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2018-09

3年ぶりの紫陽花・矢田寺〜大和郡山城趾 - 2018.06.18 Mon

紫陽花の名所矢田寺は大和郡山にある。
紫陽花のシーズン、名所とよばれるところ(おもに京都だけれど)いろいろ行ってみたが、私の中ではここと三室戸寺が最高峰である。




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というわけで、3年ぶりに矢田寺へお参りがてら紫陽花を楽しみに。
京都から車で1時間半くらい。電車では大和郡山駅からあじさい号という臨時バスもでているのだが、いかんせん、本数が少ない。




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このお寺は矢田山という小高い山に立っているので、ここまで来るにはちょっとしんどい階段もある。

ご由緒は大海人皇子の壬申の乱戦勝祈願に遡ると言うから、かなり古い。




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ご本尊が平安時代からお地蔵様にかわったとのことで(それ以前は十一面観音と吉祥天)、境内にはお地蔵様があちこちにいらっしゃる。
3年前みそこねた「味噌なめ地蔵」さま、今回は忘れずに拝んだ。とはいえ、味噌をお地蔵様の唇に塗ると(自家製)味噌の味がよくなる、という伝承なので、味噌を手作りしない私にはあまり御利益は、、、、(^_^;




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紫陽花であるが、このお寺に紫陽花を植えだしたのは50年ほど前というから、それほど昔のことではない。



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ところが今では境内に1万株、60種類もの紫陽花があるという。どこへいっても紫陽花だらけ、しかもその種類も様々で実に見応えがある。




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紫陽花はひとつの花でも美しいが、やはり群れて咲くとさらに美しいと思う。




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矢田山を登る道にも紫陽花の森、どこまで紫陽花が続くのか、さらにその先までのぼってみたくなる。




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ふりかえれば遙か向こうに大和郡山の市街がみわたせる。



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お釈迦様がその下で悟りをひらいたという菩提樹の花も満開




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3年前にも、はしっこがくるっと丸まって、おもしろい花弁だな〜と思っていた種類もきれいに咲いている。ほんまに紫陽花は種類豊富だ。




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茶席にむくのはやはりガクアジサイ〜山紫陽花系なので、ついついそちらに目が行くが。




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池にはめずらしい北米原産・水カンナの花も咲く。(昭和初期に来日したらしい)




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さて、圧巻は紫陽花の山
本堂手前の左手にある紫陽花庭園で、小さな渓流もある山の斜面にびっしりの紫陽花。その3Dの咲き方は迫力がある。



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この日、紫陽花日和で小雨。3年前は本格的な降りで、この石の階段ですべってあやうくカメラをダメにするところだったのを思いだし、慎重に歩く。




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わけいっても わけいっても 紫陽花の山、、、、山頭火の歌をついもじりたくなる(^_^;




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薄紅ぎざぎざ花びら



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純白四葩




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紫陽花の山には山法師も咲いている。




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紫陽花の森のあちこちで花を楽しむ人たち

紫陽花に雨はよく似合う(晴れた日は、やっぱりくたっとしているそうだ)




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参道の塔頭・大門坊には、今度はお釈迦様がその下で入滅されたという沙羅の花(ほんとうは別の種類の植物なんだが)、ナツツバキとも。宝塚時代ここまで大きくなかったけれど庭に植えて楽しんでいたっけ。


北僧坊という塔頭では紫陽花御膳と称したお昼がいただけると聞いていたが、さすがハイシーズン、私が行ったときにはすでに売り切れ。ここで食いっぱぐれると、矢田寺周辺なんにもないです(´・_・`)




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こちら大門坊にある茶室一如庵、500円でお薄一服できる。




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この茶席は大和平野を一望できるこの眺望がなによりのご馳走である。




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はったい粉をつかった紫陽花のオリジナル干菓子




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お茶碗も紫陽花であった。


さて、せっかく車できたことだし、帰る道道、これも前回見逃した大和郡山城趾にもよってみよう。



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大和郡山城は、初代・郡山衆とよばれた人たちが入城したほか、いろんな城主がいれかわりたちかわり、なかでもビッグネームは筒井順慶、秀吉の弟秀長あたり。18世紀に柳澤家が入り明治まで続いたと言うが、その後城は破却されたので、現在ある建物は近年になってからの復元である。



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なので、ここに○○門があった、△△廓があった、、という標識をたよりに、お濠や、、、



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石垣に当時の面影を想像するしかないのだが。




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現在も大和郡山市は濠にかかっていた橋を復元しようと工事中。




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こちらも近年の復元追手門、またの名を梅林門




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なんとなれば近くに梅林があったからだそうで、今でも梅の木がうえられている。梅の実は収穫する人もないようで、熟して落ちているのがちょっともったいない。





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最後に隣接する旧奈良県立図書館の建物をチラ見。
明治41年奈良県技師であった橋本卯兵衛が設計した建築で、もともと奈良公園内にあったのを昭和43年、当地に移設したもの。




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なかなか見所のありそうな建築物だが、一般公開は週末だけのようだ。現在は大和郡山市教育関連施設として、まだ現役なのがすごい。




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● COMMENT ●

しぇる様へ
地震の影響はありましたか。
京都の方は交通機関がかなり乱れていたようですね、
奈良と京都の境のこちらは少し揺れを感じたくらいで、何事も
ありませんでした。
それにしても、列島が地震の活動期に入ったようで不気味な感じがします。

矢田寺に行かれたようですが、ここには大坂相撲の力士の墓や
同じく、大坂の花街の遊女の墓が残っていますよ。
ところで、旧奈良市の図書館ですが、高校時代に
ここで受験勉強に励んだ事がある懐かしいたてものです。
と言うと年齢が推測されますが・・・

シェルさん、昨日は大変でしたね!大丈夫ですか?京都に住むお友だちから結構揺れたと聞きました。昨日ニュースで見てびっくりしました。まだ余震があると思います。くれぐれもお気をつけください!

narahimuro様

おかげさまで家の方はなんともありませんでしたが、職場の大阪へ行くすべての交通機関が断たれて難儀しました。結局昼から復旧した新幹線〜新大阪からタクシー待ち1時間で計4時間以上掛かってたどりつきました。電車が無事に動くありがたみをかみしめました。

矢田寺の力士の墓石はカメラにおさめましたよ(^^) 遊女の方はよくわからなかったですが。
旧奈良県立図書館の現役時代をご存じなのですね。こういう古い建物をそのまま補強して使い続ければいいのにな〜と思います。モダン建築はいまいち味がありません。

みゅうぽっぽ様

おかげさまで京都はほとんど被害がありません。余震はあいかわらず続いていますがほぼ日常をとりもどしているようです。大阪北部の方はまだ断水やガスの復旧がおくれてたいへんなようです。阪神淡路で大きな地震にあたったので、もう一生大丈夫だろうと思っていましたが、そうは問屋がおろさないようですね(^_^;


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