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2023-10

淡路島にて遠征?茶会 - 2023.10.28 Sat



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海を越えて(国内だけど(^_^;)遠征茶会、クーペ型の車にこれ全部のるんやろか、、、と心配するもなんとか積み込んで、お菓子を受け取って青竹もつみこんで出発!


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海を渡ったところでランチ休憩。よき眺めを見ながら、お茶って楽しいの?苦行なの?って考える。(楽しいだけじゃ続かないとは思うよ)


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京都から2時間ちょっとドライブしてようやくたどりつく師匠のお寺。毎年されている開山忌茶会の亭主なのである。

朝早いから前泊するけど用意だけはしておかねば。
道具を広げた後は一番の難問の灰型。、、、まあこのくらいにしといたるわ(^_^;


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干菓子の箱をあけて思わずゲッ!と行ってしまった。有平糖のスズメも大群だとなんか変なものに見える(^_^;

はるばる京都からバスでかけつけてくれた水屋さんと合流、打ち合わせ、準備、特に濃茶薄茶を漉しておく。前日の夜はちょっと離れたホテルに一泊、晩ご飯は師匠おすすめの海の幸いっぱいの飯屋さんで。


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翌朝、いよいよお客様を迎える。濃茶+続き薄で5席!がんばろう。
月にまつわるご宸翰、その女院の名物裂(写し)、竹取物語で翁が見つけた光る竹、、、のイメージで竹材店に誂えてもらった竹の花入れ。(これもってくるのが一番大変だった)



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10月に青々とした竹もないけれど、枯れた竹だとかぐや姫も老けちゃいそうなので、やっぱりこれくらい青くないと。花は半分が我が家の庭から。白い秋海棠は師匠のお母上からいただいて、京都で繁殖させた花、里帰りである。もう11月からは椿がメインになるから今のうちに残花を盛り盛り。
落としはいれずそのまま竹の節に水をいれたが、この竹は太くてりっぱなのでかなりの水が必要だった。


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かぐや姫の、あるいは院と女院の乗り物であっただろう御所車の香合。


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主菓子は青洋さんに「蓬莱の珠、もしくは満月のイメージで」とお願いしたもの。
蓬莱の珠はかぐや姫が車持皇子に出した難題の一つ、ニセモノを持っていって見事ふられてしまうかわいそうな皇子。


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濃茶は高麗茶碗でそろえたので、うちにあるほぼ全部の古帛紗持ち出し。
水屋の点てだしも頑張って練ってもらってタイミング良く。
藤村庸軒、その娘婿の久須美疎安(最近庸軒がマイブーム)がらみのお道具をだしたが、知っている人は宗旦四天王としてご存じだし、そうでない方には???なラインナップ(^_^;
とりあえず茶杓の銘が「おきな」、竹取の翁にかけて。それから疎安は「茶話指集」の著者で、、、と、ここまでくるとオタクの世界。


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尊敬する兵庫の先生にご宸翰の拝見の作法を逆におそわる。知らなかったわ。(懐紙で口をかくして下がって拝見する)玄関に奉書紙を敷いてあるだけでそこまでとっさにおできになるとは!さすが。
打てば響く会話ができるお正客さまはほんまありがたい。いつまでもしゃべってしまいそうになるが、、、(^_^;


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続き薄のお干菓子はさきほどのスズメと落雁の稲穂+鳴子。もう稲刈りはほぼ終わっていて少し遅かりしだったが。


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女院によせて、それにまつわる宗旦好みの紅茶巾を薄茶で使う。(三五夜さんから拝領)
口紅がついても目立たないように宗旦が考案したとか。
薄茶の茶碗はほぼ和物でそろえる。どうしてもテイストが地味なんばっかりだけど。


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二人の水屋さん八面六臂の活躍、紙コップに濃茶を計量して入れておく。これも各服点て時代ならではの苦労。途中であまりの慌ただしさに師匠ご夫妻までお手伝いくださった。なんという手際のよさ!

5席目の途中から同時に片付けにもはいる。息つく間もないが、楽しかったと言っていただけるのが励みでなんとかお開きまでこぎ着ける。荷物を翌朝ピックアップすればよいだけにして(これも大変な作業、、、)もう一泊、宿へ帰る。



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空には三日月を少し越えた月、このあたりは町の灯りもなく、空も美しかった。
疲れた、、、まあ、苦行やね、これは。でもその苦労こそが後に記憶に残るよい思い出になるのを知っている。

良い時間をシェアしてくださったお客様、がんばった水屋さん、師匠ご夫妻、いろいろ差し入れをくださったお母上、皆様に感謝申し上げる。





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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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