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2023-09

後祭巡行点描2018 - 2018.07.24 Tue

前祭はダウンしちゃってたから、後祭にかける山鉾巡行
出発から帰還まで、猛暑の中。しんどかったけれど、巡行している人たちのことを思えば、、、
(ちなみにこの日は、夜の還幸祭もあわせて12km以上歩いた計算になる)




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朝!
法輪のマークは役行者山、室町通りのご町内から御出立
広い三条通りまで南下して、180度回転、御池をめざして北上する。




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前日の宵山では護摩焚きをされた山伏さんたちも巡行、ぷお〜ぷお〜という法螺貝の音とともに




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南からは黒主山がやってくる



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熱い一日、学生アルバイトだと思うけれど、熱中症でたおれずにがんばれよ〜!



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この子たちは黒主山の行司と副使かな




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黒主山は黒がシンボルカラーなので、宵山の時の埒(柵、他の山鉾は木地)まで黒く塗っているので有名




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室町通りの電線を上手にかいくぐるのは屋根方のお仕事




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鯉山の役員さん
腰に榊をさす。これいつもかっこいいと思う。



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曳き手もみんな腰に榊



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御池通りまで出たら、新町通りのしんがり、大舩鉾がすでにその勇姿をあらわしていた




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巡行の花形コース、御池通りはもう人がいっぱい
車方に知人がいる北観音山(曳き初めもしたよ〜♪)

みんな見所はよくご存じだが、こんな暑い中よく見に来るな〜(自分はたなあげがお約束)




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祗園祭といえばこの方ぬきでは語れぬ、北観音山の吉田孝次郎先生
猛暑の中、お元気そうでなのよりだが、年令を考えると、ちょっと心配になる。



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北側に移動して北観音山
血液にお囃子が流れ込む



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さてここで徒歩と阪急電車(烏丸〜河原町の移動に一番便利)を駆使して四条室町あたりに先回り
函谷鉾は前祭で巡行を終えているが、会所をあけてヒオウギを飾り、お出迎えの準備




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四条新町の辻回し用の水の準備
今年は警備がきびしくて、目の前で辻回しが見られない。(警察のけち〜〜!!)




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山鉾が来るのをまちつつ、50年前から鉾を曳いているというおじさまと、この軒先のお家の奥様に、昔の巡行の話など、のんびり聞くのもまたうれしい。




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新町で最初に辻回しをするのは北観音山なのだが、その北に位置する八幡山が来ないことには辻回しもできないので待機していたが、ようやく姿が見えてきた。




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北観音山の辻回し!
なんとか望遠でとらえる。








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吉田先生、お疲れ様です!あと一息!
それにしても、しゃきっとした祭礼のお姿、最後までくずされずお見事です。




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狭い新町通りを北上、会所までゆるゆるついて歩く




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辻回しに使う竹



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あと少し、、、がんばれ!




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ゆらゆら優雅な動きの音頭取りの扇



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会所は目前、そして到着すると、、、、









お囃子が超高速になる。これがおわれば拍手がおこり、巡行は終了である。




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北観音山、南観音山はご神体が楊柳観音なので、それぞれ後に柳の大枝を飾るのだが、巡行がおわっったあと、これを切って観覧者にもわけてくれる。厄除けに(洛中の厄を一杯すいこんでるんと違うか?という説もあるが(^_^;)




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一枝ゲットo(^▽^)o




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南観音山の方へ行くと、お寺さんが曳き手さんの着替え、昼食の準備、笠とかの返却場所に。
このお寺はかつて鉾町に多大な寄進をした呉服商・茶屋四郎次郎の邸宅跡にたっている。




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南観音山の囃子方さん
ご苦労様



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体が2つあれば、大舩鉾の辻回しもみたいところだが、四条まで帰ってきたときにはもう終えて南下していく後姿だった。

今年も後祭、巡行が無事終わってなにより




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持ち帰った北観音山の柳はしばらくこうして飾っておこう。




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いつも楽しく拝見しております。長髪を後ろで括っている青い半纏のおじさまは、北観音山の作事方である六角会の責任者 笠原棟梁(通称:親分)です!

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北観音山関係のお方!こんなブログを読んでくださってありがとうございます。
笠原棟梁、お名前覚えました。来年も是非お目にかかってお話しを聞きたいとおもいます(^_^)


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