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2018-03

茶飯釜で玄米を炊くシミュレーション - 2018.03.18 Sun

ちかぢか茶飯釜の茶事をお茶友さんとこでいっしょにする予定。

お互い共通の茶友のTさん、彼の実験茶事でだされる玄米ご飯の美味しさを再現すべく、初めての茶飯釜茶事なのに白米でなく、玄米を炊くという無茶ぶり(^_^;





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ぶっつけ本番はあまりに危険なので、事前シミュレーションをすることにした。

茶飯釜茶事は、席中でご飯を炊いて懐石として供し、その後に洗ってお茶用の釜にする。手取り釜で米も炊けば茶もわかした丿貫さんを連想させる極侘びの茶事。
専用の茶飯釜は、ご飯用の広蓋、お茶用の小蓋と、蓋を入れ替えて使い、釜の一方には「飢来飯」、反対側には「渇来茶」と鋳込んであるのがスタンダード。




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お茶友さんの釣り釜は、鎖ではなく鉄の自在でなかなか味がある。




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水に一晩漬けていた玄米3合に水5合でやってみる。
実際の茶事ではしゃもじでかき混ぜるが、水の分量確認のため柄杓を使っている例もあって、この茶事は定型というものはあまりないもよう。




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種火も、つぐ炭もいつもより多目に入れて、火力をあげる。
もちろんふ〜ふ〜の火吹きも忘れずに。茶事ではお客様にこれをやってもらうのだ。酸素を送ってやると炭ってほんとうに燃えて炎があがるのな。




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ご飯が炊けるまで、もちよりお惣菜で晩飯にしながらおしゃべり。茶事ではこの間に短冊に歌を書いてもらったり、煮物椀や強肴を先に出したり、いろいろ過ごし方があるみたいね。




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かれこれ20〜30分ごろ、さかんに湯気がでてきて、そのうちぶくぶく泡がでてきた。どこでとめるか微妙なところ。40分ごろに湯気もおさまってきて、すこ〜し焦げるにおいがしたところでおそるおそる蓋をあけてみる。




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おお〜!
炊けとる炊けとる。煮えばなをちょっと取って食べてみるが、若干芯がある感じ。食べられんこともないけどな〜、Tさんの玄米飯のイメージとちょっと違うなあ〜。




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ところが蓋をしたまま火からおろしてしばらくすると、蒸れて飯感アップ!玄米も蒸らしが大切なのだな。

ちなみに後で聞いたのだが、Tさん曰わく、玄米は3日前から水につけて、そののちお湯につけて発芽させるともっと柔らかく、甘くなるんだそうな。白米とかなり勝手が違う。茶飯釜は飯が命だから、やっぱり予習しておいてヨカッタ。




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ふたりでたらふく玄米飯を食べたあとは、ガシガシ釜をあらってお湯をわかし、お茶の用意。
せっかくだから四ヵ伝のお稽古もした。(小蓋は準備できていなくて、飯用の広蓋使ってます)

なんとかこれで本番うまいこと玄米が席中で炊けますように〜!







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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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