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2023-05

緑陰の大原散歩2023.5 - 2023.05.31 Wed

車で30分でいける里山で心を潤す。
そんな場所があることに感謝、皐月の大原。


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まずは腹ごしらえ。
Ohara somushi(かつて洛中にあった素夢子古茶家さんが移転)
はいったとたん目の前の卯の花に圧倒される。



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ガーデンの席もあるけれど、このウツギを眺めていたくてこの席に。


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いただいたのはヘルシーな黒ごま粥。
カレーと思ったでしょ?(*^_^*)


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デザートはかつてソウル中の屋台で食べまくった大好きなホットク。
アイスクリームが大量でうれしい。


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三千院への参道は三々五々観光客の足がもどっているようだ。あえて脇道を行く。いわゆる里道、地元の方の生活道路。


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この季節大原のあちこちで盛りをむかえるユキノシタの群生。


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田植えも終わった山里のお地蔵さん。


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どこを歩いても緑陰という言葉しか思い浮かない圧倒的な緑、写真では再現できないのがもどかしいくらいである。


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突然の驟雨にさらに美しさを増す緑。


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里道をあてもなく歩いていたらいつの間にかよく知っている道に出た。


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今年も修正会に参席させてもらった勝林院、天台声明の大本山。
法然の大原問答でも有名よ。


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宝泉院に行く小径でまた息をのむ。みなれた景色なのに、暗いまでの緑陰がまるで別物になっているわ。(あ〜写真では〜、、、、)


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せっかくなので宝泉院へ


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額縁庭園も人増えたな〜。


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大きな木に寄生しているとおぼしき植物に花が咲いているのを発見。


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入り口近くで同じ花を発見。「らんまん」の主人公なら(^_^;知っていそうだが、結局名前不明。
(石斛・せっこく と教えていただきました。)



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再び里道をあるく。
大原名物赤紫蘇も苗が植え終わり、きれいなムラサキのリズムをみせている。


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この青楓も圧倒的で、、、


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小川沿い(律川?)にもユキノシタ
絵になる景色がそこここに。絵心ないのが無念。


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参道脇の展望台のある場所へ。


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大原の里の眺望。
ここでベンチに腰掛けてじっとしていると、鳥のさえずりは絶え間なく、ときおり田んぼの蛙の声。いつのまにか雨は上がって陽がさしてきた。


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誰も来ないここで早速茶籠を展開。


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赤紫蘇の畑を見ながら一服。ああ〜生き返る〜。


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今度はこの木陰のベンチでお茶しようかな。



酒菓かしはて〜浄土寺 - 2023.05.29 Mon

浄土寺には学生の頃とその後の数年住んでいたので、わがテリトリーのような気がしている。
その頃にまだなかったが、それから数年来あんみつの店としてときどき利用していた鹿ヶ谷通りの㐂み家さん、いつのまにか閉店していてびっくりした。



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そこがお菓子とお酒の店になったと高兄さんに聞いて、出かけてみる。外観は㐂み家時代と全くかわらない。
お店の名前は酒菓喫茶かしはてさん。


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半地下に降りていくのは㐂み家さん時代からだが、室礼が全く変わっていて、センス良く、どこか東アジア系の匂いがする。


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壁に向かって座るこの席はなんだか落ち着く〜。


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なんといってもお酒が飲めるのね♪おしゃれな感じで。
とりあえずパフェねらい。


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リンゴのとイチゴのと、悩んだがリンゴのパフェにする。三種類のアイスがのってて見た目もおしゃれ。


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ドリンクは、ワインとか、ラムとかストレートなお酒もあるけれど、ここはラム入りのキウイスムージーで。ほとんどモヒート!で美味しかった。


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ドリンクメニューもおしゃれ。

店主さんは、かつてうちの近所(岡崎)にあったnoma cafeの店長さんをされていたそうで、絶対一度は会っているよね。さらにその前は閉店した有名店、鴨川五条西のefishさんにもかかわっておられた。
店内は広くはないので客との距離が近くて、良い感じに話しかけてくれて良い感じにほっといてくれます。

なんと朝10時からの「朝菓子の会(お菓子のフルコース)」もあるそうなので(要予約)、これは是非。

かつてのご近所さん、今でもテリトリー内、に良いお店がまたできた。㐂み家さんは残念だったけれど。


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これも浄土寺、かしはてさん近くのおしゃれなカフェゴスペルさんの紫陽花。このあたりおしゃれな店が多く、哲学の道も近く、それでいて観光客がおしよせることもない好きなエリア。


<おまけ>

なんと!左京区浄土寺に胡椒餅の店が!


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台湾料理で食べた胡椒餅が美味しかったので、自分で作ってみたが、失敗。京都では西院にお店があると知っていたが遠すぎてなあ、、、と思っていたが、お膝元に!早速いただきました♪

↓ お店情報


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under45に乱入?〜松若会茶会〜大徳寺玉林院 - 2023.05.27 Sat



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大徳寺の竹林
本日は塔頭の玉林院(月釜で有名)での茶会へお招き。


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松若会という茶の湯グループは、亭主も客もunder45という縛りがあるらしい。45の線引きの根拠はなんだろうなあ、、と考えつつ45をはるかにオーバーしている私がなぜよんでもらえたか?
会のメンバーが日頃お世話になっている方々をそれぞれ最後の特別席にご招待、ということらしく、なぜかまぎれこませてもらえた〜。わ〜い。


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メンバーも何人か知っているし。
孫の先生のMさんや、朝日焼さんや、美簾堂さんや、、、

今回は2回目の茶会とかで、毎回亭主はメンバーのなかで交替で選ばれているみたい。3席あって、under45の正規のお客さんは2席+1席見学、らしいが、オーバー45組はそれぞれ招待してくれた亭主の席に。今回若手も若手、ピチピチかつ新婚さんのNちゃんによんでもらった。



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Nちゃんの茶席は東檀那席、方丈庭園を開放的にみられる座敷を使って、である。
お菓子は塩芳軒特注、黒いお盆にこの菅笠と茜襷の有平糖が並んでいて、ほんとに茶畑の茶摘みの風景みたいだった。(画像がないのが残念)ちなみに写真は打ち物の菅笠。


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庭園を眺めながらの亭主席、これはお点前も楽しそう。
茶箱の卯の花点てにて。茶箱が素敵な誂え品で、花頭窓を模した蓋を開けると、箱の横に見えていた下弦の月が満月になるという趣向、すてきだわ〜。

振り出しは朝日焼の月白釉のユニークなカワイイ形、お茶碗も若い彼女が気に入ってひとつひとつ集めた物。そして茶会デビューまもないご主人が半東さんに♡
軸が二羽の雀が松の枝によりそう絵で、お仲間にご結婚祝に贈られたものとか。彼女のSNSのHNにスズメがはいるので、なんだかとってもほほえましい。


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お点前しながらもうお茶が楽しくって楽しくってしょうがないって感じの亭主、こちらまで楽しくなるよ。若いっていいな〜、うらやましいなあ〜。それだけで美しい。

「風姿花伝」の<時分の花>という言葉があるが、若さはそれだけで美しく、人を魅了する。しかしその時に真の花を咲かせるべく精進しなければ、、、云々だが、時分の花は時分の花の時を謳歌すればよい(と、老い木は思うのである)。

とはいえ彼女は茶道界ではサラブレッドと言って良いので基本はしっかりしているし、所作、段取り、気働きはお見事。


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それにしても、よいお仲間をつくり、集ってお茶を楽しむ若い茶人達のなんとすばらしいことよ。この若さがこれからさらにどう発展成長していくのか、見られるところまで拝見したいなあ、、と切に願う。





ひゃくいちの豆ご飯〜秦家住宅2023 - 2023.05.26 Fri



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洛中、鉾町の西の端っこの方(油小路仏光寺)、ここらは観光客もおしかけず、おちついた町家が並ぶ風情のいいエリアである。


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太子山の会所飾り所でもある秦家住宅(京都市有形文化財)、秦さん母子が表屋造りの町家のみならず、かつての町家の暮らしを守っておられる。


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京都移住前から、もう何度も足をはこんだお宅であるが、コロナの前、4年前ここでいただいた<ひゃくいち>の味が忘れられず、久々にひゃくいちを味わう会に参加。4年前もお一人様の贅沢であったが、今回もお一人様で秦家住宅の座敷を独り占め(*^_^*)


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まずはこの美しい見飽きない庭の景色を眺めつつ、風の通る座敷にて秦さんの煎茶点前。もちろん新茶である。

庭に面していながら座敷の中の美しいほの暗さ、涼しさは何が違うのか、、、と考えた結果、そうだ、庭に面する廊下の色だ、と思った。百年前後磨かれ続けたこの廊下の木の色は、数年でできるものではなく、こればかりはマネできる物ではない。


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ひゃくいちとは、、、

豆ご飯のお茶かけの上のお漬物、かつてはこのあたりではみんなつけていたという大根のつけもの、今では秦さんとこしか作っていないとか。

ひゃくいちは漬かるまで101日掛かるからだとか、お坊さんの持ち物が101だとか、諸説あり。聖護院大根のような丸い大根と塩と、茄子の葉っぱを年末から漬けて、葵祭の頃、食べられるようになるもの。本日は漬物の口切りというか、開けたて。やはり開けたての香りは特別なんだそうだ。
季節のうつろいとともに、味は塩味が勝ってきて、冬になるころは切り干し大根のようにして食べられるとか。


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この季節は、やはり豆ご飯に新茶をかける!
(これも季節とともに焙茶になったり番茶になったり)
秦家が商家であったころ、(〜昭和61年 ご当代のご当主が子供だった頃)家の物も奉公人もこれをかきこむのが朝ご飯だったとか。

味はなんというのか、スモーキーないぶりがっこ的な、酸っぱさがヤミツキになるというような、、、言葉では表現がむつかしい(^_^; これがあれば他におかずはいらない、何杯でもご飯食べられる。
しっかり豆ご飯も、ひゃくいちもおかわりした。


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そうこうするうちに光や、影が変化していく座敷。
障子を閉めた姿もまた美しいなあ、、、、もう絵画としか。


秦家では、コロナ以降会所飾りをせずに秦家の家紋の幔幕をかけておられた。これはほんとうにレアで、今年からまた太子山の会所飾り場に戻るので、もう見ることはできないだろう。


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(昨年の祇園祭の秦家の幔幕)


「昔のうちの祇園祭はコロナのころのようで、しずかだったんですけどね〜。」とおっしゃる。昨年の祇園祭、私も来させてもらってほんとうにこちらの風情の方がよいな〜と思った。昨今のオーバーツーリズムは功罪色々あるよね。できれば昔のような風情のある祇園祭にもどればいいなと思っている。(無理やろうけど)





MIHO museum〜まさんど窯訪問 - 2023.05.25 Thu

信楽へきたらまず腹ごしらえはこちら。


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大将が器、焼物大好きという魚仙さんへ。


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たん熊北店で修行された大将のお料理、ほんまにコスパ最高、このお値段でこんなお料理いただけるの?と毎回感動している。


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さてMIHO museumでは、いつもトンネルを歩いて通るのがお気に入りなのだが、残念ながらしのつく雨、久々にカートに乗った。すっぽりビニールカーテンで覆われて一滴も濡れることなく、快適であった。

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美術館側のカート乗り場はこんな感じやったんや。天井の穴から落ちる雨は下の排水穴に吸い込まれる仕様、これだけ見ていても飽きない。さすがI.M.ペイさんである。(ルーブルのガラスのピラミッドも作ったアメリカの建築家)


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エントランスの屏風に見立てた景色も雨に煙る。


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今期の展示は「美の祈り」
古代から始まる洋の東西の祈りのために作られた神像やそれを荘厳する物、捧げられた物、さまざまな切り口の「祈り」
このポスターの飛天(鎌倉時代)はサイズも小さくかわいらしく印象的だった物。


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今回の展示の前半のパートは、エジプトからペルシアの各王朝、中央アジアとほぼ頭に入ってない歴史と地図にちょっと苦戦した。中国あたりになるとちょっとはわかるのだが。

印象的なのはリュトン。
古代ペルシャで使われた角杯に似た器で、山猫型とかライオン型、馬形、、、と色々ある。角杯は文字通りコップなのだが、リュトンはここにワインなどを流し込み、下の小さな穴から別の器に流し込むもので、漏斗みたいな、、、。お酒がこの器を通ることに神聖な意味があったとか。デキャンタージュみたいな?効果もあったのかしら。



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(地下のカフェも雰囲気いいよ)


日本のものでは二月堂修二会コーナーもあって、この解説なら私の方が詳しいよ〜と心で言ってみる(^_^; 典型的な美しい二月堂焼経が掛けられていて萌えた。

今回一部屋全部使っての唐紙アート「ユニバーサルシンフォニー」(作・トトアキヒコ・唐長)の展示。一面にブルーのパネルが並び、そこをうねるような渦巻き(唐紙の技法)が連なって龍みたいに見える作品。

MIHOのエントランスから本館へいくまでの長いチューブ状のトンネルは、春は桜色に、夏は緑色に、光を反射して美しいのだが(これだけを見に来る人多い)、春分秋分にはまっすぐに太陽光(夕日か?)が差し込んで黄金色になるのだと初めて知った。一度みてみたいなあ。四天王寺の日想観みたいな感じかしら。



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MIHOへ行ったら次はやっぱりまさんど窯へも行かなくては。
作成にほんの数分だけかかわった(?(^_^;)板磨いただけ)世界一美しい無人販売所、健在である。


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作品はぽちぽち売れているようでなにより。盗難に遭うことはないのかと訊ねたら、全くないとのこと。逆に盗るほどほしいと思われないのがちょっと切ない、、、とか(^_^;


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この春から、行政も巻き込んで学童保育的なまさんど塾を開始。小学校低学年の子供達に、この時間は何をするか、自分で決めさせて、保護者会もきっちりして、本気の塾である。どんどん広がっていくまさんど窯。すごいなあ、、、来るたびにバージョンアップしている。


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裏庭の信楽焼の露天風呂も、先だって山村留学?の関東の中学生男子が入って楽しんだそうだ。


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ここの茶畑を望む場所からの眺めが大好きで、ここで茶籠を広げる。


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茶碗はもちろん、ひらかね井戸である。この小ぶりの茶碗、好み。


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今や余技なのか本業なのかわからない井戸茶碗もちゃんと作成中、近々新たに作った窯4号機を稼働させるとか。

とうてい自分にはできないだろう、けれど憧れるくらしを楽しむひらかねさん、たまにその暮らしの片鱗を味わいたく、またよせてくださいね。






奥嵯峨・不審菴写しの茶室にて茶会 - 2023.05.23 Tue


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ここは嵯峨野大覚寺、大沢池の畔、ここで舟遊び茶会をしたのがもう一月も前なのね。そんな奥嵯峨の風情を楽しみつつ約2年ぶり、この近くにお住まいの陶芸作家のNさんの茶会へ。本当は昨年秋の予定が諸事情にて延び延びになって、やっとこの日を。



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Nさんの茶室の露地は嵯峨野の竹林が借景になっていて、風が吹くとさやさやと心地よい音を奏でる。(飛んでくる笹の葉っぱの掃除が大変らしいが、、、(^_^;)



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ご連客は遠州流の茶道男子Mさんとその師匠で日本人より日本人なイギリス人のS先生、三人でこの風情独占とは贅沢なことである。


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 主菓子は餡入り蕨餅、ヨーロッパのアンティークのガラス皿にて。


こちらの茶室は以前数寄屋建築のプロとお邪魔したときに表千家の「不審菴」写しと知った。ここでお茶を楽しまれていたご母堂は裏千家だけれど。


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(茶道検定テキストより)


ちなみに不審菴は風炉先に茶道口があり、亭主は席入りしてくるりと向きを変えて(あるいはバックして?)点前座にすわるという変わり種(表千家さん、失礼!)。基本炉の時期しか使えないので、風炉の季節は炉の切ってある畳に風炉を据えて、台目畳は放棄する、と聞いたが、さすがにそれは不便と思われたのか、この茶室では普通の位置に茶道口がある。

客座から点前座を見るとほんとに見れば見るほど不審菴そっくり、扁額の位置、壁のサビまでそっくりなのである。


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濃茶は一碗ずつ各服で丁寧に練っていただいた。
障子を少しあけた隙間から5月の爽やかな風が吹き込み、点前の間、間断なく聞こえる筧の水の音、竹の葉ずれ、ここは奥嵯峨、う〜ん、別天地だ。

軸は相国寺の大津櫪堂(大象)、有馬頼底師の師匠だった方、偶然にも客のMさんは相国寺の檀家さんで参禅もされている方だった!
茶碗は以前より作陶の見本として所持されていた高麗シリーズを初使いしていただく。大ぶりの井戸は背の高いS先生へ、ぴったり。Mさんへは金海?。私は常々「かりんとう」と言っている黒高麗にて。

いつも茶事でお客様に丸久小山園の<天授>をお出ししているが、なかなか自分では飲めぬモノ、今回たっぷり客としていただき幸せである(*^_^*)

茶入は先々代の朝日焼、遠州七窯のひとつであった朝日焼は本日の遠州流のお客様にふさわしい。



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濃茶の後中立をへて薄茶へ。
室礼は灯火を用いまた雰囲気が変わる。この吊り下げ型灯火器は李朝の写しをご自分で作られた物、そこはさすがプロである。ただこの鎖と灯火器をとめている輪っかは現代作家物をご自分でバーナーで炙るなどしてサビをつけたものとか!そんなんできるんや、良いこと聞いた。マネしよう。



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松本の銘菓真味糖(命名:淡々斎)
胡桃の入った美味しいお菓子である。
薄茶のお道具はほぼご自分の作品の白いアルバレロシリーズ。

アルバレロはデルフトで盛んに作られた、本来は軟膏入れだったそうだが、日本ではぐい飲みや茶器に見立てられる事が多い。私は碍子に似ていると常々思っている。
Nさんはこれを水指サイズ、茶器サイズ、と色々作って使いこなしておられる。ほんまになんでも自分で作られるってうらやましい。



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特記すべきは花入れ
なんと漆器の火薬入れなんだそうだ。江戸時代火縄銃に火薬をこめるのに便利なように口が極細になっているところへ一輪の鉄線、、おしゃれやなあ、、、と一堂感動したのである。

以前のご自宅にあったお屋敷の楓の木でご自分で削り出された茶杓も印象的であった。
茶会のあとは別室にてお茶、焼物談義、気がつけば4時間、濃茶+薄茶なのに茶事なみの時間を楽しんでしまったのだった。




東大寺指図堂落慶など〜初夏の奈良巡り - 2023.05.21 Sun

初夏と言うには暑い奈良である。


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昨年秋に黄金色の絨毯を見たところの東大寺西大門跡の大銀杏も今は緑の陰を作る。


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今小路から歩いて戒壇堂の横を通って東大寺指図堂へ。
幕末頃の建築で老朽化していたが、このたび修理を終えて落慶を迎えられた。
2年前、まだ工事中の時に来たことがある。無料で入れて東大寺のかたにお話も聞いた。


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このエリア(東大寺北西部)には、平家の南都焼き討ちや松永久秀の東大寺焼き討ちのあと、大仏殿復興を担った建物が集まっている。資金を募った復興寺務所である勧進所(奥にある八幡殿は練行衆社参の折にお参りする場所でもある)、そしてこの指図堂。指図堂の名前の由来はここに復興の設計図(指図)を祀っていたことによる。

南都焼き討ちのあと、東大寺復興を担った重源上人は実は法然上人と同時代の人であり、彼を東大寺に招いたりもしている。大原問答の時にも同席したと言うから、きっと仲良かったのね。その後の災害による破壊から幕末に再興されたのは、法然を慕う浄土宗の門徒さんたちの喜捨によるものであった。よって、ここは華厳宗の東大寺の中にあって、浄土宗の法然を祀るお堂なのだ。



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修理の為の寄付をさせていただいたので、ご案内をいただき来て見たが、なんと!!
お堂の横に本気の茶室ができていた!


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奥の小間が「遣迎庵」といって、かつてここにあった茶室を再現させたものとか。


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この赤い腰張り、修二会の糊こぼしの造花の材料である紅花で染めた吉岡さんところの和紙なんだって!木の香も新しい建物の中、水屋も完備、これは将来貸し出しとかしてくれるんじゃないだろうか。



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写経場もあり、(予約なしでできる)


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庭園もきれいになった。
東大寺といえば大仏殿にしか観光客は来なくて、ここはけっこう穴場である。良い場所ができたな。


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修二会友でもある日本画家で僧侶でもある中田文花さんの散華を記念にいただいた。(販売はしてません)


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この景色だな。
記念に写真を。


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今小路の千壽庵吉宗で、かき氷。
色々種類があってめずらしいだだ茶豆とずんだのかき氷頼んでみたら、ずんだが結構ヘビーでお腹一杯。やっぱりフルーツ系にしとけばよかった。


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次にこの季節のお楽しみ、二月堂裏参道近くにある大湯屋。


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ホコリでも雪でも気のせいでもありませんよ。


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一面に舞う柳絮(りゅうじょ)

いまが真っ盛りなので、動画も見てね。




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大湯屋の横の池の表面にも雪のようにつもる。


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北京では春の風物詩とも言われる柳絮は柳の綿毛(種)なんである。


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柳は意外と種類が多くて、盛んに柳絮をとばすこれはマルバヤナギかタチヤナギ、専門家でも種類がわかりにくいとか。
うかうかしているとこの綿毛、マスクの中にも入ってきて、くすぐったいったら(*^_^*)



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ここには今は緑の大銀杏もあって、秋も楽しみだな。西大門のを見に来たときに足を伸ばしてくるべし。


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二月堂の裏参道を見ると、おお!なんか立派な白い花を咲かせている木が!場所的に清水公照師がおられた宝厳院だろうか。


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これはヤマボウシの花であった。なんとたくさん花をつけているのだろう。宝塚時代に庭にあった我が家のヤマボウシは毎年花が2〜3しかつけなかったのを思い出すなあ。


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ここで東大寺とはお別れ、バスにて西ノ京(唐招提寺〜薬師寺エリア)をめざす。


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奈良の1日の締めくくりに先だって東塔落慶法要に参席したばかりのところの薬師寺に滑り込み、写経!はい、今日もりっぱな金釘流書であります(^_^;



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写経勧進の帳面(一冊12巻)、二冊目にはいった。今度は表紙が朱色なのね。一冊目は若草色だった。特に信心深いという訳ではないが、かつてすごく心が動揺することがあって眠れない事があった。その時に般若心経をとなえているといつの間にか寝ていた、、、というような経験があり、なにか心を沈静化させるものがあるのかもと思う。一生懸命思い出そうと集中するのが有効であったのかもしれんけど。





旧成徳中学校 - 2023.05.19 Fri

烏丸高辻を少し西にはいると特徴のある建物が見えてくる。


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旧成徳中学校
一頃びっしり蔦に覆われていたが、現在はそうでもない。
ここは道路沿いの早咲きの桜の名所でもある。


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前身は明治初頭に建てられた番組小学校(京都の町衆が資金を募って作った番組組織単位の64校)の一つで、下京第九番組小学校。
現在の建物は昭和6年竣工、設計施工はどこか不明。


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(エントランスホール)

戦後の学制改革の一環として中学校を併設、のちに小学校はなくなり2007年の閉校まで中学校であった建物である。現在はNPO法人などが使用しているとか。

ちょっと用事があって中へ入る機会を得た。日曜日とあって、中は全く無人。人気の無い小学校ってちょっとどきどきする。


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京都市内には今なおいくつかの番組小学校の建物が残っているが、本当の学校として機能しているところは絶滅危惧種ではなかろうか。人口減少にともなう小学校・中学校の統廃合が最近まですごかったものなあ。

皮肉なことに春日小学校のように閉校になって建物も壊したのに、その後小学生人口が増えて、同じ場所に新たな御所東小学校を建てるというような事例もある。



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明倫小学校の建物は、カフェなどもはいってイベントもさかん、有効利用されている。少し前までは木屋町のど真ん中にある立誠小学校もシネマ上映などあってにぎやかだったが、今はホテルになってしまった。それからは行っていないので、どれだけ昔の建物の面影が残っているのかわからない。
国際マンガミュージアムをもとをたどれば上京二十五番組小学校・龍池小学校だった。


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木の床の匂いも懐かしい。

全国にさきがけて京都市に小学校ができたのは、官の力でなく、町衆の教育へかける情熱であり財力であった。天皇さんを東京にとられて意気消沈しているだけでなく、学校作ったり、疏水作ったり、そこらへんが昔の京都のすごいところだと思う。(今は知らん、、、)


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水道設備もなんかおしゃれ、けっこう贅沢な意匠があちこちに見られるのである。私もすでに古い人間で、小学校入学当時は木造校舎だったが、戦後建てられたものなので、ここまで素敵な建築ではなかった。

番組小学校の歴史をたどるのも面白く、こちらも元・下京十一番組小学校であった開智小学校の建物を使った京都市学校歴史博物館は是非おすすめする。(過去記事はこちら)


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三年生の教室
今ここを最後に卒業した中学生はもう三十路になっているのだな。


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昭和62年卒業生制作の校歌を焼物?で作ったもの。その子らはもう社会の中堅を担っているお年頃だわ。


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建物正面の蔦は枝だけであったが、東側の壁にはまだ青々とした蔦がからまる。この校舎に子供達の声が響いていた時代にも、蔦はあったのだろうか。



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この学校建築も、壊されることなく栄光の?番組小学校の歴史とともに大切に守られて欲しいと切に願う。

<おまけ>
京都に越してきたときに「あんたどこの学区?」とよく聞かれた。すでに核となる小学校が統廃合でなくなっていても。どこの学区出身かは京都市民にとって今でも大切なアイデンティティなのである。





皐待つ花橘の、、、初風炉茶事 - 2023.05.17 Wed

葵祭を控えた皐月の初風炉茶事


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斎王代が持つ檜扇と、随身の垂纓冠(香合)にフタバアオイ。
本当は桂の枝にフタバアオイをからませるのだが、桂の枝が手に入らぬ。

ちなみにこの檜扇の飾り造花(緑色の)は高倉流、梅と松と橘だから(山科流は橘がない)


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待合には今年も葉菖蒲と蓬の端午の節句室礼にて


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本日のお客様は数寄の道のご先達の方々
緑陰の露地には青梅の実もなる。
(そして毎朝の常緑樹の落葉拾いに労力をすいとられる私、、、)


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 武蔵鐙 さすがにかけて頼むには 問はぬもつらし 問ふもうるさし

葵祭に先立つ賀茂の競べ馬と、「伊勢物語」の武蔵鐙にかけて芍薬をいれたのは、、、



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先立つこと、この日のお客様にこんな素敵な前礼状をたまわったからなのである。
こんな絵が描ける才があればなあ、、、

  武蔵鐙 君に給ひし芍薬の絵をうつつにも 活けにけるかな


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風炉の点前のリハビリができぬまま突入、炭手前では初掃きをわすれるとかちょっとどうかしてたわ(^_^; それにしても風炉の炭のたよりないこと、胴炭がまるぎっちょにしか見えない、、


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今回しんじょうに鯛の唐揚げを入れたのは、庸軒の消息を巡るテーマにて、その消息に「新鮮な鯛をありがとう」との一行があるから。これが庸軒が弟子の十文字屋からもらったところの鯛ですよ〜、、とかなんとか(^_^; 庸軒さんと、ここ岡崎は深い縁がある。道の向こうには淀看席を有する西翁院もあるしね。



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焼物の牛肉たたきと強肴シリーズ、ちょっとメニューがマンネリ化。


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酒屋さんのお客様からすぐに売り切れるという人気のお酒を頂戴し、さっそくそれをお持たせで差し上げたほか、先日の伊根行きでゲットした伊根満開、これはもちろんガラスの酒器でしょう。


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今回もみのり菓子さんの良いお仕事
銘を「橘襲(たちばなかさね)」

 皐待つ 花橘の香をかげば 昔の人の袖の香ぞする

古今集の和歌であり、また「伊勢物語」でも語られる歌である。中の餡が柑橘系で絶品!(今までのお菓子も美味しかったが、これはその上を行く!)


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さすがに5月ともなると中立でも十分昼の明るさ、手燭や膳燭が使えないのがちょっとくちおしい。

濃茶の茶杓には庸軒に深い関わりのある人のものを。
それをすぐに、ああ、と膝を打ってわかってくださる本日のお客様のありがたさよ。
それだれ?と言われては立つ瀬がないが、ちょっとマニアックすぎかしら、、、(^_^;


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薄茶の干菓子は亀廣保さんの

  唐衣 きつつなれにし妻しあらば はるばる来ぬる旅をしぞ 思ふ

これも「伊勢物語」より。それと、、、


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薄器の意匠、杜若と水紋が同じなので。


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それから葵祭に思いを馳せて下鴨神社でいただいたフタバアオイの麩の焼

ちなみに今日のお水も下鴨さんでいただいた。


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時々流儀のお茶を離れて、数寄の森に迷い込んでしまうのは、本日のお正客様のせい、、、いや、お導きあったからかなあ。それに輪をかけたようなご連客様、本日はありがとうございました。

お見送りの後に茶室にともした灯火 お開きになってもまだ薄明るく、露地の蝋燭がいらなかったので、せめてこんな形で。



鴨茶〜組み立て式コンパクト涼炉にて - 2023.05.15 Mon


バスケットに鴨茶道具一式入れて鴨川へ



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今回もとめたばかりのこれを使いたかった。
このコンパクトな箱に入っているのは、、、、


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これだっけ、、、これを組み立てると、、


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こんな感じになる。中にアルコールランプをセットすれば涼炉のできあがり。
池半さんでもとめた。


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市川孝さん作の煮茶器をセットしてお湯をわかす。ポットのお湯もいいけれど、例えば中国茶など熱々のお湯が望ましいときに、これが役立つ。


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茶籠よりよりいだしたる抹茶セットを展開。
クロスは水円舎からもとめたもの
茶碗は浅井慶一郎君の
茶籠はネットで買った古物


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あとは鴨川があれば完成

豊かな一人時間がしあわせ。



丹後エクスカーション2023〜③間人・立岩〜天橋立 - 2023.05.13 Sat

間人、、、、と書いて、何と読むか?
関西人ならだいたいわかるかもしれないが、そうでなければまず読めんだろうなあ。



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これは<たいざ>と読むのである。
間人蟹で有名♪

昼ご飯をいただいた縄屋さんから車で20分ほど、日本海へ突き出た丹後半島の北部の地名である。名前の由来は諸説あるが、聖徳太子の母・穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)(別名・間人皇后)が物部と蘇我の騒乱を避けてこの地に身を寄せたという伝承が有名。



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このあたりの浜は砂というより石英の小礫なので、近くの網野町の琴引浜の鳴き砂のように、踏むと石英がこすれあってキュッキュッと鳴るのである。



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さてこの威容を誇る立岩は安山岩の一枚岩、高さ20mもあるという。


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柱状節理という懐かしい名前も思い出したりして眺めたり、そばまで行ってさわったり。伝説ではこの岩のなかに悪さをしていた鬼が封じ込められ、時に泣く声が聞こえると言うが、確かに風が吹くと岩にあたった気流の変化でひゅ〜と音がする。昔の人は色々よく考えたものだ。


同じ日本海もこちらは日本三景の一つ、説明のいらない天橋立。


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これはビューランドと言って山頂から橋立を見下ろす施設なのだが、ここに入るまで道は大渋滞、駐車場は満杯、リフトにのるのに1時間、、、とGWの悲劇が次々と。まさかこんなことになっていようとは。


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これは有名なまたのぞきで撮った写真だが、まあ、上下反転させただけで、この年になると腹筋が弱って前屈がただただ苦しいだけであった(^_^;


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橋立の根元にある日本三大文殊の一つ橋立山・智恩寺のシンボル、文殊の知恵の輪から見た橋立。でも私は横から見た天橋立の方が好きかな。



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リフトで降りるときの景色がまたこわいような素敵なような。


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先ほどの知恵の輪の智恩寺、文殊信仰の有名な寺院で創建は平城天皇の頃といわれる。(9世紀)
先ほどの知恵の輪はもともと海運の安全祈願の灯籠で、この輪を三回くぐると知恵を授かるという。(ちょっとくぐれんわな、、、)



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ここのおみくじは扇型。開いてはじめて運勢がわかる仕様。


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文殊堂には寺猫も住んでいて、この子はピクリとも動かず爆睡中。


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同じく欄干にいた寺猫さん。


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ご本尊の文殊菩薩像は秘仏ゆえ、拝見できなかったが、年に数日だけご開帳があるそうで、獅子に騎乗したお姿だそうだ。

  ♪ 獅子には文殊や召さるら〜〜ん  (謡曲「玄象」)



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智恩寺から天橋立をわったってみよう。わたるのは初めて。
まずは橋立へわたる回旋橋を渡る。この橋の下、真ん中にあるのが回旋させる機械である。


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写真ではわかりにくいが、ちょうど大きめの舟が通るとき、90度回転して橋にぶつからないようにするシステム。


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天橋立は全長3.6km、歩くと小一時間、レンタサイクルだと20分ほどか。


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ここには約7000本の松の木が植えられているので、海風が吹くとほんものの松風=松籟を聞くことができるのだ。


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一番細いところでは道の左右に海が見える。どこで休んでもいいし、浜で裸足になってもいいし、いろんな楽しみ方ができる。


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浜にはいろんな植物が海風にも潮にも負けずに繁殖していて、強い生命力を感じる。
なんかきれいな花、、、と思ったらハマナスだった。


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バラ科なので一重の薔薇そのもの、こんな繊細な花がこんな過酷な環境で咲くことに驚きを禁じ得ない。


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橋立は海の中にあるにもかかわらず、真水の井戸があるという驚きも。日本名水百選にもえらばれた磯清水。海の底に淡水の層があるという。

  橋立の 松の下なる磯清水 都なりせば 君も汲ままし  和泉式部


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時間の都合もあり、約3分の1歩いて引き返す。
それにしても日本三景の一つとはよく言ったものだ。確かに横からみても上から見ても、渡っても、気持ちのいい場所であった。(周辺の混雑さえなければ〜〜)






丹後エクスカーション2023〜②グルメ編〜富田屋と縄屋 - 2023.05.12 Fri

グルメ編

まずは宮津駅前と言ったら富田屋さん。10年前そらいろつばめ様に、ここ有名なの、と教えていただいて、その時は後述する縄屋さんへ行くので、横目で見ただけだったのだが、このたびめでたく?入店!


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このレトロなネオンとたたずまいから惹かれる。18時ころ行った時にはすでに20人以上の待機であった。それでもわれわれのあとにどんどん続く順番待ち、結局入店まで約1時間、気候がよかったのでなんとか。


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「大衆食堂」というだけあって、カレーが380円とか、もうコスパのよいこと。それだけでない、伊根にも近いここは新鮮な海鮮が食べられるのだ。



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刺身定食と刺身盛り合わせと、天ぷら盛り合わせをたのんだが、天ぷらの海老なんか、ぷりぷりで大きくて、もっとお腹のキャパがあったなら、サザエの壺焼とかアサリ焼とかうな丼とか、、、、食べたかったなあ、、(^_^; 海鮮の出汁がきいているのか、味噌汁の美味しいこと。

厨房はたくさんおられるようだが、ホールはおばさん2〜3人で回していて、みているだけでてんてこ舞いだなあ、、、と。お客さんも次から次へと新規やら追加やら。うわさに違わずええとこやわ、ここ。1時間待つ甲斐あり。もっと近くにあったらなあ。


おつぎは宮津から車で約30分、日本海に近い弥栄町にある魚菜料理・縄屋さん。


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ああ、懐かしい、この土壁、オーナーさんがDIYで作られたのも健在。10年前そらいろつばめ様に連れてきていただいた時のまま。


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ただ何年か前に改修されたそうで、かつてご飯をいただいたところはウェイティングルームに。


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部屋から見える庭も10年前に比べてすごく豊かに緑になっている。

↓ これ10年前の時の写真


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奥に新しいカウンターが。


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右手奥にある薪をくべた竈、料理はほぼこれだけを使う。薪の火力が強い最初に羽釜でご飯、懐石の一文字飯(煮えばなでアルデンテ)が最初に出てくる。さすが宗箇流のお茶人さんでもあるから。ここを思い出したのは、実は昨年の広島・宗箇流初釜で久々にお目にかかって、気になっていたからなのだ。


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あとは「魚菜料理」と銘打っている言葉通りに、次から次へとでてくる、いろんな種類の魚、もう多すぎて名前覚えられず。
それに使われる山菜、自家菜園の野菜も多種すぎて。このあたりはほとんど周りが山なので、採取にことかかないのかもしれない。

あわせたお酒はもちろん「伊根満開」、これロックでも美味しいんだ。



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山菜はご自分で山に入って採取されるとか。山三つ葉とか、聞いたこともないような種類のものも。


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薪の火は下に落ちたのをすくって焼き物用に使ったり、うまく使い回ししている。いわばエコ料理だ。白子の天ぷら、美味しい〜♪
あと、ノドグロの煮物椀、ノドグロってほんまに魚のくせに脂がのってて美味しいのね。子供の頃魚料理をうけつけなかったのに、お酒を飲み出して、美味しく食べられるようになって、ヨカッタ!


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最後に羽釜の底のおこげを。懐石で言えば湯桶にあたる。


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上にお魚、山菜、野菜、これだけで十分美味しいが、私的にはちょっとお湯をぶっかけたい。(おこげにお湯またはほうじ茶ってほんま美味しいの)


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デザートのムース(聞き損ねたがピスタチオ?)の上に乗るきれいな小花はウワミズザクラ。これは集合体でブラシのような花なのだが、ひとつひとつがこんなに美しいとは思わなかった。それよりもなによりも食べられるとは!

カウンターからは厨房が半分見えるので、料理、盛り付け、飾り付けがよく見えて、これも楽しかった。ここも交通の便(車のみ、冬季はスノータイヤ必要)の悪さをおしてまで来る価値がございました。




丹後エクスカーション2023〜①伊根 - 2023.05.11 Thu

丹後半島の伊根へ

前にここへ来たのは大学出たての独身の頃だから40年も前(!)。伊根が実家の友人の家に遊びに行ったのだ。当時ここはほんとに田舎の漁港でのんびりとした雰囲気であったが、、、

まあびっくり!
いつの間にこんな一大観光地になったの??
駐車場に車をいれるのに空きをさがすのも一苦労なくらい。



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それでもこの道は昔の建物がたくさん残っていて懐かしい空気がある。右手の建物群はほとんどすべて伊根の代名詞の舟屋である。舟屋は主に漁業に関する作業場なので、住居は左手の建物群になる。そういえば友人の家もこんな感じだったな。


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懐かしい感じのたばこ屋さん、レトロな建物も多く、そのほか古くは江戸後期の建物も残っているそうだ。


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対岸の舟屋群、230軒くらい残っているそうだ。


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しかし伊根の海はきれだなあ、、、、
ヒトデとそれが狙ってる?ウニ。ウニはあちこちにいっぱいいたが、まあ入漁権の問題で採ってはダメだろう(^_^;


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入漁権といえば友人のお父上が持ってはったので、私たちは海にもぐってサザエを捕って、それを浜で焼いて食べた記憶がある。なんとのんびりした時代だったことよ、今をみればもう隔世の感。


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舟屋側から海をみたところ。
ここの舟はまだ現役みたいだ。ちょっと対岸に行くのにも、舟はほんまにここでは便利な乗り物だ。


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これは伊根漁港、お父上はここで働いてはったのだ。懐かしいなあ。伊根の人は魚はここで買うそうだ。(浜売り)採れたてピチピチ、美味しいだろうなあ、、、
かつてウニが嫌いだった私がこのあたりで採れたてのを食べて、あまりの別物感にその美味しさに目覚めたという、、、(*^_^*)


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舟屋群を一周する観光船は大きいのやら小さいボートみたいのやら、いっぱい。いつもはこんなに人多くないのだそうだ。やっぱりGWだからか、どの船もすぐ満員になる。せっかくだから乗ってみた。


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ボートからみる舟屋。
このあたりカモメが群れをなしている。沖には牡蠣の養殖場もあり、そのあたりにたむろしている連中も。


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ボートから餌を撒くイベントもあって、カモメって動体視力いいのね〜と思った。


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もちろん満員で、待ち人数多くて入れなかった、Instagramとかで人気の舟屋日和の伊根カフェとレストラン。

いやもうただただあまりの観光地ぶりに驚くばかり。伊根に行く途中の道でもこんなんあったけ??と驚くような高層マンションが(リゾートマンションか)林立していていやな予感がしなのだが、、、

それでも昔から、ここは実際の生活の場であることはかわらない。それを大事にしてくださること、観光客もそれを大事にすること、、、を祈るばかり。某観光都市みたいにはならないでね。



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海からも見えるこの建物は、、、クンクン、(好物の)お酒の匂い、、、酒蔵?そう酒蔵だった。


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しかも華やかな赤いお酒で有名な「伊根満開」の蔵元(向井酒造)だったとは!!
(ちなみに手に持っているのは酒粕アイス最中)


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都市部では今入手しにくいらしいが、さすがにここにはたくさんあったよ。赤い古代米から女性杜氏さんが開発したお酒。ほんのり甘みと麹っぽい香りが美味しいのだ、これ!





ASAHIYAKI 423 〜朝日焼423展 at 興聖寺 - 2023.05.09 Tue

ゆったりとした宇治時間が流れる宇治


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今日も宇治川はご機嫌だ。
平等院は観光客が多いが、その対岸は意外と人の姿が少ない。むしろこちらの方が宇治らしくて好きなのだが。(宇治上神社、宇治神社がある)


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宇治の水力発電所からの水流が合流する橋を通り過ぎてさらに上流へ行く。


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琴坂を登ると、、


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ここもゆったりとした時間が流れていて、大好きな興聖寺。
京都では臨済が席巻しているので、ここは数少ない曹洞宗の寺だ。只管打坐、只管打坐!


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このたび御縁あってCFに参加、リターンとしてチケットをいただいたところの<朝日焼423展>へ。なんと興聖寺でこの規模の展示をされることがあるのね。これはうれしい。


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423とは何か??と思っていたが、朝日焼が生まれたのが1600年、今年で423年になる、、、の423だったのだ。


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このお寺は結構自由に歩き回れて、まったりゆっくり休めるところがたくさんあって、修行中のお坊さんの作務中のお姿も見られて、観光客でわさわさしてなくて、大好き。


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緑の光る風が通る大書院では、このように茶碗だらけ!
朝日焼の初代から当代(16世)にいたるまでの作品がずらっと。竹を丸くした結界や、それぞれの茶碗の下にいろんな形の鏡、など展示方法も斬新。


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これを企画した若きご当代とその弟さん、実はお父上の先代豊斎さんがご存命の時からのちょっとした知り合いなのである。早くに先代が亡くなられて、ちょうど私の子供たちくらいの年のご兄弟は、手をとりあって朝日焼を盛り上げようと、さまざまな工夫や努力をされてこられたのを垣間見ている。ので他人のような気がしない、、というのはあつかましいか(^_^;
その一環としての今回の展示、まことにめでたい。


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数少ない貴重な初代、二世の、つまり桃山〜江戸初期の貴重な茶碗も。お蔵から久々に出してきたものだとか。初代の茶碗は確かに桃山の匂いがする。



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朝日焼というと鹿背というイメージだが、各代は基本は守りつつ、それぞれオリジナルなモノを作ろうと努力してきた跡が見える。


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当代16世豊斎さん
いろんな新しい事にも挑戦されている、その一つが月白釉の茶碗である。楽直入さんの焼貫みたいにこれは当代限りになるかもしれんが、それはそれでいいのだと。


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逆光であまりお顔が映らなかったので、鏡に映りこんだ写真をもう一枚(^_^;


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で、その月白釉のお茶碗でお茶をいただいた。
お茶も特注で二種、豊斎さんの「豊」と弟さんの俊幸さんの「幸」
足利将軍が認めた宇治七名園で、唯一現存する奥ノ山茶園の流れをくむ堀井七茗園さんのブレンド。朝日焼の強みの一つはお茶の名所、宇治にあることだと再認識。



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このブルーはいままでの茶碗ではなかったテイストだと思う。最初お茶の緑にあうのだろうかと思ったが、意外とマッチする組み合わせだのだ。美しい色なので、月白釉の汲出し、実は持っている。


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お茶をいただいたのは、この気持ちの良い大書院の縁側である。


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庭と山の緑が美しく、風もよく通って、ああ、ここで昼寝したいと思わない人がいるだろうか。


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花器もあるのね。


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もう一つの座敷では煎茶用の歴代の急須の展示。
時代に翻弄されて茶道が下火になったとき、朝日焼を支えたのは煎茶の流行だったそうだ。朝日焼は煎茶道具も歴史があったのだなあ。


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最後に僧堂へ。ここはいつも坐禅道場であるが、この日はVRルームに。


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この僧堂の畳の上に座ったのも初めてなら、VR体験も初めて。


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これをかぶって360度の視野で画像を見る。内容は朝日焼の歴史と、先代、先々代、つまりおとうさん、じいちゃんの逸話、それから当代の1年生のご子息のこと、などの家族の物語。感動的だったわ。よくこれだけの企画をされたと思う。

さて、初VR体験であるが、作業場の場面など、まさに自分がそこにいるかのような錯覚を覚える。あちこち見過ぎて酔いそうになった(^_^;、それくらい面白いわ〜これ!



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戦前あるいはそれ以上昔の松林家に残る書状の数々も家の物語の一部。


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入り口の煩悩玉を吐き出す開梛(かいぱん)は今日も元気。


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そして萌えるようなむせかえるような新緑の山、いまにも飲み込まれそう。


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興聖寺を後にして宇治川沿いにある朝日焼ギャラリーにも寄ってみた。


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ここも当代になってから新たに作られたギャラリー。


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最後に宇治橋たもとの開業平安時代というお茶の通圓さんで抹茶ソフトを食べて上がり!である。

やっぱり宇治はええところや〜。
そして朝日焼のますますのご発展を!




宗像大社中津宮〜玄界灘越えて - 2023.05.07 Sun

唐津の茶会の後はふたたび博多に戻りここから30分ほどJRに乗って世界遺産に登録された記憶もまだ新しい宗像大社を目指す。本来なら本土にある辺津宮(一番大きい)を目指すべきだが、ここは行きにくい中津宮へ先に行くべきか、直前まで悩む。なにしろ本日中に京都へ帰らんならんので時間的に選択肢は一つ。


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結局JR東郷駅からタクシーで神湊まで来てしまった。本数の少ないフェリーの時間がなんとか間に合う、、というので決めた。途中辺津宮の大きな鎮守の森山を横目でスルーしながら、それこそ遙拝のみにてごめんなさい。


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船で玄界灘を渡る。このように水平線が見えるのは瀬戸内育ちの身には珍しく、うれしい景色なのだが、、、、


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さすが音に聞く玄界灘〜!!
揺れる揺れる、船上でまっすぐ歩けないほど、途中で船酔い?


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30分ほどで到着するも、たどりついた大島の大きさに自分の誤算に気づく。なんとなく歩いて回れる小さな島だと思っていたのに、、、レンタサイクルでゆっくり回って3時間!とか、、、、(思いつきで来て事前情報収集を怠るとこうなる)

ここは人口700余人の集落まである島なのだ。一番行きたかった沖津宮遙拝所まで片道25分、帰りのフェリーの時間を考えると許された島滞在時間は20分!(博多から2時間近くかけて来て、、、(^_^;)



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よって駆け足で中津宮、これは5分ほどなのでセーフ。

宗像三女神の神話はあえてくわしく語ることはしないが、記紀(古事記・日本書紀)の時代の天照大神と素戔嗚尊の誓約の神話に由来する。剣から生まれた天照大神の娘三人を祀る。



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天照大神は三人の女神に「汝三神道の中に降りて居して天孫を助け奉りて、天孫の為に祭られよ」と命じ、この地に降臨、以来神話時代から近世に至るまで、天皇家との関係が深く、かなり大がかりな国家祭祀がおこなわれてきた。
もとは玄界灘の海運を守る神でもあったという。(玄界灘渡って納得、命がけだわありゃ)



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長女の田心(たごり)姫神は沖津宮へ
この沖津宮はこの大島より遙か北にある小島で、島全体が国の天然記念物、女人禁制、一草一石ですら持ち出し禁止、神職のみ渡島可能、という神秘的で神聖な島なのだそうだ。

一般の参拝者はこの大島の遙拝所から参拝するのみである。(沖津宮の御朱印は中津宮でのみもらえる)それでもはっきり沖津島が見える日は限られているようで、さらに神秘性が増すのである。



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この中津宮へ入られたのは次女の湍津(たぎつ)姫神

そして三女の市杵島(いちきしま)姫命が本土の一番大きなお社の辺津宮へ。市杵島姫命は意外とポピュラーで、京都では松尾大社、広島の今年行ったところの厳島神社、などのこの姫神さまだ。



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お社の千木(ちぎ)が横切り(内そぎ)になっているのは女神様の証。
ちなみに男神では縦切り(外そぎ)。


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時間も時間とて、境内には他に誰もおらず、急ぎ足に境内内摂社を見て回る。屋根の意匠がそれぞれで面白い。神道的知識がもっとあったらもっと面白いだろうが。

ちなみにこの地をおさめた宗像氏は天武天皇へ妃も出しており、その子供が高市皇子(天武・持統時代皇族臣下筆頭の実力者、その子が長屋王)であったとは!古代史は面白い。


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もう神社も閉まる時間になって、神職さんがすでに御簾をまきあげて片付けてはった(^_^;


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神社から鳥居の方をみると海になだれ込むような錯覚を覚える。今度はもっと時間配分して、ゆっくり大島巡りするのは宿題、あと、辺津宮へもお参りしないとね。


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あとは駆け足で湊にもどる。


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光る海風に、この地におわす宗像三女神の恩恵を祈りつつ大島をあとに急ぎ帰洛。



道真さま〜!、、雨の太宰府天満宮 - 2023.05.06 Sat

唐津の茶会の前日、どしゃぶりの雨であったが博多から、ウン十年ぶり(多分20代の頃が最後ではなかろうか)に太宰府へ行ってみた。


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宝物館に入ったところで愛読書であるところの「応天の門」の作者、灰原薬先生の道真さまの絵がっ!萌え萌え〜。若き日の道真と検非違使時代の在原業平のバディが活躍する漫画で、三白眼で愛想のない道真君のなんと魅力的なこと。あの時代の背景(応天門の変に至るまでの時代)の勉強にもなる。



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と、とりあえず興奮をおさめまして、まずは参道の風景から。まあ雨です。なので参拝客も多い、、とまでは行かないが日本人率低い。


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参道にたくさんある梅ヶ枝餅の誘惑をふりきって、まずはお参り。(梅ヶ枝餅は博多駅内でも食べられるの知ってる)


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♪ 心字池にかかる 三つの赤い橋は 一つ目が過去で二つ目が今
    三つ目の橋(未来)で君が転びそうになったとき、、、、

って歌いながら若き日の私はわたったっけ(^_^; さだまさしの「飛び梅」という歌ですよ。カップルの別れを予感させる歌でしたねえ。


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しかし雨に濡れた緑の鮮やかさと朱色の橋のコントラストはほんまに美しいな。わびさびが好きな日本人だが、こういう色彩感覚も持っていたのだ。



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太宰府天満宮、いわずとしれた菅原道真公をお祭りする神社、藤原氏の讒言にて都で上り詰めた地位を追われ太宰府に左遷され、この地でなくなった。通説では太宰府の暮らしは悲惨で寿命を縮めたといわれ、かわいそうな道真様、、、と思っていたが、この小説を読んで納得するところがあった。


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澤田瞳子さんの「泣くな道真」とその続編「吼えろ道真」


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太宰府に流され鬱屈していた道真であったが、ここは大陸の文物が活発に行き来する最前線、道真のような人の好奇心を刺激せずにはおられないはず。そして太宰府の一癖も二癖もある役人達に囲まれて、案外彼はここでの日々を楽しんでいたのではなかろうか。都から来た役人には逼塞していると見せかけてさらなる辺境へおいやられるのをみんなで防いだ、、というのが痛快な話であった。


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これは道真が、山に登って自らの潔白を七日七晩、天に祈ったという故実に基づく姿の人形。博多に近いだけにやっぱり博多人形。


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京都の北野天満宮にもたくさんの牛がいてるが、ここには100体以上もあるのだそうだ。道真の棺を引いた牛が歩かなくなった今の場所にこの天満宮は建てられたという。


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美しい本殿
京都の北野天満宮の建物より平安の頃の建築に近い印象。重要文化財


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その本殿の前にドーン!っと立つヘンテコな(失礼)建物は???と思ったら、今月からご本殿は改修工事にはいるため、その間の3年間の道真様の仮殿なんだそうだ。斬新すぎる。(藤本壮介建築設計事務所)


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本殿を取り囲む回廊にも梅の紋。


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本殿前の石の橋
これも雨に濡れて良い雰囲気だ。



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これは厄晴れ瓢箪といって、中に願い事を描いて神棚に供え、厄が晴れたらここにつるすのだそうだ。


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私はお賽銭の代わりに檜皮をお供えした。ご本殿が新しくなった後、またここに来るかどうかはわからんけどね。


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境内には大きな樟の大木があちこちにあって、中には樹齢が1000年を超えるモノもあるという。まさに道真の時代を見てきた樟もあるやもしれぬなあ。


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いつも清香殿や吹き寄せを取り寄せしているところの太宰府の有名な菓子屋さん、藤丸さんへせっかくだし、行ってみたら、、、、あら〜お休みでした。(GW中はずっとお休みなんだって。商売っ気がないわね(^_^;)








今年も唐津・旧大島邸茶会2023 - 2023.05.04 Thu

今年もやってまいりました!唐津!
今年で何回目になるかなあ、、、コロナの間の3年間の休止をはさんで、昨年は規模を縮小して開催された唐津やきもん祭と、恒例・旧大島邸での茶会である。


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残念ながら今年も祭自体はかなり縮小されて、以前はこの通りに所狭しといろんな唐津の窯元が店開きしていたのがなくて、ちょっとさびしい。



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唐津にくるたび寄っていたこの文化財のカフェも健在。この建物好きやわ。唐津にはこの手の建築がまだまだ残っていて、町歩きは楽しい。


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やきもん祭のポスター。<食と器の縁結び>は毎年同じだが、今年は「作り手八分、使い手二分」がキャッチコピーらしい。
茶会の亭主八分に客二分みたいで、プロデュースする方が何倍も楽しいに決まっている(*^_^*)



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こちらもすっかりおなじみになった旧大島邸。こちらにて、タライ・ラマ師と、李朝を語らせたらこの人!の長崎のM師コラボの茶会である。去年に引き続き今年も無事開催できてよかった。できれば以前みたいに点心もついたパーフェクトバージョンに早くもどればいいね。



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庭園の翠の中にたたずむ四阿にて、M師の李朝席
このシチュエーションだけで萌える。


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李朝鉄火鉢に中国製?の古い鉄瓶、茶碗は井戸〜古井戸?
文禄慶長の役にて日本につれてこられた朝鮮半島の陶工達の物語、、というテーマにて、席は新羅の小さな仏様が見守る。

軸は初代唐津藩主・寺澤宏高の消息、宛名は津田宗及??だったらいいな、というか判読できないのだそうだ。
宏高は秀吉から唐津を賜り、朝鮮出兵の折には名護屋城普請を担い、また自身も朝鮮に出陣して軍功をあげた人だが、表千家四代の江岑宗左が出稽古に来ていたというくらいお茶も好きな大名だったらしい。だから多分朝鮮から陶工たちも連れ帰って茶碗などを焼かせたのだろうな。

唐津の花入れに収まるのは、今年も唐津の陶芸家・矢野直人さんのお母上が丹精された夏蝋梅。お母上とは同じ茶席に。昨年ご一緒して覚えてくださっていた焼物や歴史に詳しい、リタイヤ後唐津に移住されたというK様と今年もご一緒できてうれしい。



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お菓子は唐津銘菓「けいらん」
鶏卵素麺?と思ったが、こちらのけいらんは「(朝鮮出兵の)いくさに勝つまではけいらん=帰らん、の名古屋弁?(宏高は尾張出身)」だそうで(^_^;

お菓子が載ってきた皿は一枚が李朝の白磁、これは端正、そしてもう一枚がそれをまねて日本の陶工が作った初期伊万里。裏の釉薬に3本の指の跡がくっきりついて、これが景色になっている。そしてお約束の?3分の1高台。李朝のは大きい高台。これは技術の差。



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矢野直人さんの塩笥の器に入ったお茶は、博多の万(よろず)さん調整の蓬、かぶせ茶、紅茶のブレンド。すっきり蓬の香りが効いていてさわやかなお茶だった。


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席から日の光に透かしてみるチョガッポはとても美しく、晴れた空、渡る風は李朝の古い風鈴をゆらし、いつまでもここに座っていたいなあ、、、、


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お次は母屋に移動して、(大島邸は明治26年ごろ完成)タライ・ラマ師席


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千鳥の薯蕷(草生庵)が乗っているお皿が垂涎の粉引〜♪
これは李朝の15世紀〜の焼物、これから始まって次客さんが李朝白磁17世紀〜、次が日本に渡って絵唐津、カオリンの発見で磁器が作られるようになった初期伊万里、古九谷(金沢でなくて伊万里が産地だよ)、柿右衛門、金襴手、、、江戸時代の伊万里、、と時代を下っていくラインナップ、勉強になるなあ。


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二服いただく茶碗も前半が朝鮮のもの、後半がそれをまねた日本のもの、と対比させていてこれも勉強勉強。たとえば小井戸(もしくは井戸脇)に対しては枇杷色の瀬戸唐津、鶏龍山の鉄絵には似たような絵付けの絵唐津、李朝の天目茶碗には仁清の三玄院天目とか。

(志野織部だけはようわからんなあ、、、)


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今年も(点前がむしろ父より上の)ご子息との比翼点て、親子だけに息がぴったり。むしろ息子さんの方がリードしていたかも(^_^;

軸が絵因果教(降魔成道の場面)、白磁偏壺に大山蓮華、兎鐶付雲龍釜(道也)、雲華焼風炉(大谷尊由)水指は(私がブイヤベースとよんでいるところの)絵唐津塩笥、別々に求められたにもかかわらず全く同じ形の八角形の古染付と天啓赤絵の茶器、薮ノ内流、竹心と比老斎茶杓


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楽しかった席も終わり、庭園に目をやると先ほどの李朝席の半東をされたチマチョゴリの麗人のお姿が緑の中に。絵になるなあ。

ラマ師は茶会にさきだって、M師のお寺で数日を過ごされて、茶談義、焼物談義三昧の楽しい日を過ごされたそうだ。それこそが<亭主八分 客二分>の楽しみ、うらやましくもあり、談義を聞いてみたくもあり。


<付記>


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とりあえず唐津に来たら辰野金吾の旧唐津銀行も見ておかねば。ここでも唐津やきもん祭の展示。茶会に参加されていた陶芸家さんの作品もある。


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同じ辰野金吾設計だから、京都市の旧日本銀行京都支店にいるのではないかと錯覚するくらい似てるね。



五年ぶりの八瀬・瑠璃光院〜翠の洪水 - 2023.05.02 Tue

壬申の乱で矢で傷ついた背中(矢背)を釜風呂で癒した大海人皇子(後の天武天皇)の伝承がある地、八瀬は以来貴族や武士たちの保養地となった。(八瀬童子の里でもある)
ここにある紅葉の名勝瑠璃光院、紅葉の美しい場所は青紅葉もうつくしいので久々にでかけてみた。


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ここで、細見美術館でお茶をされている先生が釜をかけた時に来たのだが、もう5年前にもなるのだな。あの時も青紅葉の季節だった。


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ここはもともと寺院ではなく、亀岡楽々荘が旧邸であるところの山陰本線を引いた田中源太郎翁の所有地であり、交流のあった三条実美卿がその庵に「喜鶴亭」という命名したという。
その後所有者は次々かわって、現在の叡電・京福電鉄が所有したりしたが、今は岐阜の光明寺というお寺の子院となっているらしい。


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なにしろ秋の紅葉の季節はそりゃ美しいだろうが、待ち時間が3時間とも4時間とも聞いたので、おそれをなして秋の嵐山とともに行くことがないだろう場所であるが、青紅葉の頃はまだ待たずに入れる。それでも早くから外国人観光客がけっこうたくさん来ていた。


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この入り口も5年前とかわらない。
現在の瑠璃光院の建築は大正から昭和初期のもので、数寄屋の名匠・中村外二作、作庭は桜守で有名な佐野藤右衛門一統と伝わる。


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まずは二階に上がる。すると目の前の額縁窓に広がるのは八瀬の山々の眺め。市中から車で30分もかからないのに、この圧倒的な翠はどうだ。八瀬は八瀬童子(天皇の葬儀の車を引く古来よりの役目)もそうであるように、そういう隠れ里的な場所なのだ。


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そしてお待ちかね、美しい床みどり、ならぬ卓みどり!
この写真を撮りたいがためにみんなここへ来る。よってカメラやスマホを構えてこう撮って、ああ撮って、、、でなかなか人の映りこまない写真を撮るのは至難の業なのだ(^_^;



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どうだろう、このしたたるような翠の洪水。


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卓のみならず磨き込まれた廊下にも翠は映りこむ。
夏は涼風がふきこむに違いない、ここで昼寝したい、、、


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見下ろす庭の苔の緑もなんと美しい。苔の手入れに手を焼いている私としては垂涎の緑。

この庭は八瀬の山につながっているらしく、5年前、山からこの庭に迷い込んだハイカーさんがいてたなあ(^_^;


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二階の一画は写経用のコーナーになっていて、この翠を見ながらの写経はさぞ身も心も洗い清められるに違いない。(できればボールペンでなくて、せめて筆ペンにしてくれ、、、)


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一階におりると、違う高さから見る翠。木の幹が入ると翠にもリズムが生まれる。


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邸内にあった、今ならメタルかプラで作られるであろう配電盤?かなにかの蓋も漆塗りで萌える。


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今回はじめて邸内にある釜風呂を拝見。


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かつて料亭だった時代に作って使われていたそうだ。八瀬だけに釜風呂(^_^;
(大海人皇子の逸話参照)


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翠は伝統的日本建築とほんとうに相性がいい。


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それは外から見てもそう思う。


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最後に一階の茶室前の廊下の床みどり


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この奥まったところに、、、


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小間の茶室があるのがなんとも奥ゆかしくて、いつか使って見たいなあ、、と思うのであった。


<おまけ>

帰りに出町柳駅に降り立つと「ベトナム料理!」の幟を発見、ランチに行ってみることにした。


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狭くて暗いろうじの奥に入ると、、、


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おお!
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駅すぐでこんな本格的なベトナム料理が食べられるなんて!これはリピートだな。





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