


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天王座の下の菊花。
左の紫の帛紗がかかっているのが天王人形、一応神様なので人の目に触れないように。菊水鉾では天王人形は菊慈童とほぼ同一視される彭祖。


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これも飾り付けが終わるとみられない縄がらみ。


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真木を彩る、りっぱな<しゃぐま>飾り。


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鉾を立てる前に役員さんが塩と御神酒で鉾を浄める。


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さあ、いよいよ鉾が立つよ〜!


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ゆっくりゆっくり鉾はギシギシいいながら持ち上げられる。


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結びつけた榊の紙垂も高く高く上がる。


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青い夏空にすっくとたちました。
望遠でねらったけれど、彭祖、も一つうまく撮れない。柄杓を右手に杯を進めている姿なんだが。

鉾立の最後のパートの動画上げておくね。





どこの鉾も、これ見るのほんま感動する。特にこの狭い通りに立つ鉾。


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その後は、もうすでに立っている鉾をめぐる。
室町の四条より南は鶏鉾。


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もう少し体力があったときはこの鶏さんの、縄がらみから、しゃぐまつくりから、鉾立まで数時間ぼ〜っと見てたことあったわ。


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四条通は月鉾さん。
車軸とりつけ中のようだ。


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新町四条を下がると舩鉾さんだが、まだ独特の舟の形はまだあらわれていない。


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さらに南下すると岩戸山。
ここだけは山とはいうもののりっぱな鉾である。手前のは石持(いしもち)、車軸の上にあって重心を下げる重いパーツだ。


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こちらもまだまだ。


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岩戸山に来たら毎年お約束の山のすぐ前のTHE TERMINAL KYOTOさんで一休み。1年にほぼ1回しか来ないけれど、今年もまた来ることができてよかった。ありがたい。(お店の方も覚えてくださっていてうれしい)


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今年は初めて祇園祭友と一緒に。季節のスペシャルメニュー、レモンセット(レモネードとレモンケーキ♪)祇園祭のオタク話が通じてうれしい♪


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すっかり汗が引いた後は放下鉾さん、


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再び四条通の月鉾さんを眺めて、これも恒例、西洞院食堂(カフェテリア形式)でご飯食べて鉾町を後にする。(曳き初めにいけないのがほんま残念!)



祇園祭2023〜子どもが神様のお使いになるまで〜綾傘鉾稚児社参 - 2023.07.09 Sun

化粧には古来呪術的な意味もあったといわれるが、そこらへんを走り回るお子たちが、化粧を施されるにつれて神様のお使いになっていく様子は毎年見事だなと思う。

お手伝いさせてもらっている綾傘鉾のお稚児さんは幼稚園児から小学校低学年まで。
江戸時代の祇園御霊会の記録(18世紀)では金幣持ちの少年3人とあるが、現在は金幣はなし、人数も6人になっている。

綾傘鉾自体禁門の変で焼けて、復活したのが私が大学生の時であったが、祇園祭細見など見るに資料に忠実に復活されているなと思う。江戸時代も囃子方は壬生村より、と書かれていて、全く同じではないが現在もお囃子、棒振り踊りは壬生の六斎の方々が担っているのはすばらしい。



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さて、ご両親につれられて来たお子たち、やんちゃさんもいれば、しっかり落ち着いた子もいる。順番にまずは白粉を塗ってもらう。なにせお化粧なんて初体験だろうから、びっくりよね。


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口元だけでなく、目元にも紅をさすのは舞妓ちゃんと同じ。古来紅は魔除けとして古代から使われてきた原始の化粧である。


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やんちゃさんも化粧が仕上がるにつれて神妙なお顔になってくる。


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眉もきりっと、衣装をつけるともう別人の風格。


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この衣装も婦人会の方々が色々考証して、小さいお子でも動きやすいように工夫を重ねて年々バージョンアップされている。

宝暦7年(1757年)刊行の「祇園御霊会細記」には<稚児三人、金烏帽子、紋紗上下、金襴小袖、金幣を持ち方にのせ、日傘さしかくる>とある。この衣装はまさにそれで、正絹なのよ〜!
菊綴じも背守りもかわいい。


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金烏帽子をのせてもらい、、


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殿上眉を入れてもらって完成。


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りっぱなお稚児さんのできあがり。
6人6様なのがまた面白いけれどね。


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17日の巡行当日一緒に長い距離をあるくお父さん方と、鉾町の結納の儀のあと、固めの杯を。(あ、中身お酒じゃないよ(^_^;)


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14:30から八坂神社へ社参
この日の京都は気温37度の体温超え、待っている身もじりじり焼け付く暑さに耐えていたが元気にお参り。


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本殿で稚児宣旨を拝領してこれで本格的に神様のお使いとなる。その後は本殿を三回回るお千度参り。


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毎年の撮影スポット裏参拝の場所にて。
それにしても暑い、、、あまりの暑さにとうとう泣きべそをかいてしまう子もいたが、がんばれ、がんばれ、17日の巡行を歩ききったら、その経験は一生の宝物になるよ。




北観音山の二階囃子を聞く会2023 - 2023.07.05 Wed



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鉾町の電柱にこの黄色いカバーがかけられると、ああ祇園祭はじまとったんやな〜と実感する。(鉾立が始まる前に、電柱を保護するためかける)


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夕刻鉾の辻(室町四条界隈)を歩いて、二階囃子をやっていないか毎年チェックする。月鉾さんは今日はやってないな。


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新町通へ。
ここにも黄色い電柱カバー。



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北観音山の会所ではそろそろ二階囃子が始まるようで、おじさんから小学生っぽい少年まで浴衣を着て三々五々集まっている。この風情がまたよい。



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北観音山のご町内、ご当主は祇園祭の後祭り復活の立役者・吉田孝次郎先生、屏風祭には二階の格子をはずして貴重な朝鮮毛綴をたらす景色が美しい。
かつてここで開かれていた吉田塾にもう何年かよっただろうか。北観音山の曳き初めを二階でみせてもらった思い出もありがたい。

↓4年前吉田家二階からみた曳き初め(北観音山・南観音山)

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ここで新旧乙女茶会開かせてもらったの、4年も前になるんだ。
ここしばらく、吉田先生のご体調、管理するNPOうつくしい京都の方にもいろいろあったようで、吉田塾は終わってしまい、なかなか中へ入る機会がなかったが、久々に「北観音山二階囃子を聞く会」がNPO主宰でひらかれた。もう1年ぶりくらいかな。



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奥の座敷にいても、19時頃にはお向かいの会所から二階囃子がよく聞こえる。それをBGMにNPOの下間先生の祇園御霊会のお話。



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下間先生のこの御本に沿った内容であったが、この本、ほんまに簡潔にしかも詳しく祇園祭のことや各山鉾の事が書いてあって、かなりおすすめ、絶対損はしません。

「函谷鉾のタペストリーの<イサクに水を供するリベカ(旧約聖書)>のイサクはどこにいるでしょう?」とか、イサクを祝福する駱駝のお目目のかわいいこととか、「遠くから見てもすぐあの鉾だ、とわかるのは何鉾でしょう?(答=曳き手が赤い笠をかぶっている=鶏鉾 とさかの赤だそうだ)」とか、「長刀鉾には5人の刀をもった人物が乗っている(飾りとして)」とか、これは今年確かめねば!と思わずにはいられない情報を一杯教えてもらった。


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(六角形が北観音山のシンボル)


お開きのあと、お向かいの会所の二階囃子をしばし楽しむ。
吉田先生は最近お身内のご不幸があり、少しやつれておられたが、玄関に床几をだしてどっかとすわって背筋を伸ばして二階囃子を聞いておられるお姿は、しゃっきりされてました。まさに祇園祭の申し子のような方だからなあ。






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(百の字が南観音山のシンボル 百足町だから)

その後はあちこちに二階囃子をたずねて梯子する。北観音山をさがったところの南観音山。


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函谷鉾は四条通をはさんで聞く。


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(函谷鉾は「函」の字をデザイン化したシンボル)

今年はイサクの駱駝に注目ね。


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舩鉾、大舩鉾町ではやっていなかったが、音にさそわれてさらに南下、新町通りの最南端にある岩戸山にたどりつく。ああ、やってるやってる。このご町内は木乃婦さんのあるとこで、外人さんの一家がお店出てきたところに遭遇。外国人観光客がもどってきたことを確認する。


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仏光寺あたりに響く二階囃子を聞いて四条に戻る。


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ああ、烏丸四条では長刀さんもやってはるなあ、、、と最後にこれを聞いて家に帰るとする。

(二階囃子はだいたい5日くらいまで)


祇園祭2023〜粽作り - 2023.06.29 Thu

今年もやって参りました!
今年は4年ぶりの平常開催、曜日巡りもあいまって、どれだけたくさんの人出があるのでしょうね。



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6月末、吉符入りの前にすでにお祭りモードにはいる各鉾町でありますが、私も今年で10数年になる粽作り(飾り?)を。もうベテランさんですわ〜。


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未だに中に食べられる粽が入っていると誤解している人がいるけど、祇園祭で授与される粽は笹と藁だけでできている厄除けなのだ。綾傘鉾は今年4000個授与予定。
人海戦術で学生ボランティアの力を借りながらの粽作り、会場にはいると笹の香りがして癒やされる。ここの粽も年々マイナーチェンジしているが、1,2年前からつくようになった<蘇民将来>のお札。粽をここまで下準備で作ってくれるのは上賀茂の農家さんだと聞いた。



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今年われわれ古参は奥の隅の一画でまとまって作業、さすがこの道何年、みなさん作業が手際が良い。手も動かせば口も動く。今までは学生さんの間に入って、鉾町の人と交流を、という意図もあったのだが、うちらもさすがに二十歳前後の子たちと話題があわんし、向こうもそう思ってるやろな〜、、、ということで分けたのは正解だったかも。



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しかし例年以上の本数に、次から次へと作っても作っても終わりが見えない感が、、、
このお札を巻き付ける作業は楽しいが、ビニール袋にきれいに入れるのが案外難しい。


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それ以上に粽をいれる紙袋に紐をつける作業が一番たいへん。糸結びをしごいていた親指が内出血しちゃった。この紐を所定の長さに切る下作業を青年部の人たちがしてくれたみたいだが、それも大変な作業だ。(昨年ちょっとやって疲れた、、、)


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とにもかくにもこの日午前中でほぼ9割以上は完成、残りはまたご町内や青年部でぼちぼち完成させるそうで。

というわけで、みなさん、鉾町の苦労の結晶?、厄除け粽、宵山で授与、買いに来てね〜(*^_^*)





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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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