いよいよ祗園さん〜ちまき準備のお手伝い - 2013.06.30 Sun
祗園御霊会、、、祇園祭が暑い京都の夏とともに今年も始まります。
京都にこしてからとりわけ熱心に祇園祭のおっかけをやっていましたが、あくまで外側から目線で。でも今年は貴重なご縁をいただきまして、鉾町の祇園祭の内側を垣間見る機会を得ました。
毎年6月最終日曜日に町内のおうちのガレージでおこなわれるというちまきの準備のお手伝いに。

朝もはよからでかけたのにもうこんなちまきの山!

笹のいい香りがします。
このちまき自体は、現在は上賀茂深泥池周辺の農家で作られているそうです。藁を芯にして、花脊でとれるクマザサをまきつけて藺草でしばって型にはめて完成!、、、らしいですが、先日の新聞にも出ていたとおり、藁をはじめクマザサなどもだんだん入手がむつかしくなっているらしい。

これに大原神社の御札のついた紙を巻きつけていきます。
大原神社は祇園祭の時に綾傘鉾の会所になる小さな神社ですが、歴史をたどると綾傘鉾になにやら関係があるそうです。
この御札はまだお祓いを受けていないのでタマシイが入っていませんので、またいでも(?!)大丈夫。

この御札を綾傘鉾のネーム入りの紙に貼り付ける仕事はあらかじめお町内の方がやっていらしたようです。これもけっこう手間ですよね。

裏はちゃんと着物の打ち合わせのようになるように注意しながらまいていきます。

綾傘鉾の町内では、市内B大学とご縁があるそうで、そこの学生さんがたくさんお手伝いにきておられました。
おもに1回生らしく、祇園祭講座の単位にもなっているそうな。それにしても県外からの学生もいるわけで、それが京都に来た初っぱなからこんなお手伝い、すごい良い経験させてもらってるって是非自覚して欲しいな。(私なんか、私なんか、何年かかったやら)

巻いても巻いてもあとからあとから新しいちまきが湧いてきて、これ全部かたづくのかしらと心配したけれど、人海戦術はすごいですわ。私は手もよう動かしましたが、口もよう動かしました(^_^;

御札をつけたちまきはこんどはビニール袋へ。これもきちんとちまきの三角形の形に合わせて、口もきれにたたんでゴムでとめます。

完成品(^◇^)v

これは町内の方が来ておられたオリジナルポロシャツ。いいな、これほしいな♪
でも役員の方はたいへんみたいで、祇園祭の準備はすでに2月からはじまっているのだそう。あとお稚児さん(綾傘鉾は6人のお稚児さんが巡行に参加)や棒振り踊り(綾傘鉾でおこなわれるおどり)の衣裳の調整や着付け、宵山でのご接待など、聞いていたらこの1ヶ月のために1年中働いているみたい。でもそれをみなさん、張り切ってこなされるのでしょう。鉾町の誇りと心意気ですよね。
ちなみに綾傘鉾の囃子方は壬生寺の六斎念仏の囃子方がこられるそうです。これもなにか歴史的なつながりがあるそうで、祇園会はそういうつながりのなかで催されるものなのですね。すごい。

袋につめたあとはまだまだ仕事があるよ。
宵山でちまきを売るわけですが、お買い上げのちまきをいれる袋の紐通し!
こんなことまで手作業だとは思わなんだ!毎年なにげにいただいている厄除けちまきですが、こんなに手間がかかっているなんて、あだやおろそかに扱えないではありませんか。

ふと、作業コーナーの一角で発見!
まあああ〜〜!赤穂緞通をじべたに敷いているなんて〜〜〜!もったいない!!

さて、あれだけあったちまきも午前中にはすべて作業終了。みなさまご苦労様でした。お町内のかたはまだまだお仕事が残っているようですが、ボランティアの私は会所の大原神社へお参りして引き上げます。
神社では御神燈掛けを若い衆が設置中。

宵山の時には、ここに提灯がともり、ちまき売りの子どもたちのかわいい声がひびくのでしょう。森見登美彦さんの「宵山万華鏡」のように、幻想的時空を堪能したいものです。(昨今の尋常ならざる混雑はちょっとナンですが)

四条通りに出ても、もう祇園祭スタンバイOKのようです。

ちなみに3年前に八坂さんで買った祇園守はまだ咲いていません。これは昨冬植えた一重の白木槿。祇園守に一足先立ち早めに祇園会の前知らせをしているようです。
京都にこしてからとりわけ熱心に祇園祭のおっかけをやっていましたが、あくまで外側から目線で。でも今年は貴重なご縁をいただきまして、鉾町の祇園祭の内側を垣間見る機会を得ました。
毎年6月最終日曜日に町内のおうちのガレージでおこなわれるというちまきの準備のお手伝いに。

朝もはよからでかけたのにもうこんなちまきの山!

笹のいい香りがします。
このちまき自体は、現在は上賀茂深泥池周辺の農家で作られているそうです。藁を芯にして、花脊でとれるクマザサをまきつけて藺草でしばって型にはめて完成!、、、らしいですが、先日の新聞にも出ていたとおり、藁をはじめクマザサなどもだんだん入手がむつかしくなっているらしい。

これに大原神社の御札のついた紙を巻きつけていきます。
大原神社は祇園祭の時に綾傘鉾の会所になる小さな神社ですが、歴史をたどると綾傘鉾になにやら関係があるそうです。
この御札はまだお祓いを受けていないのでタマシイが入っていませんので、またいでも(?!)大丈夫。

この御札を綾傘鉾のネーム入りの紙に貼り付ける仕事はあらかじめお町内の方がやっていらしたようです。これもけっこう手間ですよね。

裏はちゃんと着物の打ち合わせのようになるように注意しながらまいていきます。

綾傘鉾の町内では、市内B大学とご縁があるそうで、そこの学生さんがたくさんお手伝いにきておられました。
おもに1回生らしく、祇園祭講座の単位にもなっているそうな。それにしても県外からの学生もいるわけで、それが京都に来た初っぱなからこんなお手伝い、すごい良い経験させてもらってるって是非自覚して欲しいな。(私なんか、私なんか、何年かかったやら)

巻いても巻いてもあとからあとから新しいちまきが湧いてきて、これ全部かたづくのかしらと心配したけれど、人海戦術はすごいですわ。私は手もよう動かしましたが、口もよう動かしました(^_^;

御札をつけたちまきはこんどはビニール袋へ。これもきちんとちまきの三角形の形に合わせて、口もきれにたたんでゴムでとめます。

完成品(^◇^)v

これは町内の方が来ておられたオリジナルポロシャツ。いいな、これほしいな♪
でも役員の方はたいへんみたいで、祇園祭の準備はすでに2月からはじまっているのだそう。あとお稚児さん(綾傘鉾は6人のお稚児さんが巡行に参加)や棒振り踊り(綾傘鉾でおこなわれるおどり)の衣裳の調整や着付け、宵山でのご接待など、聞いていたらこの1ヶ月のために1年中働いているみたい。でもそれをみなさん、張り切ってこなされるのでしょう。鉾町の誇りと心意気ですよね。
ちなみに綾傘鉾の囃子方は壬生寺の六斎念仏の囃子方がこられるそうです。これもなにか歴史的なつながりがあるそうで、祇園会はそういうつながりのなかで催されるものなのですね。すごい。

袋につめたあとはまだまだ仕事があるよ。
宵山でちまきを売るわけですが、お買い上げのちまきをいれる袋の紐通し!
こんなことまで手作業だとは思わなんだ!毎年なにげにいただいている厄除けちまきですが、こんなに手間がかかっているなんて、あだやおろそかに扱えないではありませんか。

ふと、作業コーナーの一角で発見!
まあああ〜〜!赤穂緞通をじべたに敷いているなんて〜〜〜!もったいない!!

さて、あれだけあったちまきも午前中にはすべて作業終了。みなさまご苦労様でした。お町内のかたはまだまだお仕事が残っているようですが、ボランティアの私は会所の大原神社へお参りして引き上げます。
神社では御神燈掛けを若い衆が設置中。

宵山の時には、ここに提灯がともり、ちまき売りの子どもたちのかわいい声がひびくのでしょう。森見登美彦さんの「宵山万華鏡」のように、幻想的時空を堪能したいものです。(昨今の尋常ならざる混雑はちょっとナンですが)

四条通りに出ても、もう祇園祭スタンバイOKのようです。

ちなみに3年前に八坂さんで買った祇園守はまだ咲いていません。これは昨冬植えた一重の白木槿。祇園守に一足先立ち早めに祇園会の前知らせをしているようです。