蓮養育日記2021 - 2021.09.01 Wed
蓮の花もさることながら、あの葉っぱと実がなんとも好きなのだが、育てるのは場所もないし、手がかかりそうだし〜、、、と思っていたが、思いがけず春先、師匠が大鉢と蓮根を持ってきてくださった。おおお〜っ!これはちゃんと養育せねばならん。

赤玉土を大鉢に入れて蓮根を埋めて、裏庭の一番日当たりの良い場所に設置。(若干通行に邪魔になる場所なんだが、、、(^_^;)
そうこうするうちに芽がでてきたぞ。
おおお〜っ!葉っぱ出てきた。
葉っぱが開くのだが、ひょろひょろしてなんだか頼りない。
だんだん数がふえてくる。
この頃から鉢に繁殖したボウフラをどうするか悩む。最初1匹1匹すくいとったりしたが、、、途中であきらめた。蚊に刺されるなら刺されても、、の悟りの境地。
二鉢あるうちの一鉢だけどんどん繁殖、葉っぱも大きく、茎も太くなってきた。
結局アカン方の鉢は蕾が一つだけでたが、咲かずに枯れてしまった。なんのちがいだろうな。でも葉の茎はすんごい太いのがでてきたんだけどな。
ある日、おおおおお、、こ、、、これはもしや花芽では?!
来た〜っ!!
蕾はどんどんふくらみ、それはそれは毎日なでて(^_^;いつくしんで、いつ咲くかと朝起きるのが楽しみに。
初開花の前日、蕾はふれればポンと音がしてはじけそうなくらいふくらむ。
来た来た!
おちょぼ口みたい。この状態で一日たって、翌朝、、、
ついに咲きました!第一号。
夕方にはつぼんで、朝にまた開いて、、、
でも2〜3日で散華するのね。
はらはらと落ちた花びらも美しい。
(ああ、でも中華料理の蓮華を思い出しちゃう(^_^;)
それから2号3号と咲いて、日々楽しませてくれた。
でも、どんな具合なのかは不明ながら、4号と5号は蕾のまま枯れてしまった。
それから6,7,8,9、10号は美しく咲く。
これが一番最盛期
それから8月末の長雨と低気温で蕾が3つだめになった。蓮は暑さと太陽の光が好きなんだな。
結局花は咲かなかったけれど葉っぱはどんどん茂る鉢と、如雨露がいっぱいできた鉢と、なんだかモンスターみたいになってきた。
雨が降るとはちすの上にたまる雨粒を楽しみ、
散華は蹲居にうかべたり
オブジェになる蓮の実を楽しんだり
葉っぱの裏から青空を眺めてみたり、ほんとうに楽しませてもらった。
(そういえば象鼻杯はまだためしていないな。)
そして枯れ蓮もまたすてきなオブジェや茶花になるのである。
冬になったら、蓮根を掘りだして株分けして、また来年の開花をめざそう。
重い鉢を持ってきてくださった師匠に感謝!