北観音山・南観音山曳き初め〜町家の二階から2017 - 2017.07.20 Thu
前祭の巡行がおわって、神輿三基が御旅所に鎮座されるこの一週間、後祭の準備は着々とすすむよ。
北観音山はグッズ販売を一切しないので、粽などは町内や関係者に配られるだけ、という超レア粽なのだ。
新町六角の吉田家の屏風祭は北観音の町内で一番大きく、おとなりの藤井絞りさんとならんでとても楽しみなのだが、いつも外から眺めるだけ。
それが今年は吉田塾のご縁で、念願の,,,,念願の、、、内側から眺められるといううれしい年になったヽ(≧∀≦)ノ
格子戸をあけはなったミセの間には屏風だけでなく、朝鮮毛綴、赤穂緞通(鍋島?)、ヒオウギ、帷子の小袖、、、と憧れの室礼。
表から見て、坪庭の奥の奥座敷、これが長年の憧れであったのだが、ここから表を見ることができる日が来ようとは。なんでも願っておくものだな〜。
さて、それはおいといて、まずは北観音の曳き初めに参加しなくっちゃ!
吉田家の当主、吉田孝次郎先生の着流し後姿、板についてはるな〜、さすが!
吉田家の二階には朝鮮毛綴をおしげもなくひろげて、ここから観覧の方も。あとで二階へ上がろう。
でもまず、曳く!!
南の四条通に向かって曳く先には南観音山が。
よ〜いよ〜いえんやらや〜♪
で、老いも若きも男も女もがんばって曳くよ。
南観音山の会所を越えてさらに南へいって、今度はバックする。
その南にいる南観音も曳こう!!♪
おお!
四条通りをはさんで向こうにせまってきているのは大舩鉾やん!!
なんと、なんと、すてきな景色!萌えるわ〜。
南観音山の真松の鳩。
こちらは知り合いの大工さんが大工方ではいっていて、この鳩は真松がたったあと、一番下っ端がつけるのだと聞いた。
さて、今度は吉田家の二階から曳き初めを見よう。
来た来た。
わ〜!!
お囃子方と同じレベルで見ることができるなんて、感激!
この高さで見る機会はいままでなかったものね。
北観音が北行したあとには南観音がやってきたよ。
吉田塾に参加されている方はさすがに祗園祭へののめり込み方が尋常でない。みんな感動を口々に興奮冷めやらぬの呈。
曳き初めのあとは奥座敷で吉田先生のお話をあれこれうかがう。
祗園祭、屏風祭、町家の室礼、昔の暮らしなどなど。
中でも面白かったのが、こういう大きな商家では父親が一番偉いので、奥座敷にひとりすわってアテをつまみながらちびちび楽しんだらしいのだが、そのアテがキュウリのたたきに鱧の皮を混ぜた酢の物だったそうで。
祗園祭の間は、八坂さんの御紋に遠慮して鉾町の人はキュウリを食べないというまことしやかな伝説があるが、やっぱりそれウソやな。杉本家の節子さんも、一番キュウリの美味しい季節に食べないのはモッタイナイと言っておられたと聞いたし。
これは吉田家伝統「六角飯」。これをお祝いにいただく。
ここは六角町だし、北観音山のシンボルは六角形だし(私にはベンゼン環に見えるが)、古代の赤米でほんのり赤く染まった六角に切った飯。かすかな塩味と餅米のもちもち感が素朴で美味しい。
この座敷は奥の庭から坪庭をはさんで表まで、風がさあ〜っと吹き抜けて涼しい。表は35°越えの猛暑日ながら、クーラーなしでもすごせる町家の威力。日本人はこれを忘れたらいかんよね。
かえりしな、お山も明日の宵々々山の準備にとりかかっているようだ。
南観音山も。
そして四条を渡ると大舩鉾の勇姿。
やっぱり舟形はかっこいいよね〜。
北観音山はグッズ販売を一切しないので、粽などは町内や関係者に配られるだけ、という超レア粽なのだ。
新町六角の吉田家の屏風祭は北観音の町内で一番大きく、おとなりの藤井絞りさんとならんでとても楽しみなのだが、いつも外から眺めるだけ。
それが今年は吉田塾のご縁で、念願の,,,,念願の、、、内側から眺められるといううれしい年になったヽ(≧∀≦)ノ
格子戸をあけはなったミセの間には屏風だけでなく、朝鮮毛綴、赤穂緞通(鍋島?)、ヒオウギ、帷子の小袖、、、と憧れの室礼。
表から見て、坪庭の奥の奥座敷、これが長年の憧れであったのだが、ここから表を見ることができる日が来ようとは。なんでも願っておくものだな〜。
さて、それはおいといて、まずは北観音の曳き初めに参加しなくっちゃ!
吉田家の当主、吉田孝次郎先生の着流し後姿、板についてはるな〜、さすが!
吉田家の二階には朝鮮毛綴をおしげもなくひろげて、ここから観覧の方も。あとで二階へ上がろう。
でもまず、曳く!!
南の四条通に向かって曳く先には南観音山が。
よ〜いよ〜いえんやらや〜♪
で、老いも若きも男も女もがんばって曳くよ。
南観音山の会所を越えてさらに南へいって、今度はバックする。
その南にいる南観音も曳こう!!♪
おお!
四条通りをはさんで向こうにせまってきているのは大舩鉾やん!!
なんと、なんと、すてきな景色!萌えるわ〜。
南観音山の真松の鳩。
こちらは知り合いの大工さんが大工方ではいっていて、この鳩は真松がたったあと、一番下っ端がつけるのだと聞いた。
さて、今度は吉田家の二階から曳き初めを見よう。
来た来た。
わ〜!!
お囃子方と同じレベルで見ることができるなんて、感激!
この高さで見る機会はいままでなかったものね。
北観音が北行したあとには南観音がやってきたよ。
吉田塾に参加されている方はさすがに祗園祭へののめり込み方が尋常でない。みんな感動を口々に興奮冷めやらぬの呈。
曳き初めのあとは奥座敷で吉田先生のお話をあれこれうかがう。
祗園祭、屏風祭、町家の室礼、昔の暮らしなどなど。
中でも面白かったのが、こういう大きな商家では父親が一番偉いので、奥座敷にひとりすわってアテをつまみながらちびちび楽しんだらしいのだが、そのアテがキュウリのたたきに鱧の皮を混ぜた酢の物だったそうで。
祗園祭の間は、八坂さんの御紋に遠慮して鉾町の人はキュウリを食べないというまことしやかな伝説があるが、やっぱりそれウソやな。杉本家の節子さんも、一番キュウリの美味しい季節に食べないのはモッタイナイと言っておられたと聞いたし。
これは吉田家伝統「六角飯」。これをお祝いにいただく。
ここは六角町だし、北観音山のシンボルは六角形だし(私にはベンゼン環に見えるが)、古代の赤米でほんのり赤く染まった六角に切った飯。かすかな塩味と餅米のもちもち感が素朴で美味しい。
この座敷は奥の庭から坪庭をはさんで表まで、風がさあ〜っと吹き抜けて涼しい。表は35°越えの猛暑日ながら、クーラーなしでもすごせる町家の威力。日本人はこれを忘れたらいかんよね。
かえりしな、お山も明日の宵々々山の準備にとりかかっているようだ。
南観音山も。
そして四条を渡ると大舩鉾の勇姿。
やっぱり舟形はかっこいいよね〜。