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2013-07

鱧月の鱧づくし〜祗園下河原・水円 - 2013.07.31 Wed

八坂神社の正門は南側の門なんですよ。石段下といわれるところは西楼門なわけで。
で、その南正門から南にくだっていくと、そこは高級料亭がずらっとならぶグルメストリート。

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昨年までここは蕎麦懐石のお店だったらしいのですが、記憶にありません。お隣は有名な美濃幸さん。こちらに新たに昨年オープンされた水円さん。リーズナブルなお値段でおいしい懐石がいただけるときいて早速。

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店内はカウンターとテーブル席とカジュアルな感じですが、一隅に生けられた花が茶席の花の如し。
水円さんは和久傳の総料理長をされていた方がオープンされたお店なんですってね。そういえば高台寺・和久傳も近いなあ。(数年前行った高台寺・和久傳の記事→

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茶事の懐石に準じてまずは汲み出し、紫蘇香煎。懐紙にのせて、の心遣いがうれしいです。

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最初にでてくるのはこちらの名物、小布巾包みの蒸しご飯。ウサギの耳みたいにピンとたった結び方がユニーク。

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この包みはほどくとナプキンに。お持ち帰りして布巾としても使えます。

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中の蒸しご飯は鰻。餅米のもちもち感が大好き。山椒がよくきいています。

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向付のお造りから鱧祭開始!鱧のおとしは梅だれ、鰹だれ、醤油と三種のタレで。
この扇形の清水焼の器もいいわね〜。茶事の向付にはちょっとおおきすぎるけれど。

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煮物椀も鱧〜。
煮物椀は味は淡泊なのがお約束、、、かどうかはしりませんが、濃い味好きの私にはいつも物足りないのだけれど、一椀全部いただいたあとで、ああ、トータルでこれくらいの薄味でちょうどいいんだ、と思う。

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八寸風の盛り合わせ。ここにも鱧寿司〜!お豆腐にはウニ〜!

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ここからは三種の中から選べるお皿。
私が選んだのは賀茂茄子の味噌田楽。美味しかった。実は鱧よりこれが美味しかった。
赤味噌と白味噌の陰陽太極、なんだか体にもよさそう。万願寺唐辛子付きでお野菜が多いのがうれしい。

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相方はまだ鱧祭で、鱧の唐揚げ。黄交趾のお皿もまた即全風でいいわね。

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箸洗い風のじゅんさいそうめん。少し酸味のきいた汁がお口直しに。

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これも口直し風のお野菜炊き合わせ。またまた野菜がいただけて満足。

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さて、鱧づくしの締め蒲焼き茶漬け〜!鱧はこの蒲焼きが一番おいしいと私は思う。

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デザートはバニラシャーベット。バニラビーンズの粒入り。この卵色のガラス器がまたレトロでいいなあ。

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和久傳がらみなら蓮根餅かな?とおもったら胡桃餅でした。これで薄を一服いただいて、ごちそうさまでした。

祇園祭も、鱧月ももう果てようとしていますが、最後にここで鱧祭できてよかった。一等地の立地ですが、気張らないで普段着で行ける、そんな感じの懐石のお店でした。

腹ごなしにそのまま八坂さんへ。

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この日は、いよいよ神輿をしまい込む神輿洗いの前日でしたので、氏子中を練り歩いたあの三基の神輿が並んでいるのをまだ見ることができました。

とうとう今日の疫神社・夏越祭で一ヶ月続いた長い熱い祇園祭は終わりました。
ああ、なんだか燃え尽き症候群、、、、、




蓮花極楽浄土〜法金剛院 - 2013.07.28 Sun

人は死後、往生して極楽浄土の蓮(はちす)の上に生まれ変わるという。

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洛西なる蓮の名所、法金剛院。

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極楽の池を模したという池にはびっしり蓮が植えられ、今まさに盛りのとき。

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極楽浄土の蓮の池はかくやあらん、というさま。

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美しい花は数々あれど、蓮の花の美しさは宗教的な特別な美しさ。この花に極楽浄土を感じたいにしえのひとの気持ちがよくわかるような気がする。

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1年前ここを訪れたとき、その少し前に幼い友人が亡くなった。

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きっとその子は、いまごろは蓮の花の上に生まれ変わってなんの憂いもなく、一日ひがな極楽浄土で遊んでいるにちがいないと、

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蓮の葉の陰でかくれんぼでもしているに違いないと、

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蓮の花をのぞき込んだり、裏から見たりしてその子の姿をさがした。

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不信心の私には極楽は見えなかったけれど、ここに蓮の頃来るたびにあの子のことを思うだろう。

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その人のことを思い出す人が居る限り、亡くなった人は死なないのだと、

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忘れ去られたときその人は二度死ぬのだと、

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だから忘れない。ここにくるたびに思い出すよ。

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ほら、これは少女達の蓮の花かな。

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蓮の葉の大きな葉っぱにかくれているのはだ〜れ?

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これは花開く寸前の乙女の蓮花。

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中をのぞきこんでも、、、極楽浄土に遊ぶ人の姿は、、、やっぱり見えません。

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でも気配を感じる、、そんな気さえするのです。

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この池でとれた蓮の実をいただいて帰りました。

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しばし極楽のおすそわけ。



今年も御所籠 - 2013.07.26 Fri

昨年自主稽古を重点的にやって、「これでモノにしたっ!」とこぶしを突き上げた御所籠の色紙点て、1年もたてばきれいさっぱり忘れる脳みそだったらしいσ(^◇^;)
また一から学習。今回灰型教室の後、御所籠をさせていただけることになったので予習を。



灰型

ちなみに灰型は少し小さめの眉風炉に挑戦。小さい灰匙は使いにくく、眉の部分がほんっと!邪魔!

エッジ

と、いいわけしつつ、前瓦エッジも相変わらずの段違い平行棒だあ。

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さて、御所籠。圓能斎(八重さんの師匠にあたるのよ)が愛用した御所内で使われる籠を、父亡き後あとをついだ淡々斎が御所籠点前として創作したもの。
本歌は、千家十職がそれぞれ得意分野を担当したとか。籠は黒田正玄、縁の蒔絵は宗哲、紐は友湖、内張は奥村吉兵衛、金具は中川浄益などなど。
もちろん私のはお稽古用でそんなええもんではありません。一度そんな立派な御所籠見てみたい。


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道具を清める前にまずこれだけをずらずら順番に並べないといけません。ああ、ややこし。それにひとつ間違うと後が続かないようになっているのはよくできているなあ、といつも感心します。

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籠の蓋に茶巾箱がなんだかよく乗る点前です。
茶箱を卯の花から順番に雪、花と習ってきて、月点前がなんてむつかしい!と思っていたあのころ、、、月点前なんて、月点前なんて、、、、御所籠に比べたら全然単純だよ〜。・゚・(*ノД`*)・゚・。

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すべて拝見にだしたあとはこういう形で残る。
点前中、帛紗はすべて左手でとる、というのも見せ所かな。

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拝見を返されたときの状態。
ここからが一番ややこしいかも。4枚の古帛紗をたたむ順番とか、考えたら理屈にかなっているのだけれど、とっさになにをしていいのかうろたえてしまう。

でも昨年重点自主練したおかげでやっているうちに「少しは」記憶にのこっているものも。この調子で来年はまたもう一歩前進するかしら。するはず。すればいいなあ。。゚(゚´ω`゚)゚。

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茶箱のお菓子は振り出しなので、それとは別に二條若狭屋さんの葛菓子で一服。





還幸祭2013 - 2013.07.25 Thu

1週間、寺町四条の御旅所に鎮座されていた三基の神輿にのりうつった神さんは、今日八坂神社へお帰りになる。
還幸祭。神幸祭とあわせて、これこそ祇園祭の本質。(ま、私的にはむさいおっさんたちがかつぐ神輿が大好きなだけ)

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夕刻、この御旅所を出られたので、いまはもうがらーんとしてます。
(この出発の時の様子は3年前の記事を)

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氏子町内の、主に西側をまわってきた三基の神輿は、寺町通りを三条通から南下して八坂神社へむかいます。
まずは清々講社の行列が寺町を下がってきました。

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三基の神輿を先導する、神様の依り代であるところの久世の駒形稚児さん。綾戸国中神社氏子から選ばれるお稚児さんです。

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その少しあとを中御座・三若さんがやってきました。

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もうかなりの距離を歩いてきはって疲れているはずですが、まだまだ元気。

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♪ ほいっと〜ほいっと〜
おかえりなさ〜い!

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八坂神社まであと一息!

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寺町の三嶋亭には清々講社、中御座、東御座、西御座、4枚も御神酒の札。さすが。

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寺町から三条通を西に向かう。町役さん、休憩ちう。

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向こうから四若さんの東御座がやってきました〜!

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みなさん、ちょっとお疲れ。

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おかえりやす〜

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八坂さんまであと少し、がんばれ〜!

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最後の西御座・錦さんを待つ三条通。この風情が好きです。

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老いも若きも縁台など出して神輿を待つ。ときおり知り合いが通れば挨拶を。
「もうすぐ錦がきはるえ。」とかなんとか言いながら。

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ええなあ、この感じ。

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花火してはるとこもある。

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烏丸の方を見る三条通。とおくに♪ほいと〜ほいと〜の声が聞こえてきました。

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神輿のしんがりをつとめる西御座をかつぐ錦神輿会のみなさん。

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一番重い、一番大きい八角形の西御座神輿がやってきました。

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裃姿の役員さんが最後に続きます。さてしばらく錦さんのあとを追いかけてみましょう。

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寺町通りに先回り。
お!しめこみの兄さん、カッコイイ!

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こちら寺町の中ほどにもうけられた給水所。

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さあ、きたきた。
神輿をゆらしながら。鳴り鐶の音がシャンシャンすがすがしい。
 ♪ ほいと〜ほいと〜

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尾長野八坂神社の神田にてとれたる神稲をくくりつけた屋根の鳳凰。

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さきほどの給水所で休憩中。この蒸し暑さですからやっぱり水分補給は大事。

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ちょいと顔がゆるむひととき。

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さあ、出発!

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南下する神輿を一本東の新京極通りから見たところ。

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同じく。

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その錦神輿会の会所があり、母体でもある錦市場の通り。ここでも小休憩するようです。

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四条通りにでて、あとは八坂神社へ向かって一直線。

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四条河原町までおいかけて、ここでお別れしました。このあと三基が神社にそろったあと、深夜に神輿から神様の御霊をお返しする御霊遷しの神事が真っ暗ななかでおこなわれるはずです。今年もそれは断念しました。来年、翌日がお休みの曜日まわりなので、来年こそは〜〜と思っているのですが。

一週間、町中の御旅所や氏子町内をまわって、すっかりリフレッシュされた神さんは、きっと気合いをいれてまた1年、都を守ってくれることでしょう。たのんまっせ。

ああ、ついに今年の祇園祭も大山を越しましたね。31日の疫神社の夏越祓まで、残すところわずかです。


文月・うみ(海・湖)の茶事 - 2013.07.22 Mon

文月の茶事におまねきいただきました。

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細いろうじをはいって、地植えや鉢植えの花にかこまれた入り口の良い感じの鶴首門灯。ここはご自宅とは別の数寄屋空間です。

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数寄屋建築工務店の仕事になる、木の香もまだするようなすてきな空間はご亭主のお人柄を反映して、きりっとそして清浄。

お待合では掛け物が湖にうかべた小舟の絵。煙草盆の火入れの灰もまた美しい。火入れの灰はあらかじめ作っておく、ということができないので、時間を計算しながらあわただしく作らないといけません。実力がでるところなんです。(私はいつもうまくできませ〜ん、、、(×_×))

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汲み出しをいただいて腰掛け待合いへ。坪庭をとても上手に生かしてある風情のある露地に感激。この露地の苔もご自分で貼られたそうです。
迎付けのあとはいよいよお茶室へ。
躙り口の戸をあけて最初に茶室を堪能できるのは正客の特権です。(あ、不肖、私正客に、、、)

四畳半の茶室を小間として使用。床の間の花釘、蛭釘、柳釘すべてご亭主が指示されたそうです。

軸は「澗水湛如藍. (かんすい たたえて あいの ごとし)」
碧巌録より。弟子、仏法の極意を問う。大龍智洪禅師答えて

     山花開似錦。
     澗水湛如藍。


柳緑花紅と同じような感じかな。
藍の如き水、、、これが今回のテーマのようです。

懐石は、これもすべてご亭主おひとりの手作り。(これ、私にはまだまだ到達できない境地なんです。水屋のお手伝いがいてもようせん、、、)

最初の一文字飯はしっかり水分多くアルデンテ。汁がこれはびっくり!冷たい赤だしだったんです。山椒がぴりっときいて、暑い日にはなんてご馳走なんでしょう。
向付はヒラメに加減酢。
京都は7月は鱧月ですから、煮物椀は鱧、じゅんさいや水前寺海苔、手間のかかった管牛蒡の付け合わせ。基本、料理ができないとだめなんだなあ、、、
スズキの焼物に強肴が二品もついて、おいしゅうございました。
小吸物の針茗荷は包丁の切れのよさを推察させます。

千鳥の盃も御連客の御指導もあり、なんとか成功。

炭手前は涼やかな清風籠の炭斗にて。写真に残せなかったのが残念なくらいきれ〜いな灰型でした。眉風炉なので、二文字押し切りもむつかしかったと思いますのに。
小間扱いなので、座履きも拝見。

香合が屋形舟。舟のすそには波紋様が蒔絵され、頭の中には藍(あお)いうみ(海、湖)をゆく舟のイメージがぱあ〜っとひろがりました。

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(写真は茶事のあと撮ったものです)

これもまた手作りの主菓子がマリーンブルー、藍の色の金玉羹!さざ波のしぶきのような道明寺入り。二種の寒天を重ねて、下の部分は波のうねりも表現。ああ、プロ級だ\(◎o◎)/!

中立のあとはいよいよ濃茶です。床は可憐なピンクの木槿に縞葦、尺八のような竹の花入にて。
御本呉器のお茶碗にて、おいしい濃茶を拝服。
茶杓の銘がまた「潮騒」。

この小間が波にたゆたう小舟になったようなイリュージョン。

(「潮騒のメモリー」なんて言葉もでてきたりしましたが、、、(^_^;  )

なかなか拝見のチャンスのない風炉の後炭もみせていただき、風炉中拝見で、ここでも枝炭の流れるような景色に水のイメージがわいてきました。

薄茶も、それぞれ異なったお茶碗で点てていただきなごやかに頂戴する。
ちなみに干菓子の干琥珀もお手製。それプラス知る人ぞ知る熊野神社前の千歳屋の如心納豆。これがあとを引くおいしさで話題がもりあがりました。
如心斎から名をとっただけあって、表千家さんがご愛顧されているとか。(大徳寺納豆を砂糖でコーティングしたお菓子です。)

席は果て、談笑後お見送りをうけて退出いたしました。こころに青い海、湖を受けとめて涼やかな心持ちになって。
ご亭主は理論派だな、と日ごろ尊敬申し上げていたのですが、理論だけでなく実践の人であり細やかな心遣いの人でもあられるのですね。

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(これは拙宅の祗園守)

とてもすてきな楽しい茶事をありがとうございました。すべてひとりでこなされたすばらしいご亭主、なごやかな時をわけていただいた御連客に深く感謝いたします。


下鴨神社みたらし祭2013 - 2013.07.20 Sat

今年もあいも変わりませず、土用のこのころはやはり下鴨神社、みたらし祭です。

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早朝5時ごろから夜の10時頃までなのですが、私はやはりロウソクの灯りが水に映えてきれいな夜が好き。

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しかし、この夜は9時過ぎに行ったにもかかわらず土曜日だったこともあり、行列ができるほどの大盛況。

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京都の夏にしてはからっとしてさわやかな夜です。

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空には月齢12日の月。神聖な糺の森も、この期間ばかりは夜遅くまで大賑わい。

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みたらし祭は足つけ神事とも言われ、下鴨神社境内にわき出す御手洗川に足をつけ、無病息災を願う夏祭り。
平安時代に夏に流行する疫病を避けるための厄払いが起源といいます。なんにせよ暑い夏の日に冷たい水に足をつけるのはなによりのご馳走ではありませんか。

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さあ、橋の下をくぐって御手洗川へ。冷たいですよ〜、最初の一歩は。

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よその方のおみ足。水はこのように澄んでいますが、神社の方がさりげなく網で浮いたゴミなどとりのぞいてはります。

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ロウソクに火をつけて、水をわたって神様に献じます。このころになると、もう冷たさにも慣れて心地よいくらいです。

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膝くらいまではきますので、まくり上げられる服装がおすすめ。

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きょうはたくさんの方がお参りなので、ロウソクをさす余地がない!

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でもやはりゆらゆらと水面にゆれる火影は美しいな。

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これが楽しみで毎年お参りしているようなもの。

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いつまでも水につかっていたいけれど、そうもいかないのであがりましょう。いままで冷たい水につかっていた足をふくと、ここちよいほんのりした暖かさがもどってきてなんともいえず爽快!

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そして御神水をいただく。

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「鴨のくぼて」とよばれるかわらけにて。(くぼて(窪手)は神前に供える物を盛る器)

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帰り道、加茂のみたらし団子を食べたかったのですが、こちらも長い行列。あきらめて帰りました。毎年買えたことがないなあ、、、。

さて、この1年も無病息災にて、まずは厳しい夏の暑さをのりきれますように。



神輿渡御2013 - 2013.07.18 Thu

今日はたっぷり暑苦しい熱く燃えてるおっさんお兄さんたちの写真をご堪能くださいませ!

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山鉾巡行の熱気も冷めやらぬ京洛の大路に、今年も熱い熱いお兄さん達がどこからともなく八坂神社をめざして集まってきました。

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御霊をうつされた神輿が氏子町内を練り歩いた後、四条寺町の御旅所へ鎮座される神幸祭の幕開けです。
山鉾巡行はその露払いなのです。(だから24日の還幸祭の露払いとして後の祭りをするのが本来のありかたなのですね)

神社での神事を終え、南楼門からまずは清々講社(八坂神社の氏子区域全域にわたる町衆組織)、雅楽隊のみなさんが行列で。

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あ、こられました!こられました!
神輿を先導する神の依り代となった駒形稚児さん。久世の綾戸国中(あやとくなか)神社の氏子から選ばれたお稚児さんで、八坂神社境内内へ馬で乗り入れゆるされる唯一の存在なのです。胸にかけた木彫りの馬の首(駒形)は國中社のご神体を模したもの。

いつみてもりりしいなあ。

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そうこうするうちに、まずは中御座(祭神・素戔嗚尊)神輿がやってきました。かつぐのは三若神輿会のみなさん、総勢約400名。

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それぞれの神輿のてっぺんに結わえてある稲の束は渡御が無事終わった後、厄除けとしていただけるそうです。昭和50年頃から、丹波町の尾長野八坂神社の神田で作られた稲を使うようになったそうです。

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つづいて入ってきたのは東御座(祭神・櫛灘姫、四若神輿会担当)に添う子供神輿、東若御座。

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未来の立派な四若さんだね!

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四角形の東御座。天井には擬宝珠の飾り。

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しんがりは一番重量が重い八角形の西御座神輿(祭神・八柱之御子神)。担当は錦神輿会。ここの事務所はまさに錦市場のまんなかにあります。この神輿はかつて壬生村が担当していたのですが、戦後昭和22年から錦市場が引き継いぎ現在にいたっているとか。

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さあ、祗園石段下をうめつくしたおっさん兄さん達、約1200名、壮観です。

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神妙に座って鉢巻きをとり、神主さんのお払いをうけます。

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手前にはずらっとならんだ裃姿の清々講社の方々。
知事や市長の挨拶もありました。

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そしていよいよ出発にあたり三基そろって石段下での差し上げ、差し回し!

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ほいと〜ほいと〜
ほいと〜ほいと〜

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よ〜さ〜、よ〜さ〜

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都大路におっさんたち兄さん達の熱いパフォーマンスがくりひろげられ、ついこちらも熱くなる瞬間です。

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神輿が揺れるたびに涼やかなシャンシャンという音は、輈(ながえ)にとりつけられた鳴鐶(なりかん)の音。

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この金色のやつです。

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さあ、ひとしきり差し上げ差し回しがすむとそれぞれのルートで、主に御旅所の東側の氏子中の練り歩きにむけて出発。この錦さんでは今年約100年ぶりに輈を新調されたとか。

神輿の渡御は、江戸期元禄の頃は三基とも三條台若中(三条台村:現在の三条通商店街あたり)が一手に引き受けていたそうで、だから「三若」さんっていうのね。ぽんさんとこのご近所にある「三條台若中会所」の意味がやっとわかったわ。(おせ〜よ!)

さて、神輿を御旅所までおっかけるのは、さすがに体力切れなので、帰宅途上にルートがある東御座さんをちょっと追っかけましょう。

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花見小路を下がってくる東御座さん。道幅が狭いだけに鼻の先を汗臭い兄さんの団体が通り過ぎるのは迫力あるのです。

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一力の前当たりで差し上げをするところ。

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さて今度は祗園のどまんなか、辰巳稲荷のあるあたり。祗園小森の前で、清々講社の役員さん達は神輿をまちながらちょっと休憩中。

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お、来た来た!

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艶っぽい花街のど真ん中を荒っぽい兄さん達が行く。今日は締め込みの兄さんも何人か見た!

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祗園さん仕様のわんこ。(実はびびって飼い主さんにしがみついている、、、)

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新橋通りを御旅所に向かって去っていきました〜。

さて、一日あけて本日。無事渡御をおえられて、御旅所に三基そろった神輿です。

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24日の還幸祭まで、こちらにおわします。おかげでバス停の位置まで変更されますの。さすが京都!


巡行出発後の鉾町〜山鉾のご帰還 - 2013.07.18 Thu

え〜、巡行の場面はスルーしますね。だっていろいろなメディアできれいな映像見ることができるんですもの。

で、山鉾が巡行に出立したあと、鉾町は昨夜からすすめていた片付けをさらにすすめて、あっというまに卦の日にもどろうとするかのよう。

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菊水鉾。まだささやかにグッズの販売をしてはります。あの呈茶席があっというまになんだかさびしい。


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こちらは鯉山。
送り出した後で、もう帰ってくるのを待っているような風情。

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こちらは黒主山の誉田屋さん。とても雰囲気がすてきな姐さん。そろそろ帰ってくる早めの鉾が来ないかなんども表をみておられた。
一昨年は誉田屋のご主人が黒主山を迎えて「ようやった、ようやった。」と喜んではりましたな。

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さて、鉾の運行で最難関の帰還の新町通り。
御池通りのな〜んの障害物もない広い通りを通った後で、細い狭い新町通りを南下するわけですが、それこそ屋根の上った大工方の腕の見せ所!

この鉾、実は長刀鉾なんですよ。お稚児さんはもう新町御池で下りてはります。

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この狭い道をゆらゆら長刀鉾が行く様も見所だと思います。道幅の狭かった昔はきっとどこの鉾もこんな感じだったにちがいありません。

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誉田屋さんの前を山伏山が帰ってきました。

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しばらくあちこちまわって帰ってくると、山伏山はあっというまにすばやく解体。山鉾に吸い寄せられた悪霊を(御霊会ですから)すみやかに退散させるためだそうです。

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函谷鉾も締めのお囃子を終えて、囃子方が下りていきます。あんなに狭く見える鉾の上に一体何人のってたの〜?と、いまさらながら驚く。

かくして今年の巡行も無事終了し、鉾町は普段の街並みにすばやくもどります。でも、祇園祭はまだまだ続くよ。本番の神輿渡御まで、一時帰宅して英気を養うのだ( ̄^ ̄)ゞ


山鉾巡行の朝の鉾町2013 - 2013.07.17 Wed

昨年は主に新町・室町の四条より北側をまわった巡行の朝。今年はこの南側をまわってみましょう。

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まずは鶏鉾の役員さんたち。

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お囃子方はそろいの手ぬぐいを腰に下げて、飾り緒をたらしてスタンバイOK。

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車方さんも最後の点検に余念がありません。

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綾傘鉾も棒ふり踊りの人たちとともに準備万端のようです。

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船鉾。

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船鉾はやっぱりきれいだなあ。

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会所もお片付けにはいっています。

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みなさん良いお顔で、これからの巡行にのぞむ記念撮影。

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岩戸山。

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鉾町のお子たち。

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岩戸山の鉾町にある木乃婦の大将。そういえばこのあたり、お昼頃には木乃婦のお弁当をもった板さんが走り回っていたっけ。

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お囃子方さんたち。

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巡行警備係、、、、ってやっぱり強面さんが多いな(^_^;

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唐櫃参加の大船鉾。ここは山がないのでいくぶんのんびり見えますね。

さて新町四条に先回りして、船鉾が四条通りへ顔をだすのを待とう。

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新町四条ではもうたくさんの鉾が混み合い状態。
順番待ちで待機したり、後にさがったり。バックする鉾がみられるのはここだけかな。

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北側から函谷鉾が先にでてきて、豪快に細心に辻回し。車方さん、Good job!!

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あ、きたきた!
船鉾、四条通りへいざ乗り出します。

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若干寸足らずな感じがなんともキュート(*’艸^*)

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船鉾も東へ辻回し。

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航海に出発。いってらっしゃ〜い!

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あとは御池通りをめざして、北上。途中でいろんな山に出会いましたよ。
これは鯉山。

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電線に松がひっかからないようにする大工方さんもGood job!!です。





祇園祭2013宵山点描(4)〜日和神楽〜あばれ観音 - 2013.07.17 Wed

宵山の人混みが少し減ってきて、ゆっくり歩ける22時ごろの四条通り。次々と日和神楽がやってきます。
日和神楽は、翌日の巡行の晴天を祈念するため、各山鉾町から御旅所の間を、囃子を奏でながら往復するものです。(長刀鉾のみ、八坂神社まで巡行)

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御旅所(普段はお土産物の四条センター)の前では船鉾がすでにお囃子を奉納しています。

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綾傘鉾は棒ふり踊りも奉納するようです。

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西向きに歩いていると次々に各鉾町の日和神楽がやってきます。
あ、函谷鉾もきました。

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鶏鉾。

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北観音山〜!

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岩戸山。
それぞれお囃子は微妙にちがうのですが、まだまだ違いがききとれませんわ。

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(くどいようですが)来年鉾巡行復帰予定の大船鉾。
こしてみると、山鉾巡行を一足先に見せて(聞かせて)もらってるような感じですね。

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菊水鉾。

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一新された放下鉾の囃子方さん。

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烏丸通りにでました。もうあちこちの鉾はすでに宵山の片付けにはいっています。
函谷鉾ではすでに駒形提灯もはずされています。
今から23時半ごろおこなわれる南観音山のあばれ観音を二年ぶりに見にいこう。

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待つことしばし。南観音山の日和神楽も帰ってきました。

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ご神体の楊柳観音様をなぜか布と紐でぐるぐるまきにして、町内をすごいスピードで走り回りゆらしまくるので「あばれ観音」。
一説に宵山で会所に座らせられたストレスを一気に発散していただき、明日の巡行におとなしくしていただく、、、とか。でも、ほんとうは、昔は町内にお披露目する、という意味でゆっくり廻っていたのがいつのまにかあばれ、、、になったんだとか。世の中の流れるスピードが速くなったせいですかねえ。

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後ろ姿。
三回お回りになります。

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またまた来られました!

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うわ〜、、すごいスピード!

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しかし、布でくるまれたお姿はえらく異様だ。

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3回目〜。

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お帰りになります。
担ぎ手は三本締め。むしろ担ぎ手の方がストレス発散したかも(^_^;

さて、日和神楽の御利益あったようで、本日(17日)はよいお天気でしたね。




祇園祭2013宵山点描(3)〜芦刈山くじ改めの練習 - 2013.07.16 Tue

喧噪の大通りをはなれて、西の端に近い芦刈山(西洞院綾小路)あたりまでくると、人混みはほとんどなくなって、昔の宵山はこんな感じだったのかな、といういい雰囲気です。

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そろそろ帰ろうかとUターンしかけたとき。

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裃姿の少年が。
あ、これ、山鉾巡行の時に四条堺町のところでやるくじ改め(くじの順番通り巡行しているか確認する儀式)の練習だ!
(くじ取り式のご参考→

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なんだか少し不安げなおももちの少年町行司。

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ガンバレ!

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くじのはいった箱をもってすすみます。
この大切なお役目は大人がされることが多いのですが、かわいくりりしい少年のことも最近多いです。

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八坂神社のほうへ一礼。

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くじ改め役の市長に一礼。

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扇を上手く使って紐を解く。解いた紐を指の間にはさんで、、(茶入の長緒の扱いを思い出したわ)

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蓋をとり、、、さあ、ここからがクライマックス!

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独特の所作でくじを見せます。
かっこいい〜!!

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紐はまた扇をつかってくるくると箱にまきつけ、

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後に続く山をオーライ、オーライといった感じで扇で差し招きます。

ふ〜、、、
上手やったよ。思わずパチパチと拍手がおこります。うまく紐が指からはずれなかったところは、こうすればいいよと、指導をうけてました。
本番、ガンバレよ〜〜!!
陰ながらおばさん応援してるわ!

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この鉾町の西限あたり、ほんとゆったりして良い雰囲気です。

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人の多い鉾町に疲れたら是非逍遙においでください。

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懐かしい雰囲気にひたれます。

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今年もいよいよ明日が巡行ですね。無事終わりますように。




祇園祭2013宵山点描(2)〜鉾町逍遙(順不同) - 2013.07.16 Tue

四条通り

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杉本家(伯牙山会所)のよこの膏薬の厨子。

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函谷鉾。(曳き初めしましたぁ〜)

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各鉾町の工夫をこらしたオリジナルグッズ。鉾独特のものがあるとうれしいよね。

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月鉾。

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毎年呈茶のある菊水鉾。

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菊水鉾のご神体、菊慈童君はよいお道具持ち。

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でました、菊水鉾のもともとはオリジナル銘菓「したたり」。亀廣永さんの。
この割菊のお皿はお持ち帰り。2枚たまった!

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巡行順をきめたくじの入る箱。

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これも禁門の変で焼失し、復興をめざす布袋山は今年は居飾りで。ここの粽は200しかでないそうで、レアアイテムになりそう。

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鯉山会所。
立身出世の登竜門。鯉のご神体は左甚五郎だとか。

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北観音山。
この真松立て、おてったいしましたぁ〜。

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ここは伊勢丹やら、三井やらの歴史的地所なんで、裕福なお町内ゆえ、経費を得るための粽やオリジナルグッズ販売は一切なし。お金持ちの鉾町なんや。

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その北観音山の吉田家(山鉾連合会会長のお家。重要文化財)、毎年屏風祭してはる。
奥では町内の人のおもてなし。

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おもてなしといえば、そのお隣。いつもすごい屏風祭なんだが、今年は芸妓はんもいてはるで〜。

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今年囃子方の一新をしはった放下鉾。今年は会所に上がって人形稚児の三光丸くんに会えないのが残念。

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四条綾傘鉾のお囃子と小学生の子どもたちによる棒ふり踊り。

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よく見れば棒も綾になっているのね。

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あちらにもこちらにも駒形提灯の風景。

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屏風祭。

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細い路地にある駒形提灯はことのほかすてき。学生の頃も、今も、こういう辻々をあてもなく逍遙するのが宵山の魅力だと思う。

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 ♪ 蝋燭一本 献じられましょう 後はでません 今晩限り
      ご信心のおん方さまは うけておかえりなされましょう


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これもすばらしい屏風飾り。
よく見れば右側に、鉾がついています。この車の上にさらにのせるととても普通のお家では飾れない高さになりますね。

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かくしてふらふらと、宵山逍遙はまだまだ続く。

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祇園祭2013宵山点描(1)〜綾傘鉾界隈 - 2013.07.16 Tue

(宵々々山も宵々山もややこしいので全部宵山で統一しちゃうわね)

宵山一番人気の室町、新町通り。ときおりの雨におそわれながらも宵にくりだす。

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この横幕を紐でつりあげるこの風情が祭礼らしく風情があるので、これを町内に配布したところもあるとか。

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新町仏光寺上がる、船鉾。出征の船。
船首は龍頭鷁首の鷁(げき)という水鳥。

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上がらせてもらうのに30〜50分待ち。待っている間にもお囃子がはいり、これはお囃子を終えて鉾から下り、普通の少年にもどったところのお囃子方さん。

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月初めに、会所の二階囃子を聞きにきたが、中はこんなになっているのね。

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これがその練習のあと。この竹に鉦をつるしてお稽古してはったんや。

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船鉾の中は絢爛豪華な装飾。

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格天井は季節の花。拝観券に毎年この中から1種選んで印刷されるとか。(20年で一周するのね。20年後はもう生きているやらいないやら、、、)

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年季の入った心棒。これも「天保何年」、、、だったりするのかな。

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「釘を一本も使わない」造作はかくの如し。

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道を北上して四条町大船鉾。凱旋の船。
巡行復帰はいよいよ来年。今年は唐櫃巡行と会所飾り。市民の寄付でいろいろ調度もそろってきて、今年はこのきれいな囃子方のつり下げ飾り紐。鉦をならすたびに緞帳の前を上下に揺れる様はとても美しい風景だと思う。
ましてやこんな美しい下げ紐ならなにをかいわんや。

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こちらが会所で集印帳に書き込んでくださる「凱」の字を書かはった窓月庵坐屼先生。

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こちらの会所でお茶券を買っておとなりの町家でお茶を一服。

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中に入ると出格子の内側から見る外の賑わいがとても良い感じ。

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お茶は点てだしでしたけれど、この雰囲気の中で、町家の会所にでもおよばれしたようなイメージでおいしく頂戴。ちなみに流派は表さんどしたなあ。

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龍頭(焼失してもうない)の大船鉾の絵が残っているんやな。江戸時代のものでしょうか。

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さあ、そろそろ駒形提灯の灯りが美しくなる時分。綾傘鉾へ。

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今年ご縁あってちまき作りのお手伝いおしかけお手伝いにいったので、ひとことご挨拶。

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山鉾の古い形態だという傘鉾。内側からが美しいなあ。

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こちらは巡行用の傘のようです。

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ついでにご馳走になりました\(^O^)/
鉾町では、祭に合わせて遠方からご挨拶にこられるお客さんをおもてなしするのが大きな仕事のようで、お忙しい中ほんとにようこなしてはる、といただきながらも恐縮。鉾町でおもてなしいただくなんて夢にまでみたよぅ、、、うるうる。

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こちらは毎年ご挨拶にこられる方が、毎年ご持参されるという鍵善の鍵餅。おすそわけ、ちょうだいしました。なにこれ?!の意外な食感で、クセになりそうですよ。

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綾傘鉾のお囃子や巡行の時に披露されるかっこいい棒踊りも拝見させてもらう。
ちなみに四条傘鉾では小学生のお子たちの棒踊りがありますが、こちらは壬生の六斎念仏講の若い衆。

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綾傘鉾と縁の深いB大のボランティアのかわいいお姉さん方。

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え〜、、、、私もまねして、、、、後ろ姿のみ。(コメントは受け付けません!)

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今年は忘れられない祇園祭になりそうです。


祇園会茶会〜大船鉾復活によせて - 2013.07.15 Mon

今ごろ四条あたりでは鉾がたちならんでいるだろうな、、、と思いつつ、朝から茶会の準備です。

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祇園祭の花、ヒオウギが手に入ったので、玄関にいれてみましたが、やはりこれは真の花、真の花器にすべきでしたね(^_^;

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禁門の変で焼失した山鉾巡行のしんがりをつとめていた大船鉾、来年いよいよ巡行復帰です。
船鉾が神功皇后出陣の船なら、大船鉾は凱旋の船なので、シンボルマークは「凱」。待合にこれを使いました。この鉾町にゆかりの書家、窓月庵坐屼(そうげつあんざこつ)先生の手書きなんですよ。

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待合飾りに八坂神社の「祖民将来之子孫也」のお守り。八角形なので、蜀江錦の古帛紗で。ちなみにこのお守りをこけないように支えているのは松ぼっくり。それもただの松ぼっくりぢゃありませんよ。北観音山の真松立ての時にひろったありがた〜い松ぼっくり、、、、なわけないか。

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待合でお出しした主菓子はとらやさんの「若葉陰」。金魚鉢(?)にいれて。

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煙草盆には蛍籠の炭斗を流用。え〜っと、、この火入れは口が狭いのでうまいこと筋がひけてません、、(汗)

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大船鉾は復帰をめざすあたって、鉾そのものまで復活できるとは思わなかったそうです。市民や団体の寄付、漆塗りのパーツは黒主山からの寄付、などでりっぱな船形が完成しました。(JR京都駅前のヨドバシカメラに展示されているので、見てね)

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新町通り四条下るの四条町は、かつて北四条町と南四条町に分かれていて、一年交替で巡行を受け持っていたそうです。北四条町が出すときには舳先に龍頭を掲げ、南四条町が出すときには御幣を掲げて巡行していたそうですが、残念ながら龍頭は焼失、今は立派な御金弊のみが残り、会所で見ることができます。

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濃茶。午前の席では湯合いがとてもヨカッタのですが、午後に席ではうまいこと午前の種炭を生かせず、ちょっとぬるい濃茶になったかも。一番肝心なことなのに、まだまだ修行が足らん(>_<)ゞ

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花は庭の白木槿。あっ!!花入に蟻が!、、、、、、なんてね。これは蒔絵のありんこです。

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軸は船鉾と長刀鉾の絵が描かれたもの。よく見ると船首が鷁(げき:水鳥の名・竜頭鷁首の鷁)なので大船鉾ではなくて、船鉾だってわかるんですけれど、、、(^_^;

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薄茶は同じ水指を、これも庭の梶の木の葉蓋に替えて。

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いつも良い仕事してはる亀廣保さんのお干菓子は、駒形提灯と祗園さんの団扇。

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で、船と言ったらやはり海でしょう。波でしょう。

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最後に舟型の茶碗までだしましたよ(*^_^*)

さんざんお客さんに大船鉾の蘊蓄を聞かせて、ほんとにみなさん、よくおつきあい下さいました。これも亭主七客三の七のうち。楽しませていただきました。

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鉾町は今もそぞろ歩きの宵々山、賑わっていることでしょう。昨日たずねた大船鉾の会所で、窓月庵坐屼先生御本人がおられて、集印帳に「凱」を書いて下さいました!やった!


山鉾立ての鉾町〜作事方のお仕事 - 2013.07.12 Fri

いつもはお土産物屋さんの四条センター。

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はい、もう御旅所(17〜24日まで三基の神輿が鎮座される)の準備はじまってます。
この日は鉾町のあちこちで鉾立て、試し曳きがおこなわれました。

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今年は函谷鉾の試し曳きに参加しよう。
まずは鉾町ご町内の方々が四条通りを東にむかって曳きます。

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鉾は巡行の日用のハレの日の幕ではなく、まだまだ普段着の幕をつけています。

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さて、西側へ、元の場所に帰るときに鉾曳き一般参加できます。

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この綱をもって、音頭取りさんのかけ声に合わせてそれ〜っ!
意外と軽く引けるのですが、途中で手を抜く人がいるのか?急に重くなったり軽くなったり。巡行の日は女人は引けませんからね。この時とばかり。

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鉾町のお子たち。いいな〜。そこは良い眺めでしょうね〜。

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所定の位置にもどってブレーキ(?)をかける作事方さん。かっこいい。

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これはカブラといって車輪の方向をかえるのに使う道具です。

鉾を組み立てるのは実は作事三役という専門の技術集団がされています。

鉾屋根を組み立て大工仕事などをする大工方。
鉾の櫓を組み立てる手伝い(てったい)方。
車輪を取り付け鉾の動きを操作する車方。

三役は毎年七月一日の吉符入りで、鉾町内に誓約書を差し入れ、鉾の組み立てを報酬をもらって請け負うプロ技術集団。でも最近では「手間賃はいらんから参加させてくれ〜」というボランティアの方も多いとか。

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大工方は巡行では屋根方となり、電線、電柱をよけて巡行の安全を期す役となるのですが、昔とちがって現在は広い通りを巡行するので、本来の仕事がいるのは狭い新町通りとかだけなんですって。

手伝い方は巡行時は「音頭取り」として鉾の前面に立つ人になります。

車方は鉾の進路の調整や停止、辻回しの作業をする人たち。辻回しのとき時一番かっこよく目立ちます。


ちなみにかつて四条通りが狭かったころ、鉾は離合できないので一番東にあった長刀鉾が動かないと他の鉾が進めなかったので、長刀鉾がくじ取らずの一番になったって話、知ってました?私は今日初めてしりました!意外な事実!



さて、しばらくあちこちの作事方のお仕事を拝見。

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こちらは室町通り、菊水鉾。
去年はこちらの試し曳きにちょろっと参加しましたわ。

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鉾の車輪の進行を調節する道具の数々。

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恒例、菊水鉾のお茶席券の前売りです。こちらででるのがあの銘菓「したたり」。もっとも最近では年がら年中手に入りますが、あのほろっとする食感はやはり「したたり」だけ。
ちなみにここは武野紹鷗の大黒庵跡、かつ名水菊の井があったので、それにちなんで茶席がもうけられるのでしょう。

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同じく室町通りの山伏山。

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会所飾りもできあがっているようです。会所は夜に見るのが美しいのです。宵山に乞うご期待。

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四条通りを振り返れば菊水鉾を遠景にとらえます。いつもなにげに歩いている街並みが、この数日間だけはまったく別の空間に変わってしまうのは、いつ見てもわくわくします。

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お、北観音山では真松上げ(真松を山にとりつける)がこれからのようです。
(予定では14:00〜。でも松の到着時間によってこの日みたいに15:00こえる時もあり)

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この釘を一本も使わず縄で組み立てるこの技といったら!機能的にも視覚的にも超ビューティフル!!

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心棒と松の連結部分はしっかりと、ことにしっかりと結ばないといけません。緊張感たっぷり。

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この「洛中洛外」のシャツをきた人たちは最近できたばかりのNPO法人洛中洛外のメンバー。つまり京都のお祭りならどこへでもボランティアでてったいに(手伝いに)きてくれる人たち。県外組の方が多いのですって。

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稲藁でつくったこの縄もだんだん調達がむつかしくなってきているそうで、MADE IN JAPAN の藁が使えるのもあとあまり長くはないかもしれないのですって。なんだかさびしい。

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真松上げの準備ができるまで、山をふだんしまっているお蔵の中をちょっと拝見。

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お、ここにも裏方さんの電気工専門の方が。提灯などの灯りを確保するのに必要な仕事です。

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りっぱなお蔵には山の車輪やら、引き綱やら、提灯を下げる柱やらいろんなものがおさめられ、確かに外より温度が1〜2度低い。この蔵の手前にはご神体の楊柳観音様の耐火のお蔵もありました。昔は、深い穴を掘っていて、火事などの時にはそこへ観音様を沈めてお守りしたんだそうです。

さあ、いよいよ真松立ての準備ができたようです。

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真松に飾られている鳩(もしくは尾の長くない?尾長鳥)。由来は謎なんだとか。

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さあ、真松を持って、、、

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まずは山本体を90度回転させます。(お辞儀をさせるような感じね)これ、はじめて綱引きのてったい(手伝い)させてもらいました。感激!

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天井がよこを向いた山に真松を差し込みます。

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固定して、

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今度は山を反対に起こします。これも参加させてくれます。

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かけ声とともにだんだん起き上がっていく真松。

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立った〜!!
おもわず拍手がわきおこります。感激〜!作事方、Good job!!

北観音山をあとにして、しばらく鉾町を逍遙。(暑さなんかにマケナイ!)

三条に近い室町の黒主山。

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大伴黒主が眺める志賀の桜。この桜の造花は巡行の後、分けてもらえるらしい。厄除けになるとか。


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黒主山に威容を誇る誉田屋さんに、ことしもキーヤン(木村英輝さん)の鯉の垂れ幕が下がりました。

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けっこう好きな鯉山(室町六角下ル)。森見登美彦さんの「宵山万華鏡」にでてくるしね^_^;
まだあのとぼけた鯉はのっていませんが、作事方のお仕事はもう終わったようです。

さてここから四条通りの南側の鉾町へ。

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まずは岩戸山。

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実は私、縁があってここの山に登れる券、たくさん持っているの。なので今年も登ろうと思います。

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形のユニークさではNo.1 の船鉾。これは出陣の船。(神功皇后三韓征伐)

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今年もご神体が入れられている唐櫃巡行参加で、来年はいよいよ鉾も完成し、本格的に巡行に復帰する大船鉾では会所飾りの真っ最中。これは凱旋の船なので、いろんな書体の「凱」の字が。

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放下鉾では、車輪を取り付ける石持と呼ばれる部分の小口に貼られた奉書をなんとデッキブラシと放水ではがしていました。へ〜、こうやって剥がすのか〜。それに縄の部分、水かけほうだいでもいいわけね。

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そろそろ歩き疲れたし、帰るとしましょう。これは各山鉾のシンボルマークを集めたポスター。どれがどこの山鉾かすべてわかったらエライ!

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烏丸通りにでてみると、なんと錦小路にある御手洗の井がもうひらいているではありませんか。今年は早いのかな。15日の早朝〜24日までと聞いていましたが。

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八坂神社本殿の井戸と地下でつながっているという伝説の名水です。お供えをして頂戴しました。


長々とおつきあい、ありがとうございます。
今日も暑い一日でしたが、熱い一日でもありました。(^_^)b

神輿洗い、、、は終わって、、、 - 2013.07.11 Thu

必死に京都に帰り着いて、四条京阪の駅から四条大橋のところにでましたが、、、、

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すでに四条大橋に神輿の姿はなく、遠ざかっていく輿丁さんたちの後ろ姿が遠くに〜〜

神輿洗いは17日夕刻〜の神幸祭にさきだって、まだ魂移りされていない神輿のひとつ、中後座を清める神事です。午前中、四条大橋の斎竹の場所からくみあげられた鴨川の水でもって神輿を清めるのですが、狭い橋の上とて人だかりがすごく、まだ見たことがありません。(人だかりの向こうできっと行われているんだろうな〜という気配のみうかがったことはありますが)

でも、八坂神社から四条大橋への神輿の行き帰りは楽に見ることができますので、ここからあとを追いかけましょう。

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八坂神社石段下で神輿のお練り差し上げ。
  ♪ ほいっとほいっと、、、+鳴り鐶の音。

ああ、血湧き肉躍る(?)神幸祭が楽しみだわ!

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神輿の道を清める大松明。
行列はそのまま南下して八坂神社正門(南側)から境内に帰ってきます。
少し先回り。

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舞殿にはもう東御座、西御座の神輿が鎮座ましましています。先日綾傘鉾稚児社参のときにはまだ何もなかったのに、いつのまに!

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正門から神輿のお帰り。

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この中御座神輿は本来は三若神輿とよばれて神幸祭、還幸祭では三若の輿丁さんがかつぐのですが、なぜか神輿洗いの時は四若さんなんです。なぜ???だれかごぞんじでしたら教えて。

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神社の拝殿の前でもお練りと差し上げ。去年は舞殿のまわりを三周したのですが、今年は1回のみ。あまりの猛暑に熱中症の人がでてはいけない、という判断でしょうか?

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いよいよ神輿が舞殿にもどります。なのでまずは輈をはずして、、、


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慎重に慎重にかけ声にあわせて昇っていきます。うまく納まったあとは二本締め、おもわずまわりからも拍手が。

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猛暑の中をご苦労様。この日は締め込みのお兄さんはお見かけしませんでしたね。(法被の下は長パン、ショートパンツ、締め込みなどバリエーションあり)かっこいいのに。

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さて、神輿がおさまったあとは恒例の子どもたちによる芸能奉納。
美しい小鷺踊りです。

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歴史の彼方に消滅した「かささぎ鉾」に付随して舞われていたものだそうです。故茂山千之丞さんが復活と指導につとめられ、昨年はじめて唄がつけられたそうです。(よく聞き取れないけれど♪鷺や、、ナントカ)
(津和野の芸能としても有名)

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なんとも優美で美しい舞いです。頭についている傘がどうにもユーモラスすぎるんですが(^◇^;)

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七夕に白峰神社で舞われている小町踊り。頭には桔梗の花の飾りをつけて。
この小町踊りは宵山のころ花街のきれいどころも舞われるそうです。

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その間にも、神輿洗いのために一時はずしていた神輿のお飾りは着々とすすんでいます。
向かって右が玉葱頭擬宝珠の東御座、前にある小さいのが子供がかつぐ東若御座。
中御座と西御座はいずれも鳳凰をいただいていますが、神輿の形がちょっとちがう。見慣れると屋根の形だけでどこの神輿かわかるそうですが、私はまだまだその域には達しません。

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美しいですね。
飾りひとつつけるのも、なにやらむつかしい技がいりそうです。

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そろそろ境内の人も少なくなって、神社の方もお片付けモード。
私も明日また早いので失礼しよう。

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祗園御霊会はもともと疫病退散、その疫神社にお参りして、

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今日も祇園祭ただ中の夜の四条通りで締めます。



二条お茶通り - 2013.07.10 Wed

もし自宅ででもお茶会をしようと思ったら、この通りだけでほとんど準備ができてしまう通りがあります。二条通り。(私が勝手にお茶通りと名付けています。)

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東大路から二条通りをまっすぐ西へ。鴨川をわたります。ホテルフジタだった跡地にたつ新しいホテルもまだまだ全容をあらわしていませんね〜。

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寺町通りを越えてまず柳桜園、ここでお茶をゲット。

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二条通りはまだまだ風情ある町家ののこる通りです。

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お干菓子は各茶家御用達の亀屋伊織さん。ただし予約が必要です。(ふらっといっても売ってもらえません。(×_×)

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さて、お菓子を手作りするなら堀九来堂さん。和菓子用の道具がほんと豊富!薯蕷用の焼き印や打ち菓子の型、抜き型、きんとん篩、飴をとかす銅鍋などなど、、、作りもしないのについついあれこれ買ってしまいそうでコワイ。(ちなみに入り口は左の階段を登った2Fです。)

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おとなりは、5月まで能楽関係の本をあつかう檜書房の店舗だったの。残念ながら閉店されました。

お菓子の手作りまでは、、、、と言われる方!ご安心下さい。この二条通りには、、

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和菓子の二条駿河屋さん、

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二条若狭屋さん、

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鴨東になりますが京華堂さん(上生は要予約)などがそろっております。

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お買い物に疲れたらcafe Bibliotec Hello!で休憩もできます。アート系の本がその名の通り図書館(biblioteca)ほど豊富です。

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そうそう、お花も調達しなきゃね。

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烏丸通りを越えるところ。桔梗、女郎花?もう秋の花だ〜。

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烏丸に面して二条を少しあがるとお香の松栄堂さん。練香も香木もゲットできます。

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おや、もう正面に二条城が見えてきました。
茶会に必要な物もだいたいそろったし、そろそろUターンいたしましょう。

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さて、堀九来堂さんで買ったきんとん篩。富澤商店で白餡、こし餡もゲットしたし、、、、あと足りないのは(菓子を作る)やる気だけ(^◇^;)

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こちらはわが庭の白木槿・祗園守と梶の葉。



祇園会・綾傘鉾稚児社参 - 2013.07.08 Mon

あっつい、暑い京都は八坂神社です。

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昨年は長刀鉾稚児社参を見に行ってあやうく熱中症になりかけました。この日も猛暑ながら、綾傘鉾稚児社参を拝見しに。、、、、懲りんなあ。

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午後二時半、八坂神社正門から綾傘鉾の皆様が境内に入られます。
綾傘鉾では先日、会所での厄除け粽つくりに参加させていただいたので、なんだかもう身内みたいな気分になったりして^_^;

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稚児化粧に衣裳をつけた5〜6歳の男の子達、暑い中をがんばって歩いています。

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お稚児さんも保存会の方も社参の前にまずお清めを。

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お清め場はこんなになってます。杉の葉の青がすがすがしい。

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先日会所でお目にかかったときより、紋付き袴をお召しになると、どなたさんも男ぶりが5割はあがります。
やはり日本男児、ここぞと言うときは羽織袴なんていかがでしょ。

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社殿に女性は入れませんので、お稚児さんのお母さん方、お祖母さん方やご兄弟は外で待っておられます。

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そもそも綾傘鉾は他の山鉾とちがって大きな綾傘という、祗園御霊会の古い形態を残しているので由緒正しい鉾なのですが、これも大船鉾と同じく禁門の変で焼けて以来、しばらく休み鉾だったのです。復活したのは昭和54年と意外に新しいのに驚きます。
四条傘鉾はさらに新しく、復活は昭和63年、なんとなく記憶にあります。

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さて、社殿で綾傘鉾の稚児のあかしである宣状と杉守りをさずかったお稚児さんたちが出てきました。
お稚児さんたちの住所をみると北区、左京区、市外まであって鉾町のお子たちではないのです。よその町にすんでいるお孫さんとか親戚のお子たちがなるのでしょうか。でも社参の前に鉾町でちゃんと町内との縁組みである結納の儀がおこなわれるのですって。

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足取りもなんだか威厳がでてきたようなお稚児さん。
このあと全員で社殿を三周・拝礼をします。

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お、この長刀鉾稚児の絵は2月に文博でやっていた「日本画 こころの京都100選」のポスターになってたやつでわ?

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社殿をまわるお稚児さん。おばあちゃんが狩衣の袖を直しに走る走る、、、

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いいなあ、ほほえましいな〜、こういうの。

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手をひくお父さん方も普段はスーツ姿なんでしょうね。紋付き、似合ってますよ!


社殿正面で二礼一柏手一礼。

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やっぱりカッコええわ、このきりっとした紋付袴姿。

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あと一息、暑いけれどがんばれ〜!

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社殿の裏でも拝礼。

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粛々とすすむ綾傘鉾の旗。

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さあ、もうゴール(?)です。

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よ〜くがんばったお稚児さんたち。最後に記念写真をとるために並ぶのがまた一苦労。あくびしちゃってるお疲れのお稚児さんも^_^; かわいいね。(神様のお使いなのに失礼ですけれど、、)

山鉾巡行のときは、これよりさらに長い距離を(たぶん)炎天下であるかなければなりません。少々お疲れにみえてもぐずったりせず、みんな毎年がんばっています。今年もつつがなくがんばってお稚児さんのおつとめ、はたしてね。

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さあ、祇園祭まっただなかの四条通りです。
気がついたら熱中症なんか忘れてました!



祇園会・二階囃子の夜〜(付)大船鉾展示 - 2013.07.07 Sun

祇園祭の吉符入りが終わると(実は6月の末ぐらいからぼちぼちと)鉾町では夕暮れに会所の二階でお囃子の練習が始まります。会所の二階(のことが多いので)なので「二階囃子」とよばれます。

夕暮れに、薄暗くなった通りのあちこちから聞こえてくる♪コンチキチン、、、をたよりに逍遙するのも祗園さんの大きな風情のある楽しみであります。

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鉾の辻と言われる四条烏丸の交差点から、もうコンチキチンは聞こえてきます。ここから西へ行ってみましょう。

まずは交通量のはげしい四条通りに面した北側に函谷鉾。

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斜め西向かいに月鉾。ここはまるっきりビルの中。
さて、少し風情をもとめて小さな小路に入って行こう。

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新町通りを南へ。
あ、ここでも聞こえる太鼓・笛。鉦の音。

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電柱の先はもうすでに山鉾巡行にそなえ、ネットで養生してあります。

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これは昨年唐櫃(ご神体をおさめる)巡行で約150年ぶりに巡行に復帰した、大船鉾の二階囃子。
来年はいよいよ鉾として巡行復活、さらに後の祭のしんがりをつとめる大役をになった鉾なんです。(神功皇后参観征伐凱旋の船)

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さらに南へ行くと船鉾の会所。
こちらはさきの祭のしんがりです。(同じく神功皇后出征の船)
ここは町家の会所で良い雰囲気です。思わず足を止めて聞き入っている通行人もチラホラ。

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この船鉾が巡行の日の朝、細い新町通りから四条通りにぬ〜っとのり出す姿は感動モノです。

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この少し南、木乃婦さんもはや祇園祭仕様。ここは近代的ビルなのに、こうしてみると町家のお屋敷みたいだなあ。

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綾小路を少し東へ行くと鶏鉾のお囃子。
ここも町家ではなくてビルですが、ビルとは思えない良い雰囲気ですね。

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お囃子は鉾毎に微妙に違うらしいのですが、音痴なわたしにはよくわかりません、その違い。
まあ、どの鉾のお囃子でも心躍るのダ。

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そのまま室町を四条を越えて北に上がると、銘菓「したたり」が有名で宵山呈茶のある菊水鉾さん。
階段をあがらないと音はすれども姿はみえない、、のですがそれもまた不思議な感じでよいではありませんか。本所七不思議の狸囃子みたいな感じで(^_^;

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新町蛸薬師上がるのりっぱな町家は吉田家、山鉾連合会の吉田会長のお宅です。宵山にはここで屏風祭が見られます。

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その吉田家のご町内は北観音山。後の祭りの二番目、くじ取らずの山です。
昨年はここの勇壮な真松立てを見ましたっけ。(→☆


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お向かいが病院なので、聞きに出てこられる入院患者さんも。私もしばらく病院前の植え込みに腰掛けて祗園囃子を楽しみました。

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さらに南へ行くと南観音山。
宵山の夜ともなるとあばれ観音を一目見ようと、このあたりおすなおすなのすごい人だかりができるのですが、今はそれがウソのよう。

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とても残念なのが今年は二階囃子も会所にあがるのも中止された放下鉾(保存会と囃子方で昨年トラブルがあって大問題になった)。ここの二階囃子もとても風情があるのに悲しいかな、閉じられたまま。

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さて、もうすっかり暗くなった四条通りにまた出てきました。いまいちど月鉾を眺め、

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函谷鉾をあおいで、四条室町の角にある、レトロ〜な昭和の食堂で「中華ソバ」をいただいて鉾町逍遙の〆といたしました。

<付録> 大船鉾展示

禁門の変でご神体の神功皇后はからくも助かったものの、鉾の大部分は灰燼に帰してしまった大船鉾。
各関係者のご努力により、いよいよ来年、150年ぶりに巡行復帰です。
それを記念して、あらたに作られた船鉾を展示してるのがどこだかわかりますか?

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ななな〜んと!京都駅前のヨドバシカメラビル(私らには旧近鉄ビル、というよりも旧丸物ビルだなあ〜)の一画に!しかも無料です。ヨドバシカメラ、太っ腹!

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祇園祭の歴史や大船鉾の装飾品、ご神体についてレクチャーしてくれる画像展示もあって、なかなか充実してます。

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おちかくにおいでの節は是非!

嵐山吉兆・水無月の膳 - 2013.07.05 Fri

夕風がさわやかな嵐山の暮色です。

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久しぶりに嵐山・吉兆に遠方からの友人と参りました。

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なんといってもここは室礼がすばらしい。料理長の徳岡さんは裏千家の女傑・浜本宗俊さんのお弟子さんですから、室礼に茶味があります。

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御簾や葦戸など、夏座敷もすてきです。
前回は桜の季節だったので、雪見障子ならぬ花見障子でした。

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ローズヒップの食前酒。グラスは多分アンティークバカラ。

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この杉玉は奈良の大神神社(おおみわじんじゃ)からの拝領。この神社は実は日本酒の神様でもあるんです。なので新酒ができたことを現す杉玉。これに麻の紐をなうのは毎年頭の料理長のお仕事なんだそうです。

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ちゃんと煙草盆には火がはいっています。いいなあ、この煙草盆。

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前菜は(ピントが御札にあってますけど、、、)じゅんさいetcを出汁酢であえたものがきんきんに冷えた錫の器で。
ちょうど夏越の祓の前でしたので。三つの茅輪をくみあわせた趣向です。ちなみに御札はご近所の嵯峨野、野々宮神社のもの。あとでいただいて帰りました。

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煮物椀は鱧。そうそう、祇園祭は鱧祭といわれるくらい、季節のものです。器の蒔絵も美しい。

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コチのお造り。
タレが醤油だけでなく、二種類あって実においしい。

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二皿目のお造りはトロと、、、あとひとつは失念!(食べるのにいそがしくて)
織部の器もすてきでしょ?

ここの仲居さんはとても感じがよくて、おしつけがましくないにこやかな笑みをたやしません。教養もあって、さすが吉兆、ええ人を選んではります。

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清滝でとれた鮎。まだ小さいので丸ごとどうぞ、ということで頭からバリバリ。しっぽまでいけました。

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さらに二匹目の鮎はこんな形で登場。演出でも味わわせてもらえます。

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ウニ入りの豆腐なのですが、豆乳をにがりで固めず葛で固めてあるのです。これが口当たり抜群。テクスチュアでも食べさせますね。

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お部屋の照明をおとして運ばれたのは、銀のお皿いっぱいに盛った涼しげな氷とその上のご馳走、そして大根のかつらむきでつくったミニ雪洞です。

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しばらく目で味わったあと、取り分けていただいたのは霜降り肉、海老、鱧のミニ寿司。酸漿のなかにはゴリの甘辛炊き。おそうめんともう1種(なんだったかな、、、?)はクリスタルのおちょこ入り。こういう使い方、点心に利用できそう。

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先ほどの海老の頭の方。唐揚げ、生姜添え。

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器がまた海老を供するのになんてぴったりな。

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うなぎと茄子の炊き合わせ。この器もまた、、、
(自前懐石でこんな器がそろってたらね〜)

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〆のごはんはこの蓮根ごはんと白飯の2種。

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蓮根ご飯の蓮根はしゃきしゃき、しらすや青紫蘇、胡麻といただく。香の物もさわやかで、ここで3杯飯を食ふ、、、という、、(^_^;  (日ごろはそんなに食べられません)

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ところでこの器、魯山人ですって。
吉兆初代、湯木貞一と魯山人は交友があったそうです。魯山人は店の方にもよくきていたそうで。

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裏には魯山人の「ロ」。
おもわずなでなでしておきました。

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もう1種のデザートはなんと胡麻豆腐!それに黒蜜をかけたもの。意外な組み合わせが料理全体の組み立てを締めていたような気がします。

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最後にお薄を一服いただく。

料理をまず目で見て楽しみ、ついで味を楽しみ、器も楽しみ、そして佳き室礼のなか、出過ぎず引きすぎずのもてなしを受ける。これ以上なにを望みましょうか。
そして丁寧なお見送りのもと、満ち足りた気持ち(と、お腹)で嵐山をあとにいたしました。

くじ取り式 - 2013.07.03 Wed

本日は祗園山鉾巡行のくじ取り式へ、京都市役所まででかけました。

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会場の京都市議場です。われわれは2Fの傍聴席で拝見。

山鉾巡行はかつて(ってどんだけ昔や?!)先陣争いが絶えなかったそうです。そこで応仁の乱後に再興されて後は、争いをさけるためくじで順番を決めるようになり、それが現代まで500年以上ず〜っと続いているそうです。そこらへん、京都の奥深さ、底力ですね。

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まずは山鉾連合会の吉田会長(北観音山・吉田家ご当主)からのお言葉。

京都新聞にも載っていましたが、昨年放下鉾の保存会と囃子方の間にトラブルがあって、巡行を終えた鉾が囃子方をのせずに空鉾で町内に帰ってきた、という事件がありました。

そのことに強く憤られ、「650年の祇園祭の歴史の中で、こんな不細工なことはなかった!」と語気強く。祇園祭を愛する思い強く、そのつつがない遂行に1年中心を砕いておられる方の言葉は重いです。

放下鉾は今年なんとか新しい囃子方を調達できたようですが、毎年上がらせてみせてもらっていた会所の二階には今年はあがれないようです。とても残念。

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さて、くじ取り。市長がくじをあらためます。

先頭を行く長刀鉾がくじ取らずなのは有名ですが、実はほかにも函谷鉾(5番目)、放下鉾(21番目)、岩戸山(22番)、船鉾(23番)<以後あとの祭>橋弁慶山(24番)、北観音山(25番)、南観音山(29番)、大船鉾(来年より巡行再開、33番オオトリです)がくじ取らず。
しかも2つある傘鉾は7番か15番と決まっているし、鉾なのか山なのかもけっこう決まっているのですね。初めて知った。どうりで毎年きれいに巡行のバランスがとれているはずだわ。

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まずは9,13,17番の鉾3基から。
各保存会の代表者がくじをひきます。

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くじをまず市長に見せ、

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会場に見せて名乗ります。

鉾に続いて先のまつりの山13基。傘鉾2基。あとのまつりの山6基が次々とくじをひきます。

今年、長刀鉾の直ぐ後をいく山1番が昨年に続き郭巨山がひきあて、名乗ったとたん「おお〜っ!」と後の方で歓声があがっていました。

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順番が決まるたび、執筆者の方が、くじ改めの時に見せる正式のくじに番号を記入されていました。

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そのくじはこうして会場に公開したあと、、、

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それぞれのくじ箱におさめられます。これが巡行当日のくじ改めの時に行司がかっこよく紐を解く箱なんですねえ。

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それをそののち風呂敷に包むようですが、山によってそれぞれ色がちがってカラフル。立派な紋がついているのもありますね。

来年はいよいよ吉田会長悲願の後の祭り巡行復活(神幸祭、還幸祭にそれぞれ合わせてその先触れとなるため、これが原型)、さきの祭が17日、後の祭りが24日に別れます。
なのですべての鉾山の巡行が1日で見られるのは今年限りかもしれません。


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さて、くじ取り式のあとはいそいそと八坂神社へ先回り♪

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いよいよ夏も本番になりそう。

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境内で売られている祇園守の苗、ここではもう咲いているんですね。(うちのはまだ)

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待っていると、くじ取りを終えられた山鉾連合の御面々が八坂神社の正門から三々五々ご入場。これを待っておりました。

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まずは皆様記念撮影。

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そのあと今年の祇園祭がつつがなくおこなわれるよう、八坂さんへ社参されました。
私も非力ながら祭の無事をお祈りしました。

さて、それでは今年の巡行順をお見せしましょう。
(市役所でもらった用紙に決まるたび書き込んだもの)

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自慢じゃないけど(自慢だけど^_^;)すべて漢字で書けました。エヘン!( ̄^ ̄)ゞ




大徳寺・玉林院月釜 - 2013.07.02 Tue

利休さんの月命日にあたる毎月28日は、大徳寺のいろんな塔頭で月釜が懸けられます。
かくいう私、いままで行きたいと思いつつも行く機会がありませんでした。今月やっとデビューです。

大徳寺に到着、もっとたくさんのお茶人さんがウロウロしていると思っていましたが、あれ?日を間違えたかな?と思うくらい静か〜です。

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聚光院では官休庵が釜をかけてはって、いたく惹かれたのですが、茶友さんおすすめの玉林院をまずはめざすことに。
まあ、結局聚光院は時間の都合で行けず。惜しいことをしました。もっと早起きすれば行けたのに、休みの日はどうしても朝寝しちゃうのよね。

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玉林院。三畳中板台目切の蓑庵や、有名な霞床席のある塔頭。
(以前蓑庵を見た時は、薄暗い地味な茶室やなあ、と思ったけれど、あれ重文やったんや!)

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有楽窓みたいな入り口ですこと。
ただいま山中鹿之助を祀った南明庵はこけら葺きの補修中。なんでも外来種であるアライグマに穴をあけられたとか!

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この日は大阪の表千家の先生が釜を懸けておられました。待合で待つ間、少し時間があったので本堂の濡れ縁で、茶庭を眺めつつ端座することに。

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静かです。
風がゆらす大きな木の葉ずれの音が、まるで雨の音のようで、ざわざわと耳にここちよい。庭木や苔の緑は美しく、自分一人森の中で端座しているような心地がして、このままここにずっといたら、大悟してしまいそう、、、(一生しませんけど^_^;)
茶席にはいることにもまして、こんな時空間を持てることがなによりありがたいと思う。

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お茶席は八畳の洞雲庵。15名くらいの客で、ちょうどよいスペース感。表さんはお菓子は食籠ででるのが最初慣れなかったけれど、最近は全然OKよ。主菓子はこの季節にぴったりの葛焼。

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干菓子は蘆の麩の焼きに押物、これは鷺でしょうか?

軸は「清流無間断」、お花は半夏生をメインに、香合は独楽。主茶碗は弘入の赤楽、替茶碗は即全の竹の絵。お薄は二服点てでたっぷりいただきました。表さんは裏千家みたいにお茶をあまり泡立てません。慣れかもしれませんが、どちらかというとしっかりクリーミーに泡立てたお茶の方が味はいいと思うのですけれど、いかがでしょう。

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もう一つの茶席にはいる時間はなかったので、おとなりの高桐院を少しだけのぞいて、その足で花月の会のお稽古へ。

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仙遊之式を花寄でやったので、皆さん持ちよりのお花がこんなにたくさん。なんだか幸せな気分になれますね。(ちなみに私がもっていったのは白一重木槿だけ)


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