fc2ブログ
topimage

2021-09

「ちはやふる」〜近江神宮〜大津市歴史博物館 - 2021.09.15 Wed

「ちはやふる」の漫画や映画で一躍有名になった近江神宮へお参り。


IMG_2238.jpeg


実は「ちはやふる」の漫画を読んでいない。百人一首競技カルタのクィーンを目指す女子高生の話とは聞いているが、ほんとは全然くわしくない(^_^;


IMG_2235.jpeg


ずいぶん昔からあるのかなと思っていたら、なんと昭和15年創建と聞いてびっくりした。そんなに新しかったのか!


IMG_2237.jpeg


境内には市井の歌人の歌碑もあって、「軍靴」というのに戦前を感じる。


IMG_2218_20210908221642e91.jpeg


ロケーションは、かつて中大兄皇子が遷都し、667年皇位をついで天智天皇になった近江大津京の跡といわれる。そう、この神社の御祭神は天智天皇なのだ。



IMG_2219_20210908221644351.jpeg


社紋は「山桜に楽浪」

楽浪とはさざなみ、すなわち、、さざなみの志賀の都である。

  ざざなみの志賀の都は荒れにしを 昔ながらの山桜かな  

これは後世、平忠度が都落ちの時に藤原俊成に預けた歌で、源氏の世をはばかって「詠み人知らず」として千載集に収録された歌である。



IMG_2220_20210908221645b16.jpeg


戦前、近江大津京をいとなんだ天智天皇への滋賀県民のやむことのない畏敬の念が、この神社の創設へと動かし、皇紀2600年記念をもって創建されたとか。


IMG_2221.jpeg



そういえば天智天皇陵は山科(京都と滋賀の間)にある。地下鉄の駅名「御陵(みささぎ)」はそこからきている。なんでこんなところに、とかつて不思議に思っていたが、天皇にとって思い深い志賀の都=近江大津京ちかくに埋葬されたんだね。大津京は彼の死をもって5年で遷都になってしまったが。



IMG_2224_20210908221708d5a.jpeg



本殿の前では神社の方が玉砂利のすきまの落ち葉をきれいに掃除してはった。



IMG_2232.jpeg


ここは社務所の中庭であるが、そんなに新しい神社とは思えないくらいのたたずまいである。


IMG_2229_202109082217143ec.jpeg


回廊も、、、なんだか法隆寺の回廊を思い出してしまった。
時期もあり、参拝客はまばらで静かである。


IMG_2225_20210908221710969.jpeg


拝殿の向こうに本殿の屋根も見え、有形文化財となっている。
近江造り・昭和造りとよばれるそうで、建築専門ではない素人にはどこがそうなのかわからんが、近代神社建築の代表なのだそう。新しく作るにしても手を抜かずこれだけの建築を作ったことに当時の滋賀県民の熱い思いを感じる。



IMG_2230.jpeg



そして「ちはやふる」、競技カルタの殿堂としての近江神宮。



IMG_2231_20210908221717b1c.jpeg


百人一首の名人位クイーン位など決める競技会場は神社のそばにある近江勧学館。


IMG_2194_20210908221629b73.jpeg


TVなどでしか見たことがないが、競技カルタともなると、ちんたら読み上げて取るわれわれの百人一首と全く様相が違って体育会系の競技だ。読み手の最初の1〜2文字で瞬殺、パシッと畳をたたくようにして札を飛ばす、これはハードだわ。


IMG_2196_20210908221630dfa.jpeg


漫画の主人公らしい。

そもそもなんで近江神宮で競技カルタの最高峰大会がおこなわれるようになったのか?


IMG_2233.jpeg


百人一首の第一首目が天智天皇のご製であることによる。(秋の田のかりほのいおの苫をあらみ、、)


IMG_2198.jpeg


こちらの二階、名人位・クイーン位の決勝戦が行われる広間。


IMG_2199_2021090822163314d.jpeg


この畳の手擦れの跡が激戦を物語っているようだ。


IMG_2201.jpeg


近江神宮から足をのばして、車でほど近い大津市歴史博物館へ。


IMG_2202.jpeg


三井寺も近いここの眺めはすばらしい。琵琶湖に、向かいに見えるのは近江富士ことランドマークの三上山。


IMG_2205.jpeg



さて、目的は真盛豆で有名な?室町時代の天台宗僧侶・真盛上人の展示を見ようと、、、、
あら?!10月からだった!またやってしまった、、、。



IMG_2208.jpeg


というわけで来月また来るかも〜、、の志賀散歩であった。




NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (15)
茶の湯 (412)
茶事(亭主) (86)
茶事(客) (179)
茶会(亭主) (18)
煎茶 (10)
京のグルメ&カフェ (96)
町家ウォッチング (10)
弘道館 (7)
岡崎暮らし (111)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (65)
京都めぐり2024 (3)
京都めぐり2023 (33)
京都めぐり2022 (29)
京都めぐり2021 (30)
京都めぐり2020 (19)
コロナ緊急事態宣言下の京都2020 (12)
京都めぐり2019 (28)
京都めぐり2018 (20)
京都めぐり2017 (30)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (15)
美術館・博物館 (147)
奈良散歩 (131)
大阪散歩 (1)
着物 (8)
京の祭礼・伝統行事 (61)
祇園祭2023 (9)
祇園祭2022 (11)
祗園祭2021コロナ下 (5)
コロナ下の祇園会2020 (1)
祗園祭2019 (18)
祗園祭2018 (11)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2024 (1)
修二会2023 (10)
修二会2022 (8)
コロナ下の修二会2021 (6)
修二会2020 (5)
修二会2019 (3)
修二会2018 (4)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (12)
京都和菓子の会 (4)
ソウル紀行2023 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
パリ紀行2014 (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
古筆 (1)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
京都でお遊び (13)
ギャラリー (4)
暮らし (14)
中国茶 (49)
京都の歴史・文化について勉強 (3)
過去ブログ終了について (0)
猫 (1)
滋賀さんぽ (21)
オランダ・ベルギー紀行2018 (9)
ニュージーランド紀行2019 (9)
台北旅行2018 (3)
高野山 (2)
骨董・工芸品 (1)
東京散歩 (2)
諏訪紀行2021 (4)
金沢さんぽ (2)
御所朝茶 (4)
熊野三山巡り (2)
有田2022 (1)
兵庫さんぽ (1)
太宰府 (2)
丹後旅行 (3)
仕覆制作 (6)
信州旅行2023 (2)
京都モダン建築 (3)
春日若宮おん祭2023 (3)
春日若宮おん祭2022 (3)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR