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2023-11

京都モダン建築祭①〜革島医院 - 2023.11.17 Fri



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京都は寺社、町家などの日本伝統建築は有名だが、実はモダン建築の宝庫でもある。散発的に見て回ったことはあるが、まとめて一斉に期間限定公開とはこれはうれしい京都モダン建築祭。今年2年目。
日にちによって入れる時とそうで無い時があって、日にち選びに苦慮したが、まず行きたかったここを第一優先。



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ご存じ麩屋町蛸薬師の蔦まみれのランドマーク、革島医院、国の登録有形文化財である。
(日にち限定パスポートでどこでも回れるが、ここを含めいくつかの建築は事前予約が必要)
前は何度も通っていて、たまに一般公開されているのは知っていたが今日まで入る機会が無かった。



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初代院長が留学先のドイツの城郭建築を見て、みずから図面をひいたとか。竣工は昭和11年。
施工は、あめりか屋、名前聞いたこと無いなあ、と思っていたが現在でも活躍中の建設会社で、その歴史の展示も2階でみることができ、よく知っている有名な店舗や学校を多く手がけているのに驚く。



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玄関脇の、、、これはかつて水がでていたのだろうなあ。病院にこれ、癒やされる〜。


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振り返ってみた玄関部分。
丸い窓のガラスがおしゃれ。


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玄関突き当たりの廊下の角にも水場が。タイルが時代を感じさせて良い感じ。


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受付窓口。
中は撮影NGだが、ついさっきまで使われていたように残されているのがすごい。


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玄関脇の待合室
椅子が畳なのが時代だが、おちつくね、これ。
診察室もついさっきドクターがいたような気配が残る。ああ、この雰囲気、知っている。
今はもうあとかたもなく跡地がコンビニになってしまった小児科医院(戦前の建築)がうちの近くにあった。待合室は畳の間にベンチ、人によっては畳の上にすわって待っていた。診察室にはステンドグラスがあって、レトロないい雰囲気の医院だったがな、、、なくなってしまった。



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革島医院は革島外科病院であった。3代目さんがこの建物のまま、2011年の閉院まで活躍しておられたそうだ。若くして引き継いだとき、現代にマッチしない病院建築の建て直しも考えられたそうだが、調べると補修でまだまだ持つ建築と判明。祖父・父が愛したこの建物を医院として使いながら、ずっと維持されてきたのだ。


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「包帯交換室」というのもなける。
まだ近代医学が黎明期に近かった頃を思う。撮影NGだった手術室、タイルの床に黒くて、高さのある手術台(自動上げ下げできないから)、手洗い場はタイル、もしくはタタキ、消毒液をいれた白いホウロウのべースン(洗面器)、無影灯はあったけ、、?なんかこんな病院昔にみたことあるよなあ、、、と懐かしい。現代の病院のオペ室はBGMなど流れて患者をリラックスさせてくれる明るい環境だが、こんな手術台、患者をびびらすよなあ〜(^_^;

あ、そういえば建て替える前の大阪の北野病院もつい最近まで(20年以上前だが)手洗いがタタキの流し台だったわ(^_^;


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この電灯のスイッチも懐かしい。(←おまえいくつだ?)
実家、これだったもの。


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二階へあがる。
この四角の窓ガラスが外から見えていた蔦まみれの窓やな。


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お向かいは1993年に閉校となった番組小学校の一つだった旧生祥小学校。


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階段から1階を見下ろしたところ。
ドアのカットガラスも懐かしい感じ。


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二階部分は入院患者の個室だったもよう。
この奥に円筒形の部分があって、住居部分らしいが非公開。


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こちらは通りに面した明るい個室。


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こちらはちょっと暗い。右手の緑の部分は寝台??
ベッドならもっと窓寄りに置きそうだが。
昔、祖母が入院していた大学病院の病室がこんな感じだったなあ。



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昭和やなあ〜、、


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寄せガラスのおしゃれな丸窓。しかも開閉できそう。
この周辺の漆喰はかなり剥落していて、こういう建築物の維持保全はやはりたいへんなことなのだなあと思った。


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この角窓もおしゃれ。
初代院長、ほんまに建築や内装に凝りに凝っていた方なのね。


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左手は住居部分、今でもご家族がお住まいだ。しかし、見事な蔦だこと。


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(円筒形部分の上には風見鶏?かと思ったら避雷針らしい。)


とにもかくにも、この建築を残してくれて、維持してくれた最後の院長、革島家には頭がさがる。有形文化財になってくれてほんとうに良かった。これまで洛中のモダン建築が次々に消滅していっているのを見ているだけに。






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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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