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2023-09

恒例・師走の北野天満宮界隈2018 - 2018.12.21 Fri

今年もせわしない師走ではある。



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師走と言えば、毎年ここに来なければならない用事がある北野の天神さん。
天神市やら、梅干しの土用干しやら、梅見やら、月釜やら、ここにはほんとうによくお参りしている。



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これも恒例、来年の干支の大絵馬
イノシシなんだが、手足が馬っぽい(^_^;



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日光東照宮もかくやと(行ったことないけど)思われるきらびやかな三光門をくぐって、、、



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これをゲット
大福梅(おおぶくうめ・だいふくではないよ) 
言わずとしれた北野の梅林でとれた梅、季節毎の梅仕事を経て、お正月に大福茶としていただく縁起物。13日の事始めの日から入手可。



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今年も無事拝領できたことに感謝し、久々にゆっくりどこに何があるか、だいたいわかる境内を散歩。梅の季節には後光がさしているように見える三光門のとこのフォトジェニック狛犬さん。枯木が背景では、ややさびしそう。



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境内に牛の像は数々あれど、一番好きな赤い目のジュノー(心のなかでの呼び名)



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境内の北辺にある末社・摂社のお社



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隣には煩悩のかたまりのような絵馬の塊
なんか怨念がただよってきそうだな(^_^;



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摂社では一番大きな地主神社、ここの後ろにあるイチョウがまた見事で、落葉の頃にはこの屋根が黄色く染まるのだが、今年はみそびれてしまった。

もひとつ、この季節の拝領品で(元旦から〜)、梅の木を剪定した枝、「思いのまま」もおすすめ。
これは水にさしておくと、ちゃんと梅の花が咲くんだよ。



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神社の北東の角から上七軒の通りと、そこから枝状にわかれる五辻通りがある。
西陣の一角で、今でも古い町家がまだ残っている好きな通りだ。以前はここに、ひだまりという町家カフェがあったのだが、なくなってしまった。おちつけていいとこだったんだが。




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五辻通りに面して千本釈迦堂(大報恩寺)がある。大根炊きで有名なんだが、今年は行きそびれた。なんでも大根食べるのに1時間以上並んだ、といううわさをきいた。昔はそうでもなかったと思うが。



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春に美しい枝垂れの、おかめ桜もこんな感じで、春の盛りの姿を想像するのみ。



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ちなみになにげに建っているこの本堂、鎌倉時代の建築で(洛中最古)国宝なんよ。
とくとご覧あれ。

それからさらに東へ、行ってみたいカフェがあるのだ。



DSC03959.jpg



↑これ

ってどれ?って思うよね。

これ↓


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なんともまあ、不思議な立地のヱントツ珈琲舎
残念ながらまだ開店にはちょっと早すぎた。中にはいるのは今後の課題としよう。




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入り口のドアのガラスに「まぼろし探偵社」とか、、、



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なんともそそる建物である。




DSC03964.jpg



上七軒の老松さんで上生菓子を買って、、、




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昭和の雰囲気漂う、かつて市電が通っていたという(さすがにその時代は知らない)北野商店街を通って家路についた。




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● COMMENT ●

しぇる様へ
北野天満宮への今年最後の参詣、ご苦労様でした。
私の実家の宗派大本山が天満宮とは今出川通を挟んだ北側にあり、
幼少の頃から、両親に連れられ参詣していました。
この近辺は馴染み深いところです。
北野商店街通りには、京都駅から北野天満宮まで、日本最初の
市電が通じたところで、私も何度も乗りました。
その当時は、今の西陣警察署の辺りまで、天満宮の境内で
、現在、今出川通りに面している鳥居もその境内の南側に位置していました。


narahimuro様

天神市もありますし、明月舎の月釜もありますし、ポルトガルのナタ(エッグタルト)の店もあるし、、で、天神さんへはほんとによく行きます。学生時代は梅花祭(それも夜になってから)ぐらいの時しかいかなかったので、ここに市電が走っていたことを知ったのは、かなり後になってからのことです。リアルタイムで乗っていた方には今までお目にかかったことありませんでしたが、ビックリです。ご幼少のみぎり乗っておられたのですね〜。市電にはたくさんの思い出があります。私の中ではあのころの京都が一番よかったな〜。単なるノスタルジーかもですが。


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