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2023-04

薬師寺花会式結願鬼追い式2023 - 2023.04.03 Mon



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夜も更けた奈良・西ノ京
薬師寺へ今宵結願の日を迎えた花会式(修二会)へ。

東大寺修二会と同じく薬師寺もこちらは10人の練行衆が7日間六時の行法をされる。これも後夜は午前3時からという厳しい行法なのである。昨年は他日も結願の日も日中、初夜の法要は金堂の外から拝見聴聞した。今年は諸般の事情で結願法要もオシマイの方で拝見、鬼追い式のみに照準をあわせた。


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薬師寺のは二月堂とちがって法螺貝、鉦に太鼓が入るのでかなり華やかでオーケストラ的。五体投地も柄香炉を捧げ持って、体を海老反りにして屈伸、絶叫するので最終日にはみなさま、お声がかなりかすれていらっしゃる。

20時前には国宝・東塔を背景に鬼達が手に持ってあばれまくる松明の準備がすすむ。しかし、二月堂と言い、奈良はほんっと国宝で松明だからね、すごいよ。(事前に消防隊スタンバイ)



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結縁法要の声明や音楽を聴きながら、今年もまたこの境内に一本咲く桜に出会えたことを喜ぶ。


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結願法要も無事終わり、結願の証の朱の牛王法印を額に受けた練行衆達が手に法螺貝や鉦を持ってお出ましになる。


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鬼追い式の場を浄める咒師が登場する。今年も高次喜勝師だ。法要終わったばかりで体力的にも限界近いだろうに


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炎のあいまを疾走する。


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中門より五人の鬼が登場。


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ここの鬼はなめちゃいけない。私が知っている中で一番凶暴。


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大松明を振り回している間はまだよいが、


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手松明を持ち出すとやばい。


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観衆が並ぶ柵にその炎を打ち付け回るのだ。


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これ今回の一番のお気に入り。
写真撮るのか火をよけるのかどっちかにしろよと自分でも思う。


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髪焦がしたり服や靴焦がしたり、飛び散る火の粉は半端ないのである。あちこちで(ちょっと喜びを含んだ)悲鳴があがる。阿鼻叫喚、、、に近いかも(^_^;


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手松明が打ち付けてばらけてしまうと、すぐ新しい松明を補給、それを調達する係のおじさん。


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これが鬼追い式のクライマックス


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そして、ここでは鬼を追うのは毘沙門天なのである。ちょっとお面が鬼っぽい。BGMは鉦太鼓法螺貝とにぎやかだ。


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この毘沙門天の歩き方が独特でユーモラス、これを見るのが楽しみ。


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鬼が反省して金堂にはいりお浄めをうけたのち、参拝客の入堂が許される。10種の造花で荘厳された薬師如来さま、日光・月光菩薩さまのお姿を近くで拝見。
花は桜・梅・桃・杜若・山吹・百合・椿・牡丹・菊・藤である。今でも二軒のお家が家族総出でつくっておられる。


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これは数年前、そのお家のお話を聞きに行った時の画像。ほんとうに美しい。この花が手に入れられればなあ、と思いつつ何年かしら、いまだにゲットできず。かわりに?鬼が暴れてこわした松明の燃えさしの破片をもらった。


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玄関で二月堂輪注連と仲良くならべて、なにやら呪術的コーナーをつくってしまった(^_^;


ともあれ、今年もお参りできてほんとによかった。あとは4月の新薬師寺修二会の松明で締めたいところだが、今年は都合でできず、今期の炎がらみの法要はこれにておしまいである。ああ、奈良って楽しい、、、

<おまけ>
TLやインスタで、知り合いの二月堂修二会ガチクラスタの皆様も同じ場所にいたことが判明、今年の練行衆さんも発見、やっぱり楽しい奈良なのである。






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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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