前祭・鉾曳き初め2018 - 2018.07.13 Fri
今年も曳き初め、綱曳けるかな〜と仕事が終わって駆けつけると、、、、

おお!すでに鶏鉾のお囃子が聞こえているではないか。
(室町四条)
というので、あわててすきまをみつけて綱のスペース確保。
本番の巡行では男性しか曳けない鉾ではあるが、曳き初めの時は老若男女、どなたでも。
特に鶏さんは池坊学園のご町内なので、学園の華やかな若い浴衣女子とか、幼稚園児とか、なかなかにぎやかなのだ。
四条通りへ北上、それから方向転換し(曳き綱の向きをかえるだけ)、また会所へ向けて南下する。
この曳き初めのスピードは結構早いのだよ。前の人や後の人の足をふんずけたり(^_^; でもだれも文句はいわない。
蝶のように華麗に(???)Uターンして次は四条通りの月鉾だっ!
囃子方がのりこみ、祗園囃子がはじまると、
「よ〜いよ〜い、えんやらや〜」の音頭取りのかけ声で本番さながら曳く!
今年は鉾立て、見られなかったのが残念やったな。
巡行の花(と、私が思っている)屋根方さん。
向きを調整し、障害物から鉾を守る。曳き初めの時はまだ信号が倒されていないので、少々あぶない。
もちろん、月鉾も曳かせてもらう。(っ^ω^)っ
月鉾さんが会所へ帰る頃、、、
室町通りの北側に姿をあらわしたのが菊水鉾。
もちろん、これも曳く!
今年も3鉾、いけたなあ、、と満足。(翌日の船鉾と岩戸山は曳けそうにないので)
菊水のそろいの浴衣にそろいのスタッフTシャツ。
この日は36℃越え、体感では絶対体温越え、しかも湿度もかなり高く、みんな真っ赤な顔であったが、鉾を曳くアドレナリンが分泌されると苦じゃないのよね。
南下した後は向きをかえ、北上、これもまた曳く。
この綱、またいじゃだめなのよ。
さて、今年のお勤め(?)を粛々と果たした後は他の山鉾町もめぐる。山はまだほとんど建っていない。今年傘1番の綾傘鉾も準備まだまだ。
新町どおりの船鉾さんは鉾立の真っ最中。
この特異な姿の鉾はやっぱり好きだな,と思う。やっと心が祗園祭に追いついた。
その南の岩戸山。
山とは言え、りっぱな曳き鉾なのだ。14日夕方に、また恒例の能楽師・林宗一郎さんによる天岩戸のカミあそびがあるよ。(私は今年は行けないけど)
昨年の写真 ↓
ここでは天井を飾る飾りなどが並べられ、装着準備中。ご町内の方がのんびり交代で見張り番してはった。
岩戸山の機材はお向かいのターミナル京都さんへあずけて。
私もここまで来たらつい寄ってしまうカフェへ。
で、かき氷を食す。
1年に1回、この季節に立ち寄っているのをお店の方が覚えていてくれて、「今年は何日ご滞在ですか?」と聞かれた。祗園祭好きの観光客と思われているのね(^_^; まあ、似たようなもんだけど。
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