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2024-04

重陽神事と烏相撲〜上賀茂神社 - 2018.09.12 Wed

もひとつ9月9日重陽の節句の行事を。
上賀茂神社の神事と地域の子どもたちが相撲童子となる烏相撲




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社務所のまえでは刀禰(とね・神職の一)さんが、烏相撲で使う弓矢と円座をもってスタンバイ。



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そうこうするうちに斎王代さんがでてきはった。
古式ゆかしい襲のお姿、きれいやな〜。



P1150007_20180910225111ee7.jpg



まずは土舎にて、斎王代以下、神職、相撲童子 みなさま、宮司さんのお祓いをうける。

ちなみに相撲童子はこの地域の小学生20人で、白い締め込み姿もりりしいのだが、くどいほど「童子の画像はアップしないでください!」と放送をくりかえしていたので、残念ながら画像はございません。



P1140998.jpg



こちらは細殿の前にしつらえられた土俵、あいにくの雨でテントの中となった。
ただいまご一行他、関係者は本殿で重陽神事にご参加、一般参拝者は小一時間じっと待つ。



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ようやく斎王代さんが細殿の座におつきになる。
雨で気温は高くないものの、すごい湿気なので、お付きの人もせっせと風を送ってはる。



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まずは神官さんたちが土俵を清める所作を。これは反閇かな?



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(土俵をととのえたりするご奉仕の人 背中に八咫烏を背負う)



烏相撲は要は子どもたちが相撲を神前でとるのだが、相撲は神事でもあるのでわかるのだが、なぜ烏がつくのか?
賀茂川に流れてきた丹塗矢を拾ったことにより、上賀茂神社の御祭神・賀茂別雷命を懐妊した賀茂族の玉依日売(たまよりひめ)の父、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が神武天皇東征のおり、八咫烏の姿で先導し勝利に導いたという神話による。

いつごろからの行事かさだかではないが、一時廃れていたのを近年になって復活させたものではないかと思われる。



P1150020.jpg



さて、(画像はないが)この細殿の前、土俵の東西に10人ずつ相撲童子が並んでいると想像して下さい。西方は禰宜(ねぎ・宮司の下の神職)方、東方は祝(ほうり・禰宜の下の神職)方とよばれる。

これはそれぞれの方の相撲童子の名前を斎王代さんにご報告しているところ。



P1150031.jpg



そして烏相撲のゆえんと思われる刀禰の横っ飛び移動。まるで烏がちょんちょんと飛んでいる姿。



P1150037_20180910225120e66.jpg



移動して、弓矢をたてかけた立砂の前にすわり、扇で仰ぎながら、禰宜方は「かーかーかー」
、祝方は「こーこーこー」と烏のなきまね。意味は不可解ながらなんとなく烏相撲って気がしてきたよ。

そしてまずはそれぞれ一番ずつ相撲をとり、次に勝ち抜き戦。



P1150060_20180910225121e00.jpg



相撲の応援に神職のかたも熱中しておられる。
禰宜方は白い締め込みに赤い布、祝方は白い布をつける。
子どもたちの歓声、応援もにぎやか。「○○!負けるなよ〜!」「△△!勝てや〜!」とか。みんな真剣勝負。

この子たちはやがて15才になると<あがり>、というおとなの仲間入りをはたし、またこの地域で幸在祭(さんやれまつり)(2月)で祝ってもらうのだろう。代々地域に住んで、その絆の中、地域の大人たちにみまもられながら大人になるっていうのはうらやましいよ。
上賀茂は農家の多い地域なので、人の出入りの激しい洛中とちがって、そういう関係が代々続いているようだ。



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この相撲がおわれば菊酒のおふるまいがあるのだが、私はちょっと時間がなくてこれでおいとました。



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最後に今日は厩におでましだった神馬号にご挨拶。
いや、、なかなか神々しいお顔で、、、(^_^;




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● COMMENT ●

しぇるさん、こんにちは

この御相撲神事

私、まだ、一度も観た事ないんですよね~

なかなか、興味深いですよね^^

高兄様

来年は践祚〜御大典などもあり、八咫烏は大活躍しそうです。
サッカーの方でも八咫烏、がんばってほしいな〜。


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