廬山寺・鬼法楽 - 2013.02.06 Wed
(立春も何日か過ぎたというのにまだ節分ひきずってます^_^; )
電車の中でのおぢさんの会話。
「節分は京都のあちこちでやっているけど、同じ時間帯ばかりだから1年に一カ所しか回れないので、全部回ろうと思うと10年以上かかるなあ。」
なるほど、そうよね。
しかも私の場合平日にあたると行けないし。
せっかく日曜に節分があたっているのだから、行けるところから回ろう。
で、今年はいきなりメジャー、御所東の廬山寺!

境内の桔梗もきれいなので、昨年は桔梗の季節に行きました。御土居もあるし、紫式部邸跡としても有名なので、見所満載のお寺です。

こちら節分追儺式は鬼踊りこと、鬼法楽が有名。

なので相当の人出が予想されるので1時間前に行ったのですが、もうすでにこんなに人が
( ̄□ ̄;)!!

前にも後にも行けない満員電車状態で待つこと1時間。(京都では大きなイベント見ようと思ったら、ひたすら忍耐が必要)
さいわいこの時期にしては暖かく、空も雲ひとつない気持ちの良い天候。BGMはその間ずっとくりかえされる御真言。
♪ おんばらだ〜はんどめいうん おんばらだ〜はんどめいうん、、、、、
ここにお祀りされている元三大師(良源)の御真言です。実は如意輪観音の真言と同じ。元三大師は如意輪観音の化身と信じられているから。
しかしあまりに長い間くりかえされるので、テープでもながしているのかな?と思ったら、ちゃ〜んとお坊さんが肉声で唱えておられました。

お、いよいよ始まるみたい。
追儺師さんが弓矢を持って。

比叡山からこられたとおぼしき、一番偉いお坊さん。(傘付き!)
大勢のお坊さん達が護摩壇のまわりで加持祈祷をはじめると、、、、

赤鬼さん登場!

貪欲の象徴とか、剣と松明をもっています。

まさかりをもった緑鬼、瞋恚=怒りの象徴。
(か、、かわいい
)

愚痴を表す黒鬼さんは槌をもって登場。

この3匹が法螺貝と太鼓のゆっくりとした原始的リズムで「躍る」んですが、なんともスローモーでユーモラス。

Ψ( ̄∇ ̄)Ψあはは、、 全然こわくな〜い。子供も怖がらないんじゃ?
しかしこの単調なプリミティブな不協和音にあわせて踊るこの踊り、、、どこかで。
そうだ!古代の踊りといわれる春日若宮おんまつりの細男(せいのお)だ!細男に似ている。

やがて3匹は加持祈祷を邪魔せんと、そろって本堂のほうへ。
後ろ姿がまたなんとも ( ´艸`)ウププ。

そこへ追儺師が東・西・南・北・中央の5箇所に向い矢を射て鬼たちを降伏。
(この射られた矢をゲットできた人は今年いいことあるかも)

お坊さん達の法力と破魔弓に「ヤラレタ〜、、、、」と言ってか言わずか弱ってでてきた鬼さんたち。逃げていきます。

仕上げに豆をまいて厄除け。

小餅と豆をまいてくれるんだが、とれんのだわ、これがなかなか。
中には大きなバッグの口をあけてキャッチしている猛者もいて、びっくり!

地面に落ちたちょっと泥付きのやつをとりあえずゲット。
こちらのお豆さんは蓬萊豆といって、ちょっとかわっていて、大豆の外側を砂糖で固めた紅白の豆。
本尊の元三大師が豆大師と云われるので、それを表したものだとか。
この蓬莱豆を紅白一粒づつ食べると6年寿命が延びるんですって。洗って食べましたよ。かなり固かった!

追儺式がおわるとどこからともなく、、、、

改心した鬼が現れて、体の悪いところをなおしてくれる「鬼のお加持」を。う〜ん、私の場合悪いのは「根性」かなあ( ̄w ̄)

我が家にもある角大師の御札。元三大師・良源が鬼の姿に化して疫病神を追い払った時の像といわれます。
これで1年分の厄除けをひとつよろしく。
♪ おんばらだ〜はんどめいうん おんばらだ〜はんどめいうん、、、、、
電車の中でのおぢさんの会話。
「節分は京都のあちこちでやっているけど、同じ時間帯ばかりだから1年に一カ所しか回れないので、全部回ろうと思うと10年以上かかるなあ。」
なるほど、そうよね。
しかも私の場合平日にあたると行けないし。
せっかく日曜に節分があたっているのだから、行けるところから回ろう。
で、今年はいきなりメジャー、御所東の廬山寺!

境内の桔梗もきれいなので、昨年は桔梗の季節に行きました。御土居もあるし、紫式部邸跡としても有名なので、見所満載のお寺です。

こちら節分追儺式は鬼踊りこと、鬼法楽が有名。

なので相当の人出が予想されるので1時間前に行ったのですが、もうすでにこんなに人が
( ̄□ ̄;)!!

前にも後にも行けない満員電車状態で待つこと1時間。(京都では大きなイベント見ようと思ったら、ひたすら忍耐が必要)
さいわいこの時期にしては暖かく、空も雲ひとつない気持ちの良い天候。BGMはその間ずっとくりかえされる御真言。
♪ おんばらだ〜はんどめいうん おんばらだ〜はんどめいうん、、、、、
ここにお祀りされている元三大師(良源)の御真言です。実は如意輪観音の真言と同じ。元三大師は如意輪観音の化身と信じられているから。
しかしあまりに長い間くりかえされるので、テープでもながしているのかな?と思ったら、ちゃ〜んとお坊さんが肉声で唱えておられました。

お、いよいよ始まるみたい。
追儺師さんが弓矢を持って。

比叡山からこられたとおぼしき、一番偉いお坊さん。(傘付き!)
大勢のお坊さん達が護摩壇のまわりで加持祈祷をはじめると、、、、

赤鬼さん登場!

貪欲の象徴とか、剣と松明をもっています。

まさかりをもった緑鬼、瞋恚=怒りの象徴。
(か、、かわいい


愚痴を表す黒鬼さんは槌をもって登場。

この3匹が法螺貝と太鼓のゆっくりとした原始的リズムで「躍る」んですが、なんともスローモーでユーモラス。

Ψ( ̄∇ ̄)Ψあはは、、 全然こわくな〜い。子供も怖がらないんじゃ?
しかしこの単調なプリミティブな不協和音にあわせて踊るこの踊り、、、どこかで。
そうだ!古代の踊りといわれる春日若宮おんまつりの細男(せいのお)だ!細男に似ている。

やがて3匹は加持祈祷を邪魔せんと、そろって本堂のほうへ。
後ろ姿がまたなんとも ( ´艸`)ウププ。

そこへ追儺師が東・西・南・北・中央の5箇所に向い矢を射て鬼たちを降伏。
(この射られた矢をゲットできた人は今年いいことあるかも)

お坊さん達の法力と破魔弓に「ヤラレタ〜、、、、」と言ってか言わずか弱ってでてきた鬼さんたち。逃げていきます。

仕上げに豆をまいて厄除け。

小餅と豆をまいてくれるんだが、とれんのだわ、これがなかなか。
中には大きなバッグの口をあけてキャッチしている猛者もいて、びっくり!

地面に落ちたちょっと泥付きのやつをとりあえずゲット。
こちらのお豆さんは蓬萊豆といって、ちょっとかわっていて、大豆の外側を砂糖で固めた紅白の豆。
本尊の元三大師が豆大師と云われるので、それを表したものだとか。
この蓬莱豆を紅白一粒づつ食べると6年寿命が延びるんですって。洗って食べましたよ。かなり固かった!

追儺式がおわるとどこからともなく、、、、

改心した鬼が現れて、体の悪いところをなおしてくれる「鬼のお加持」を。う〜ん、私の場合悪いのは「根性」かなあ( ̄w ̄)

我が家にもある角大師の御札。元三大師・良源が鬼の姿に化して疫病神を追い払った時の像といわれます。
これで1年分の厄除けをひとつよろしく。
♪ おんばらだ〜はんどめいうん おんばらだ〜はんどめいうん、、、、、