花筏に水脈残してや、、、岡崎疏水〜夷川ダム - 2020.04.12 Sun
今年もソメイヨシノの春がいく。

花吹雪にまきこまれながらゆっくり歩くのは何年ぶりだろう。はからずも岡崎あたりにとどまる珍しき日々はそんな時間をくれた。
この時期のお楽しみは岡崎疏水の花筏である。
ロームシアター裏〜冷泉通り、そしてゆっくり西へ。
疏水がクランクをなすポイントでは、水流は複雑な渦となり、花びらの流れも面白くしばし眺めても飽きぬほど。
冷泉通りを、東大路を越えて振り返ると東山にはぽつぽつと、まだ桜の木を確認できる。
ここは蹴上のインクライン〜動物園〜ロームシアター・みやこメッセ沿道の桜という桜の花びらを集める、花筏鑑賞ポイントなのだ。
そして夷川ダム、疏水が鴨川に合流する少し手前。
冬になると渡り鳥がたくさんやってくるダム、今は鴨や、クイナなどが花筏の中を泳ぐ。
花筏に水脈(みお)残してや 水鳥の くちばし光る 行く春 愛し(かなし)
腰折れ一首(^_^;
もっと時が進むとここの花筏はもっと絨毯状態になる。
花筏の渦も風が吹くたびに形をかえる。
ダムを越えると、、、花びらは姿を消して、、、
そのまま鴨川になだれ込むのだ。
夷川ダムからふりさけ見るは、、、大文字。
明日大文字登山しようかな。
ソメイヨシノの春は行き まもなく来るは里桜の候