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2018-11

名残の夕ざり茶事 - 2018.10.28 Sun

春に茶事をしたっきり、今年はいろいろファミリーマターが多くて、全然できなかったのだが、やっと心身共におちついたので久々に夕ざり茶事を拙宅で。




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待合

半年ブランクがあると勘がにぶっていると思う。やはりほそぼそでも続けないと。




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我谷盆をちょうど行李蓋の大きさに作ってもらった煙草盆

今回のお正客は、夏に能の「天鼓」と「楊貴妃」をテーマに、プロの能楽師まで登場させてしまうというすごワザ茶事にお招きくださった方。



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くみだしは中国茶の菊花茶で

お返しにこちらも謡曲の一つをテーマの茶事にしてみたが、これは来月跡見でまた使うので、今回は伏せておく。



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ちょうど蝙蝠の柄の帯があったので、年甲斐もなく、ハロウィン仕様、、、なんちゃって。



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夕ざりは正午と夜咄のいいとこどりで、おわりも深更にならないから、片付けの時間もある。
さらに時は10月、名残の極侘びの季節、夕ざりがいかにもふさわしい。



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また、枝折り戸閉めるの忘れた。



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席入りは15時、この季節まだ外は明るいが、



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席中はほのぐらい。
けれど障子に映る日の影のうつろいが味わえる時間帯だ。

極侘びなので、風炉には全日根さんの大鉢を使った。実は今年、風炉の灰を作るのはじめて。前夜、電灯の下で作ったときはまあまあのでき、と思ったのだが、朝の光の下で見ると、、、ぎゃ〜〜〜!!なできであったが、しかし時すでに遅し。極侘びだし、、とか言い訳をしてみる。



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残花
李朝の民具(おそらく魚籠かなんか)に庭のすすき、コムラサキシキブ、茶の花を

茶の花はおもいっきりうつむくので、いれるのがむつかしい。



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名残の季節の寄せ向こう
古染付、古伊万里、ちょっとフライングの織部

名残の時期は普段使わない背の青い魚などもOKだと教えてもらった。



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例によって、懐石に力を使い果たす、、、、点前がなあ、、
皿は妙全さん



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初炭
この籠も李朝の民具、小さくて風炉の炭斗にぴったり。



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李朝白磁の祭器に盛るのは愛信堂さんの栗きんとん
栗だけの甘みでとてもあっさりと香り豊か(もちろん亭主は味見しますよ)



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中立のころはもう薄明
廊下の端っこに燈火をおいてみる。



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露地の灯籠や、あちこちに灯りをつけてまわる。
できれば燈火専門のお手伝いがほしいところ。



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後座の席入りの躙り口



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手燭や、李朝燈火器などでてらすと結構茶室内は明るくなる。
灰のまずさとかもみえなくなる(^_^;
周りが暗くてよくみえないので、灯りが届く範囲だけの凝縮された世界、そこでの主客のまじわり。
茶事のクライマックスだ。

今回いただきものであるが、小山園のずぬけて高い(自分ではよう買わん)濃茶を使った。もちろん事前味見、ちょっと独特の今まで味わったことのないような茶であった。あとは好き嫌いの問題であろう。



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亀廣保さんの干菓子 稲穂・鳴子・すずめ

薄茶では、ここぞとばかり、初使いの茶碗をならべる。ほとんど高麗(どんだけ高麗李朝好きなんだ)。普段気心のしれている方ばかりなので、話ははずんだ。



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露地の夜景
ここをとおって帰ってもらうはずが、気づけばけっこうな雨、お帰りは室内の廊下を通って。
秋雨も風情があってまたよし。お着物のお客様には帰りたいへんだったろうが。

かくしてリハビリ(?)茶事第一弾、無事におひらきとなった。
後片付けもしたら、めっちゃ疲れた。これはしばらくしなかったせいか、歳のせいか?








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