topimage

2017-05

白茶を自分ちの茶葉で作る - 2017.05.02 Tue

今日は八十八夜(立春から88日)、それにふさわしい茶摘み(?)のおはなし。



P4250001.jpg




毎年うちの坪庭でも茶ノ木が新芽をだす。とはいえ煎茶製法の殺青(摘んですぐ蒸したり炒ったりして加熱して発酵をとめる)、捻揉(もみこむ)はうちでは無理だし、両手にほんのひとすくいしか採れないし、もったいないなあ、、と眺めていたのだが。

昨年人から聞いたのは中国茶の白茶なら簡単に作れるよ、というはなし。
白茶は摘み取った茶葉を萎凋させる微発酵茶、天日にそのまま干すだけでできるという。




P4250002.jpg




摘み取った新芽の茶葉。
きれいな浅緑。

ちなみに煎茶などは無発酵の緑茶、紅茶などは完全発酵茶、青茶(烏龍茶など)は半発酵茶。




IMG_6710.jpg




この新芽を2〜3日天日に干してできたのが左側。右の茶色いのは市販の白茶。
この段階で,乾燥しきってかなりパリパリ。




IMG_6712.jpg




早速いれてみた。

おお〜間違いなく白茶の味わいや!
中国茶独特のよい香りもする。味はほのかに甘い。市販のやつと遜色ない、、、といったら言い過ぎか。

しかも5〜6煎いれてなお美味しく煎れられる。


同じ茶ノ木の葉なのに、普段飲んでいる緑茶類とどうしてこんなにちがうのか、不思議でしかたない。発酵の力はすごいのだな。昔はそこらの野原にはえていたであろう茶ノ木。それを飲用にしようと考えた人はほんとに偉い。
そしてその後の製茶方法は大陸日本を問わず、多くの人が研究して編み出した成果。その恵実を労せずして味わえるというのはしあわせなことだ。





IMG_6713.jpg



茶をいれたあとの茶葉は市販のものより青く、翡翠色。これもまた美しい。



NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (7)
茶の湯 (204)
茶事(亭主) (24)
茶事(客) (57)
京のグルメ&カフェ (50)
町家ウォッチング (7)
弘道館 (6)
岡崎暮らし (48)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (31)
京都めぐり2017 (19)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (8)
美術館・博物館 (47)
奈良散歩 (18)
大阪散歩 (1)
着物 (6)
京の祭礼・伝統行事 (36)
祗園祭2017 (12)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (2)
京都和菓子の会 (3)
パリ紀行2014 (7)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
京都でお遊び (5)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
古筆 (1)
ノルウェー紀行2016 (4)
ギャラリー (3)
中国茶 (22)
暮らし (4)
京都の歴史・文化について勉強 (1)
過去ブログ終了について (0)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR