topimage

2017-10

あたたかい家庭茶会 - 2012.12.13 Thu

(本日は画像はすべてイメージ画像ですので (⌒-⌒*)v のほほ)

大きな会場での大寄せの茶会はポピュラーですし、機会は頻繁にあります。
小寄せの家庭茶事も経験はあります。

でも、ご自宅で大寄せ(中寄せくらい??^_^;)の茶会をされる方はめずらしいのではないでしょうか。

P10202152.jpg


今回ご縁があって、家庭茶会におさそいいただきました。

一席6〜7人で三席されるとか。
最後の三席目へ入らせていただきました。

お茶のために作られたわけではない家が、屏風などのあしらいで佳きお茶のための空間に。
(この屏風がまた「古美術」級ですばらしかった)
屏風の背後にかくされているのはお仏壇、、、ご先祖様、しばしお許しを。(^◇^;)
それから猫ちゃんのトイレもかくれていたの、私しっかり確認。(^-^)
(かわいい黒ちゃんがいるのです)

P1140431.jpg

建物の脇の本来通路のスペースが、蹲居のあるりっぱな露地になっているのは巧の技、、、と思ったら実はこれ、プロではなくご友人が作られた物なんですと!
すごいですw( ̄o ̄)w!!

動線はやや変則的にはなるものの、蹲居を使うとやはり文字通り「市中の山居」のイメージがふくらみます。


P10202272.jpg


ここだけはお茶仕様のお茶室は四畳半。
床には「無事」の一行物。
竹の花入に、赤い椿とナンキンハゼの白い実。

この席ではお茶つながりの友人と、職場のご友人が暖かい炉の周りにつどいました。
お菓子は山もとさんの薄紅色の椿。西王母、、、かしら?
お薄をいただくのにそれぞれ違ったお茶碗で。
これもまた楽しみ。

茶道をご存じない方も、常日頃から心のつながりがある方ばかりで、ほのぼのと実に暖かい家庭茶会でした。


P1140671.jpg

この茶会にうかがう途中、前席をおえられた方々と出会いました。
何人かはお茶つながりの知己、道すがらすれちがいながらかける挨拶がとても心地よい、なんだかうれしい。

お茶という共通言語をもっているだけで、実生活ではよく存じ上げない方でもひととき心を通わすことができる、、これもお茶の功徳だと思うのですが。(明恵上人の「茶の十徳」にははいってないけど)

逆に茶の湯は総合芸術といわれるだけあって、その裾野がとても広い。ゆえにアプローチの仕方も多岐にわたるので、いろんなタイプの人を巻き込めるといえるかもしれません。

ここで大切なのは「淡交」であること。

  君子の交わりは淡きこと水の如く、
   小人の交わりは甘きこと醴(れい)の如し
(荘子)

プライベートな生活にお互いまきこまれぬよう、干渉せぬよう、ほどよい距離の「茶友」でありたい。



P1040944.jpg

それにしても本日の席主さんの茶を通じた知己の多いこと。
そういうふうにお茶の人脈を広め、それを深めていくには、かなりの努力、エネルギーが不可欠だと思うのです。

日々の生活にかかわるすべてが禅宗でいうところの作務、修行だと思えば、そういう茶友を持つこともまた修行かな、と思うこのごろです。





関連記事

● COMMENT ●

家庭茶会

そうなのです。どちらのお宅もお茶用に作られているわけではありません。それであれこれ頭をひねって 楽しまないといけませんね。
私は中々頭が固くて困っています。

今回のお宅は露地は退職された学校の先生や やったことのないお茶室作りをされた某社長のコラボです。随分本をごらんになったようです。きっとプラモデルを作る少年のように楽しかったと思います。
暑い夏の日に花を植えておられたのが懐かしいです。
こうやって年中 お茶の花も手に入って 友がやってきて 茶を喫する。私の好きな喫茶去です。私も見習いたいです。

はじめまして♪茶道のブログを初めて拝見させていただきまして、今思うのでありますが、私も裏千家のお勉強をさせていただいておりましたが3か月ほど前に怪我をして正座が出来なくなりましてお茶のお勉強をお休みしていて、もうやめちゃおうかなとも思いましたが、やはり途中で投げ出してはいけないなって思い知らされました。ありがとうございます。

ひいらぎ様

>こうやって年中 お茶の花も手に入って 友がやってきて 茶を喫する

憧れます、そういうの。
利休さんの時代、月や雪や花が美しいからといって、またはよい道具が手に入ったからといって、遠方の知己が来たからといって、、、あちこちの家を歩いてお茶を喫する、そんな感じだったのでしょうか。忙しい現代では不可能でしょうか。

ぴんくモッチー様

正座ができないのはお茶ではかなりツライですよね。
でもおみ足が回復されたら是非お茶を続けて欲しいです。
だんだん深みにはまってください。
ほんとに底なしですが^_^;
お茶を真剣にされている方とはお話ししていてもつきることがないんです。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/12-be61ce50
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

茶事の準備と洛中レトロ建築ウォッチング «  | BLOG TOP |  » 弘道館〜忠臣蔵茶会

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (8)
茶の湯 (212)
茶事(亭主) (24)
茶事(客) (58)
茶会(亭主) (2)
京のグルメ&カフェ (52)
町家ウォッチング (7)
弘道館 (6)
岡崎暮らし (49)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (32)
京都めぐり2017 (26)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (8)
美術館・博物館 (52)
奈良散歩 (19)
大阪散歩 (1)
着物 (6)
京の祭礼・伝統行事 (38)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (2)
京都和菓子の会 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
パリ紀行2014 (7)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
古筆 (1)
京都でお遊び (5)
ギャラリー (3)
暮らし (4)
中国茶 (23)
京都の歴史・文化について勉強 (1)
過去ブログ終了について (0)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR