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2024-04

The SODOH Higashiyama Kyoto〜竹内栖鳳旧邸をたずねて - 2024.03.27 Wed

京都の人はあんまり三年坂とか二年坂とか行かない。だって観光客一杯だもん。、、、というわけで前だけたまに通るが入ったことのないこの場所、でも、ちょっと中を見てみたい。



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今は結婚式場〜レストランになっているThe SODOH Higashiyama Kyoto、京都が誇る日本画家・竹内栖鳳の旧宅、機会あって潜入。



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この(地価の高い)東山界隈に1700坪!の敷地を占めるお屋敷だが、栖鳳が住居兼アトリエとして使っていた従来のお屋敷・霞中山房と、新しく建てられた結婚式披露宴場棟がある。
こちらは旧宅の入り口。


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まずは庭園から散策。
小さな門番小屋にも見えなくもない建物。手前に井戸があって雰囲気がある。



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左手の建物は新しい結婚式場の一部らしい。


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おや、八坂の塔。


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庭園内には天満宮も勧請されているようだ。小さなお社あり。


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小さな滝もあって、この庭を巡りながら栖鳳は画想を練ったのだろう。先日行った橋本関雪記念館・白沙村荘といい、洛中の今尾景年の屋敷と言い、いずれも広大な庭園に数寄のお屋敷、、日本画家には良い時代だったのだな。


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庭園の奥に新たに建築された結婚式場棟へのアプローチ。


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ここは控え室的なロビーだろうか。なかなかよい雰囲気ではある。(もう結婚式とはご縁がないが)


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あちこちに栖鳳の絵がかかっているのもうれしい。


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ロビーからの眺め、雨の日もまたよしと思わせる緑。


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次は旧宅の方へ。


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栖鳳の居住部分だが1Fはレストランになっている。大きい部屋や、かつて和室の座敷であっただろう小部屋や、いろんなスペースで食事ができるのはいいね。


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ここは栖鳳が住んだ当時のままで、梁にその頃の墨書(大工さんがかいた?)も残る。



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南も北も採光抜群のこの部屋はまさに栖鳳が絵を描いたアトリエだったそうだ。


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わかるかな、右にみえるのが八坂の塔。


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ここには塔を見るためだけの窓もあるのだ。


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と、庭園屋敷を一周したところでここのイタリアンレストランでランチを。
通されたのは座敷だったんだろうな、と思われる八畳くらいの(目測)部屋。もちろんリノベされて洋室になっているが、窓際の緑の美しい眺めの席へ。


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お値段もリーズナブルで美味しく、見た目も美しい。


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イタリアンらしくパスタの前菜も新タマネギたっぷり。

ずっと気になっていた栖鳳旧宅に訪れることができて、又一つ念願叶う。



ふりそそぐ薄紅のシャワー〜城南宮2024 - 2024.02.23 Fri

平安の昔、白河天皇が鳥羽離宮をこの地に、そして貴族たちも別荘をかまえた鳥羽に当時から信仰を集めた城南宮はある。(宮城の裏鬼門の守護でもある)

昨年枝垂れ梅の良い時期を逸したので、今年はこまめに情報をチェック、20日、ベストタイミングでみることができた。(暖冬もあり、今年は早い)



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なので今日はひたすら枝垂れ梅の画像がつづきます。だって言葉を失うくらいに夢のような景色だったんですもの。


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空からふりそそぐ薄紅色のシャワーを浴びたようなここち


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向こうの方も薄紅色に煙る。


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ほんとうにシャワーを浴びた心地になりたくて、下から撮ってみるとこのように。


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うわああとしか、言葉がでてこない。


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もちろん白い雨も美しいよ。


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白は滝の水が飛び跳ねるようだ。


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薄紅と白の競演もあり。


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今年ピークのころに来ることができてよかった、、、


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何年も前から気に懸けている一本だけある紅梅
なかなか大きくならないねえ。がんばれ〜。


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早春の夢見心地、夢見心地


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そして多くのカメラマンがねらう、背景薄紅、緑の苔に散る真っ赤な椿
目という優秀なカメラにはかなわないから、是非この季節見に来て!


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真っ赤な椿自体も緑の葉に映えて美しい。


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 あんまり梅の写真ばかりなので良いわけ程度に(ゴメン)神社の美しい檜皮葺の屋根も載せておこう(^_^;


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そして今年も入り口近くで植木市


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枝垂れ梅の苗木もならぶが、ここまで立派になるのに何年かかるのかなあ。





十日ゑびす2024 - 2024.01.13 Sat



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普段は参拝客の姿をほとんど見ない大和大路の京都ゑびす神社、正月雰囲気もぬけやらぬ10日をはさむ前後の10日ゑびす、別世界となる。


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仕事終わりの遅がけに行ったのであるが、いやはやすごい人出。ここのところコロナ自粛もあり、それほどでもなかったが、完全復活という感じ。


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この通りは建仁寺さんの西門に面している。もともと京都ゑびす神社は建仁寺の鎮守社なのだ。この期間ばかりは建仁寺さんもびっくりの賑わい。


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西門の前にも夜店がぎっちり、お寺さんにはどうか、の、なまぐさだけど鮎の塩焼きがうまそうであった。


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お参りに行く人、おわって帰る人、でごったがえすが皆さん手に手に吉兆笹を持って。私はもうこのたぐいの縁起物は人のを眺めるだけにしている。(お家がかたづかないからねえ、、、)


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実は一番の目的はこれだったりする。この通りに店を構える和菓子の鍵甚さん(鍵善の別家)のえびす焼!鍵甚さんの亥子餅は一番美味しいと思っているので、なんとなれば変形どら焼きなんだけれど美味しいのだ。


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ところがっ!
出遅れたようで本日の分は完売売り切れ〜、、、ものほしげに次々と包まれていくえびす焼を見送るのみ。


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大和大路にはお世話になる伝統工芸の小さな店も並ぶ。これを見るのも楽しみ。ここは良い雰囲気の畳屋さん。


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お世話になったこともある桶屋さん(おけ庄さん)。若い大将もお元気そうで。


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さらに南下して神社に近づくとまさかの入場制限!行列をなして並ぶ。まあ、お参りするだけだからそれほど待たずに境内へ。


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鳥居の所にいつも出店してはる「人気大寄せ」の傘。縁起物である。
(傘の中に人形がぶらさがっている様がお店に客大入りという意味か)


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はじめはこの小さいのから始めて毎年大きくしていくとか。お店などの縁起物としては華やかでいいけれど、一般家庭ではあまり大きいのは、、、、(^_^;(掃除の邪魔という主婦目線)


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境内も押し合いへし合い。お賽銭いれるのも一苦労である。


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大きいおマグロ様。祭が終わったら解体して関係者で召し上がるらしい。


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お参りの舞妓ちゃんも発見、この日の襟足はハレの日用の「三本足」である。(普段は二本足、紋付きを着る日やお正月は三本足だとか)


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人が少ないが、摂社末社にもお参り。ここはやはり夜が雰囲気良いね。10日は夜通し開いているという。


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東側の出口。一方通行なのでUターンして西側へ。


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これ見なくちゃ。
買った吉兆笹に自分でチョイスしたお飾りをつけてもらう参拝の人たち。


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さっきの舞妓ちゃんもおならび。


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西側の横参りは今年も閉鎖。ここをたたいて耳の遠いゑびすさんに「お参りきましたよ」とお知らせするのだが。たたいちゃだめなら大声だ!とばかりに「商売繁盛たのんまっせ〜!」と叫んでいたおじさん、好きだわ(^_^;


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お参り終了!


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参道のたちならぶ夜店の雰囲気にあらがえず白鹿のお店で甘酒を。


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ほっこり生姜がきいてあたたかかった。


初詣シリーズ2024・京都〜奈良 - 2024.01.06 Sat



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大晦日の21時頃平安神宮。徒歩圏内。
まだこの時刻、人出は少ない。0時近くなったら多くの人で例年賑わう。


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小学生の孫2号と先参り。


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昨年は大禍なくすごせたことに感謝。今年も機嫌良くすごせますように。


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明けて元日の平安神宮。
朝からの雨模様で例年のような行列はなかったので、すんなりお参り。


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行列と言えば、氏子であるところの岡崎神社!
シンボルが兎なんで、昨年の卯年はえらいことになっていた!


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これは昨年の三が日の写真。この行列がゆうにバス停2つ分続いていたのだ。


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今年は並びにある初辰神社が多かったのかも。狛兎ものんびりできるね。


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明けて2日は奈良巡り。
今年は久しぶり(ウン十年ぶり?)に橿原神宮へ。

正月に来たのは初めてで、いつもはほんま人少ない、、、というイメージだったが駅前から屋台もたくさんあって混雑混雑。


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九州高千穂から大和へ進出し、ここを橿原の宮と定め、初代天皇として即位した神武天皇がご祭神だから、すごく古い神社かと思ってた。実は明治時代、神武天皇を崇敬する有志の願いに明治天皇が応えて拝殿などを下賜したのがはじまりだったのね。知らんかったわ。


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菊の御紋に柏の葉の社紋(灯籠)
本殿の屋根中央に千木(ちぎ)がある???変わってんなあと思ったらその奥にある御本殿(入れない)の千木だったのね。つまり本殿には鰹木も千木もない近代建築。


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拝殿への道はあられこぼしになっていて、桂離宮を思い出す。それへのオマージュかもしれない。

それにしても神武天皇が九州から大和に進出鎮座されるまでにあった幾多の血なまぐさい征服戦争の伝承はまた学び直したいものだわ。記紀で悪役になっている人たちも、勝者の歴史からだけで理解してはいけない。(宇陀のエウカシなんて兄猾なんて字をあてられて気の毒)


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久しぶりに来た記念にお札ゲット。


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西ノ京までもどって何回もお世話になっている薬師寺さん。ここの境内はいつもお香の香りが漂っていて、ほんま好きやわ〜この香り。


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新春の護摩供養もあり、、


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こちらの金堂では正月三が日だけ、国宝・吉祥天女像が公開されるのだ。2年ぶりにお目にかかったよ。とても小さいけれど比較的近くで拝見できるのがうれしい。


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国宝シリーズの東塔の一層、東院堂も公開中。
数年にわたる東塔耐震工事落慶法も昨年参列させていただいたっけ。この姿はいつ見ても胸がすく。郷里にいる頃からの憧れ。


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薬師寺から徒歩圏内の唐招提寺へもお参り。昨年は本坊での茶席にも参加できた。


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新宝蔵では国宝の仏像の数々が拝めるが、一方だけ当時のままの「天平の甍」が拝見できる。(もう一側は鎌倉時代の制作)井上靖の「天平の甍」を何度も読み返した高校生時代に思いは飛ぶ。


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ご本尊の千手観音をお参りするといただけるお守り。


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いただきました。
柱のエンタシスを背景に。(昨年念願の会津八一の軸をゲットした)
 
おほてらの まろきはしらの つきかげを つちにふみつつ ものをこそおもへ


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そして薬師寺に戻りまして、、、


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初写経
三が日は甘酒の接待があって、管長じきじきにしたしくお話をしてくださるところが高田好胤さんの伝統を汲むさすが薬師寺だなあ、と思う。


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さて、本年もよろしゅうに。
お札やお守りがケンカせんように(^_^;



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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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