My Roji-garden in the green - 2020.05.15 Fri
新緑も出そろい、うちの露地の緑が一番美しい季節である。本来ならば、見ていただきたくて初風炉茶事にお招きいたしたきところ、それもかなわぬゆえ、ここにアップ、押しつけながらご照覧くだされ。
今年は休みの日もでかけられないので、ヒマに任せて庭の手入れができることできること、おかげで自画自賛ながら苔も美しく。
10年前、この露地が完成したばかりの頃はまわりは細かい砂利で囲まれていた踏み石も、これこのとおり、苔に飲み込まれつつあり感じ良くなった。
石に苔むす。
当初、杉苔→ほぼ壊滅→這苔→ところどころハゲハゲ→名前不明の地苔がとって変わる(今ここ)
地苔は強いよ。客観的にはどんな条件の悪いところでも、それに適合してきた苔だから。(ゼニゴケはNGだが)
冬の間黒っぽくてダメージをうけていた蹲居の苔も復活、これも地苔がとってかわっている。
ドウダンツツジは今年3本ともあまり花が咲かなかった。暖冬の影響だろうか。
この露地にはそれぞれ違う種類の楓が5本もある。青楓の美しさは今が一番。
もう少ししたら木が自分で蒸散調整に入って葉っぱを自ら枯らしたり、青いままの葉をおとしたりするので、若干見栄えが悪くなるので。
ここで表舞台の露地から、舞台裏の裏庭に回ってみる。
こちらはもっぱら茶花の栽培にあてる。しかも今年はヒマを持て余し、、、云々、、でけっこう手入れが行き届いている。
ニューフェイスの鉄線
このまま隣の椿に絡める予定。ちなみに椿もニューフェースの西王母。淡い紅色の花が咲く。
これは散歩中にみつけたものである。
花後の水仙の葉っぱの始末の仕方!
水仙の葉は、花後にたっぷり光合成させて冬にきれいな花が咲くように、切らない。でも葉っぱがばらけると見栄えがよくないし、邪魔だし、、、と思ったら、こんな解決法!葉っぱを三つ編み(^_^;にまとめて万事解決。
こちらは山芍薬
何年も植木鉢で育てていたら、全然花が咲かなくて、昨年の秋に地植えにした。するとなんと葉っぱがわさわさ!地植え1年目だから花は期待しないが、来年あたり、、、と思っている。ガンバレ!
こちらもニューフェイスのミヤコワスレ
今の季節の茶花として、花期も長く重宝。しかもその楚々たる花が好きである。
今年も山紫陽花はたっぷり蕾をつけ、来月が楽しみ。
かえって西洋アジサイは昨秋花芽を切らないように気をつけたのに、MAX4つしか花芽がないのは残念。
そして宝塚から移植してすっかり此処で根付いて太い幹になった梅の木、青梅がたわわである。
昨年はいまいちだったが、今年は当たり年のようだ。

収穫すると180個前後、200越えて始末に困った年もあるので、MAXではないにしても近年では出色の出来。
今年も梅シロップ、作ります。
かくの如く、露地の緑も裏庭の茶花もスタンバイしているので、早く茶事ができるようになりますように!