fc2ブログ
topimage

2023-12

前祭・13日の鉾町点描〜船鉾曳き初め 2018 - 2018.07.14 Sat

四条河原町、いつもはお土産物売り場のOTABIも、、、、、




P1140841.jpg 




17日の神幸祭で神輿にのられた神様を迎える準備で御旅所に変身中。
あれだけのお土産物がどこへ消えるのか、毎年ふっしぎ〜、、、に思う。




P1140844.jpg




13日にはもう長刀鉾の粽も販売される。ここの粽はやはり人気なので、売り切れ御免ゆえ、朝9時から1時間ならぶ、という人もいるらしい。でもお昼頃はほとんど待たずにたどりつけた。行列は西側の方がすいているよ。




P1140886.jpg 




長刀鉾グッズ(てぬぐい)をもとめて、久々に長刀鉾会所へあがってみる。会所へは上がれても、鉾に女人はのれないのよね〜。会所内を傍若無人に走り回る外国人の子供でものれるのにねっ!!不条理!



P1140889.jpg 




歴代のお稚児さんの写真、みんな京都のええし(良い衆)の息子はんばかり。ああ、あそこの店のぼんかいな〜という感じで。
そしてお稚児さんの装束



P1140890.jpg 




今日は朝からお稚児さんの社参の日、お位もらいの日なので、役員さんはみんな八坂神社へおでかけ。いただくお位は十石大名、五位の少将、鉾の上から身分の高い人をみおろしても許される位を山鉾巡行の日までいただくのだ。




P1140849.jpg 




鉾町歩きのお昼に便利な、四条室町の昭和な食堂、萬福さん、ビルの谷間にがんばってのこっている町家がいじらしい。




P1140850 (1)




月鉾の駒形提灯もさげられた。



P1140852.jpg




午後からの曳き初めを待つ船鉾も完成した。




P1140862.jpg 




赤と緑の幕はいっそう華やか




P1140856.jpg 




後は船鉾会所
私は船鉾が巡行の時に狭い新町通りから四条通りに姿をあらわす瞬間がとても好きだ。
会所に帰還する姿をお迎えするのも好き。




P1140870.jpg




昼休みで休憩に入る船鉾の大工方




P1140869.jpg 




こちらは船鉾のスタッフTシャツのお兄さん方、昼飯をぶらさげて




P1140858.jpg 




船鉾の南側にたつ岩戸山
昨日の地面にならべられていた装飾品も無事装備されたようだ。
見守るご町内の人たちののんびり休憩中の姿もいい。




P1140866.jpg 




綾傘鉾は山立て真っ最中




P1140864.jpg 




杉本家が会所の伯牙山も山立て中



P1140865.jpg 




宵山では屏風祭で中へはいることもできる杉本家、雰囲気よいよ。特に暗くなってから。




P1140874.jpg 




さて、こちらはまだ装飾品がつけられる前の状態の放下鉾
縄がらみが美しいが、昼からの曳き初めにまにあうのか???




P1140872.jpg 




引き綱もスタンバイ




P1140876.jpg




真木の下で抱き合っているわけではありません(^_^;
天王人形(放下鉾は放下僧)をとりつける大工方を、おっこちないようにもう一人が支えている図
ここの榊は扇形で独特、遠くから見てもわかる。




P1140878.jpg 




ここのTシャツはなかなか鯔背というか、ガテン系




P1140948.jpg 




お、そろそろ船鉾の曳き初めの時間だ、、、なのになかなか綱がでないと思ったら、南から岩戸山が迫ってきているのね。




P1140951.jpg 




岩戸山がふたたび南下するのを見送って、いよいよ船鉾初出航!




IMG_2130.jpg




もちろん曳く!




IMG_2133.jpg



車によりそう車方
船はおごそかに出航、お囃子のリズムに心が躍る。








IMG_2138.jpg 



作者の下間(しもつま)先生(外科系のドクター)は面識があり、吉田塾(山鉾連合会元会長吉田先生監修)では有名な本だが、今年遅まきながらこれを購入。この本、ほんまに良くできている。あれだけ通っている祗園祭なのに、まだまだ知らないこと一杯あることに気づかされる。通にも、いや通の人にこそ、おすすめよ!!





関連記事

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/1054-7cdd2978
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

前祭宵山宵々山点描2018〜簾屋さんの茶席など «  | BLOG TOP |  » 久世駒形稚児社参2018

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (14)
茶の湯 (394)
茶事(亭主) (84)
茶事(客) (176)
茶会(亭主) (18)
煎茶 (10)
京のグルメ&カフェ (94)
町家ウォッチング (10)
弘道館 (7)
岡崎暮らし (109)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (65)
京都めぐり2023 (32)
京都めぐり2022 (29)
京都めぐり2021 (30)
京都めぐり2020 (19)
コロナ緊急事態宣言下の京都2020 (12)
京都めぐり2019 (28)
京都めぐり2018 (20)
京都めぐり2017 (30)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (14)
美術館・博物館 (144)
奈良散歩 (133)
大阪散歩 (1)
着物 (8)
京の祭礼・伝統行事 (60)
祇園祭2023 (9)
祇園祭2022 (11)
祗園祭2021コロナ下 (5)
コロナ下の祇園会2020 (1)
祗園祭2019 (18)
祗園祭2018 (11)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2023 (10)
修二会2022 (8)
コロナ下の修二会2021 (6)
修二会2020 (5)
修二会2019 (3)
修二会2018 (4)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (11)
京都和菓子の会 (4)
ソウル紀行2023 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
パリ紀行2014 (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
古筆 (1)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
京都でお遊び (13)
ギャラリー (4)
暮らし (14)
中国茶 (49)
京都の歴史・文化について勉強 (3)
過去ブログ終了について (0)
猫 (1)
滋賀さんぽ (21)
オランダ・ベルギー紀行2018 (9)
ニュージーランド紀行2019 (9)
台北旅行2018 (3)
高野山 (2)
骨董・工芸品 (1)
東京散歩 (2)
諏訪紀行2021 (4)
金沢さんぽ (2)
御所朝茶 (4)
有田2022 (1)
熊野三山巡り (2)
兵庫さんぽ (1)
太宰府 (2)
丹後旅行 (3)
仕覆制作 (5)
信州旅行2023 (2)
京都モダン建築 (3)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR