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2019-08

ニュージーランド紀行2019+α〜その2・オタゴ半島 - 2019.08.18 Sun

レンタカーを借りて(イギリスと同じで右ハンドルがありがたし)ダニーデンの町から海へ突き出すオタゴ半島へ。


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行く道道はこんな風に霧で先が見えないくらい。そういえば、何年か前にエジンバラに行ったとき、突然霧が出てきて伸ばした手の先が見えないくらいになって、こわかったことを思い出したよ。気候もスコットランドだね。



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やっぱりニュージーランドだから羊にはいてほしい。ここらは二ヶ月前に毛刈りをしたばかりらしく、羊もちょっとスリムになってた。



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おもな目的はYellow eyed Penguin(黃色目ペンギン)のコロニーを見に行くことだが、時間にまだ間があったのでもう少し先、半島の先までいってRoyal Albatross センターへ。



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シロアホウドリの営巣地だそうだが、ここも人の手で保護しないと絶滅はまぬかれないという事実。
しかし、ここでも見かける機会は少ないらしく、空を眺めたがカモメばかりでアホウドリの飛ぶ姿は残念ながら見られなかった。



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気を取り直してPenguin Place

Yellow eyed Penguinの野生の営巣地であるが、年々その個体数は減少、危機感をもった人たちがたちあがり、1984年にここを保護区とし、巣箱を設置したり、害獣を駆除したりの保護活動を積極的におこなっている。



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だから見学はガイド付きの一日1〜2回のツアーのみ、見る側の人間が塹壕にはいってこっそり静かに観察する。
この見学料が主な運営資金で、国からの補助はうけていないのだそうだ。ほとんどボランティア活動。若いスタッフが熱心にされていると聞く。


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南太平洋の水平線を見ながら広い広い敷地内をアップダウンで歩く。



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害獣にも安全な巣箱があちこちに設置されている。



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道々野生のアザラシがあっちにもこっちにもナメクジみたいに転がっていて、、、、う〜む、野生のアザラシ見るの初めてかも。



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これが人間用の塹壕
かなり長距離を迷路のように張り巡らされていて、すごい労力がかかっていると思われ、ペンギンを守るための情熱をひしと感じる。

かなり至近距離で見られることもあれば、一羽も見られない日もあるそうだ。今日はどうだろう?




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お!いたいた!
海からあがってきて、テッテケテッテケ砂浜を陸へ歩くペンギン!、、、、といっても私のカメラの望遠ではこれが限界、砂浜のごま粒みたいなのがそれ。



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もっと性能の良いカメラ持参の相方が撮ったのがこれ。
ああ、確かにYellow eyed Penguin!人間くさいところがかわいい!



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さらに別の場所からもう一羽!



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やや拡大するとこんな感じ。こちらは羽根を広げて海をみたりコチラを見たり。

南半球では、野生の動物がそのままの姿でまだ生息していると思っていたが、ここもまた人の手で保護しなければ絶滅しかねない動物が多いのだなと思い知る。
ニュージーランドではモア(大型のダチョウ科の鳥)をあっというまに絶滅させた苦い経験があるから、野生動物保護の意識が高いのかも知れない。



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海にかかる虹を見ながらオタゴ半島とダニーデンの町の中間にあるホテルに帰る。



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対岸になる半島から見るダニーデンの町



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泊まるのはLarnach Castle(ラーナック城)、、、、の、馬小屋?(^_^;を改修したホテル
こちらがお城の方。城といってももちろんほんとうのお城ではなくて、19世紀に財をなした銀行家のラーナックが中世の城に憧れて建てた物。のちにラーナックは事業に失敗、一時荒れ果てた城を買い取り改修したのはバーカー家という現在の所有者。



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ホテルやカフェ、宴会場として利用できるように運営しておられる。
夜おそかったため、夕食をお願いしたら、城内のかつて図書室だった部屋を用意してくださった。なんともリッチな気分。まあ、食事しているのがひどいかっこう(防寒着がすざまじいことに)のおじさんおばさんでゴメンナサイだけど(^_^;



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城内はとても広く、あの時代の裕福な一族がどんな暮らしをしていたかうらやみつつ垣間見ることが出来る。


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ただし撮影おことわりなので、さしさわりのないところだけ。


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広いボウルルームはカフェになっているが、100人以上がはいれる宴会場にもなり、なんだか映画のワンシーンのようであった。



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庭には紅色の木蓮が咲き初めて、日本と季節が逆なのを痛感する。




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庭園もまた広く、足元にうつむいて咲くスノードロップがかわいい。(これ日本の庭で栽培して失敗したよな〜どだい気候が違うもんな〜)



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旅する茶箱
ニュージーランドにもつれてきて一服



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ちなみにこういう装備でないと寒くてやってられないの。



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部屋の窓から見る対岸・ダニーデンの夜景。
さて、今日はここまで。




ニュージーランド紀行2019+α〜その1・ダニーデン① - 2019.08.18 Sun

時差がないと楽だな〜と思うようなお年頃、今年は3時間というほとんど体感しないくらいの時差で、かつ酷暑の京都を抜け出して一気に季節を逆転、寒さを味わおうじゃないか、と行き先に決めたのがニュージーランド。



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関西から直行便がないのでシンガポールでのトランジット、北島のオークランドに夜着いて、空港近くに一泊、翌朝南島のダニーデンに飛んだ。(どうもこのあたりの時間の無駄がなあ。)
飛行機から見えた雪山に40度近い京都の暑さを一瞬で忘れる。



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これですよ、これ。
滞在中はほとんど雨と風で体感温度はもっと低く、ダウンのコート重ね着+レインコートといういでたちですごした。しかも体が寒さに慣れていないので、外から暖かい室内に入ると急にしもやけみたいに手や足がかゆくてかゆくて、、、



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ダニーデンはクライストチャーチに次ぐ南島第2の都市で、かなり南の方になる。ここは主にスコットランドからの移民が作った町で、かつ19世紀にゴールドラッシュに沸いた町でもある。
ダニーデン(Dunedin)という名前もスコットランドのエジンバラを意味するゲール語(スコットランドで使われていた古語)。


町並みは当時のスコットランド様式が多く見られる、、、といいつつイングランド移民の作ったクライストチャーチのイングランド様式とどうちがうの?といわれるとシロウトなんでさっぱりワカランのであるが(^_^;



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(いや〜真冬の景色だねえ〜)


観光スポットではない古い町並みを眺めながらのそぞろ歩きが今回の旅の主な目的。ヨーロッパにいかずに(時差にも苦しまないで)ヨーロッパの町並み文化を味わえるし、涼しいし、、、いや寒いけど(^_^;



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上の写真の内部である。
ネオゴシック様式(ようしらんけど)で完成は1873年のFirst Church
中には人っ子一人いなかったけれど、ちゃんと日曜には礼拝がおこなわれているはず。



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一画に子供を遊ばせるスペースがあって、生きている施設なんだなと思った。



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ゴシック建築は12〜13世紀の建物だが、ネオゴシックは19世紀にそのリバイバルとしてはやったそうだ。中もなんとなくモダンで明るくて、ヨーロッパの古い教会のような暗い感じはみじんもないのね。



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こちらはコーヒーブレイクに利用した19世紀の建物の中にあるカフェ。
ショートコーヒーというとエスプレッソのことだった。



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このように19世紀の建物が現役でいろいろな用途に使われている。



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オクタゴンというまんま八角形の町の中心の広場に並んで立つ、右が市議会議事堂、左がSt. Paul Cathedral。



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広場の真ん中に立つ18世紀スコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズの頭の上にカモメがとまっていた。(「蛍の光」「故郷の空」の英語の歌詞はバーンズが民謡を改作したもの)やっぱりここはスコットランドだ、、、、といわれても違和感ない。



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St. Paul Cathedralに入ってみよう。
19世紀末に最初に粗末な石造りだったものを20世紀初頭にたてかえ完成というかなり新しい建物、そんなに新しいようには全く見えない。宗派はイギリス国教会(Anglican)。




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さすが20世紀だけあって中はさらにモダンな感じ。
祭壇の完成はさらに最近で1975年と言う。いろいろ資金難などもあったそうだから、



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だから十字架もプラスチック板なの???
でも、これ光があたると透き通っているので意外と美しい。



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反対側はよりゴシックで、第一次大戦戦没者の鎮魂の為に、というプレートが貼られているステンドグラス。



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この町はやたら坂が多くて、それも傾斜が半端ないので、距離にするとたいしたことがなくても、実際に歩くと心臓破りの坂がなにげにあって、かなりしんどい。



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だから海が望めるくらいの高さまで登ってここにたどり着いたときにはもう息切れが。
どうです?このホグワーツ感。



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国内有数の優秀な生徒が通うというOtago Boy's High School
まるでお城のようだがこれも19世紀の建築。



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男子校というのに、なぜか女子高生も入っていく。ちなみにとなりにOtago Girl's High Schoolもある。男子も女子もブレザーの制服で、スカートはスコットランドのキルトという萌えポイント。ますますホグワーツ。



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このように海が見えるくらいの高さまで登ったんだな。
それにしても車も人も少なくてしかもクリーン。ニュージーランド全体で大阪府の人口より少ないのだから、まあ納得する。

時間切れで行けなかったが(寒さと坂のきつさに負けた)国内最古のオタゴ大学もあり、国内で一番学生が多い町なんだそうだ。
道を尋ねたときに親切に教えてくれたのも学生さんで、Bluetoothで音楽聴きながらというイマドキ感もあった。



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ここはエジンバラの一画です、、、といわれても疑わないような町の景色、すてきだな。



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ダニーデンは海辺の町なので飛んでる鳥が鳩や雀ではなくてカモメ。
ちゃんと横断歩道をわたってたりして。



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Hi ! Handsome seagull of Dunedin !



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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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