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2017-05

東京茶の湯美術館めぐり〜その3・茶の湯のうつわ 和漢の世界〜出光美術館 - 2017.05.16 Tue

東博でお腹一杯、、、といいながら、ちっとも懲りないで、畠山にも行って最後に東京駅の近く出光へ。
ここもうわあああ〜〜の名品、好きなモノ、の洪水であった。できたらこれだけ、単独で見た方がよかったかも。




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第一章が一楽二萩三唐津

長次郎からずら〜っと楽家歴代。楽美術館所蔵ののんこうの「青山」によく似た意匠の「此花」、上のポスターにのっている茶碗よ。
古萩、古唐津の名品がならぶ。貫入だらけの古萩もええが、奥高麗(古唐津)がまたええな〜〜。
絵唐津の塩笥は重文の水指、先日西行庵の茶会でもこの手の水指でてた。(決してブイヤベース入れではアリマセン^_^; )

そういえば出光は古唐津のコレクションで有名であったわ。初代館長・出光佐三が最初に手に入れたのが絵唐津丸十文茶碗、これから彼の古唐津コレクションがはじまったのだそうだ。この茶碗も展示されていた。これに彼を古唐津の世界にひきずりこんだ力があったのだな。

美術館の残欠室には絵唐津の大皿の残欠もあって、せんだって西行庵でタライラマ師がつかわれた菓子器もよく似たものであったことを思い出した。






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(美術館はビルの上階なので皇居の森がよく見える)



第二章は京焼

ほとんど仁清とちょこっと乾山。
仁清は色絵のデザインがモダンで完成されていてすごいと思うが、絵のない信楽っぽいのやシンプルな釉薬だけのものも意外と多いのだ。釉薬はわりとよくある感じだが、そこはどっこい仁清、形がユニークでモダン、現代の作品といわれても納得しそう。




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(皇居の森にみえるはかの有名な桜田門〜!)



第三章 唐物・高麗・安南

これはもう食い入るように見ましたよ。さきほど東博でも食い入っていたけどね。

珠光青磁(南宋)のひっかききずみたいな紋様を確認。とても人形にはみえない紋様の人形手(中国明代)絵高麗梅文茶碗、これも有名なヤツ、高麗といいながら実は中国の磁州窯。
井戸、呉器、伊羅保、熊川、、、と大好きな高麗系がならぶ。熊川は端反り。本だけでなく実物をみるといろいろ勉強できる。(すぐ忘れるが)
古染もいっぱいあるじゃあないですか〜〜!



第四章 懐石、宴の器
第五章 煎茶の世界

出光佐三は煎茶もたしなんだのだな。ただこちらのコレクションはやや派手目か。





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(リュックにいれて持って帰った今回の図録二冊。、、、、、重かった、、、、)



特集展示として雲州蔵帳とその美

松平不昧公の雲州蔵帳そのものは初めて見た。
「秋夜」の銘の奥高麗、渋い!
呉須でくるくるとシンプルに描いたものが銘の如く「橘」にみえる呉須染付(明代漳州窯)、ゆるくてすてき。
遠州に憧れた不昧公、遠州茶箱は小さくてカワイイ。箱には金蒔絵で桜の花と「花こそやどのあるじなりけれ」(春きてぞ 人もとひける山里は 花こそ宿のあるじなりけれ(拾遺和歌集)
中は小さい高麗青磁写しの茶碗に染付茶入、唐物茶入、いずれも仕覆付き。豪華な茶箱や。



要所要所に仙厓さんの軸がたくさん掛かっていたが、出光佐三は仙厓さんも好きでコレクションしたらしい。

で、、、あとになってやっと気づいた!
出光佐三って「海賊とよばれた男」のモデルやんねえ!




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