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2017-08

ついに涼炉を買ってしまった - 2013.06.18 Tue

茶会閑散期の真冬に3ヶ月だけ、煎茶道を習った。
その世界をちょっと垣間見ただけなので、煎茶やってます、なんてとてもお恥ずかしくて言えない。
それでも、感じることは多々あったので、これからも自分なりの解釈で自由に楽しみたいと思う。

すでに茶碗、茶瓶、茶則はそろえてあるので、次いるものは、、、、涼炉、涼炉♪

写真

かねて目をつけていた、寺町通りはお茶の老舗、蓬萊堂さん。
ここは茶道だけでなく煎茶の道具も豊富。(「禅林寺御用達」の看板もあります。永観堂のことね(^_^)b)

こちらで、ついに涼炉(電熱)+ボーフラ(湯瓶)を買ってしまった!
も〜う、途中でやめるなんて言えないわね。

P1070105.jpg

おうちにお持ち帰り、早速セッティング。(形からはいるタイプ?)
うむ、ええ感じ。

蓋置や水注は今回はしょったけれど、いざとなれば茶道の道具で十分代用できるの。

P1030639.jpg

すでに忘れかけた点前でまずは煎茶一煎。
私が習った流派はとにかく数滴しかいれない。これがまた茶葉のエキスをしぼりとっていて、僅か一滴が舌の上に広がる感覚といったらない。

煎茶道では茶道とちがって茶碗を鑑賞する、、、というような習慣はない。もちろんそれなりに美しい茶碗だとうれしいけれど、素焼きの粗末な茶碗も良しとする精神でしょうか。

P1030638.jpg

私だけの解釈だが、

茶道における茶席は、五感をフルに使いかつ刺激される包括的な時空間。
煎茶道ではこの茶の甘露一滴を味わわんがための手続き所作。

いずれがよい、というものではなく、もとめるものこそ違え、なにか求道的な姿勢はどちらも同じではないかと思う。
ボーフラを涼炉からおろして、右膝の上で湯をおちつかせる、、この呼吸が茶器を清める前の居ずまいをただす時の緊張感に似て、とても好き。

IMG_1663.jpg

そも、煎茶道のはじまりは名器の並ぶ茶の湯の席をよしとせず、清らかな自然のもと、素焼きの粗末な茶器で煎茶を煮たことに始まる。
売茶翁は茶道具を荷って洛中に出て、煎茶の立ち売りをす。
「茶銭は黄金百鎰より半文銭まではくれ次第 ただよりはまけもうさず」


煎茶道にも真にあたる格の高い点前もあるようだが、私はあくまで売茶翁のような煎茶の原点だけでいいかな。



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● COMMENT ●

ついに始まりましたね。これも楽しそうですよ。
母もお茶と煎茶と両方楽しんでいました。
煎茶は飾りも面白いのです。文房具を飾ったり 確か果物もあったかもしれません。
母が私にも習ってと言いましたのに とうとうせなんだ。申し訳ないことをしたもんです。
いつか煎茶もごちそうして下さいな。

ひいらぎ様

煎茶飾りまではようしませんが、せめて花など飾って煎茶を一煎。
またおいれしますよ。不調法でございますが。(笑)

こんにちは、しぇる様

煎茶道も気になっておりますこの頃でしたが、今お稽古を頂いております先生に、ご薫陶頂きまして。
実は先生は、ご当代のおじい様淡々斎の奥様の加代子夫人に「まずは専心なされませ」と。色々されてたご様子。
なので、ご縁のございましたこちらに集中しようかと思っておりますのですが・・・。
でも、二人静ちゃんに美味しいお茶を入れて頂いたり、このような素敵な御記事がアップされますと、惑う私(笑)。
煩悩がまみれて困ってしまいますぅ(笑)。

頂いたお茶箱は随時拙ブログに。
本当に素敵なお茶箱をお譲り頂きまして、有難うございました。
毎度酷使しております、お許しください。
私の練習台に家族や友人達が大迷惑(笑)中、しぇる様からのお茶碗やお棗、お茶杓で頑張っております。
なんと贅沢なことか!!

いけこ様

そ、、それほどよい道具ではないんです(汗!)でも、お稽古で使い慣らした道具なので、それなりに愛着があり、ブログで写真拝見して、「なつかし〜っ!」となりました。がしがし使っていただけて本望です。私は茶箱はほとんどエア稽古だったので、お茶碗なんか、ほんもののお茶をいれてもらって喜んでいると思います。

一事専心は大切だと思います。煎茶はもう少し先でも遅くはないと思いますよ。煎茶の先生は、茶道をある程度長く習っている人は、煎茶点前をさせてものみこみが全然違う、と言われます。
私の煎茶はお遊びの域を出ていません。でも御所のお花見で二人静さんがいれてくれた玉露、今までで最高のものだったので、あの味だけは再現いたしたく、作法はともかく、美味しいお茶を煎れる原理は理解したいの。


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