久世駒形稚児社参2018 - 2018.07.13 Fri
13日は気温37度、体温越えの熱中症日和
にもかかわらず、綾戸國中神社・久世駒形稚児の八坂神社社参の儀

中御座、東御座、西御座の三基の神輿が境内にそろいぶみ、前に飾られるのは祗園祭の花、ヒオウギ。
南楼門の前、午前中すでに社参をすませた長刀鉾のお稚児さんが直会中の中村楼。
常盤殿から、駒形稚児の行列がやってきた。
駒形稚児は國中神社の氏子から選ばれる二人の少年で、それぞれ神幸祭、還幸祭で神輿を先導する。
「神幸の七月十七日に訓世(久世)の駒形稚児の到着なくば、御神輿は八坂神社から一歩も動かすことならぬ」
これは2年前の神幸祭の駒形稚児さん。
八坂さん境内でも唯一下馬しない。(長刀鉾のお稚児さんでも皇族でも下馬する)ご神体の駒形(馬頭)を模した物を胸に掛け、神の依り代となるので。
ちなみに綾戸國中神社(あやとくなかじんじゃ)は南区のニュータウンにある、あまりなにもない神社だった、、、、(^_^;
↓ 3年前の写真
今年のおふたりのお稚児さん。騎乗で颯爽と参内されるのかとおもったけれど、徒歩なのね。
祗園祭と綾戸國中神社のつながりは、御祭神のスサノオノミコトの和魂(にぎみたま)が八坂神社、荒魂(あらみたま)が綾戸國中神社に祭られている、ということから。
神様に二つの魂があることを知ったのは今年出雲大社へ行ってからだが、あそこではそれプラス奇魂(くしみたま)幸魂(さきみたま)の4つの魂があるということだったな〜。
南楼門へ
ご一行は境内へ
ご一同、巫女さんに御神水を手にかけてもらってお清めをすませ、、、
本殿へ
ここから中の様子は気配でうかがうのみだが、雅楽が流れ、祝詞が流れ、、、
(約20分くらい)
これを炎天下で待つのもなかなか祗園祭らしくてよいわ。(熱中症に注意)
あ、でてきはった。
お世話係の人が装束のお直しを。
そして記念撮影
この暑いなか、さぞ暑いとおもわれる装束を着て、お化粧もして、よくがんばったね。
社参の時はまだちょっと子供らしいところもみられるのだが、神幸祭、還幸祭で馬上にあるとき、どんな少年もきりっと不動で、さすがだなあ、、、と毎年思う。この数日で少年たちは心も神の使いになるのだな。
これは年長の方のお稚児さん。
年少のお稚児さんが神幸祭、年長のお稚児さんが還幸祭を先導するという。
社参の儀、無事終了しご一行、南楼門から帰っていかれました。
私も熱中症寸前、、、、ってことはなく、その足で船鉾町へ一直線、今年も無事船鉾の曳き初めをしたのであります。
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