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2023-10

三室戸寺の蓮・あじさい〜三条京阪・篠田屋 - 2013.06.22 Sat

3連日、あじさい祭を個人的にやってます(^_^;
あとちょっとだけおつきあいを。
やっとミラーレスの機能が少しわかってきたので、そのチェックもかねて。

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あじさいの名所は京都に数々あれど、やっぱり宇治の三室戸寺が最高ではないかと思います。

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なにせ紫陽花庭園5000坪、あじさい1万株ですから。

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でも、ここに来たら紫陽花庭園の前に本堂前の蓮にも挨拶しておかなければ。

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(キャノンEOSーM 18−55mmレンズで。多分マクロは22mmレンズの方がきれいだと思うのだが、激しい雨の中、交換できなかったのよね。)

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蓮のつぼみはいつも合掌の手を思い出させる。

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蓮の花の花芯の向こうには浄土があるという。
今年も7月には法金剛院の蓮を見に行こう。

さて、あじさいの庭に降り立つ。

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この日の大雨で息をふきかえしたであろう紫陽花。ここのは本当にひとつひとつの花が大きくりっぱ。

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あじさいの小径なんぞではなく、あじさいの森にわけいる感じ。

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こちらは出口ちかくに一群場所を占めていたヤマアジサイ。

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鮮やかな紅色は雨の中に特に明るく映える。

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初々しい乙女のように、色づき始めたばかりの花もすてき。

激しい雨にもまけず、頭からタオルをかぶって激写(?)のあとは、京阪にゆられて三条まで帰り着く。
お腹も減っていたので、かねてから一度中にはいってみたいと思っていたここへ、勇気をだして(?)入って見る。

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だん王さんのよこの食堂・篠田屋さん。三条京阪のバス停をよく使うので前から気になっていたの。この食堂、ず〜っと前からあるのだけれど、いつも前を通るときは閉まっていて、ちゃんと営業しているのか疑問だった。

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入ってみると昭和の世界へタイムスリップ!
おもったより広いです。食事時からずれていたので篠田屋のおじちゃん、おばちゃんは奥でそれぞれ新聞をひろげて読んではった。お客さんも近所の人がつっかけで来てる、、といった感じ。

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で、名物皿盛を頼む。
カツカレーのカレーが普通のカレーではなくて、カレーうどんのダシがきいたもの、と思ってほしい。
こんなの初めて。でも山椒がきいていて、んまい!

この京阪以東の三条通は昔、町家がたちならぶ通りだったのだけれど、今は見るも無惨にほとんどこわされて新しい建物ばかりになった。そのなかでずっと頑張っているのがこの篠田屋さん。赤いゼラニウムの大きな鉢もシンボル。ずっとこわされずにこのままの建物でがんばってほしい。私もリピーターになりそうだし、次はラーメンならぬ中華そばをこちらでいただきたい。


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● COMMENT ●

篠田屋さん、平日帰りは手前で降りるので私も営業時間中に通ることはあまりなく、謎の店でした。
いい雰囲気出してますね~。
今度開いてそうな時間帯に行きます。

高校生の頃から、三条京阪で降りてとろとろ美術館へ歩いていくのが好きでした。
もう表通りのあたりは、あのころの雰囲気はなくなっている。

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 しぇるさん、すごい勇気v-237花咲はよー入らへんと思います。で、カツカレー。カレーうどんのカレーは想像できるけど、そこに「山椒がきいてる」ってっかv-236「リピーターになりそう」ってことは・・・美味しいってことか・・・

三室戸寺の紫陽花は有名ですがまだ行ったことがありません。
いつか行こうと思うのですが来年には行けるかしら?

夢風庵様

篠田屋さん、いちど入ってしまうと全然気楽に入れるんだ〜、という感じです。
どうぞ、一度いってみて!
土曜日がお休みなのが残念です。
味付けは少し濃いめ=私好み。むふふ。
今でも地上を走っていた京阪からの三条通の眺めがなつかしいですね。

鍵コメ様

私もうん十年前、学生の頃のこのあたりを知っております。
あの学区ご出身でしたら、さらにお懐かしいでしょう。
そういえばベラミもありましたね〜。(あの事件で知っただけですが)
篠田屋さんも記憶の片隅にあるような気がするのですが、はっきりした記憶はありません。
中に入ると懐かしい時代にタイムスリップしたような気がしました。
これからもご健在であってほしいです。

花咲様

間口は怪しげですが、中は全然健全です。
お気軽に利用できますよ〜。天井高くて開放感もあるんです。
さきほどのレスにも書きましたが、京都人にはちょっと味付け濃いかも(^_^;
私はめちゃ好みです。
この調子で中華ソバ(決してラーメンではない)も食べたい!

ひいらぎ様

今年もまだまだ間に合いますよ〜。
ちょっと足をのばしてみてはいかがでしょう?

去年の夏、皆さまをお招きした時に「露は真珠のごとく」の白居易の詩を掛けたことを思い出しました。こちらでも少しだけ紫陽花が楽しめます。先週末の谷先生の講演の翌日、但馬をひっぱり回しましたが、宗鏡寺や玄武洞でも雨上がりに鮮やかな花が咲いていました。
谷先生には「茶の湯の心」のテーマでお願いしましたが、素晴らしいお話を聴くことができました。始まる前に先生が縁側で長い間 座禅を組んでいらっしゃる姿も拝見しました。準備の合間に洋服のままでしたがお点前して、お薄を一服差上げることができました。こういうのが本番なんだと、ちょっと実感しました。
講演の報告も近々アップされますので、しぇるさま ご覧下さいませ。
ところで篠田屋さんは、私も前から気になっていた所です。ぜひ行ってみなければ。

しぇるさん、こんにちは

三室戸寺の紫陽花、圧巻ですね^^

昨夏、こちらに御邪魔したのを、想いだしてました・・・

EOS-Mを、お使いでしたか^^

Canonは、レンズ群も豊富ですから

利便性も良いですよ^^


>次はラーメンならぬ中華そばをこちらでいただきたい

良いですね

我が家の近所に、珍元っていう

筋金入りの、中華そば屋さんが、あります

こちらも、お勧めします^^v

そらいろつばめ様

ああ、もうあれから1年近くたったのですね〜。月日がたつのは本当に早い!
谷先生の講演、聞きにいけずとっても残念。でもあの世代の心茶会員は倉澤先生もだけど皆様、端座をすっと自然になさいます。最近の会員はうちらの世代よりはるかにできがよく、わたしたち世代が一番だめかも、、、。
反省。また講演録アップされるのを楽しみにしております。
篠田屋さん、一度垣根をこえるとクセになりそう〜〜(^◇^;)

高兄様

ミラーレスは軽いかな、と思ったのですがレンズがけっこう重いですね。コンデジのかわりにはならないようです(^_^; 機能も、もひとつわかってないので宝の持ち腐れともいう、、、(泣)少しずつ使い方を勉強しますわ。でも花のアップはやっぱり一眼レフやなあ。

あ、珍元の記事発見しました。確かに筋金入りの昭和ですなあ。篠田屋中華ソバ制覇したおりには、そちらへも遠征いたします。

三室戸寺は去年訪れました。
どこかに出掛けて、雨だったら良かったのに、と珍しく思いました。
撮影たいへんでしたでしょうけれど美しかったでしょうね。

relax様

紫陽花の三室戸寺は毎年行きたい数少ない場所です。
大雨でしたが、紫陽花見にはなによりでした。(^◇^)

謎の店とか、勇気を出してとか、どんな店なんや!?と思いますが、街中によく(時々)ある普通のおそば屋さん(うどん屋?食堂?)やと思いますけど。
篠田屋さんには、十年程前に、雑誌か何かで、中華そばのおいしい店てあったので、行ったことがあります。まだ、前に歩道橋があった頃です。表の窓もサッシじゃなく木の格子やったような?!昔から目にはしていましたが、ターミナルにあるだれでも気楽に利用する普通の食堂って感じで、違和感はなかったですが。近所によくある、出前を取るような普通のおそば屋さんよりは、むしろ入りやすいように思いますけど、しばらく前を通ってないので、何とも言えませんが。
そば屋さんの中華そばって、時々食べたくなりますが、これって、全国区ではないのですか?ラーメン屋さんとも、中華店とも違うそば屋の昔ながらの中華そばです。皿盛は知りませんがでしたが、うどんの出汁でのばして、京都人の好きなあんかけ風にしてあるのですね。これも一度食べてみたいですね。こういう店でも、本格的な蕎麦屋さんでも昼過ぎに行くと、出汁が煮詰まっているのか、少しだだ辛いですね。私は平気ですが。
このまま変わらないでとおっしゃってますけど、この数年だけでも看板が3回程替わってますし、表に貼ってある写真も、前はなかったような、色々企業努力はしていらっしゃるようです。

京鹿の子様

よくある食堂と言えばどうなのですが、そういう食堂は近年絶滅危惧種です。とくにこの三条通は昔ずらっと古い町家が並ぶ通りでした。まわりが次々と新しい建物に建て変わる中、ここだけ時間が止まったようにぽつんと残っている町家なのです。だからよけいに心惹かれました。
中華ソバ、、、子供の頃はまだ「ラーメン」という言葉より、「中華ソバ」でした。その名称を残しているところにまあ、ノスタルジーを感じているだけかもしれませんが。
昭和のにおいをいやがうえにもかきたててくれる店はほんとうに少なくなりました。その時代を懐かしがる年代もこれからは減ってくるのでしょう。次々とみるたびにテナントが変わる店も多い中、とにこかくにも明治の頃からずっと同じ場所でお商売を続けているのはすばらしいと思います。


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