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2024-03

二月堂修二会2024〜参籠所入り〜湯屋〜大中臣祓 - 2024.03.02 Sat

2月29日
この日(3月1日0時〜)いよいよ開白、修二会本行始まる。


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別火坊となっている戒壇堂、ここで精進潔斎された練行衆は15時から参籠所入りのために出発する。


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まだ間があるなあとみているとおお!練行衆がお籠もりの間の身の回りの物をいれる牛王櫃を積んだ軽トラが数台目の前を通り過ぎていった。昔は天秤棒で仲間(ちゅうげん)さんたちが人力で運んだそうだ。


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東大寺塔頭、練行衆がでる院には輪注連がかかる。
ここは今年初の堂司を務められる佐保山師の坊。


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春まだ浅いが梅の花が満開の二月堂裏参道をゆっくりのぼる。


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参籠所の前にはお松明の竹がどんどんそろってくる。


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一年ぶりに参籠所の扉が開いている。


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先ほどの軽トラの荷物が届いて、童子や仲間さんによる参籠所運び込み。


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あ、あれはテシマ茣蓙だ。(櫃の上にくるっとまいてある)
総別火中から地面のケガレを避けるために練行衆はこの茣蓙の上で作業をされるという。


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参籠所の前で待っていると、娑婆古練さんたちが次々とお迎えにおいでになる。彼らは練行衆経験者で今年参籠されない方達、重鎮古老の方が多い。老僧がゆっくりと裏参道を登ってこられる姿は絵になる。


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今年は遅れて15時半くらいに参籠所へご到着。


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雨の日の晩傘編もなかなかよい。
裏参道を歩んでこられる姿を取りたかったが、立ち入り禁止になっていた。



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参籠所の入り口で娑婆古練さん達のご挨拶を受ける。


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いったん参籠所に入られた後、16時過ぎ(今年はおくれた)から湯屋(お風呂、わりと近代的設備らしい)へ向かわれる。
風呂の準備でもうもうと湯気が立つ湯屋に立つ駈士(たぶん)さん。



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「お湯屋へござろう〜」の合図を待つ仲間さん、駈士さん、よい笑顔。


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駈士さんが長い杖を持って湯屋へ行く。なんだろうあれ?
修二会に鬼詳しいM氏によると食堂のご本尊、お賓頭盧様の杖で、練行衆より先にお賓頭盧様に入っていただくという意味で、杖を入浴?させるのだそうだ。


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湯屋小袖着用でお風呂へ。


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湯屋の入り口で仲間さんから湯帷子、手ぬぐいをうけとる。


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四職(えらいさん)は右の障子から、平衆は左の障子から入ると決められているのだそうだ。


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さて、ここにひとり、新入の処世界さんがうろうろ。
2年続けて新入がおられたので、今年もこの小芝居?見られた。


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処世界「湯屋はどこだろう、場所がわからへん」
駈士「こちらですよ〜」、、、と案内。


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無事湯屋へ。
この小芝居おもしろいので是非動画を。





ほんまにどうしたらいいのかわからないみたいで、ギャラリーがあっちあっちと教えてあげたりしてほほえましかった(*^_^*)

そして18時(これは時間通り)
咒師による大中臣祓(おおなかとみのはらえ)別名天狗祓い


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和布袈裟(めげさ)をつけた練行衆が細殿に並び咒師松明に火がはいる。当たりは暗くなる頃で雨足はきつい。それでも頑張る修二会オタクたち(^_^;


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口の中で祓文を唱えるがほぼ無言。
このときだけ神式になるので和布袈裟は肩からはずす。
春になると暴れ出す天狗を祓い身を清め場を浄める。このあと最後の結界が参籠所の前に張られる。






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この日の深夜、いよいよ開白上堂



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京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

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