前祭・13日の鉾町点描〜船鉾曳き初め 2018 - 2018.07.14 Sat
四条河原町、いつもはお土産物売り場のOTABIも、、、、、
17日の神幸祭で神輿にのられた神様を迎える準備で御旅所に変身中。
あれだけのお土産物がどこへ消えるのか、毎年ふっしぎ〜、、、に思う。
13日にはもう長刀鉾の粽も販売される。ここの粽はやはり人気なので、売り切れ御免ゆえ、朝9時から1時間ならぶ、という人もいるらしい。でもお昼頃はほとんど待たずにたどりつけた。行列は西側の方がすいているよ。
長刀鉾グッズ(てぬぐい)をもとめて、久々に長刀鉾会所へあがってみる。会所へは上がれても、鉾に女人はのれないのよね〜。会所内を傍若無人に走り回る外国人の子供でものれるのにねっ!!不条理!
歴代のお稚児さんの写真、みんな京都のええし(良い衆)の息子はんばかり。ああ、あそこの店のぼんかいな〜という感じで。
そしてお稚児さんの装束
今日は朝からお稚児さんの社参の日、お位もらいの日なので、役員さんはみんな八坂神社へおでかけ。いただくお位は十石大名、五位の少将、鉾の上から身分の高い人をみおろしても許される位を山鉾巡行の日までいただくのだ。
鉾町歩きのお昼に便利な、四条室町の昭和な食堂、萬福さん、ビルの谷間にがんばってのこっている町家がいじらしい。
月鉾の駒形提灯もさげられた。
午後からの曳き初めを待つ船鉾も完成した。
赤と緑の幕はいっそう華やか
後は船鉾会所
私は船鉾が巡行の時に狭い新町通りから四条通りに姿をあらわす瞬間がとても好きだ。
会所に帰還する姿をお迎えするのも好き。
昼休みで休憩に入る船鉾の大工方
こちらは船鉾のスタッフTシャツのお兄さん方、昼飯をぶらさげて
船鉾の南側にたつ岩戸山
昨日の地面にならべられていた装飾品も無事装備されたようだ。
見守るご町内の人たちののんびり休憩中の姿もいい。
綾傘鉾は山立て真っ最中
杉本家が会所の伯牙山も山立て中
宵山では屏風祭で中へはいることもできる杉本家、雰囲気よいよ。特に暗くなってから。
さて、こちらはまだ装飾品がつけられる前の状態の放下鉾
縄がらみが美しいが、昼からの曳き初めにまにあうのか???
引き綱もスタンバイ
真木の下で抱き合っているわけではありません(^_^;
天王人形(放下鉾は放下僧)をとりつける大工方を、おっこちないようにもう一人が支えている図
ここの榊は扇形で独特、遠くから見てもわかる。
ここのTシャツはなかなか鯔背というか、ガテン系
お、そろそろ船鉾の曳き初めの時間だ、、、なのになかなか綱がでないと思ったら、南から岩戸山が迫ってきているのね。
岩戸山がふたたび南下するのを見送って、いよいよ船鉾初出航!
もちろん曳く!
車によりそう車方
船はおごそかに出航、お囃子のリズムに心が躍る。
作者の下間(しもつま)先生(外科系のドクター)は面識があり、吉田塾(山鉾連合会元会長吉田先生監修)では有名な本だが、今年遅まきながらこれを購入。この本、ほんまに良くできている。あれだけ通っている祗園祭なのに、まだまだ知らないこと一杯あることに気づかされる。通にも、いや通の人にこそ、おすすめよ!!
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